福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

みんなで

2019-09-30 06:59:06 | 日記
月に一度のカラオケ。
主軸のボラさんが、骨折。
しかも、鎖骨・・ということですが、利き手側をぐるぐる包帯巻き。
ご高齢にもなり、廃車された8月には、お手伝いをお断りされていた。
でも、こんな状況になると、もう、どうしようもありません。
必要な道具は、別のかたが、朝、車で福祉亭に搬入。
フロントのボラさんも、ジツは、入院中。
復帰は、望めそうもありません。
ここまでの状況になると、かえって、どのかたの目にも大変そう・・と、印象的に焼き付く。
フロントも、水曜日のフロントボラさんがみえてくださることに。
カラオケ操作も、今までお手伝い・・状態のかたが、担ってくださる。
なんとか、一日を無事に終えられました。

カラオケのご参加のほうも、なんだか、珍しいかたもみえ、
ちょっと音を外されながらも何曲か歌っておられました。
この少しずつの変化があっての、15年のカラオケ。
めげるようなこともあって、うれしいことも、楽しいこともあって・・みんなで作ってきた歩みです。

昨日も、カラオケは苦手、飲み会大好き・・のみなさんと一緒の恒例の反省会をしました。
会費は、1000円。
この会費の徴収・・という体制も、陰に陽に、押したり引いたりの時期があって、やっと、実現。
運営側にも、参加側にも、お互いの気持ちがあるものです。
残りもんだろ??とまでの一言がありました。
納得のいくところに着地するまでに、長い熟成の時間がかかりました。
考えてみれば、お互いに、よく、辛抱したものです。
よく続いたものです。

みんなで・・というフレーズは、美しい。
言うは易く、行うに難し・・の言葉どおり。
でも、福祉亭にとって、投げ出すわけにはいかない言葉です。
悩みながら、考えながら、歩んできた答えが一つ見つかったような一日でした。




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はずれ

2019-09-29 06:59:58 | 日記
朝の厨房で、今日作る食数をいくつに?と。
減らそう・・が、ワタシの予想。
でも、もし、減らしてご利用が多いと・・の心配も。
やりとりした後、5食減らすことに。
前日の買い物からして、ちょっと控えめにしている。
しかし!!
ワタシの予想は、見事に大外れ。
大慌てで、食材を買い足しに走る・・始末。
ありがたいことです。

スタッフが足りていない時も、ご利用が伸びる。
食材を減らしていると、ご利用が伸びる。
これって、どういうことなんでしょうかね。
商学のセオリーにあることなんでしょうか??

長~~い目で数字を追っていくと、傾向がみえるのでしょうかね??
それなりに、経験を積んで、それに基づいて、組み立てているはずが・・どうも、外れるのは、不思議ふしぎの世界。

予想のセンスって、どうやると培われるのでしょうかね。
たぶん、世の中の優れた経営者と言われるみなさんは、このセンサーの働きがいいのでしょう。
経営の神様・・なんてかたも、おられましたねえ。
そうそう、つい先日、プロ野球の選手が、経営学の本を読む・・
選手は、個人商店のようなもの・・と言っておられました。
プロ野球と経営学・・結び付けて考えてみたこともありませんでした。
でも、もう一つ別の言葉もありました。
個人軍ではダメ・・と、優勝チームの監督さんの言葉。
それぞれ、なかなか、意味深いものがあります。
だからと言って、さあて・・現実、現場を、どう回していくか・・


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爪ケア

2019-09-28 07:10:11 | 日記
ご利用の少ないヒマ・・って、ありがたいような、ちょっと、がっかりのような日でした。
食材が残りますから。
やれやれ・・

でも、ちょうど塩梅がよかったのは、「爪のケア」の講座の日でしたから。
ワタシも一番に参加。
聞いてびっくり!!見てびっくり!!
爪がどれだけ大事か!!
ガクゼン・・でした。
しかも、ジブン流の考えがどれだけ違った方向にケアしているか・・も。

とにかく、10時間近くの立ち仕事。
そのため靴は、要注意要注意。
足に合っていないとダメージが、いろいろなところに正直に出てくる。
70代という年齢もあって、身体は正直。
靴下も、厚さや、サポート具合にまで影響。
その影響を受ける足の爪が、気の毒・・状態。

プロのハナシは、いつも、ビシビシと参考になる。
前回の歯のケアのハナシも。
いろいろな講座を開いても、もういいよ~~って、空気の福祉亭。
もったいないです。
身近なところで、目の前で聞けるハナシです。
人生100年時代。
ご自分の身体の特徴をよく捉えて、上手にケア・・・が必要です。
職業としてある・・ということは、奥行きの深いものがある・・ということのようですよ。

来月は、多摩市がすすめている「健幸都市たま」のおはなし。
政策監さんがみえて。
予定にいれておいてくださいね。




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高齢の姿

2019-09-27 07:15:12 | 日記
高齢期、筋肉量が落ちるのが早くて、ちょっとした入院から、サポートが必要になることも多い。
ご主人のご利用だけだったのが、たまに・・ですが、ご夫妻でのご利用になっておられるかたも。
男性陣は、未だに、年齢の上のオレのほうが、早死に・・と思いこんでおられるかたも。
いえいえ・・現実は、そう予定通りには、進まないものです。

なかなかどういう形が、いいのか、わかりませんが、
一般的には、奥さんを亡くされたご主人の、生活上の困り具合が、ハナシにあがります。
総じて、ご主人を亡くされた奥さんたちは、元気げんき!!というのが、地域情報。
こちらから眺めていても、そうだなあ・・と。
でも、折々、ふっともらされる奥さんたちの心さみしさ・・を、耳にしていますよ~~。
高い空から、一生懸命の奥さんたちを見守ってあげてくださいね。

昨日は、定例の飲み会。
メンバーが、先に逝かれてもおられるし、
奥さまを亡くされたかた・・
奥さまが、日常をがっちり管理で、ちょっとなあ・・・のかたもおられるし、
高齢期の地域のご夫婦の諸相は、いろいろ。
本当に久しぶりにご参加のメンバーがみえた。
つい先日、偶然、駅前で奥さまとお目にかかって、みんな心配していますよ~~・・って声をかけたばかり。
私となら外出できるの・・と。
思いがけないご参加に、みなさんで、大歓迎。
どうも、御嶽海さんの優勝が、心のはずみになっておられる様子でした。

へ~~~大相撲が、そんな効果を国の端っこにまで及ぼすものなんですねえ。
もっと、感心したのは、会が終わると同時頃、奥さまがお迎えに。
どうも、もっと、前からスーパーでお待ちだった様子。
飲み会が終わるまで待たれて、メンバーが福祉亭を出ると、ご挨拶に。
ワタシにも、何かご迷惑はありませんでしたか?と。
いやいや、びっくり!!
こんなふうに、高齢の時期を送るご夫婦がおられるんですね。
夫婦の鑑。





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手助け

2019-09-26 04:38:15 | 日記
食材の購入ぐらいでしか昼間外に出ないのですが。
近頃、続いて見かけたこと。
タクシーを降りるご高齢の姿。

杖やカートをお使いになっておられる。
それは、日常の地域の風景。
でも、タクシーから降りる時・・となると、
腰が座席に沈んでしまっているので、杖や、カートの扱いが、どうも難しそう。
足も十分には、上がらないですし。
外出困難なかたには、移送サービスを・・というハナシにはなってはいますが。

ワタシが、お見かけした光景は、
タクシーの運転手さんが、運転席から降りて、サポートする・・ということには、どうもなっていない様子。
福祉亭でも以前、タクシーをお使いになりながら、なんとか日常生活を送っておられるご利用者さんが何人かおられた。
タクシーの乗降時、手助けされる運転手さんと、じっと、待つ運転手さんがおられた。
どちらが、どう・・とは、言いかねましたが。
ワタシ自身でさえ、乗降の際、どこをどうお手伝いすれば、よりよいか・・は、なかなかむずかしかったです。

ただ、ちょっと、手助け・・があると、乗降の困難度が、緩和されるようにも思います。
賃走が主たる業務ですから、業務上は、求めにくい手助けでしょうが。
高齢化が進む地域です。
お互いさまのこと・・というわけには、いかないのでしょうかね。




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ローマは・・・

2019-09-25 06:49:42 | 日記
昨日は、会議。
永山モデル・・というと、まだ、やっているの?と。
は??
永山モデルが、一過性のものと捉えておられることに、びっくり。
体制整備事業だったので、単年度で終了はしている。
しかしなあ・・・
そんなものか・・と、ガクゼン。
その考え方でいくと、予算が終われば、次の予算獲得で、次の施策・・ということになる。
その対象になったのは、地域住民の包括ケア。
体制が整備されれば、そのまま単年度で終わるということではないものなのに。
むしろ、これから。
どう整備された体制を動かしていくか・・。

それと、もう一つ、びっくりしたことは、数字のとらえ方。
組織が大きいところほど、とらえる数字の大きさが、問題視される。
それは、もちろん、大事。
人が動き、お金が動くことですから。
でも、その数字の意味は、もう少し丁寧に捉えないと・・と懸念。
もちろん、気が付いたことは、発言させて頂いた。
しかし・・
この予算と成果の連動は、評価対象になる。
現場は、うかうか、まあ仕方なかったですね、考えられる努力はしましたから・・では、終わらない。
となると、次の計画設計には、さらに、戦略が求められる。
答えのない課題に向かっているのに。

つくづくパッとしないNPO法人に身をおいていて、よかったなあ・・と思ってしまう。
地味な仕事が意味することを、しっかり捉えていれば、それほどは、糾弾されない・・・と思って過ごしています。
日々、地味仕事。
その歩みが、なんとか、みなさんの目に確認できるところにまで至るのは、長い時間の経過を必要とするからです。
その捉え方は、一様ではないと思いますが。
つぶやかせて頂けば、後から運営にご参加のスタッフは、その地味な日々、地味な歩みは、見えにくいです。
陽が当たっているからこそのご参加。
これは、必ず、どこにでもあることです。
ローマは、一日にしてならず・・です。
仕方のないことですね。


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高齢の街

2019-09-24 06:09:39 | 日記
可燃ごみは、連休と言えども出しておかないと。
飲み会の後の、ビン類、缶類の始末も。

ごみ出しに行くと、ちょうど同じようにごみ出しの最中のみなさん。
どのかたも、ご高齢。
もちろん、お元気。
その点は、なんの心配もない。
ハナシかけられる。
ねえねえ・・と。
おタクは、こんなことになっていない?と。
うん??
見るとバケツ2杯分の汚泥。
え~~??!!
厨房のグリストラップに気が付かず、定期的な清掃もせず使用していたので、逆流した・・と。
これは、要注意!
油ものの始末の徹底。
ワタシは、気を付けているけれど・・のレベルでは。
不安の雲が、モクモク。

スーパーに足りないごみ袋を買いに行くと、ふっと呼び止められる。
なんだか疲れておられる。
下水管が逆流してね・・・と、コトの顛末を話してくださる。
業者を呼んでみてもらうと、高齢世帯では、使うこともないものが、ぷかぷか浮いていた・・と。
最初は、業者の言うことには、信じられず、抵抗してみたと。
でも、実際に見てみると、業者が言うとおり。
どっと疲れが出た・・・と。

いったい、この街に何が起きているのでしょう??
高齢化した住民と街に。
認識不足とでもいうのでしょうか?
まさか、認知症??
・・じゃあないと思いたい。
街の高齢化も、心配・・人間の高齢化も、心配・・とは、思っていたけれど、現実は、予想を遥かにこえてしまう手ごわさ。
だからと言って、この類のことが、新築マンションには起こらないか?と言えば、形は、違っても、必ず起きる。
知識不足と、認識不足。
これを一定レベルにもっていくには・・・・学習??
それしかないでしょう。
むぐッ!!




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久しぶり

2019-09-23 07:05:31 | 日記
連休中。
永フェスを覗きに。

多摩焼きのみなさんは、今も出店中。
10数年前、市民協働が行政にキチンと位置付けられていた頃、デザインして作った包装紙も、そのままに使われて。
いつの間にか、そんなことも雲散霧消。
中核メンバーは、お元気。
デイサービスに行っているのと同じようなもの・・と笑顔が返ってきました。
それは、こちらも同じ。
立話ししているうちに、すっかりご無沙汰のベルブぜみのみなさんとも会えました。
福祉亭で飲み会がてら、テーマ討論会をやりましょう・・と、お誘いしてみました。

地域は、指向も、思考も、拡散しがち。
立ち上げ当初、折々の寺子屋方式の勉強会もしていました。
今の80代が、お元気な頃。
80代さんたちは、勉強好き。
活字を追うことに抵抗が、ありません。
70代は、ばらつき始めて、その下の世代となると、活字は、趣味や娯楽分野のみ・・??のような印象を持ちますが、どうでしょうか?
手っ取早く、実利だけ。
時代の変化を感じることの一つです。

福祉亭は、スタッフの年齢が上がり、なかなか外部のお祭りに参加ができなくなっています。
地域団体のみなさんと交流する、地域のみなさんと出会う・・ということで、活発に出店していたのですが。
永フェスと、地域ふれあいフォーラムは、必須の出店事業でした。
今年度は、地域ふれあいのほうも、ホール改装のため休止になっています。
福祉亭が、福祉亭で座していて、目指す様々なものは、実現していけるのでしょうかね。
目指すもの・・そのものの解釈も、バラついてきているような気配もないわけではありません。
地域の多様性そのままに。
多様性を認めなければ、地域は、もっとバラつくでしょうし。
住み慣れた地域で、豊かな人間関係、温かな思いで支え合う・・は、幻想でしかないのでしょうかね。
格差も大敵。
高齢期のわがまま心も。
ぜ~んぶ、まるごと・・が、地域包括ケアということになっているのですが。







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向き合う

2019-09-22 09:36:37 | 日記
あれ?
台風は?・・・の今朝。
これからこれから。

なんとも寝苦しい夜でした。
台風の影響・・ではなく、ジブンの情けなさに。
ぼろ雑巾のように寝ころんで、このままか??と思えた瞬間もありました。
しかし!!です。
昨夜は、ジャイアンツが優勝を決めた日。

熱狂はしていないけれど、父の時代から、巨人、大鵬、玉子焼き・・。
我が家の長男は、前監督と学年が一学年下でした。
ずっと、優勝を課せられながら、そこに王手をかけられないままの若い監督業の苦しさを何気に見守ってきました。
前監督と長男は、大学が設けている優秀選手賞といわれる賞を、スポーツ分野は違いますが頂いた折、隣同士で記念写真に納まっています。
二人とも、ストイックなタイプに思います。
派手さは、なく。
前監督と長男の歩みを、ただ見守って過ごしてきました。
ジブンの人生のように。
ふがいないというより、ハラハラするような思いで。
これは、ハナシの前段ですが・・。

昨夜のTVは、ジャイアンツ優勝の立役者をいろいろな角度から取り上げていました。
ぼろ雑巾のように落ち込んだ気分のワタシが、注目したのは、主将の軌跡でした。
このかたも、どちらかと言えば、職人芸で、派手さではなく、ストイックにご自分に向き合うタイプのようです。
言葉で引っ張るのではなく。
ぽつりぽつりと語る言葉に惹かれました。
その言葉に、やっと、ぼろ雑巾から、ただの雑巾ぐらいまでにワタシの気分も上がってきました。
特別の言葉は、ありませんが、ただ淡々と語る優勝までの歩み。
苦しみつつ歩む道のり。

大組織とは、全く正反対のNPO法人の福祉亭。
それでも、歩む道のりの苦しさは、つきものです。
ジブンのふがいなさと、幼稚さ。
昨夜は、何度も投げ出す一瞬・・を夢想しました。
今朝、どんより曇っていると思っていた空が、明るい青空!!
びっくり。
お蔭で元気も出ました。
あと5年とラインを引いています。
もう少し、努力をさせて頂けるようであれば、なんとか歩みを続けさせて頂こうと思えることができました。




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しょっぱい!

2019-09-21 07:11:13 | 日記
昨日のメニューは、肉団子。
甘しょっぱいトロンとした肉団子・・を脳裏に描いて、ルンルン♪
しか~~し!!
イメージどおりには、なかなか。
甘しょっぱい・・のはずが、しょっぱい・・に仕上がってしまったんです。
すみません!!

時折、これをやってしまいます。
今朝になると、なんで、途中、味を再度確認しなかったんだろう??と思うのですが。
最初に作った甘しょっぱいタレが、いつの間にか足りなくなって、途中継ぎ足し。
これ・・です原因は、たぶん。
気忙しい中での厨房作業。
味覚が変化してしまっているのです。

厨房での立ち仕事。
立って仕事をしていると、頭にあがる血流不足???
どこか、言い訳を探したくなります。
ちょっと、味見して、とりかかっているのに、座ってまかない食べると、しょっぱ~~い!!
ワタシのまかないは、2時近い。
もっと早く気が付けばよかったなあ・・と、ドッと後悔。
先に召し上がっておられるみなさんが、注意してくださってもいいのになあ・・
ちょっと、しょっぱいように思いますよ・・って。

ヒソヒソと進む会話。
これは、ボデイブローのように堪えるものです。
心優しいみなさんは、作り手に申し訳なく思われるのでしょう。
でも、ヒソヒソと語られる気配・・を感じるほうが、ず~~っと、ボデイーブロー。
お互いさま・・のお気持ちで、どうぞ、ご指摘くださいね。





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模様替え

2019-09-20 05:56:49 | 日記
福祉亭のカップ類が、模様替え。
たまたま偶然、昨日。
あれ?カレンダーを見ると仏滅・・でしたねえ。
ブツメツをこわがるワタシですが、いいこともあるんですねえ。

どんなにステキ!!と気に入っていても、ガッシャン!!や、
カチッ!!の音と共に、消えていく。
福祉亭で出会う数々のカップ類。

デパートが全盛の昭和時代。
浮き浮き気分で、まるで花園を覗くような気分で・・時折、食器売り場に足を運んだ。
自宅用の買い物は、ほんの時たま。
ほとんどは、贈答のためでしたが。
母たちや、友の笑顔を思いながら。
日本という国が、ずっと右肩上がりに続くことを、誰しもが信じていた時代でした。
とにかく、デパートの食器売り場は、美術館・博物館に足を運んだ時の感動に似ていました。
キラキラと輝き、品よく、格式高く並べられて。
時代は、いつの間にか変貌し、親世代もそれぞれあちらの世界に行ってしまい、それと共に、ジブン自身も高齢化。
そして、年金暮らし。
デパートには、ほとんど行かない、行かなくても過ごせる日々となってしまっています。

昭和の時代に羨望に似た思いで眺めたようなブランド品のカップ類が、昨日、福祉亭に。
紅茶カップは、ボラさんから。
コーヒーカップは、いつも上手に買い物をしてくださるもとスタッフさんの手で。

カップ棚を入れ替えると、パ~~ッと華やかさが漂ってきました。
大事に使いたいです。




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発散

2019-09-19 07:07:52 | 日記
どんなに歳を取っても、ストレスも悩みもある。
もちろん、楽しみも喜びも。
それぞれの人生の役割を終えられた・・と思われるみなさんの高齢期のお楽しみを遠くから眺めさせて頂く日々。
ダンス、歌を始め、趣味の世界に浸るかた。
中には、議論好き、議会・政治好き・・もおられる。
な~~んにもなくて、お酒・・というかたも。
年齢を重ねれば、高尚な遊びに・・というわけではない。
懐具合を考えたり、
人づきあいを考えたり・・・なかなか苦労されておられる。

昨日も、朝早く福祉亭にみえたかた。
地域のお友達を尋ねて。
ご自宅に見当たらないと、福祉亭に。
そのうちに、生ビールのご注文。
ちょっと待って待って・・と厨房から慌ててフロントに。
だって、車でみえている。
フロントは、そうとは知らず、生ビールタンクを開けている。
ダメだめ・・
フロントが、柔らかくお断りに。
すっとぼけつつ、苦笑いされて、しかたなく、ノンアルコールに変更。
高齢者の車の事故で、なんの関係もない子どもやらなにやらの被害が多い昨今。
いくら、のんきな福祉亭でも、ダメだめ、ダ~~メッ!!

歌の時間に。
福祉亭いっぱい。
最初の発生練習。
いつものとおり、ユウレイ声・・で始まる。
ふっと厨房からみなさんのほうを見ると、ご高齢のみなさんが、口を大きく開けて、ユウレイ声。
そのオーラのすごさ!!
その吐く息の毒気に負けそう。
口元に引き寄せられてしまいそうな・・。
声には出せず、きゃあ~~~。
厨房スタッフは、昨日は、70代はワタシだけ。
50代と60代。
みなさん横目でうふッ・・口元がほころぶ。
60年、70年、80年お身体の中にしまわれているそれぞれのかたのオンネンみたいなものを、吐き出されているのでしょうか。
聞くほうは、や~~れ、やれ・・です。
発声練習の後は、すてきな歌声に。
ほ~~~ッ・・でしたね、心底。



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シルバーパス

2019-09-18 06:10:41 | 日記
あと2週間で、シルバーパスが切れる!って、気が付いてやっと、更新に。
市役所。
ワタシは、チャリで。
市役所に近づくと、ご高齢のかたの姿が普段より多い。
大きなシルバーパスの旗が、EVの前に。
でも、どこが会場かわからない。
みなさんが、うろうろ。
腕章をまいた誘導役のかたが、現れて、3階です・・と教えてくださる。
みなさんとEVに。
会議室は、もう部屋の外にまで、列。
でも、じきに入れて、くねくねと折れて並ぶ。
窓口を5人、その後ろに5人、さらに三列目も。
バス会社の社員も数名・・と大がかり。

順番を待っていると、多摩市の高齢化の様相が、はっきり認識できる。
70歳以上で受給できるパスですから、高齢化率26%と言っていても見えてこない姿。
お元気なかたも、足腰が弱られているかたも、様々。
娘さんに付き添われているかたも。
ご夫婦で、しっかりされているご主人が、幾分歩行が不安定な奥さまの肩を釣り上げるように支えておられるかたも。

必要な書類も三種類で、それから代金。
その書類が揃っていないお身体がかなり弱られているかたも、列の前のほうにおられた。
介護保険の納入通知書でなく、納入領収書をきれいに張り付けて持参されている。
でも、通知書でないので、必要書類として整わない。
列から外れるように促されるまでに時間が経つ。
やっと職員が声をかけたのを見て、ほッ。
そのかたは、パスどころか、タクシーのほうが・・と思える様子。
日々の生活にご苦労されているだろうなあ・・と思いつつも、どうしようもない。

バス会社の職員だけでなく、行政職員も交代で、立ち会ったらいいのに。
市民・・とひとくくりで呼んでいるみなさんの姿が、目に焼き付くでしょう。
どういうかたのために、仕事をしているのか・・、仕事をさせてもらっているのか・・を実感できるでしょうに。
市民が笑顔で過ごす日々とは、どういうものか・・もっともっと、真剣に追い求められるでしょうに。
福祉亭もぼやぼやしていられません。



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テーマ

2019-09-17 05:33:39 | 日記
大きなフォーラムでは、たくさんのテーマの中から何を選ぶか・・いつも迷う。
今回は、しごと・・じゃないという視点で、テーマ選びを、かなり具体的なものにしてみた。
高齢期の住まい、歯、眼、食・・と。
さらっと、総論で終わるシンポ、分科会もあれば、上手な構成で理解が進んだものも。
だいたい、時折襲う睡魔に悩まされる始末。
いつものことですが。

介護度5と重度でありながら、他職種連携が功を奏して、いきいきと人らしい回復を遂げた事例の発表があった。
それは、歯科医との連携による食状況の改善への取り組みだった。
武蔵村山。
口腔機能が改善すると、次のステップは、食事。
導かれるように、食事サポーター養成に取り組む伊勢原協同病院の事例に。

発表PPTの中で、見違えるように変化していく「人」という存在に、心底目を見張る。
食べられる・・という日常に密接な行為の力に驚く。
それと、周辺自治体で日々行われている優れた活動にも、びっくり。
理想を遠いもの・・に考えていたジブンにも気が付く。
もっと、足元に眼をこらなさいと。

多摩市のクリニック所属のかたの発表も。
認知症になっても、抗精神薬も使わず、夫婦二人自宅での生活。
様々な障がいが発生しつつもご夫婦を支えて、その生活からみえてきたもの・・という内容。
この発表には、気が付かずにいたのに、偶然フォーラムで再会した顔見知りの生協関係者さんに、教えてもらえた。
よく勉強しておられる。

二日間のフォーラムを終え、参加できたテーマはごく少数。
そんな悩みはあるものの、何か充実感。
さあて・・と。
たどり着いた福祉亭には、臭気を放つ可燃ごみ。
それをごみステーションに出す「日常」といういつものテーマが、待ち構えていました。




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フォーラム

2019-09-16 07:02:27 | 日記
地域医療研究会は1979年第一回。
在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットのほうは、1995年。
どちらも長い歴史。
今年は、東京で、合同開催。
所属生協の市民評価委員会が今春終了して、毎年の行事のようになっていた在宅ケアの全国大会への出席も、必要なくなった。
最後の理事会報告を終えて、ふっと、ネットを開くと、今年は、東京開催と知る。
すぐ参加を申し込んでおいた。
この連休二日間、池袋で。

いつものことだけれど、分科会が多く、どこに参加かを迷う。
今年は、しかも、初めて、しごと・・としてではなく、個人参加。
でも、やっぱり、視点は、福祉亭の運営からみえた地域像、高齢者像の課題解決へのヒント探し。
先週大阪の財団フォーラムのメインテーマは、総合事業。
その位置づけが、将来、歴史の中で、運動として位置づけられるものだろう・・という基調講演の中での演者先生の扱いに、内心びっくり。
う~~~ん・・・としか、今は、言えない。
言ってみれば、発展途上であることに、間違いはない。
しかしなあ・・
いや、歴史は、作られるもの・・確かに苦肉の策・・の色合いも。
日本という国の高齢者政策の一つ。
でも、運動の扱いで十分かもしれない。
新たな地域像の創出ですから。
日本の家族像、家族観の変容が進み、それを補完できるものになるかどうか・・という言わば挑戦。
それによって、地域が変わっていければ、運動として十分目的を達成。

どちらにしても、これからの日本という国が、どっちを向いて進むかを肌で感じるフォーラムです。
ちっぽけな福祉亭が、その流れの中で、果たしていくお役があるかどうか。
数年前に、あんたは、福祉亭の活動を過大に評価しているのではないかと、ご意見を頂いた。
それは、ありません。
その頃も、どちらのフォーラムにも参加していましたから。
過大な評価などできるものでは、ありません。
ジブンの立ち位置は、確認していましたので。



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