Nikon(ニコン)が医薬品・化粧品分野に進出を計画しているようだ。5月18日(昨日)行われた取締役会において、事業内容に「医薬品、医薬部外品並びに化粧品の製造及び販売」を追加する定款の一部変更について、6月28日開催予定の第148期定時株主総会に付議することを決議したことが公表された。
写真・カメラ業界では既に富士フイルムが医薬品・化粧品分野に進出しているが、フジはフィルムを作っていた化学工業会社である訳で、そんな出自を考えれば医薬品・化粧品分野もまんざら見当違いではない訳だが、ニコンがなぁ・・・、と郷秋<Gauche>は首をひねってしまうぞ。
ニコンはご存知の通りカメラを中心とした光学機器とその技術を応用した半導体製造(露光)機械が中心の会社であり、医薬品・化粧品の基礎となるか化学分野についての技術はほとんど持ち合わせていないように思えるのは、郷秋<Gauche>が知らないだけなのだろうか。あるいは成長分野であると読んで、これから薬品・化粧品企業を買収して新規事業をスタートさせるのだろうか。
ニコンが化粧品を出すとなると、ブランドはどうなるんだろう。まさか「ニコン・スキンケアシリーズ」じゃないだだろう。富士フイルムは「ベルビア」とか「アスティア」と云った化粧品にもそのまま使えそうなブランドを持っているけれど、ニコンにはない。まさか「F3スキンケアシリーズ」じゃないだろうな。いずれにせよ、ニコンブランドの化粧品が店頭に並ぶのだとすれば、郷秋<Gauche>も化粧品をニコンに替えなければいかんかなぁ(^^)。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、恩田の森の雑木林から見上げた初夏の太陽。