熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

新レッスン23回

2012年08月18日 | チェロレッスン

湿度の高い日。
同じように弾いても、いつもより鳴りません。
先生の弓で弾かせてもらった方がよく鳴ります。
何倍ものお値段です。

D線を切ってしまったことは誰もが驚かれますね。
応急に古いラーセンに替えたままですが、前より落ち着いて悪くはないそうです。
私も同感です。古いせいもあって音が少し小さいけど。
切れるべくして切れたのでは?と先生。
これからエヴァはやめます。

前回、旋律的エチュード、ポジションの移動練習というサポジ教本のページをしましたが、その練習成果ありでバンザイ。
練習メニューで、左手の何種類かの目的別エチュードを細々継続しつつ、耳をシビアにして音階と旋律的に弾くエチュードを追加。

やっと悪い癖が出なくなって左手の形が身についてきたようです。
今まで、身についたと思っても形が崩れるのも早かった。
崩れる原因もわかってきました。
(曲の難所でナリフリかまわず弾くのが原因と推察)

客観的に見たらまだまだ、チェロ弾くの大変なんです的な弾き方ですが、以前は相当ヒヒドかったのです。

左手と右手のバランスが上手くいけば、新たな世界が広がる希望が出てきました。

エチュードでヴィブラートのお許しが出て、自然なヴィブラートが出来るはずなので、しっかりかけるようにと。

シフトが焦り気味にならないように。
そうなりそうな時は右手のスピードでコントロール。

質疑応答。
一弓でたくさん弾く時のコツ。
シフトで遅くなるので、リズムを加減したり、ボウイングを粘るのは試したけど、やっぱり音がボヤけてくるので質問。
一音ずつ切って練習すれば良いと意外なお返事。
なめらかに弾くのだからと考えがそっちへは至りませんでした。
試してみればダメな音がどこか明確になり注意して弾くようになるんですね、これが!

それから音程を確かにするためのフィンガリングの注意点。
同じ音を指替えする時、それが道標になる。

あらゆるトラブルシューティングで的確な提案が出来る先生に大感謝と尊敬です。
ご自身、問題解決を分析して常に記録を取ってこられたからでしょう。
私も質問の答えを忘れないように書いておきます。

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