熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

フレッシュコンサート

2012年04月10日 | コンサート
日本音楽コンクール受賞者によるコンサート。
20歳前後の若い方ばかり。
チェロはなんと高校3年!
以前、N響トップ奏者との共演コンサートで感動した彼のチェロがお目当てでした。
余裕を感じさせるステージで、高校生とはとても思えません。
フラジオがちょっと残念な個所もあったけど、チェロの魅力、技や可能性を存分に発揮した凛々しい演奏でした。
客観的にみると他の楽器や歌に比べたらチェロは地味な世界かもしれませんが、彼の演奏後大きな拍手が起こったのでチェロ好き以外にも伝わったのでしょう。

ヴァイオリンの方も以前同じく聴いたことがあるのですが、今回の方が惹かれました。
育ち盛りかもしれませんね。

楽器や歌のバラエティに富むコンサートも楽しいですね。
充実の2時間半。
ソロ以外でもピアノは伴奏があるので同じピアノでも弾く人によって音が変わるのが面白かったです。

(チェロも同じ楽器を弾き回したらどうなるのかしらん。←前から興味ある)

たっぷり楽しませていただき千円!
当日券を求めている人も目立ったのですが販売なし。
まったく空席がないわけじゃなかったし、立ち見でも入れてあげたらいいのに。
融通がきかないホールでお気の毒でした。

<プログラム>


日橋辰朗(ホルン)
ラインベルガー:ホルン・ソナタ 変ホ長調 作品178

富岡明子(声楽)
モーツァルト:「皇帝ティトの慈悲」より “私は行くが、君は平和に”
ビゼー:「カルメン」より “ハバネラ”
ロッシーニ:「シンデレラ」より “私は苦しみと涙の中に生まれ”

岡本侑也(チェロ)
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ 第6番 イ長調 G.4 より Iアダージョ IIアレグロモデラート
黛敏郎:BUNRAKU(文楽)
パガニーニ:ロッシーニの主題による変奏曲

浜野与志男(ピアノ)
メトネル:ピアノ・ソナタ 第10番 イ短調 作品38-1 「回想ソナタ」
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2 「鐘」
ラフマニノフ:前奏曲 変ニ長調 作品32-13

藤江扶紀(バイオリン)
イザイ:無伴奏バイオリン・ソナタ 作品27 第2番 イ短調
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28

@堺市のホール

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2 コメント

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Unknown (kiyoria)
2012-04-11 08:26:22
行かれたのですね(^^)
ヴァイオリンのお嬢さん、私と主人の母校出身、地元の由緒正しい神社のお嬢さんで、実はわれわれの結婚式もそこで挙げ・・・というわけで応援しておりました。
知的な方ですので、今後の方向性を注目しています。
5月20日には梅田でリサイタルもあるのですよ~(^^)これは行ってきます。
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きよさん、毎度どうも! (フルフルハウス)
2012-04-11 17:44:02
きよさん御夫妻と同窓ということは名門ご出身の才媛!
清楚な美人系だし。。恵まれてますねぇ。
前のコンサートよりもずっと魅力的な演奏で正直驚きました。
ただ(前は遠くて見えませんでしたが)終始泣きそうなお顔だったのが気になりました。
チェロ君のスマイルはよかったですよ。
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