熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

やかましい練習

2005年07月19日 | チェロ

バッハ「アリオーソ」の伴奏パートの練習をする時、そ~ふぁ♯~み~れ~って弾いているだけで、
メロディー部分がないと飽きてくる。

主旋律をチェロで弾いてみるのは全然無理な話。
第一、ハ音記号で楽譜が読めませぬ。

がんばってハ音記号を解読しながら、キーボードで弾いてみることにした。
え~ぃ、いまいましいことよ。
なんだ、ちゃんと後ろの方のページにト音記号で主旋律だけ印刷してあるではないの。
親切、親切。

キーボードをチェンバロの音に設定して弾き、録音モードに。
再生しながらチェロと合わしてみた。
いろんなテンポにできるのはキーボードのいいところだけど、一時停止、巻き戻し、早送りがきかないところは不便だわ。(安物!)

サイレント「ぎいのすけ」は素ではスカスカな音なので一緒に弾いてもツマラン!
(何を今さら…)

ちょっと遊んでみたくなった。
キーボードのスピーカーから「ぎいのすけ」も一緒に発声できればよいのだが。
「ぎいのすけ」とキーボードを繋ぐにはどうすべきか?

試行錯誤の末、プラグアフダプターとやらを買い足したりしてphoneとmicで無事接続。
キーボードのスピーカーから「ぎいのすけ」の音がでた!
チェロのボリュームも自在だし、教会みたいに響かせることもできる。

にぎやかにゴキゲンでチェンバロモドキと合奏していたが、大きな音を出さないためのサイレントということを忘れてはいないか!?
でもね、これをまたヘッドホンで聴くとなると「ぎいのすけ」は3本の線に絡まるのよ。

やはり、普段は素のわびしい音で練習して、仕上げの時にキーボードに繋ぐのがよいようで…