光る、枯れススキ

 「おれは河原の枯れすすき 同じお前も枯れすすき どうせ二人はこの世では 花の咲かない枯れすすき……」(船頭小唄)と唄われ大正末期には大ヒット、同名の映画まで作られたと云う「枯れススキ」である。

 一世紀も前の歌ですが、調べてみてみると野口雨情作詞、中山晋平作曲とのこと。それを知ると途端に格調高い名曲のように思えてくるから不思議です。もっとも郷秋<Gauche>が聴いて知っているのは1957年の映画「雨情物語」の主題歌として森繁久彌が歌ったものの方ですね、多分。ちなみに1974年に大ヒット、150万枚を売り上げ1975年オリコン年間ヒットチャート1位を記録した「昭和枯れすゝき」(さくらと一郎)とはまったくの別物です。

 いや、こんなことを書きたかった訳じゃないのです。美しい「尾花」の時期を過ぎてもこうして近寄って撮ってみると「枯れススキも美しいじゃないか」と思って皆さんにもご覧いただきたかったのです。って、この写真を見た途端にくしゃみが出たのは郷秋<Gauche>だけではないですね、きっと。でもね、ススキの花粉が飛ぶのは8月から10月にかけてのことで今の時期に花粉は飛んでいないのです。それでもこの姿を見ると、やっぱりくしゃみが出ますよね。

🌟昭和枯れすゝき:さくらと一郎

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#イネ科ススキ属 #芒 #薄 #昭和枯れすゝき #船頭小唄 #森繁久彌 #野口雨情作詞 #中山晋平作曲

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