熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

安否

2013年01月13日 | 日常
大学時代の恩師が、3年前に奥様を亡くされました。
まったく何十年疎遠なままで賀状のやり取りだけでしたが、
若い頃、理想の夫婦像をみせて頂いたような良い思い出があるので、
翌年寒中お見舞いのカードを送りました。
思いがけす、立派なお手紙をいただき恐縮してしまいました。
悲しみに打ちひしがれておられる様子が痛々しかったです。

お返事も書けないまま、今度は暑中お見舞いハガキを。
ご高齢なので、返信も負担、ありがた迷惑ではないかしらと気を使います。
元気です、と簡単なハガキをいただきました。

その年が明け、先生からの年賀状は届きませんでした。
毎年毎年、結構ドラマチックでほのぼのとした近況が書かれた年賀状は楽しみでした。
それが途絶える時が来るとは。。。
どんなご様子なのか、お一人暮らしなので、たずねることもできません。
(と勝手に入院されていると思い込み。。。)

先生のお名前を検索してみたりしました。
そしたら素晴らしい篤志家の一面も知って敬服です。

きっとまたお元気になられているに違いないと今年も年賀状を出してみました。
やっぱり梨の礫。
安否がわからないままご無事を祈るばかり。

そしたら何と、昨日、先生からの年賀状が!!!
12月から娘さんの嫁ぎ先であるアメリカへ行かれていて、グランドキャニオンなど2泊ずつ観光旅行もして、遅くなったとのこと。
90才でよく歩けると感心されたけど、足が弱っているのを感じました、と書いてあり笑ってしまいました。
今まで感じなかったみたいじゃないですか。
そういえば先生はスポーツマンでした。
剣道とスキーがお得意。
きっとずっと続けていらしたんでしょうね。
鍛えている方は違います。

ともあれ、すごく明るいニュースでホッとしました。
(去年はなぜ届かなかったか不明です。)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿