福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

テーマ

2019-09-17 05:33:39 | 日記
大きなフォーラムでは、たくさんのテーマの中から何を選ぶか・・いつも迷う。
今回は、しごと・・じゃないという視点で、テーマ選びを、かなり具体的なものにしてみた。
高齢期の住まい、歯、眼、食・・と。
さらっと、総論で終わるシンポ、分科会もあれば、上手な構成で理解が進んだものも。
だいたい、時折襲う睡魔に悩まされる始末。
いつものことですが。

介護度5と重度でありながら、他職種連携が功を奏して、いきいきと人らしい回復を遂げた事例の発表があった。
それは、歯科医との連携による食状況の改善への取り組みだった。
武蔵村山。
口腔機能が改善すると、次のステップは、食事。
導かれるように、食事サポーター養成に取り組む伊勢原協同病院の事例に。

発表PPTの中で、見違えるように変化していく「人」という存在に、心底目を見張る。
食べられる・・という日常に密接な行為の力に驚く。
それと、周辺自治体で日々行われている優れた活動にも、びっくり。
理想を遠いもの・・に考えていたジブンにも気が付く。
もっと、足元に眼をこらなさいと。

多摩市のクリニック所属のかたの発表も。
認知症になっても、抗精神薬も使わず、夫婦二人自宅での生活。
様々な障がいが発生しつつもご夫婦を支えて、その生活からみえてきたもの・・という内容。
この発表には、気が付かずにいたのに、偶然フォーラムで再会した顔見知りの生協関係者さんに、教えてもらえた。
よく勉強しておられる。

二日間のフォーラムを終え、参加できたテーマはごく少数。
そんな悩みはあるものの、何か充実感。
さあて・・と。
たどり着いた福祉亭には、臭気を放つ可燃ごみ。
それをごみステーションに出す「日常」といういつものテーマが、待ち構えていました。




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