東北新幹線が茨城県を通っている?

 確かに通っている。通っていると云うか、通過している。地図で確認すると、茨城県の最西部の古河市を僅かにかすめている。でも、駅はない。茨城県内を新幹線が通ってはいるけれど、茨城県内には駅はなく、茨城県民は新幹線の恩恵に与ることは出来ない。古河市内に新幹線の新駅を誘致する話も無かったわけではないようだが、結局実現していない。小山駅に近すぎで、運動したとしても実現することは無かっただろう。新幹線の駅が無くてもいいじゃぁないか、茨城県には立派な国際空港があるのだから。

 新幹線の駅が無いどころか新幹線が通っていない県は全国にたくさんあるのだが、鉄道の駅が無いと云う市もある。勿論、地方の過疎地と云われる市がほとんどなのだが驚くなかれ、首都圏にも鉄道の駅が無い市があるのだ。それは神奈川県綾瀬市。郷秋の生活圏からほど近い綾瀬市には何と鉄道の駅が無い。そもそも鉄道が通っていないのだ。

 茨城県の新幹線と似た話しであるが、綾瀬市の南部を東海道新幹線が通ってはいるけれどそれは新横浜駅と小田原駅の間の事であり、駅が無いから勿論利用することは出来ない。市域のすぐ南側(海老名市)に相模鉄道が、東側(大和市)に小田急江ノ島線が通っているので、これらの線の駅の利用は可能である。特に相鉄線のかしわ台駅は海老名市側にほんの200m歩いた所にある。

 これも茨城県に似ているのだが、鉄道も鉄道の駅も無い綾瀬市には立派な飛行場がある。騒音公害で有名な(1945年8月30日、コーンパイプをくわえたダグラス・マッカーサーが降りたったことでも)、米軍と海上自衛隊が共同利用している厚木飛行場(基地)である。名称に「厚木」とは付いているが厚木市とは関係なく、そのほとんどは綾瀬市(一部大和市)である。実は仕事で何度か郵便を出したことがあるのだが、記憶に間違いなければ、その住所は「綾瀬市無番地」である。

 眠くなってしまったので中途半端な尻切れトンボ、何のオチも無い今日の記事に花を添えらえるかどうかは判らないが、記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、郡山布引高原の霧の中のひまわり。本来は風力発電用の大きな風車が幾機も見えるはずなのだが、霧のためにまったくその姿を確認することが出来ない。


 「恩田の森Now」
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
23日に撮影した写真を4点掲載いたしました。暑い中にも少しずつ秋の気配が感じられるようになって来たお盆過ぎの森の様子をどうぞご覧ください。

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