リコーがペンタックスを買収!

 リコーがHOYAのペンタックスのイメージング・システム事業を買収することが発表された(本年101日までに手続きを終了させるとしている)。ペンタックスは2008331日付でHOYAに合併吸収されたばかりだから、わずか3年半で再度身売りすることになったわけだ。

 

 身売りと云うと言葉は悪いが、次々買い手が現れると云う事はそれだけペンタックスの技術力が評価されていると云う事でもある。HOYAに吸収されて頓挫するかに見えた645Dだが、開発は着々と進められて「手軽な価格」の中デジタルカメラとして登場したし、びっくりの身売り話登場の僅か一週間前には新しいQマウントのカメラを発表したばかり。

 

 GXRを発表する前にはリコーがペンタックスKマウントを使ったDSLRを登場させるのではないかとの噂が飛びかったが、リコーのペンタックス買収でこれから先、リコーのSLRが再登場する可能性はなくなった。リコーとしては、リコーとペンタックス、二つのブランドを使い分け、つまり上手に住み分けて効率良い経営を目指せば良いわけだからね。果たしてリコーが二つのブランドをどう使い分け、これからどんな製品を展開していくのか、楽しみだなぁ。

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