FINEPIX X100

 FUJIFILM(富士フィルム)が発表したFINEPIX X100、いいですね。まずはクラシカルな見た目にそそられますが、肝は光学式のビューファインダーの搭載。しかもそのファインダーがハイブリッド、つまり光学式のファインダーを通して見る被写体の実像に絞り、シャッタースピード、合焦距離の他、ヒストグラムなどを重ねて表示するという優れもので、切り替えにより電子式ビューファインダーの画像も投影できるようである。

 大きさは、OLYMPUS(オリンパス)のEP-2と比べてみると6mm幅広く4.4mm背が高い。Leica(ライカ)のX1と比較すると2.5mm幅広く14.4mm背が高い。EP-2やX1と事実上ほとんど同じ大きさと云うことができるが、手に持った感じとしてほんのわずか大きいということになるだろうか。重さのデータが開示されていないようだが恐らくは金属ホディで、かなり高価と思われる価格にふさわしい重みを有することになるのではないだろうか。

注1:光学式ビューファインダーを持つX100の背が高くなるのは止むを得ないところだろう。ただし、その方がクラシカルなスタイルとなり好ましいと思う人は多いかも知れない。

 賛否両論あるだろうと思うのは、レンズが固定式だということ。レンジファインダーを持つデジタルカメラはライカのM8とM9そしてEPSON(エプソン)のR-D1xGしか存在しない希少種なのだが、これらのモデルはいずれもレンズの交換が可能であるが、X100はレンズの交換ができず、光学式ビューファインダーを持つが、距離計連動ではないようである。がまたまた新しいカテゴリのカメラの登場だが、早く現物を見てみたいものであるなぁ。

注2:初出時に、X100がレンジファインダー方式のカメラであるように書いたが、一夜明けで落ち着いてその写真を見ると、ファインダー用の窓が一つしかない。これでは距離は測れない。早とちりを恥じつつ、お詫びと共に訂正いたします。失礼いたしました。


 一昨日には恩田Nowでご紹介した白山谷戸の稲刈りを南側から見たものです。どうです、これが横浜市青葉区だと信じられますか(^^)
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