熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

2回目のレッスン(通算19回目)

2005年07月22日 | チェロレッスン

夏本番!暑いですね!

両小指テーピングして参上。連休中がんばってしまったので、なかなか治りません。
でも全然ひどくもならないので、少しずつ慣らしていくしかない。
小指に負担の少ない左手肘、手首の位置とか指の形を自ら実演してお見せしたけど、お若い男性はあまり実感がないようだった。
実演したものの、現実にはなかなか出来ないということをお伝えしたわけ。
(へんな生徒)

右手は小指が短いためか、小指の定位置を守ったり、バランスをとろうとすると結構力が入る。
力を抜くと今度は親指、人差し指に力が入り特に親指が痛くなる。
親指は小指と反比例で昔痛かったのがウソのようだ。

一つ気がついたのはウチの「ぎいのすけ」の弦は固い。
指の圧力がないと音が出にくいのだ。
教室のほんとのチェロでは小指の力を抜いてもちゃんと音が出た。
サイレントの弦は変えた方がいいのかもしれない。
こんど先生にきいてみよう。

それより爪が長いと言われた。ワタシの場合、指先までスッと爪がある。
奥まったところに爪のある方は有利だろうな。
もっと指先で立てて押さえる方がよいらしい。

2ミリもなかったけど白いところがないようにと、その場で爪切りを渡された。
3代目先生は用意周到!
爪の上に肉が盛り上がっているチェリストもいるくらいだから、爪は短い方が押さえやすいそうだ。
お肉が邪魔して爪が生えにくいかも。

思い出した。カエルのような指になるということはそういうことだったのか。
先生は小柄でシュッとした女性のような手。まだ変形していなかった。

今回のテーマは音程かな。他にもいろいろあり過ぎて困るけど。
ハ長調音階2オクターブから簡単な練習曲まで、一音、一音、寸分狂わず弾けるかどうか細かくチェックいただく。耳が大切。
最近音程に関してはゾンザイになっていたと反省した。
(やっぱりちょっとほめられると油断するクセは抜けてなかった)

宿題として、チューナーで一音ずつチェックしながら弾くことを言われてたけど実行しなかった。
アバウトな音に慣れるのはやめよう。
先生が一緒に弾いてハモッて下さったりするのだが、ほんの微妙なズレ(先生にしたら断然微妙ではない!)をキャッチできない。
そういえば、初代先生の時、この音の違いわかりますか?と先生が詰問しても生徒全員わからないことが多々あった。
あのころから少しは成長したかしら?耳も鍛えねばね。

あと音の変わり目をもっとスムーズに。耳タコ項目。
手首を柔らかくすれば改善される、とのことでやってみるが弓が不安定になり音が汚くなる。
あっち立てればこちらが立たず。

「指残し」をちゃんとして音をなめらかに響かせること。

バッハ「アリオーソ」を先生とアンサンブル。
楽譜に書いてあるイタリア語のコメントの解説。
そういうの見る余裕ありませんでしたね。
アンサンブルを教えていただくのは結構時間がかかる。
家ではほぼミスなく弾けるのに、今回はバッチリ先生に合わせなくちゃ!と緊張したのかよくトチッた。
またもや、あっという間に時間切れ。

一応、上がり。先生お疲れ様でした。

次回・グリーンスリーブスですって!?(初めて2巻目へ)
練習曲の下のパート。
次回は3週間先になる。