福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

仕事の意味

2023-11-30 06:33:12 | 日記
昨日のご利用は、ヒマ・・の一言でした。
団地を行き来するみなさんの姿も少なく。
寒くなったし、月末が近い??、駅前がサービスデーだった??ご利用を待って、首が長~~く伸びる。
商いは、飽きずにやること・・と分かっている。
いろんな日があるさ!と気を取り直して、日頃の積み残しのアレコレをやらせてもらう。
些細なことですが。
布巾と雑巾の購入・・とか、歳末感謝デー用の食材の注文先を探す・・とか。
こんなアレヤコレヤ。
でも、ボラさんたちから、ワタシでないとできないことやってください・・と、温かな一言。
ワタシでないとできないことなんて、それほど多くはないのですがね。
でも、一日福祉亭で忙しく立ち働く日では、なかなか出来かねること。
ついつい一日延ばしになりがち。
おかげで、気にかかることが、できました。

布巾探しが、なんで苦労?と思われるでしょうが、福祉亭の厨房仕事にピッタリ!のモノ探し。
汁物用のジプロック。高価でなく、手軽に使えるもの。福祉亭向きのもの。
感謝デーの探しモノは、ジャガイモ。
以前だったら、同じ商店街の八百屋さんに一言言えば、即、注文終了!と簡単だったのですが。
今は、2日がかりで、こちらの希望に合うモノを手当てして頂けるところを探すのです。
時代と共に街の姿が変わることは、仕方のないこと。
街は、風景ではなく、人によって構成され、人の働きで動かされるもの・・なんですよね。
駅前スーパーで、ふっと目に入ってきました。
世界のどの仕事も、人の手で支えられている・・というようなロゴを作業着の背中につけている会社がある!!
お~~!!でした。
世界の端の端の、ちっぽけな、誰にも注目されることもなく、取るに足らないかもしれない仕事に向き合い続ける日々。
福祉亭の一つ一つの仕事、ボランティアさんにして頂く一つ一つの仕事、その値打ちと意味。肝に銘じます。



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深まる秋

2023-11-29 06:15:07 | 日記
気に掛かっているコトを片付ける。
アダプトの花苗トレーの返却。
チャリの荷台に載せて、出発。
ちょうど、火曜日を街歩きにされているみなさんに途中で追いつく。
昨日は、暖かで風のない日。
ウオーキングには、最適。
木々が紅葉したNTも、気持が良い。
銀杏並木の下には、まるでチョウチョの一群のように黄色の落葉。
サザンカの可憐な垣根。燃え上がる松明のようなメタセコイア。
NTの樹木は、それぞれ。
一万本というその一本一本が職人さんの手で、植え付けられたことに思いを馳せる。よくぞ!と、なんだか感動。
富士山も丹沢の向こうに真っ白なアタマを覗かせていた。

ゆとりというようなものもないままに日々を過ごしていることに気がつく。
いつの間にか忘れてしまっていた風景とまた出会う楽しさ。
友人宅のベランダの洗濯物を眺めつつ、元気そう!と、さらにチャリを飛ばす。
帰路も街歩きのみなさんと出くわす。
明るい笑顔。

ずっと行けなかったご利用者さんのお宅に、お米を頂きに。
やっぱり、チャリで。
いつの間にか、90になられたという。
日々の暮らしぶりのおしゃべりを伺う。
長い人生のごく一部分を、福祉亭という居場所を通してつながったことの不思議。
大事にしないと。


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誤情報

2023-11-28 07:29:22 | 日記
月曜日。
○○さんが、亡くなったと、第一報がフロントから来る。
びっくり!
慌ててフロントに。情報元のご利用者さんに状況を伺う。
福祉亭と福祉亭での様々な出会いを、心底大事にされておられたご利用者さん。
突然、予期せず病に。
病がことの他重く、結局、退院後施設に。
ご家族の手で、永山団地から退去され、その後も、折々電話連絡し合う。
放射線治療もがんばっている、今は、車イス・・などと。

一番信頼されて、電話でのやりとりも丁寧なスタッフに、亡くなられたことをどう報告しようか、迷う。
いつものように、お弁当の配達に出かけると、途中バッタリ報告しないと、と思っていたスタッフが、ボラさんと立ち話。
ワタシを見るなり、誤情報だって・・と報告される。
なあんだ、そうか!そうだったんだ・・と、安堵。
それにしても、情報の伝わり方が早い。
誤情報まで出るということは、地域みんなで心配している・・ということ。

地域とのつき合い方、生活の仕方、ジツにいろいろ。
どんなふうに地域と付き合っていくか、どんな高齢期を過ごすか、日々、何をやるか、なにもかも自由ではあるけれど、考えさせられる。
風景のようにその姿を眺めてみたり、自分に引き寄せて目で追ってみたり。
住み慣れた地域、住み慣れた家、変わることのない日常・・そんな、いつもの風景の中で送るそれぞれの「老い」の姿と、豊かさってナニ??の問い。
老いることは、そうそう楽しいことではないけれど。誰も避けて通れない。
まあね・・と自分を慰め、認めて行かざるを得ないことです。




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フォーラム

2023-11-27 03:34:06 | 日記
フレイルをテーマにしたフォーラム。アウラホール。
総合事業の啓発分科会が主催。
市内の様々な団体や企業が力を合わせて、人生100年時代をアピール。
がんばれ、がんばれ・・と。
小雨がパラつく寒い日。
永山界隈は、人影もまばら。
こんな日では、ご参加少ないのではと憂慮。
なんのなんの、びっくり!の大賑わい。
参加した講演の席は、すぐ埋まってしまう。
改めて、高齢期どう生きる?を考えさせる内容でした。
講演後のコグニサイズのデモには、びっくり!
脳活になるそうです。
これを週2回ほどやっていると脳が活性化していくらしい。
人生を100年生きるためには、やっぱり努力。

たまたま参加して座った席のお隣が、福祉亭のご利用者さんでした。
お勉強好きさん。週2回買い物がてらお出かけし、週2・3回福祉亭、その合間に医者通いを入れるのだそうです。
講演の内容も勉強になりましたが、やっぱり高齢期を今、生きている方のお話しや日常は、ジツに参考になります。
80代のみなさんたちのがんばりがあって、今の長寿社会があるのですね。
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土曜日

2023-11-26 05:42:29 | 日記
土曜日が最近忙しい。
それでいて、お一人おやめになったボラさんがいて、厨房をカバーできているかどうか。
ボラさんが多ければ、動きにくくなる狭い厨房。
そうかと言って、少なければ、それぞれに負担がかかる。
現場は、あれやこれやあっても、とにかく時間までに定食づくり。
会話は、ほぼないままに進む。全力集中。
なんとかできあがると、待ちかねたようにオーダーが入り始める。
こまごまとしたご飯量の指示や、定食数が、厨房奥にまで届きにくく、フロントと厨房とで、何度言わせる?と、聞こえない・・が交錯。
いつものこと。
でも、ちょうど、そこに午後からシフトに入られるボラさんが到着して、少しゆとりも出て来た。
現場をお任せして、お弁当の配達に出かける。
外は、北風。やっと、初冬らしい寒さ。
配達先さんたちは、なんとか明るい表情されておられた。

後、残り3食にまでなった時、ワタシの家族から電話。
夕方行くよと。大急ぎで、定食をお弁当にさせてもらう。もちろん、支払いが発生する。
福祉亭のお弁当は、材料から調理まで、全て確認できるので、小さな孫たちの分も安心。
食材の残りを集めたような感じになってしまったまかないの昼ご飯にたどり着けたのが、3時過ぎ。
それでも、やれやれ。






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難しい

2023-11-25 05:04:51 | 日記
昨日、突然、商売は、難しいでしょ?と、ご利用者さんから問われた。
はい!と言いながら、うん??
ほんの時折みえるご利用者さん。
ご心配頂くなんて、びっくり!
商売のコツとして、以前、ボラさんから「商いは、飽きずにやるもの」と教えて頂いた。
良い日も、そうでない日もある。
そんな日々を積み重ねるのが、商いだと。
確かにね。言葉の持つ重みを知った20年だったかもしれない。
昨日のご利用者さんのお話は、もっと、具体的。
スーパーで○円のお米を買っていてはいけない。セールで○円に下がった時、いくつか買うのよ・・と。
そうかもしれない。
利益を上げる難しさ。骨身に染みる。
でも、利益が上がったからと言っても、福祉亭は、全てボランティアさんと地域、そして、福祉亭の継続のために、使うことになっている。
それでも地域に支えて頂いて運営ができ、福祉亭が本来めざす「地域づくり」のあれやこれやが不十分ながらも、やれてきた。
それがコロナ禍で、全て中断となり、コロナ禍が明けたかのようにみえる昨今でも、赤字に苦しんでいる。

昨日も20年来ご利用のかたと、定食の値段をあげると言ったところで、100円は、上げられないでしょ・・の会話。
100円は、無理でしょ。そうそう、そう言えば、たい焼きの仕入れいくらだったかなあ・・と、仕入れ値を確認。
忙しさ、慌ただしさで、原価計算が、以前のまま。
10円上げられるかねえ??そうだねえ・・と会話が続く。

おもしろいでしょ?
昨今の物価高騰にどのかたも、苦労されている。
それなのに、福祉亭は、値上げしないの?と。
福祉亭のご利用者さんは、年間の延べ人数となると1万人を超えるのですが、実数となるとどうかなあ。
どの品物も、ご利用者さんとつながっている。
だから、たい焼きを10円あげると、いつものたい焼きファンさんが、どうかなあ・・と、なるのです。
大きな利益は、いらないのですが、とにかく、運営ができる利益は、欲しい。必要です。
商いは、難しいです。
理想や夢は、語れても。


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近未来の

2023-11-24 06:50:12 | 日記
予定していた在宅医療のフォーラム。
申し込み忘れで、午後から参加。
熱い思いがあふれ出る登壇者各々の、それぞれの地元での日常の活動と課題が語られました。

もともと、ここだけは、参加したいと思っていたシンポジウム。
総論としてあげられたのが、連携、チームネットワーク、住まい、そして、食。
官民それぞれからの登壇者。
最後部分で施設、病院での低栄養患者の課題から、フォーラムのサブタイトルとしてあった「近未来の地域づくり」にハナシが進んだ。
その時、コミュニティカフェというものの役割の大事さから、人が集う場所、そして、食のあり方にも言及が。
そして、柏豊四季のコミュカフェに並んで、福祉亭も・・と、福祉亭の名前がURからの登壇者が発言されたのです。
そうそう単純には、喜べないのですが、やっていることに間違いないことが分かって、やったね!でした。
こっそり、握りこぶし!
居場所づくりから始まった、街の食堂としての福祉亭。
福祉亭を知っている参加者は、ワタシだけだったろうとは思いますが。
あれやこれやの日常。
でも、継続は、力・・・という。
立上げ当初、福祉亭が地域にある意味を数値化できないか、と問いかけられた。
たぶん、善意のご意見と、今は、分かる。
もちろん、できるはずもなかった。
でも、未だ数値化できずとも、20年という時間の経過は、福祉亭がある意味を、少しずつご利用者さんたちや、外からの発言によって語られ始めている。



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気難しさ

2023-11-23 03:07:40 | 日記
地域の気難しさに出くわす。
高齢化と共に、増えてきたのか、それともなんなのかなあ。
気難しいが、周囲を明るくしたり、楽しさを生んでいるということは、考えにくい。
困ります。
立派な方が、立派さを見せてくださっているのでしょうが。
難しいなあ。
これでは、結局のところ支え合う地域づくり・・の思いから、ますます離れてしまいます。
子ども食堂の日にも、小学校周辺からの太鼓の音、子どもたちの声への苦情の様子が語られた。
ムカシの地域なら、どこのウチにも子どもがいて、うるさいだの、どうのなどと、学校にまで苦情が寄せられることなどなかっただろうなあ。
太鼓の音を聞けば、そろそろ運動会が近いなあ・・などと季節の風物詩のように受け止めていたように思いますが。
すっかり、地域の姿が変わってしまっている。

昨日も、こちらは、筋を通して、頭を下げて、取り組んだと思っていたのですが、苦情。
お詫びにお茶菓子を持参して、頭を下げに行ってみたのですが、その結果は、どうなのかなあ。
その後の様子と反応が、どうも塩梅がよろしくない気配に、ちょっとがっかり。
先日来の補聴器さんにしても、もう行かない・・という言葉そのままに、福祉亭から遠ざかっておられる。
こちらにすれば、精一杯サポートし、努力もさせて頂いたのですが。
思いが伝わっていないのでしょうかね。
NTという新しいような、そうでもなくなってしまったような街を形成するそれぞれのみなさん。
街と人との関わりを楽しみませんか?
良い街だし、善意というものを持ち合わせているみなさん。
それでいて、日常がややッこしい。
うまくつなぎ合わせる魔法の言葉かなにか、ありませんかね。
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サビシイ

2023-11-22 06:59:58 | 日記
先週植え替えが終わったアダプト花壇。
道路アダプトの方は、篠竹の根っこで株が上手く育てられず、鉢植えに変えている。
一番小さな鉢が一つ花ごと消えた。簡単に言えば盗まれた。
昨日、スーパー脇の小さなスペースに植えられていたパンジーが3株消えた。
明らかに、盗掘。
夜7時には、あったことを確認しておられ、朝のラジオ体操の時に、盗掘が分かった・・という。
ここは、善意の市民が花苗を寄贈し、手入れもされている。
公共空間の管理の難しさ。
盗んだ花を毎日眺めて、心楽しいというのが人間という存在なのだろうか。
サビシイ。

旧い友人から電話。
洗濯機が壊れて・・と。
つい電話してしまったの・・と。
日常のお困りごとの対応。
偶然バッタリ出会った友人。何年ぶりか。
娘さんがうつっぽい・・と。
う~~ん・・友人のサビシサに引き込まれそう。
厨房で聞く老化から頻繁に起きるモロモロ。
これは、みんな似たり寄ったり、同じようなもの。
だから、なんだか老化由来の失敗は、さしあたって明るいハナシになっている。

ふっと戻ってみえたボラさんとおしゃべり。
さしあたって、み~~んな自分は、正しいと思って暮らしている街。
正しいの向こうにあるもの、地域の支え合いの育て方。
いろいろな課題に直面する。

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魔法

2023-11-21 06:08:55 | 日記
厨房にいると、フロントから呼ばれた。
うん??
出てみると、若い女性。手を盛んに振ってくれる。
一瞬うん??でも、「○○です!」の声で、気がついた。
な・なんと!保育園時代からお母さんと福祉亭に遊びに来ていた二人でした。
地域の孫たちとして、かわいがっていた子たちです。
それぞれ、弟くんもいる。
ごくごく、たま~~に、街で出会ったりはしていたけれど、本当に久しぶり。
今から保育園に行く。その前に定食を食べる・・と。
そうかあ!!園長先生に会いに行くの?と尋ねたり、弟くんのその後を聞いたり。
それぞれ看護師と介護士を目指している・・と言う。えらいなあ!!
まだ幼顔に、口紅をつけている!!
定食代を払えるの??・・心配心配のババでした。

魔法のアッコちゃん・・という人気アニメがあの昭和の時代にあった。
キラキラ光る杖でまあるく円をかくと、アッコちゃんの魔法の世界が生まれるお話でした。
わが家の娘も、お祭りの時、アッコちゃんの杖を買ってあげると、早速ぐる~~っと回して円を描いてみる。
でも、アッコちゃんの杖のように、魔法の世界は、生まれず、がっかり。ちがうじゃん・・と涙声でした。
でもでも・・です。
お二人も、娘も、子どもたちがみ~~んな持つ、それぞれの魔法を使って、成人してくれました。
ジツに豊かな魔法使いたちです。嬉しい再会でした。





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子ども食堂

2023-11-20 04:58:33 | 日記
大勢の子どもたちと保護者さんが、参加してくださいました。
朝早くからドンドン準備を始めるスタッフさんたち。
空模様は、気持の良い晩秋の気配。
いつものスタッフに何人かお休みがありましたが、高校生・中学生等様々な助っ人さんたちに支えられました。

午前、防災訓練、午後、子ども食堂、夜、青少協の中学生のお集まり・・と過密スケジュールのスタッフさんたちもおられました。
しかも、さらに月曜日は、福祉亭厨房の方もおられます。
ジツに、お若い。

賑やかなご参加の波で、ご飯茶碗が足りない・・の声。
どう手配したら良いか迷い、フロントに。
子ども世代のファミリーとご一緒に普段福祉亭の厨房に入られるボラさんもみえておられました。
お孫さんたちお二人のハッピーバースデイ♪でした。一週間違いの同じ月生まれなんですって。
事前に7人でご参加と聞いていたのですが、お子さん4人!!でした。
良いですねえ。
別の親子連れさん一組が、どちらも、豚汁を残されていました。
下膳しながら、話しかけさせて頂くと、宗教的な戒律で・・でした。
最近インド系のファミリーの姿が目立つ永山団地です。
東洋系のお顔だちですと、お声かけするまで気がつかない外国籍のファミリーが、もう暮らしておられるのですね。
福祉亭立上げの頃、将来像として、国際都市・・というのも一つの姿でしたが。お~~!実現しつつある??
地域の受け入れ体制、住民のお迎え感も、整いつつあると良いですね。

先日の夜、福祉亭から帰宅途中、外国籍のみなさんと出会ったので会釈をしてみました。
するとにこやかな会釈が返ってきました。
なんだか、うれしいものでしたよ。

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補聴器

2023-11-19 06:08:56 | 日記
補聴器が届く日。
心配になり、ご自宅に。お留守。
近隣の知り合いに声かけしてみる。
11時頃仏壇のお花を買って、戻られていた。いつものように・・と。
とにかく、今日は、なにがなんでも福祉亭に来て頂かないと。慌てる。
日常の行動パターンを見聞きしていたので、そうだ!駅前だ・・と気がつく。
駅前のスーパーは、賑わっていて、う~~ん??見つかると良いけれど・・と、あちこちに目をやりつつ探す。
ウロウロしているうちに、な・なんと!レジ近くて補聴器さん発見。やった~~・・でした。
カートには、いつも通りのお買い物の品が入っていた。
ご本人もびっくりされていました。
福祉亭に行く日ということは、ご理解されていた。
バス亭で、バスに乗って頂かないと・・と駅まで。
なあんと!幸運!旧い友人がバス待ちの列に。
下車駅を間違えないように、よくよくお願いする。
友人の後列の方たちにも、割り込みのお詫びをする。
大急ぎで、チャリでとって返す。
途中バスに抜かれる。チャリをさらに飛ばす。
下車停留所で降られたことを確認できた。
そんなこんなで、やっと福祉亭に到着。

そして、予定時間になって、補聴器屋さん到着。
補聴器を装着した後の、クリアな目の表情!日常がやっと戻られたのです。
しみじみ、つくづく、安心しました。
小さな精密器機が、こんなにも大きな力を発揮するものか・・と。
安堵されたのは、ご本人も同じ。
今日は、夕方のやくざ映画を見ても、声が聞こえる・・と何度も嬉しそうにお話しされていました。
やくざ映画ですか?あははは・・笑いでなんとか福祉亭も一日が終りました。
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アダプト

2023-11-18 06:47:38 | 日記
午前雨。予報どおり昼過ぎには、雨はあがった。
でも、全く不発の金曜日になってしまった。
定食の残り具合、仕事のヒマさ具合。
なかなか苦しい状況。

昨日は、アダプトの公園と道路の花苗が一緒に配布される日。
事前準備は、相棒さんが何日もかけ、やってくださっていた。
金曜日のボラさんたちも、毎年、植え付けにご協力くださる。
大・大感謝!です。
さあて、そうは言っても、植え付けは人の手で、一株ずつ。
これをなんとかやらないと。
厨房をみなさんにお願いして、先にワタシが、花壇にトツゲキ。
やってくださっていた作業は、全て完璧。
でも、秋がなかったような今年。
秋の剪定作業が結局、できていないことに気がつく。
とにかく、それをバシバシやる。
そうこうしているうちに、厨房仕事が一段落したボラさんたちが、助っ人にみえてくださった。
そして、無事、全て完了。

植え込まれた花苗を眺めると、ジツに、ご性格そのまま。うふッ・・。
端正、整然、・・良いなあ!
ワタシの担当箇所だけ、性格どおり、大雑把。あはは・・でした。
でも、あれもこれも、別の方が、後で監修作業してくださるのですよ。
だから、大丈夫。



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高齢期

2023-11-17 05:45:37 | 日記
食材の購入のあれやこれやをして、福祉亭に戻ると、補聴器さんの近隣のかたからの電話があったと。
その地区に、業者が入る日の予定の2日目。
留守なのか反応がないけれど・・と。
スタッフにお願いして、補聴器さんのご自宅に向かう。
ご自宅近くで、連絡してくださった方と出会う。
居ました、と。
業者がもう仕事をされていた。
ご本人は、その仕事のことを覚えておられないし、日にちのことも覚えておられない。
ご近所さんが、改めて、お知らせの紙をお届けして説明。
なんとか、工事終了の用紙に署名はできたので、福祉亭で待っていますから・・と、戻る。

3時過ぎにみえたので、取り置きしておいたお食事をさしあげる。
ゆっくり、時間をかけて召し上がって、その間は、別のスタッフが対応。
4時少し前になんとか食事が終わって、補聴器さんがワタシを呼んでいるとフロントから。
レジ前で、お金を払うの?と問いかけられる。
おっと~~!!
よくよく振り返ってみれば、定食をオーダーされる前に、手際よく、お出ししていたのだ。
既に、何回か、ワタシがお支払いしたり、余った食材を差し上げたりしている。
なんとかお元気に過ごして頂けるように・・と。亡くなられたご家族は、福祉亭の元ボラさん。
亡くなられた方へのせめてもの謝意。
この福祉亭の善意が、混乱を生んでいる。
な・なんと!!
しかも、お支払いくださいと言うワタシに、強い目で、もう来ない!と言われる。
理不尽な福祉亭・・ということになってしまっている様子。
とにかく、補聴器の到着を待つしかないと決め、スタッフにも伝える。

福祉の勉強をすると、本人の同意、本人の意思の尊重、それが、尊厳・・と、常に様々な事象の上位に位置づけられている。
しかし・・です。
福祉亭にも確認ミスという小さなミスがあった。でも、こんな展開になると、善意の対応もほどほどに・・となってしまう。
これまでも対応にどれだけ、時間を要しているか。
ほぼマンツーマンの対応で、同じことを繰り返し繰り返し、辛抱強く、数時間。
リスクマネージメントのセカイに直面しているということかもしれませんね。



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認知機能

2023-11-16 06:08:30 | 日記
認知症予防のカフェをお手伝い。
福祉亭から二人で、包括へ。
ワタシたちは、喫茶提供の担当。
シナプソロジーという認知機能を保持、または、活性化するプログラムでした。
福祉亭のお隣さんのスタッフが講師役。お若い。
間違っても良い・・と言われて参加してみると、間違いだらけのワタシ。
こりゃあ大変!
途中で、疲れて、外に出て世間バナシ。
お相手は、包括と同じ組織のグループホーム職員。
ハナシははずみ、楽しかった。
ワタシの年齢を言うと、母と同じ・・と。
そうか!ウチの子どもたちも、こんなフウに社会人として仕事をしているのか・・と、ちょっと見直す。
そして、社会人の子どもを持つ親世代として、福祉亭でなら、なんとか仕事というものをさせてもらっていることに、気がつく。
シナプソロジーは、苦手でも、おしゃべりは、得意。
これで行くしかないか。
福祉亭のみなさんのご迷惑にならないように、気をつけよう・・出来るかな??ご迷惑だらけの現実。

でも、最近ふっと以前に比べて福祉亭の変化を感じる。
それは、定食を食べると体調が良い・・という言葉。これは、以前から。
最近は、シフトで福祉亭に入っているから元気でいられる・・。
20年前、目指していたこと、繰り返し厨房で、語っていたこと・・が、やっと、姿を現し始めている。やったね!!みなさん、やりましたね!!




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