熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

37回目のレッスン(通算54回目)

2007年01月13日 | チェロレッスン

今年初レッスン。
去年の前回のレッスン以前に発表会の参加受付は締め切られていました。
1月も半ば、当然、曲をいただけると思ったのですが…

結局、チェロアンサンブルは同じレベルの超初心者の5人になったそう。
で、曲も決まっているはずなのに、メインの曲が決まってませんでした。泣
(あと2ヶ月しかありませんけど。)
決まっている楽譜だけいただいた。ウォーミングアップ用ということで簡単な短い曲。
初めてアンサンブルの楽譜を見ましたが、1から5のうち1が主役で2~5が伴奏なのですね。
1だけ飛びぬけて難しいじゃないですか。ワタシは易しい2をチョイス。
ほっほー!ドードドーシラーとかドードドーって弾いてればいいのだ!
気が楽になりました。何しろノミの心臓なので超簡単でも油断できませんけど。

どうも1の人選に難航している様子。それでもう1曲も決められないのかも。
1は先生に弾いていただきたいけど、先生の参加はダメなのだそうだ。
今のところ無伴奏ならぬ、伴奏のみのアンサンブルみたいだわ。

○Sonata Cdur  Breval   Allegro
レッスン登場はなんと1ヶ月ぶり。練習した割には成果が出ず。
課題だった早く弾く練習というのも無駄だったのか。。。

弾きやすい速さで全部弾いた結果、先生の忌み嫌う「スカスカした音で取りあえず弾いた」的になってしまった。
いつもよく響く部屋で練習するので、余り鳴ってなくても気にならなくなっていたのかもしれない。
約半分の63までテンポを下げて、もう一度弾かされ、逐一チェック。
あまりのスローさで、弓がすぐ足りなくなるのでかえって難しい。

ほとんど小節ごとに何かあるので、全部書ききれないですが…

和音でアタックの音をさせない。
A線の音が汚い。弓の毛の量と弦に対する角度。
スタッカートをもっとはっきり。


3連符を1音1音はっきり鳴らす。(1行目)
1弦飛ばし、もっと鳴らすために分解して練習。(2行目)


小節の切れ目の音、終わりの音を捨てている。
クレッシェンドの時、弓の巾をもっと多く使って音を大きくしていく。



1pos.の下方拡張でソ♯→ミ弾いたら、激しいダメ出し。未だに疑問。
2pos.(上位?)移動でソ♯→上方拡張でミと言われたけど変な気がする。
今度きいてみることに。
ここで時間切れになってしまった。最後の方にも問題山積なのに。

今回、悪い所の原因をいくつか指摘して頂いて有難かった。
左指の離し方だったりとか、右手が暴走しているとか、左も、右も同時に原因があることもあり、目からウロコ。
なぜ、そうなるのか、どこに原因があるのか素早く正しく指摘するのが、指導者の役目なのですが、かなり至難の業?

ガッテン!なこと、もっともっと言ってください。
悪い所が解っていても、自分で考えて解決できる時ばかりではありません。
原因と対策がわかれば、体の負担を軽減できることもあるでしょう。
早期治療祈願のワタシです。

それから、レッスン内容に段階的とか連続性とかも考慮してもらえたらなどと、自分の進歩が感じられないと、つい先生への要求が増えますね。

ノイズのないクリアサウンドをめざしてゆっくり練習してきます。
アレグロなのに早く弾く練習は?って言わないでくださいね。


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11 コメント

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Breval (yoshi)
2007-01-13 19:33:56
うわ、だいぶ指摘が細かくなってきましたね…

ソ♯→ミのところですが、僕はソ♯を小指一本でひらりと押さえていてダメ出しをくらいました。
いま弾いてみましたが、2posの234で押さえるかなあ(1は浮いてる)。
お疲れ様でした! (にゃんこ)
2007-01-13 22:26:03
フルフルハウスさん、こんばんは。
レッスン、お疲れ様でした!

すごく細かく見ていただいていて、羨ましいです~。
とても勉強になりました。ありがとうございました。

ゆっくりさらうのは得意なのですが(笑)
やはり 長い音で直ぐに弓が足りなくなってしまうのと
逆に 短い音の時に弓を使いすぎてしまうのが悩みです。

ソ♯→ミ の箇所、私も1pos.の下方拡張で弾いています。
まだ、レッスンがそこまで行っていないので
ダメ出しされるかわかりません…

今後のレッスン日記を楽しみにしております。
発表会も、頑張って下さいね!

では、また。
参考になるコメント感謝です! (フルフルハウス)
2007-01-13 23:09:58
yoshiさん

>ソ♯→ミのところですが、僕はソ♯を小指一本でひらりと押さえていてダメ出しをくら
>いました。

そうなんです。
ワタシは拡張の手の形をしたつもりなのですが、小指で取りに行っているように見えたのでしょうね。
移動か拡張か、どちらか弾きやすい方を選びたいと思います。

にゃんこさん
>すごく細かく見ていただいていて、羨ましいです~。

いえいえ~!
にゃんこさんは10分のレッスンで、かの濃縮ぶり。
ワタシは1時間近くかかったのろ~い牛歩レッスン。
同じことを出来るまで延々弾かされるので時間のかかること!
先生暦とワタシのチェロ暦ほぼ同じです。
ご想像くださいませ~。(ダイジョウブかこの師弟)

>とても勉強になりました。ありがとうございました。

そ、それはワタシのセリフですう。。モジモジ

記録ももう少しちゃんと書けるようにしなくては。
お恥ずかしいことで…
レッスンで練習 (goshu)
2007-01-14 09:18:59
随分細かいアドバイス、指摘をされ、かつその場でやれるまでしつこく指導を受けている、と言うことでしょうか。良いですねぇ。先生の中には弾けるようになったらいらっしゃいと言う人もいますが、まだ半人前のうちはレッスン室が練習室で、つきっきりでできるまで教えるというのはありがたいことです。
でも、あんまり一生懸命だと、要求が多すぎて手に余ると言うこともありますね(^_^)
もっと簡単なドッツァウアーのやさしいのをやる方が効率的な場合もあると思いますが・・・。
つまりこういう曲は、基礎練習の応用版としてやるわけですから、どういう基礎練習が必要かをチェックするためにやるのだと思います。一種の総合テストですね。あぁ、この部分はあの練習曲をやればいいな、と分かればその基礎をやり直す。全滅するようなら、まだこの応用曲は無理だと言うことで、もっと基礎に戻ってやり直し(^_^)こういう曲をごまかして通過してもそれはやる意味のないことです。
試しに、もっと前にやった練習曲をさらってみたらどうでしょう。それが簡単に思えるでしょうし、それをさらうことでこの曲もあぁそうか、と突破できるのではないでしょうか。

それから、曲をやる場合は、まず歌ってみてどんな曲か、どんなところがかわいいか、かっこいいか、どう弾いたらこの曲らしいかを理解する事が先だと思います。そうでないと訳の分からないものを無意味に指を動かさなくてはいけないので、それは脳にとって良くないと(^_^)思います。脳がやる気を起こさないと思います

 ま、人のことだとよく分かると言うことで、そんなこと言ってられるのかぁ、と反省(^^;)
goshuさん、その通りなのです (フルフルハウス)
2007-01-15 12:49:18
まさにおっしゃる通りです。
これを教えたい!と意欲満々なのですが、生徒がついて来れるかどうかの見極めが???ですね。
がんばって毎日練習しても、ある程度まで行くと巨大な壁。
それを弾きこなすにはまだまだ力が足りないない証拠です。

もう一つのleeのテキストもポジション移動連発で、苦戦もいいところ。
先生もこりゃマズイと気づいたのか、一段落したらもっと易しいのをしましょうと言われました。

発表会用の曲で、しっかり初歩の初歩をおさらいできそうでうれしいです。

>つまりこういう曲は、
>基礎練習の応用版としてやるわけですから、
>どういう基礎練習が必要かを
>チェックするためにやるのだと思います。

先生も同じ様なことを言われました。
これが弾けるようになってから、ユーモレスクとかの名曲に行きましょうという話しでしたが…
特に目標とか弾きたい名曲はないので無理のないようお願いしたいです。←無気力という訳ではないデス。

最近、全然知らない曲も自分で勝手にイメージを考えて楽しめるようになりました。
ブレヴァルは「チェロを学ぶ明るい青少年」のためのソナタ。
この曲でしっかり勉強しろよ!とチェロを担いだ二ノ宮金次郎が起立、礼、着席。
その後、小学校の階段をタタタとかる~く駆け上がったり、1段飛ばしだったり校内を案内してくれるのです。。。~てな具合に無茶苦茶な想像して結構面白がって弾いています。
ワタシの場合、脳が拒絶反応するのは機械的なエクササイズのページなんです。
見ただけで寝てしまいます。

ドッツァウアーがお奨めのようですね。
やさしいのがあるのでしたら一度楽譜店で探してみます。
ためになるアドバイスありがとうございます!
完全に出遅れました! (ふじりんご)
2007-01-15 21:39:59
どうしてフルフルハウスさん更新なさらないのかしらと思っていたのです。
腕や肩の具合がお悪いのかしら、と。
お気に入りにいれたフルフルハウスさんのURLは12月30日の記事で時間が止まっておりました!
わたしが間違って12月30日のページをtopとして登録していたようです。なんと言うこと!

改めまして、そして遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もレッスンをしっかりと参考にさせていただききますので・・・!
ブレヴァール、わたしも1pos.の下方拡張で弾いていました。
フルフルハウスさんのレッスン通り、ソ♯を2pos.で取ると、始めはなじみが薄かったのですが、何度も繰り返して弾いているうちに、確かに1pos.の4の指(小指)で取るよりもあとの音程が決まりやすいかも、と思いました。

でも、アンサンブルの時などにボーイングを合わせるのは分かりますが、ポジションの取り方って絶対と言うわけではないのでは?
・・・と思うのは、独習しているものの遠吠えでしょうか?

それから純正律の玉木さん、主催するサロンコンサートに10年間で3回出演していただきました。
純正律のお話もとってもわかりやすいのですが、なによりも玉木さんご自身のヴァイオリンの音色がとってもきれいな澄んだ音なので、聴いているだけで癒されます。
ドッツァウアー (goshu)
2007-01-15 22:59:54
ドッツァウアーの113の練習曲というのが、Petersから全4巻で出ていて、普通はその1巻2巻位をやります。全部やる人はあんまりいないみたい。これらは、機械的なエクササイズではなく、十分音楽的で、チェロの魅力を発揮しますので、練習していて楽しくなります。多くの人がそう言っています。おすすめです。
ふじりんごさん、こんにちは! (フルフルハウス)
2007-01-16 17:35:27
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

>今年もレッスンをしっかりと参考にさせていただききますので???!

ブレヴァルは、落ちこぼれていますので参考になさらないほうが…
にゃんこさんとか、他の真っ当なレッスン記録が超お奨めです!
YOU TUBEのなかでbrevalで検索すると、3人のシロウトさんの演奏も聞けますよ。
3人3様でおもしろかったです。
全員、ヴィブラートをかけていて音もシッカリしていました。
例の箇所は1pos.の下方拡張で弾いているようでした。

>それから純正律の玉木さん、主催するサロンコンサートに10年間で3回出演していただきました。

わ~っ!ふじりんごさんが主催するサロンコンサートなんですね。ステキ!!!
純正律のお話と演奏、是非こちらでも聴けたらいいのに。。。

ところでふじりんごさん、ホメオストレッチのこと書かれていましたね。
ホメオパシーは聞いたことありますが、まだ何も知りません。
大阪の体験講座おもしろそうと思いましたが、予定があって行けません。残念

ホメオストレッチでググッてもあまり出てきませんが、
ホメオパシーではいろんな団体があり過ぎてびっくりです。
goshuさん、ご丁寧に (フルフルハウス)
2007-01-16 17:40:24
どうもです。
1巻を買いに行ってきます!
先輩諸氏ご推薦の本、楽しみです
ふじりんごさん、追伸デス (フルフルハウス)
2007-01-17 22:51:51
「ホメオ」がついたら、何でも関係あるように錯覚してしまいました。

ブログを拝見し、サロンコンサートを10年間で100回も主催されておられたとは、大変恐れ入りました。
まさにプロフェッショナルですね!
実力派のプロの演奏と極上のお茶とケーキ付で2000円なんて、夢のようです。

こちらでは、極上でないお茶とお菓子付きで3000円以上が多いです。。。

今年サロンコンサートを再開されるとか。
ブログにアップされるのを楽しみにしています。
ふじりんごさんの所にコメントすればよかったですね。ごめんなさい。

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