写真の勉強会

 今日はdigitableが主催する写真の勉強会参加のために江東区まで出かけて来た。最寄駅は清澄白河。駅名(地名?)の由来は判らないが福島県白河市生まれの郷秋<Gauche>としては名前を見ただけで親近感を感じるのだが、勉強会会場近辺の商店街が何故か「のらくろ通り」。

 「のらくろ」とは故田河水泡氏の漫画のタイトルでありまた、その主人公である野良犬の事なのだが、なぜ「のらくろ」と聞いてますます親近感を感じるのかと云えば、郷秋<Gauche>が若かりし頃に、当時まだ存命であった田河水泡氏の家のすぐ近くに住んでいたからである。

 いや、江東区清澄に住んでいた訳ではない。1975年当時、田河水泡氏は東京都町田市玉川学園七丁目にお住まいであった。大学二年生であった郷秋<Gauche>はその田河水泡宅の前を左に曲がり300m程先の安普請の四畳半に住んでいたのである。朝な夕な「のらくの」の絵のかかれた表札の前を3年間行き来しつつ大学に通ったのであった。

 話が横道に逸れたが、今日は勉強会は写真に対する基本的な取り組み姿勢や考え方あるいは構図と云った初歩的なテクニックの講座ではなく、その名前から連想される通り写真のデジタル処理技術に特化して勉強する会であった。フィルムの時代に作品がそのまま印刷されても良いようにいかに高品位の写真を撮るかに腐心した郷秋<Gauche>としては、いささかの違和感を持ちつつも、確かにデジタル時代には必要なテクニックであることを再認識する機会になった今日の勉強会であった。


 そんな今日の一枚は、写真の勉強会の後に大急ぎで地元青葉台に戻り、久し振りに帰って来た長男夫婦と食事を共にした青葉台の名店「喜助」の看板とウインドウ。

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