今年のF1は、開幕するや否やの2連戦である。どのチームもマシンのアップデートのひまはない、つまり、アルバート・パーク・サーキットでアドバンテージのあったチームがセパンでもやはり速いと云う事になる訳であるが、案の定、フリー走行2回目はマクラーレン、メルセデス、マクラーレン、メルセデスと来たものだ。
まさかの失速はルノーのライッコネンだが、明日の予選では上位に食い込むことだろうし、日曜の決勝レースでは、一週間前のアルバート・パーク同様必ずやポイント圏内、それも前半分でのフィニッシュは間違いない。
もう一人の失速はフェラーリ・マッサだが、残念ながらと云うべきか、こちらはライッコネンのように「終わりよければ」とはならないだろうと云うのが郷秋<Gauche>の見立てである。
しかしだ、初戦が終わったばかりとは云え、ザウバーがマクラーレン、レッドブルに次ぐ3位と云うのは俄かに信じがたいものがある。長いシーズンの中で少しずつ後退していくのは止むを得ないものとしても、今だけのことだとしてもだ、ザウバーがフェラーリの上に位置していると云うのは、たいしたものであるぞ。
例によって記事本文と何の関係もない今日の一枚は、満開の時を迎えたなるせの森の谷戸奥(尾根道下)の一本梅。