福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

時間通貨

2013-10-31 06:31:59 | 日記
連続講座に。
さわやか財団から。
つぶさに知っている団体・・と思っていた。
でも、まだ、まだ。

時間通貨の話も。
地域が少しずつ力を出し合う・・
せめて向こう三軒両隣・・と

福祉亭立ち上げた当初取材を受けて「手をつなぎ始めた団地住民」というタイトルで既に時間通貨はかたられている。
ニュータウンの試みの一事例として。
今は?
どうも、開店休業。
もう一度取り組みなおして頂くように話してみるか、福祉亭だけで、まず取り組むか。
時間通貨があれば、おたがいさま・・だけですむかどうかは、ちょっと微妙。
通貨ばっかり手元に溜まってしまう話も耳にしている。
東北は、全国からの寄付金でまわす地域通貨を構想して、取り掛かっている。
ニュータウンは、どうしたらいいか。
でも、やってみないと、本当の効用は、わからない。
地域の空気を変える力は、ありそう。

一人暮らしのわたしは、どうすればいいんですかね・・の質問も出て、なかなか有意義。
「あなたは、助けてって言えますか?」という冊子の存在を知る。
おっ?!
すぐ、冊子を送って頂くようにお願いしておいた。
一人でがんばる・・
一人でも、がんばる・・
この時期はいずれ、過ぎて行く。
介護度が軽度の時期は、地域で支えることが決まっているし。
支えあうことの大事さを、目にみえる形にもっていくのに、時間通貨は、たぶん有効。

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おむすび

2013-10-30 05:32:14 | 日記
ちょっと、出足の悪そうな雨の日。
厨房に立ち寄ると色合いの良い、おいしそうな小鉢が並んで、ご利用を待っていた。
火曜日は、ラウンジ。
だから、そのまま隣の街区へお迎えに。

商店街のアーケードを行くと、内科医先生とばったり。
昨日、お昼は、召し上がれましたか?とお尋ねする。
すると、案の定、患者さんが立て込んで、おにぎりの注文もできなかった・・と。
お腹が空いて、どうかなりそうだった・・と内科医先生。
お忙しい時は、定食のテイクアウトもダメで、おにぎりを・・と。
そんなご注文が一度あった。
昨日も、ずっと、みえないことを心配していた。
でも、なにかご用かな?それとも、お弁当をお持ちになったかな?と。

福祉亭は、一応は注文に応じて・・なので、無理強いはできないし。
数年前、善意で、注文もないのに、おむすびを届けて、そこの家のかたが、「どこの誰がつくったかもわからないものは、気持ち悪い!!」と言って、ゴミ箱に捨てられた・・と。
介護度が進んで、外出もままならなくなってしまったご利用者さんを心配して、福祉亭からおむすびを届けてもらった時のこと。

客観的には、確かに、そんな気持ちがわくことも、あることは想像できます。
でもね・・
つくったのは、ワタシ。
届けてもらったのも、ワタシ。
やっぱり、出過ぎたことが気になったし、その行為を目の前で見るご利用者さんのお気持ちがどんなか・・と、想像してしまったし。
介護状態のご利用者さんは、食べものも十分ではないようで、何かお持ちすると、夢中で召し上がった・・と聞いていた。
朝、食パンと牛乳を用意してご家族が出かけてしまい、ご自分は、外で何か食べてきてしまう・・とも聞いていたんですが。

その時、内科医先生がかかりつけ医。
先生とご家族がお話されると、ごく常識的で、ごく普通のご家族だったようなんです。
もちろん、包括も入られていました。
福祉亭として、お向かいの隣人として、ワタシに求められること・・・って、難しかったです。


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プリン

2013-10-29 02:48:20 | 日記
月に一度、プリンが届く。
おいしいんです!!
最初から、おいしかったんです。
でも、ある時、製菓学校の先生がコーヒー飲みに、福祉亭にみえていた。
そこに、ちょうど、プリンの納入にみえたスタッフ。
紹介する。
プリンを先生に試食して頂く。
何やら、スタッフにアドバイス。

次の月のプリンの日から、プリンが大変身!!
びっくり。
プロのアドバイスの的確さと、それを受け入れる力量に。
そのスタッフが、今、産休中。
そしたら、プリンは、なんと、温度管理にも失敗するし、カラメルの焦げ具合にも差。
納品の時、すみませんと、一言があった。
その時、品質は、安定させてください・・などと、えらそうに言ってしまった。
さんざん失敗するくせに。
だって、個人的なOKと、お金を払って召し上がるかたとは、評価には、やっぱり差があることを知っているから。

でも、微小な失敗ですから、それでもいいのよ・・と言ってくださるボラさんに、失敗と言われたプリンは買われていきました。
福祉亭のボラさんは、やさしいんです。

そんなプリンが昨日は、大活躍。
「何か柔らかいものありませんか?」と付き添いのかたが。
プリンがありますよ~~

座位を保持するがやっとの車イスのかた。
プリンが器から無くなってからも、スプーンで微かな残りをとろうとされ、付き添いの娘さんから注意されていた。
朝方、ぐったりされて、病院に行ったり、かかりつけの商店街の内科医さんのところで点滴して頂いたり・・大慌てだったそうなんです。
良かったですねえと、声をおかけすると、にっこりされる。
目も明るく、笑顔もすてき。



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カラオケ

2013-10-28 06:45:24 | 日記
台風が行き、久しぶりの快晴!
気持ちよく晴れ渡った空と真っ白な雲。
ずっと、頭痛まではいかないけれど、重苦しかった頭も、軽い。

11時には、調布からの参加者が来店。
びっくり。
そのまま待たれると。
ご注文は、お汁粉・・
きゃ!!
内心、その手間を考えてしまう。
でも、一瞬よぎった面倒くさい気持ちは、手の素早い動きで、救われる。
やれやれ。

カラオケのスタッフとして、朝から入ってくださっておられるお二人は、料理名人。
食材を用意して、料理のイメージだけ伝えておけば、手際よく進めくださる。
これが、大助かり。
細かい指示を求められると、とにかく大変。
こちらは、こちらで、やるべき仕事があって、こなしている。
頭が、その時、空っぽって、わけでもない。
それなりに、手元に集中している。
黙々と、作業したいタイプ。
その作業中に、外界からのオファーが、いやに頻繁に入ると、ちょっと困る。
あうんの呼吸・・これがいい。

手慣れたカラオケボラさんがおやめになって、もう3年。
やっと、落ち着いてきた。
カラオケが終わってからのごくろうさま!!の席にも、料理名人さんたちは、参加してくださり、みなさんんと楽しまれる。
座を盛り上げても、くださる。

やっぱり、熟す時間が、必要。
時間は、かかるもの。
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頼みごと

2013-10-27 04:19:58 | 日記
女子大からの依頼で、地域のインタビュア探し。
期日も迫っている。
まず、足元で、お一人
それから、複合施設に。
何年も複合施設を使ってカラオケ。
うん?
本当は??
でも、準備中のかたとおはなし。
連絡先を伺う。
その隣では、月一度の麻雀大会開催中。
6卓~8卓?
教室一杯。
どのかたも楽しげ。
責任者のかたとおはなし。
それから、隣の街区に。
NPO法人のお一人にお願い。
快く。
次に福祉館。
こちらも、お茶の時間なので・・と、快く。
さあて、もう少し。
今度は、商店街。
3か所。
それぞれ快く。

どこも地域のポイント箇所。
いや~~良かった。
インタビューのテーマは、地域課題と地域自慢。
へ~~。
相談業務の演習らしいですよ。
永山の自慢って、なんだろう?
ご高齢者が多いこと!!って、言ってみようかな。
いつもマイナスイメージで語られるけれど、たまには、プラスイメージで語ってしまおうかな?
楽しみ。
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地震

2013-10-26 06:19:33 | 日記
未明にまた福島の地震。
2時10分。
津波警報も。
TV画面を注視する。

パトカーが海岸線近くに数台出動していく・・
船を沖に動かす光の動き・・・
画面は、アナウンサーの津波警報を知らせる声だけ。
それ以外は、音がない。
音がなくても、どの程度の緊張感と恐怖感が漂っているかをひしひしと感じさせる。
明かりもつかず、黒々としている地区は、だぶん、3・11の被災地域。
やっと、復興という機運がみなぎってきたようなのに。
しかも今回は、台風が海上を二つも通過中。
自然の驚異・・という言葉が、そのまま現実。

福島のある地区の人口減少は、2割。
高齢化がますます進んだと。
故郷と、しがみつく、しがみつかざるを得ないのは、高齢世代が多いということを如実に物語る。
サービスを提供する事業者もマンパワーもない中で、どうやって老いの日々を過ごされるのか。
ただ、どうも、都会暮らしの軟弱さとちがうらしい。
震災復興支援に行っているかたから、耳にしたのは、毎日ご不自由な身体で、杖を2本突いて、海岸に出て、昆布採りをされる・・・と。
このお身体で!!と、驚嘆するらしい。
何十年とそうした暮らしをして生計を立ててきたので、身体が不自由になった今も、同じようにされている・・と。
都会から駆けつける側は、ただ驚くばかり・・と。

暮らしは、生きる・・そのもの。
生命そのもの。
生命の輝き。
手持ちの時間を持て余し気味のニュータウンの高齢期とは、違うようですね。
若い世代の時間のなさを高齢世代が補う仕組みを、なんとか確立しないと。
大家族制度の中では、なんとかバランスがとれていたんですから。
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摂理

2013-10-25 06:45:23 | 日記
仏滅は、仏滅としてあり、大安は、大安として、古来からあるのは、必然でしたね。
昨日は、仏滅・・どうも、調子が下降気味。
無事、昼間の福祉亭は乗り切ったものの、夜の会議でガツン。

目の前の展開が理解しかね、質問。
抑え込みたい・・の気配をひしひし。
でも、終わった後、こそこそ、ぶつぶつ言うのはフェアじゃないし、全体の士気を落とす。
避けたい。
会議の席がすべて・・となると、意見として言う途しかない。
みなさんの前で、流れにさおさす状況。
避けたい。
この状況も士気を落とす。

でも・・と、とにかくイライラした声にならないように気を付けながら、発言。
声が普段より、ずっと、甲高い。
内心あせる。
でも、言うべきことはなんとか伝えたい。
なんとか、意見を言い終わる。
ふ~~。

全体が、どう判断されるかは、待つよりしかたがない。
発言が通らないのであれば、全体の流れに沿わせる。
でも、筋は通したい。

夜の雨の中、発言を反芻しながら福祉亭に。
まだ、レジしめやら、次の日の大根を買う用事が残っている。
すでに10時。






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工事

2013-10-24 06:56:37 | 日記
雑排水管の交換。
商店街にタイル切りの音が響き渡る。
甲高い。
耳に負担。
でも、適切な補修をしないわけにはいかない。

先日の大雨の時も、厨房の壁際から雨漏りの水。
今までにも、何度か。
石膏ボートを剥がしてみないと、雨漏り箇所が特定できない・・と。
だから懸念しつつ、その箇所は、そのまま。
他の箇所は、管理事務所にお願いすれば、なんとか修理ができる。
家賃支払いの値打ちがある。
福祉亭単体で、工事となれば、体力が持たないかもしれないし、何日も休業しないといけない。
大工事。

実は、厨房窓ガラスにひびも入っている。
窓ガラスは、福祉亭の費用。
ガラスの中に針金が入っている強化ガラスなので、なんとかしのいで、そのまま。
最初の若者たちの運営の時、設備を運びこんだ際、ぶつけてしまった・・と聞いている。
よくもっている。
厨房設備は、中古。
店側のイステーブルも、中古。

こんな福祉亭に、な~~んと、ウオール・ストリート・ジャーナルの取材があったんですって!!
びっくり。
経緯は水曜日チームの日のためよくわかりません。
漢字サロンの風景をカメラに収められ、「チャイニーズ?」とおっしゃったそうです。
居合わせたイングリッシュさんが、「ジャパニーズ・スペシャル・レター・カンジ」って、言ったら通じたような表情だった・・そうですよ。
うふっ。
愉快!!

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記録

2013-10-23 06:46:44 | 日記
久しぶりに「わたしの街」を見る。
映画の打ち合わせの場面も入っているので、福祉亭の記念誌でも拾いきれなかった懐かしいお顔が登場する。
福祉亭のみなさんも、元気に登場。
それぞれ、風格と味わい。
立派。
もちろん、先に逝かれたみなさんもあの当時の日常そのままに元気そのもの。
懐かしさで、思わず見入る。

撮影当時、どこかポイントがズレているかなあと感じた撮影現場。
気がかりがあった。
福祉亭の日常を記録したい・・
でも、忙しく私たちの手ではできかねます・・
いずれ、みなさんは、姿を消されます・・
是非、よろしくお願いしますと、監督さんに依頼。
わかりました。僕も・・と。
福祉亭から出る監督さんを追いかけ、商店街を歩きながら交わした一言二言。
その約束どおり。
記録としての重みが迫力を持って、迫る。
何度も見ているのに、気付かなかったような場面や、表情もあって、新鮮。

これからも福祉亭の日常は過ぎていく。
過ぎて消えて行く。
一場面一場面、毎日、毎日が、どいう意味を持つものかを知ります。

そうそう、良い言葉と出会えました。
「自立とは、多くの人に依存すること」
はっとさせられますね。
自立は、個の独立。
でも、孤立につながりがちな現代社会。

地域は、どう答えを出していくのでしょうかね。
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ばばの日常会話

2013-10-22 05:51:34 | 日記
もう、台風は、27、28と南の海上に生まれているという。
土曜日から日曜日にかけての大雨は、単に、前線の活発な動きの結果。
春から夏、渇水を心配しながら過ごして、秋は、雨に悩む日々。
ままならない。

昨日の午前中は、薄日も射し、28℃予想の気温で、暑い。
また、厨房の扇風機をまわす。
熱気が厨房にこもる。
エアコンを入れるかどうか、迷う。
玄関ドアを開け、厨房の窓を開け、風を通してみる。
秋の風が通る。
なんとか、落ち着く。

落ち着かないままなのは人間。
若いスタッフが入る日。
じじがにこにこ顔で、言わんでも良いような話を繰り出す。
聞き苦しい。
答えに窮する。
「答えられないような話は、やめてください」と、ばばは言わざるをえない。

イングリッシュで、ばばを苦しめるじじも。
適当な答えを言う。
それが、えらく感心され、「さすがやなあ」と。
その後も、じゃあ・・とばかり、鋭く、次のイングリッシュ攻撃。
わからん!!
傍らの若い二人にちょっととばかりに、メイレイする。
「英語で、答えなさい」と。
二人ともにこにこしながら、「英語はダメです」とかわしてくる。
若いし、かわいいし、これで、すむ。
いいなあ。

もちろん、大した会話ではない。
やぶれかぶれのばばは、また、適当に答える。
実は、これは、主語と目的語を逆にしていた!!
大間違い。
へんやなあ~・・と、言葉にならない風情のじじ。
大間違いで、やっと、イングリッシュ攻めを諦めてくださる。
大学受験の時、かつて日本中の高校生が、枕にして寝た旺文社の受験雑誌。
旺文社ご出身。
ばばは、まだ、旺文社のオーラに晒されています。
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大雨

2013-10-21 06:46:27 | 日記
大雨続きの日本列島。
今週は、また、台風27号。
落ち着かない。
雨で、被害が大きく出た伊豆大島。
津波と同じように、淡々と続いていくように思えた日常を、やっぱり奪ってしまう。
土砂の中からなんとか救助されたかたの手が、泥にまみれ、血の気が引き、真っ白な様子が、映し出されていました。

聖書では、雨が世界を変えることになっている。
ノアの方舟。
何日も、何日も雨が降り続き、選ばれたものだけが残り、世界を再び創り始めたという。
地球が、まだ、球体と考えられていない頃、早くも自然現象、しかも雨で、文明が消滅していくことを予感している。
人類は、進歩しているのですかね。
どの方向に、現在の地球は、進んでいるのか心配になってしまいますね。

同じような、同じでないような日々が繰り返され、その中で、右往左往している私たち。
慌ててみても、今さらしかたないですね。
太古から、その繰り返し。
今日一日が、平穏であれば・・
そのことに、どんな意味を込めてきたか、少しは、考えてみないと。

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それぞれ

2013-10-20 01:29:14 | 日記
昨日は、地区運動会が公園で。
取り巻く大人たちのほうが、子どもの数を上回っている。

公民館周辺には、二つの女子大がそれぞれのテーマで、ニュータウンのフィールドに。
二つのチームと偶然、出くわす。
一チームは、お世話になった先生が、引率されていた。
「福祉亭の前で、説明させてもらいました。いつも、この時期に出てきています。」と。
放送大学の講師も勤めておられる。
もう一チームは、前日、先生と電話でお話したところ。
非常勤先生ということで、地域に出るコツをやりとり。

途中出くわした、3人組さんたち。
明らかに、ヒヤリングに応じてくれる市民を探している風情。
目が合うと、にこっとされてしまう。
背景を知っているので、「おっ!やってる、やってる・・」。
エールを送らないとなあ・・・。
「どうですか?」と、声かけしてみる。
難しいですね・・と。
様子が分かったでしょうから、今度は、もう少し態勢整えて出ていらっしゃい・・と、アドバイス。
「はい」と、良いお返事。
ヒヤリングのテーマは、確か「あなたの抱える地域の課題は?」。
お相手のお困りごとを聞き出す程度のもので、いいのでしょうが。

でも、とにかく、元気な子どもたちの声が聞けたり、女子大チームがうろうろしている街はいいものです。
福祉亭は、月一度のお酒の会。
人生の先輩たちが、賑やかに盛り上がっておられました。
若いのに負けていません。
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支える

2013-10-19 04:40:18 | 日記
お一人暮らしの男性。
高齢。
福祉亭は、そんな要件のかたを、さりげに見守らせて頂いている。
体調もよく、地域との交わりも適度に保たれている時は、顔つきもよく、輝きがある。
体調か崩れるか、生活が変化すると、ひげが剃れなくなる。
清潔な衣服の着衣ができなくなる。
分かりやすいと言えば、分かりやすい。

声かけして、お話しを伺えばいいのは、分かっていても、あまりの忙しさにできかねる時間帯の時もあれば、あまりの全体の崩れに、多少のこわさのようなものを感じて、声もかけられないこともある。
髭は伸び放題。
酒浸りの気配にも。
福祉亭に見えた時は、もう、酒臭い。
人としての輝きを留めている箇所を、つい、探してしまう。
かろうじて、目に輝きが見いだせる時もあれば、ふとした時に出される笑顔に、それを感じる時もある。
救われる。
お酒が飲める時は、まだ、いい。
お酒も飲めなくなり、やっと、定食をめしあがるかたもおられる。

何をサポートすればいいのかと、戸惑う。
何ができるのかと。

24時間全部が、自分だけのものにならないようにする・・
たぶん、これが、一番の特効薬。
それには、もっと前からのアプローチが必要。
前には、もう戻せないかたには、はげましの一声・・・
それもできない時には、こちらの笑顔と、「ありがとうございました!」の声かけ。
福祉亭に来て頂いてありがとう。
後ろ姿を見送ることも、大事かな。

それくらいしかできないかなあ。
ちっぽけな気遣いぐらいしかなあ。
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若い助っ人

2013-10-18 07:58:12 | 日記
偶然の出会いから、お若い助っ人さんに出会うことができたワタシたち。
いや~~、うれしいものですねえ。
たぶん、長いお付き合いは無理よねえと、有頂天になりたいところをグット引き締めているところ。
でも、短いだろうと思うと、余計に大事。
かわいい。

厨房の空気も、和らぎ、柔らかい。
とにかく、余分なことは言わないし、よく働いてくださるし、いつも笑顔だし。
かえって、こちらが、その姿勢を学ぶ。
そうか!!
こういうことか・・と。
良く似た感じのかたも、ずっと、以前から福祉亭にもおられる。
70代さん。
みなさんから大事に、愛されている。
とにかく、そのかたのことを悪く言うかたに、まだ、出会わない。

持って生まれたものもおありでしょうが、きっと、ご本人の努力も。
えらい!!
ついつい、口軽く、思ったままを言ってしまっては、失敗を繰り返している。
年齢では、なさげ。

よし!!今日から、がんばる!!
今日も、お若い助っ人さんがみえることになっているんです。
うれしいなあ。
どんな出会いになるかなあ。
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見え方

2013-10-17 06:17:56 | 日記
10年に一度の大型台風ということで、小学校は、前日からお休み。
朝がたには、まだ、夜からの雨が残っていた。
次第に風が強まり・・
でも、とうとう抜けてくれる。
ニュータウンは堅牢。
さしたる不安もなく、一晩を過ごせる。

皇帝ダリアの様子をまず見ないと・・と公園に急ぐ。
お休みになった小学生が、強風の中、朝から公園で自転車遊び。
強風も、楽しそう。
皇帝ダリアは、案の定どの茎も倒れんばかり。
支えの支柱も役立っていない。
あわてて福祉亭にビニール紐をとりに。

3人で朝の立ち上げをされている。
遠くから見ると、その様子は、白雪姫の七人の小人さんたちのよう。
三角巾を被っているので、かわいらしい。
入院されたボラさんが、朝の立ち上げを一手に引き受けられていた曜日。
みなさんで力を合わせておられる。
思わず、にこっ。

夕方、福祉亭に入ると、近隣市から車でみえるスタッフさんは、朝6時過ぎには家を出られたと。
6時!!
台風のためか、それとも、入院されているボラさんに習ってなのか・・
いずれにしても、ありがたい。
その情報をくださったボラさんも「リーダーさんは、ちがう」と、感心しきり。
ほんと!!
見えないところでのお働きを、よく見ないといけませんね。

ヘタなヒヒョウや、感想をすぐ口に出しがちなニュータウンの日常があります。
目に映る世界は、世界の半分・・・ということを、いつも、心しないと。
「(その曜日に)入っていないから、よく見える」と言われて、繰り出される言葉に出会うこともあります。
確かに。
でも、それを言い合っていたら『ミラー反射』は、何を次に映し出すか・・・ですね。
世界は、複雑。
だから、おもしろいんですよね。









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