熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

17回目のレッスン(通算34回目)

2006年03月04日 | チェロレッスン


まず、先生に毛替えしたmy弓で弾いていただいた。
ワタシが教室のチェロを弾いても同様に異常ナシ。
G線が鳴らないのは「ぎいのすけ」が悪い。

楽器についてご意見を少し聞いたところ、高いのを買わなくても30万くらいで充分では、という感触。
身分不相応、ということでしょうか。
好きな音のする30万が見つかれば文句ありません。。。

●ラルゴ(オンブラマイフ)ヘンデル
以前、これも宿題候補で練習しかけたけれど指使いがわからず、最初に質問を。
(拡張ばかりでレッスンを終わらたくないという強い意志による!)

「これ、かな~り難しいですよ~!」(でもこの前先生が・・・)
Y教室のレパートリー集1ですが、先生用のメロディ部分。
先生用なので指番号が書いていない。
ああでもない、こうでもない、どっちが弾きやすいですか?とか言われながら決めていくのにかなり時間がかかった。でも楽しかった。

そのうちワタシもエラソーにここは開放弦を使わずに、せっかく拡張を習っているので、その技を使いますなんて。
ポジション移動が多くて長いので最初はこの小節までにしましょうね。とかどちらが先生かわかりません。

ちょっと質問したつもりが、弾いて下さいと言われ、ヨロヨロになって3回くらい弾いた。結局懇切丁寧なご指導で長時間経過。

「だいたい感じがつかめていますね。」
「(え、ホント?)なんとかなりそうですか?」
「はぃ・・・・」声が小さい!(ここでちゃんと励ましてくれなくちゃ!)

先生の弾くラルゴにウットリしてしまった。これもレッスンの大きな楽しみ!!!
何ヶ月かかっても辛抱します。

●デュエット1の続きのメヌエット
久しぶりにデュエットにもどる。やはり質問あり。

練習して既に飽きたメヌエット。でも見ていただくのは初めて。
いい曲でしょ、と言われたのですが、いかにも教本的に強化したいアイテムを落とし穴のごとく無理やり散りばめるのが見え透いてきて、どうも…

それが祟ってか、先生と弾いてもテンポも音程もあわず。
音が暗い!拡張の時に3本の指は水平!人差し指の押さえる角度が悪い!
付点のリズムが悪い!などダメ出し10連発くらい。
(ちょっと~何かひとつくらい取り柄ありませんでした?)

「どんな曲でも目的を持って弾けば嫌じゃない。」
林先生のお言葉を思い出すこと。

特に「音程が悪い、平均律もあやうい!」ときびしく言われて大大大ショック。
チューニングはキーボードに合わせて耳を鍛えるようにしていたのに。
但し、(おんぼろ)チューナーで答え合わせをすると日によってかなり正解率が違う。

Cloverさんがお使いの上等のチューナーを買って、弾きながらチェックしなくてはダメみたい。

メヌエット当然次回も。

「拡張」(例の♭と♯の単調な練習)今度しますからね、と念をおされた。