skillとsensitivity

 skillは技能、sensitivityは感受性。技能は習得した技術のことであり、あくまでも後天的なもの。対する感受性の多くは先天的なもの。後天的なものは本人の努力次第でどれほどでも獲得が可能だが、感受性は先に書いた通り先天的な要素が大きいから本人の努力によって大きく伸びるものではない。でも、まったく伸びないと云うものでもなく、本人の努力によって、持って生まれたものを研ぎ澄ますことはできる(はずだ)。

 物事の表現においてはskillとsensitivityとを併せ持っていれば申し分なのだが、どちらがより重要かと云えば、それは間違いなくsensitivityである。skill をsensitivityでカバーすることはできるが、sensitivityをskillでカバーすることはできない。一見カバーできたように見えてもそれは優れた感受性を持つ人の目や耳を誤魔化すことはできない。それは安物のメッキでしかないのだ。

 唯一の救いは、持って生まれた感受性にもそれなりに磨きをかけることができることだ。持っていないことを嘆いても仕方がない。せめて持っているものにできる限りの磨きをかけたいものである。

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、既に咲き始めている菜の花。横浜は暖かいのだ。

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#skill #技能 #sensitivity #感受性 #スキル #感受性 #感性

コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 光る、枯れススキ 初冬の森と空 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。