福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

シルバーパス

2019-09-18 06:10:41 | 日記
あと2週間で、シルバーパスが切れる!って、気が付いてやっと、更新に。
市役所。
ワタシは、チャリで。
市役所に近づくと、ご高齢のかたの姿が普段より多い。
大きなシルバーパスの旗が、EVの前に。
でも、どこが会場かわからない。
みなさんが、うろうろ。
腕章をまいた誘導役のかたが、現れて、3階です・・と教えてくださる。
みなさんとEVに。
会議室は、もう部屋の外にまで、列。
でも、じきに入れて、くねくねと折れて並ぶ。
窓口を5人、その後ろに5人、さらに三列目も。
バス会社の社員も数名・・と大がかり。

順番を待っていると、多摩市の高齢化の様相が、はっきり認識できる。
70歳以上で受給できるパスですから、高齢化率26%と言っていても見えてこない姿。
お元気なかたも、足腰が弱られているかたも、様々。
娘さんに付き添われているかたも。
ご夫婦で、しっかりされているご主人が、幾分歩行が不安定な奥さまの肩を釣り上げるように支えておられるかたも。

必要な書類も三種類で、それから代金。
その書類が揃っていないお身体がかなり弱られているかたも、列の前のほうにおられた。
介護保険の納入通知書でなく、納入領収書をきれいに張り付けて持参されている。
でも、通知書でないので、必要書類として整わない。
列から外れるように促されるまでに時間が経つ。
やっと職員が声をかけたのを見て、ほッ。
そのかたは、パスどころか、タクシーのほうが・・と思える様子。
日々の生活にご苦労されているだろうなあ・・と思いつつも、どうしようもない。

バス会社の職員だけでなく、行政職員も交代で、立ち会ったらいいのに。
市民・・とひとくくりで呼んでいるみなさんの姿が、目に焼き付くでしょう。
どういうかたのために、仕事をしているのか・・、仕事をさせてもらっているのか・・を実感できるでしょうに。
市民が笑顔で過ごす日々とは、どういうものか・・もっともっと、真剣に追い求められるでしょうに。
福祉亭もぼやぼやしていられません。



コメント
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