福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

お留守番

2017-05-31 05:20:07 | 日記
リーダーがお休み。
前々日から野菜搬入。
前日メインの食材搬入。
・・などなど、リーダーの役割が一人の手からフロー。
複数人の担い手。
ボラスタッフさんは、ベテラン10年選手ばかり。
ちょっとのことでは、がたがたしない。
盤石。

4時過ぎ、いつものようにお弁当を受け取りに。
何事もなく一日が終れそうな落ち着いた空気。
安堵。

閉店前に、お手伝いに出向く。
トイレ掃除もしてくださって、レジ計算もとりかかっておられた。
もろもろの入れ込み役は、決まって指圧のお兄さん・・・らしい。
つい、いつものように手を出してしまうと、やります、やります・・と。
動きをみていると、おもしろい。
やりかた・・というものがある。
いい、悪い・・は、ない。

レジ計算にしても、やりかたが違う。
新聞の集金がちょうど、あった。
今日は早いですね・・と集金担当のかたが、言う。
うん?
時計をみると確かに・・6時数分前。
あれツ。
早じまいでしたねえ。

もろもろの終い作業が終わって、ちょっと反省会。
特別なことは、特にはないけれど。
おしゃべり。
どのボラさんとも長いお付き合い。
言葉に出すこと、出さないこと・・それぞれ。
寄り添い合う空気も、練れて。
80代に突入のみなさん。
元気で、なんとかいきたい・・が誰しもの願い。
なんとかいって欲しい・・ワタシも願う。
運営上だけではなく。
福祉亭が、人生の最終章の良い彩として、輝けたらね!!
それで、十分。





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2017-05-30 06:27:10 | 日記
味加減で悩み。

先日の土曜日。
ワタシの前に座って、さかんに醤油をかけるボラさん。
肉団子スープ。
気が付かないふり。
味が薄いんだろうなあ・・と、もちろん、気がついている。
でも、スープは、ちょっと薄いけど、肉団子にはもう少し濃い塩味がある。
スープは、飲みきるもの。
薄くないと・・が、ワタシの気持ち。
でも、近くの席に座ったご利用者さんに、味薄いですか?って、尋ねてみる。
うん、もう少し醤油か、何か・・と、正直なお答え。
薄いなら、もっと、ダシがきいていないと・・とボラさん。
頭の中で、味をみた時の味加減を思い出しながら、その会話。
十分に、出汁は肉から出ていたけどなあ・・。
ただ、主張はしないまま、にこにこ。
あと加えるとなると、何かなあ・・
昆布かな。

そんなこんなで、月曜日。
前回のコロッケが塩味不足だった・・って、スタッフに伝える。
昨日のメニューは、焼き肉。
途中、一緒に作業して、先にまかないをすませたスタッフが、ちょっと今日の肉はしょっぱいです・・と言っている。
聞き流す。
定食時間帯も過ぎ、ワタシもまかないに入る。
う~~ん、しょっぱい・・ワタシには。

この「しょっぱい」は、べつのスタッフには、ちょうどいい・・と言っておられました。
味談義は、なかなか終わらないです。
つまるところ、だから、いいのです。
ソースでも、醤油でも、酢でも、加えられる・・のがいい。
これが落ち着き先ですよね。








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酒癖

2017-05-29 05:08:04 | 日記
最近、街が静か。
どうしたのかなあ。
みなさん、どうしておられるのかな。
バスで駅前に出かけているのかなあ。
昨日のカラオケもヒマ。

そんな中、最近、時折姿をみせるご利用者さん。
早や飲み競争をしているのか?と思うほどピッチが早い。
酔うほどに声が大きくなってくる。
お顔見知りは多く、楽しげ。
ほとんど飲むだけ。
食べない。
声の大きさで、周囲を緊張させる。
我がもの顔の振る舞い。
酒癖が悪い。
内心困りながら、洗いものに集中する。
関わりを避けるスタッフも。
もちろん、当然。
なんとかうまくコントロールしてくださっているご利用者さんたちに何かあってはいけない。
二曲ほど歌うとお帰りに。
やれやれ。

酒癖がワルイなあ・・と、ずっと思っていたご利用者。
今は、福祉亭のボランティァさん。
カラオケ終わった後、片づけもしてくださる。
ごく真面目。
酒癖良さげに思っていたかたのほうに、からまれる。
タチがちょっと悪いかなあ。
でも、みな善人。
良き市民。
長くつきあってみると、人となりがにじみ出て、許容の範囲も広がる。
素顔は、結局どっち・・でもなく、どなたにも人間らしい複雑さがある・・ということのよう。
お酒は、でも、魔物。
注意。




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お尋ね

2017-05-28 07:50:29 | 日記
包括からのご紹介で、ご相談にみえたかたが、おられた。
家事支援。
そのお話しの中から、浮かび上がってくるニーズ。
独居でない家庭の家事支援のむずかしさ。
ご家族は、早朝から深夜まで仕事。
ご本人は、要支援。
昨日は、たまたま診察で昼間家族がいるということで、ご相談。
なんとか自立は、できてはいる。
何ができ、何ができないのか・・が、ジツは、難しい。
難しいというより、はっきりしている。
ご本人にからむものしかできない。
となると、混合介護というものをどう進めていくか。
そこ。
制度は、保険制度。
税の投入もある。
タイトな制約を持つ。
また、それでなければ、制度はそのサービスの利用を第三者が、容認しない。
難しい。
制度の外にいる福祉亭ワタシたち。
どうおたすけするか。





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モデル

2017-05-27 05:16:30 | 日記
「永山モデル」の一年目の評価は、どうでしょうかねえ。
大部隊の編制でしたが、実質を思うと、評価を高くしがたいような・・気配に、つい、不安感。
いやいや、そんなことはないです。
包括が構築され、訪問Bの事業所もでき、居場所としては、福祉亭のほかに、いくつかできている。
ネットワークもある。
絵にすれば、成功例。
しかし・・
しかし・・は、こ・れ・か・ら。
がんばりましょう。
つい、不安の雲がわくのは、課題をかかえるご高齢者の姿。
あせっては、いけません。
まず、足元。
居場所の機能の充実。
そこに答えがあります。





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役に立ちたい

2017-05-26 07:01:33 | 日記
NT研究誌を拾い読み。
友人たちが、寄稿している。
いや、ワタシが、みなさんの「友人」の枠の中に入っているかどうかは、不明でした。
失礼いたしました。
それぞれ、立派な仕事をされておられる。
えらいなあ。
翻って、ワタシは、どおなの?と、ジブンの中のダレかが、問いかけてくる。
ふっと、その思いの中に、入りこんでしまう。

何が今日まで、突き動かしているのかと、ふっと。
年齢を重ねた、さしたる説得力を持つでもない存在に、社会は、背中を向けがち。
「社会」の一員になりた~~い!!
自然で、素朴な気持ち。。
生きがい感とも。
子育てからもなんとか手が抜け、何もやらずに数十年を過ごしてしまった・・では、こわい。
ジブンがこわい。
たぶん、そんなフウには、過ごせなかったでしょう。

人間という存在が、もともと社会性を持つものとよくわかる。
たかだかのボランティァにのめりこんでしまっている根底にあるもの。
それは?
気が付いてみるとおもしろい。

何かお役にたちた~~い。
家族の中のお役もそこそこに、ボランティァにのめりこんでいるワタシ。
へン!!道楽だろい!!
そのとおり・・です。

力を持ちつつ、謙虚な友人たちの姿が、周囲にはあります。
どうあるべきかを、静かに語ってくれます。
あッ!!もしかして、同じ土俵上の「相手」にされていない・・のかも・・ですよ。
はいっ・・
もって、銘記。


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のん気

2017-05-25 05:26:15 | 日記
おおぽかは、あったけれど、なんとか総会もすみ、並行してまとめていた市民評価の報告書のほうも、定例会でぼかすか叩かれたけれど、修正を出したし。
次に控える補助金の予算案も、与えられたエクセルでなんとか下案の数字を入れ終ったし。
疲れは残るものの、気分は、晴れやか。
この気分の晴れやかさが、なにより。

厨房ボラさんたちは、しっかり仕事をしてくださるし。
ワタシのお役は、塩サバを焼くぐらい。
塩サバを焼きながら、油の処理に使う日にちの経過した新聞にふっと目をやる。
見出しが、へ~~・・おもしろい!!
つい、つい、内容まで読みふける。
忙しいと新聞の活字も目に入らないのに。
新聞読みながら、塩サバが焼きあがるのを待つ。
まあ、なあんて、天国♪♪

まかないも、厨房外で、のん気に。
植え替えした高砂百合の具合を眺めたり、すっかり若葉におおわれた桜の木を眺めたり。
声だけして、姿がみえないから・・と、心配してくださって、わざわざ裏に回って、立ち寄ってくださったご利用者さん。
にこにこと。
その柔らかい温かさが、なによりの元気の薬。

ぐずぐず過ぎたことを、いつまでも言いつのるボラさんの声は、風に流れて行く。
ぐちに身を入れて聞くほどは、疲れがとれていない。
笑いながら聞いてはいるけれど、いつまでたっても、長いぐちが終わりそうにもない。
そうだ!!と思い出して、総会前に、友人がくれたアイスクリームを出してあげる。
おいしいもの食べれば、ぐち言ってられないし、静かになるし。
気分も、きっと、上向くでしょう・・・と。
アイスクリーム食べなら、まだ、別のボラさん相手に、何か言っておいででしたが。
まッ、いいか・・
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脳力

2017-05-24 04:51:16 | 日記
右脳、左脳のつくりかたの違い。
脳の小さな分野のちがいで、能力的に男子と女子それぞれの脳力に差が出る・・というTV。
コミニュケーション力は、女子脳。
記憶力も、女子脳。
集中力は、男子脳。
嗅覚、調理、やる気を起こさせる・・などなど、その他いろいろ、どっち脳が、優れている?と。

おもしろかったのは、それぞれの設問に答える現役世代の男子と女子の回答。
当たりもあれば、はずれもある。
当たりはずれ以前に、ジブンの性を肯定的に捉えているくったくのなさ!!に、ついつい見入ってしまった。
中学時代ぐらいから言葉数少なくなったままの息子たちの脳力を覗く・・感じ。
嫁とりに苦戦しているのは、見た目重視の男子脳のせいか~~・・などなど、示唆満載。

さてさて、昨日の福祉亭。
夕方、いつものようにお弁当を頂きに行くと、洗濯物ハンガーがいくつも外に。
珍しい風景。
一日の運営のしかたは、いろいろ。
それは、おまかせ・・です。
チームが上手く動けて、ご利用が滞りなくいけば、それでよし・・なのです。
夜、食材を届けるとボラさんたちは、すでにお帰り。
スタッフさんが、一人静かになった店の中で、掃除中。
ごくろうさま!!です。
思ったほどご利用が伸びなくて・・・と。
あらあら・・
麻雀が満席で・・とラウンジに流れてみえたかたもおられたのにねえ。
ご利用予測は、難しい。
60食の予定数を少し減らそうかと、相談しているの・・と。
うん、うん、いいんじゃないですか・・。
他の曜日は、最低で35。
多くても45を基準にしている。
60作ろう!!にチャレンジは、素晴らしい!!のです。

他の曜日のワタシたちも、がんばりま~~す!!
のんびりしすぎないように、気合いれま~~す。
ものごとにこだわりの少ない女子脳・・・そのまま。


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ツボネ

2017-05-23 06:38:38 | 日記
民主主義の良さと難しさ。
立場の違いに対する想像力。
意見への固執性。
意見の正当性。
手順。

あ~~あ~・・むずかしい!!ですねえ。
関わる会議の席に座ると、その難しさがよ~~くわかる。
相性って、意見が合いやすい者同士の間にあるもの・・かもしれませんね。
意見ばかりでなく、どこをとっても、アウンの呼吸で、呑み込める者同士の間にある・・ものですかね。
失敗も意見の違いも、なんとか、お互いのキズにならない・・、トゲとなってチクチクしない・・関係性。
あこがれ・・てしまいますね。

午前と午後別々の会議。
午前でも、もめくり、午後は、もめくりはしないまでも、それでさあ・・ワタシたち何やればいいの?
会議のあと出口で、出てみえる人を待ってオンナたち3人で固まっていると、そこにたまたま立ち寄るカタチの職員。
これからは、お局として関わってください・・・と、無邪気に言う。
えッ?
内心ギョウテン、でも笑顔。
おいおい・・イテッ!テ・テ・テ・・でっせ。

江戸時代の大奥2000人のトップに君臨したお局。
その職責の重さと、能力の高さ、そして、その権勢で、お局さま・・という言葉が、ずっと語られ続けている。
昭和の時代になると、トウの立った女性を揶揄する言葉になって時折耳に。
まだ当時はトシ若いワタシは、ある種の恐怖感を感じつつ、それに接していた。
オツボネと言われてしまう未来のジブンの姿。
それを怖がり、結婚を急かす親の意見に、はいはい・・と従わざるをえなかった。
時代は移り、平成の今の時代では、セクハラ言葉の中に入ってしまい、表舞台に出てくることもなくなったように思いこんでいた。
それを、会議の後とはいえ、トシ若い女性職員から言われてしまう現実に、ぎゃふんッ。
しかたのないことなのですかねえ。







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総会

2017-05-22 07:25:43 | 日記
総会、無事に終わりました。
とにかく、やれやれ。
宿題はあります。
ざ~~んねん・・・
予算案の費目が数字とずれていた・・・!!のです。
やれやれ。

今年は、計画案に対して、ずっと、ご意見を頂いていたので、数字に目をやるヒマがなかったのです。
最終意見が19日提出で、それをソンタクしていて、次の日には印刷でしたから。
スケジュール設定の間違いもあったのかもしれませんね。
しかも、その時は、だ~~れも、数字の???に、気が付かないでいたのです。
信頼を頂いている・・!!って、ことでもあるのですがね。
お~~ノ~~~!!でした。
すみません。
お詫びいたします。

別のご用事で遅れてご参加のかたに、経緯を説明しながら、議案書をお渡しすると、
「愛嬌ですよ・・」と、にこにこ。
そう、現実の大組織では、ありえない事態・・です。
社会のオミソのまま・・のワタシたち・・という姿が透けてみえています。
ジジとババの社会参加の場ですから、あいすみませんね。

ぐずぐず言っていても始まりません。
おいおい、ヘンでっせ・・と、気が付かないままいくより、ず~~っと、よかった!!です。
即、次の報告書の作成期限が迫っているこの時期です。
それを思えば、とにかく、みなさんのお力とお知恵の結集の大事さと共に、発見力!!の大事さ。
安堵あんど・・でした。



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役に立つ

2017-05-21 05:20:16 | 日記
お酒の会にご出席で、バスの関係で早く着いてしまった・・と。
1時間前。
確かに。
他のご利用もなく、厨房は、準備に追われている。

総会ご出席の案内が必要なかた。
前日より問い合わせ。
結局、福祉亭でお会いできた。
総会の案内をし、ご出席をお願いしてみる。
すると、私、なんの役にも立たないヒトなの・・と。
その言葉は、ドキッ。
でも、明るい表情で。

かすかな記憶の底に、数年前、福祉亭のボラが可能かどうかと問われたことがあったかた・・と。
ジツは、お身体が大きく、狭い厨房で、チームを組む苦労を思って、直接ではなく柔らかくお断りとなったように記憶。
そのトゲを抱え、相対し、おしゃべり。
福祉亭とのご縁の由来を伺う。
3.11の被災で。
息子さんのご家族が隣の市におられるご縁で、NTに。
ご主人も亡くなられ、今は、自由度の高いホームにお住まい。
それでいながら、住所が隣の市のままなので、多摩市独自のボランティァポイント制度も活用できない。
訪問Bの講習も受けられない。
ちょっとしたお手伝いはやってはいるんですがね・・と、お話ししてくださる。
いいかたです。

制度のエアポケット。
それでいて、まだまだお元気。
こんな時こそ、福祉亭の出番のような気もします。
でも・・と、躊躇する何か。
お元気なのですが、新たな「場」に慣れていく過程の不自由さを、つい思ってしまう。
チームとの関係、環境への慣れ。
一番の大きな懸念は、お身体の全体状況。
事故があってもいけないし・・・と、つい。

国は、要支援者も助ける側に・・そして、生きがいを感じながら地域で過ごして・・と言って旗振りしている。
できることをできる時に・・ひとさまのお役に立つことを、勧めている。
ワタシだって、時に、口に出す。
でも・・・
経験が、どこか黄色シグナルを点滅させる時、どうしたら・・








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言葉

2017-05-20 05:00:17 | 日記
予定していたボラさんのお休みは、前日夜に手当。
予定外のお休み連絡。
遅くなります・・が、どの程度なのかと、問い合わせる。
もうお出かけ。

傍らで聞いていただけですが、こんなフウに言っていたように思います。
○○○・・・・
以上です、とご家族が教えてくださる。
思わず、にっこり。
わかりやすい。
正確。
こちらの用向きを、瞬時に理解されておられるし、ご自分の言葉と伝えるべき内容をキチンと分けておられます。

この「以上」は、どうも長く伝達の場で上の職を務めておられたかた・・を連想する。
別のボラさんのご家族も、以上!・・と、おハナシの最後におっしゃる時があると。
へ~~・・・そうですか~~・・と、にこにこ。

どちらにしても、他愛ないハナシの中での会話。
何気ない家族間の口調の中にも、長い現役生活の名残があることが、おもしろい。
そのハナシをまた、べつのボラさんにおしゃべりすると、私は、「以上」は言いません・・と。
だいたい、言わせない福祉亭のメンメンの姿もありますので。
すみませんねえ。
これも、おもしろい。

言葉は、個別のもの。
しかも、かなり個別性が強い。
内面からのほとばしり。
思いがけない方向にとばっちりとして、出かけてしまうこともあるのが、言葉。
真逆の内容となって、伝わっていく力さえ、併せ持つ。
余分なことは言わなければいい・・のです。
でも、余分の部分の会話がおもしろい。
それで、つい・・・


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オードブル

2017-05-19 06:45:22 | 日記
オードブルづくり。
いやいや、なかなかの難作業。
担当するシェフさんは、前々日のうちあわせになって、やっと、やる気をだしてくださった。
うちあわせの前日には、オレは行かないよ・・行かないでいいでしょう・・と消極的。
しかし!!
やっぱりプロ魂。
寝ずに考えた・・と冗談言っておられましたが。
予定のバゲットを自ら買い出しなさり、それを片手に厨房に。

うちあわせで頼まれていた枝豆は、買わずじまいのワタシ。
そろそろ枝豆が、スーパーの店頭に並び始めていることに、前日気が付いた。
いや~~まだ、お高い。
とても、福祉亭では手が出せない。
この時期に冷凍でもないだろうなあ・・ぶつぶつ。
冷凍品は、近くのスーパーで・・とつい。
すみませんね。
結局、買わずじまい。
シェフさんを失望させてしまったかもなあ・・。

シェフさんは、そんな些末なことにはめげないかた。
・・と言うか、福祉亭モードに慣れておられます。
すぐ気を取り直してくださって、オードブルづくり。
こまかい技の数々。
ペーストにしたり、たたいたり、冷やしたり、ホイップしたり・・
プロならでは・・の取り組み。
オードブルって、小技の集積。
助手は、ボラさんにおまかせ。
ワタシは、大雑把ですから。
スタコラ作業工程から逃げ出して、定食の後片付け。

オードブルの盛り付けというのもなかなか難しい。
センスがね。
シェフさんの出番。
いくつかアイデアを出される。
ここで、また、大雑把なワタシは、簡単なほうを暗に願う。

できあがったプレートは、てんこ盛り。
かわいい。
どこからイメージがわくのか!!と、心底感服。
どうですか?と、ワタシに評価を求められるシェフさん。

いいですねえ!!
遊園地みたいな楽しい感じで、いいですねえ!!・・と。
いやほんと。
ワタシの中からは、到底生まれないオードブルのプレートです。
素敵!!
大したものです。





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でかコロッケ

2017-05-18 06:26:42 | 日記
駅前の居酒屋にも、でかコロッケがメニューにある。
オーダーで、それが出てきた時には、びっくり。
対抗して・・ということでもありませんが、福祉亭もでかコロッケ!!
ジャンボ。
いつもの2倍。
お~~~!!
ほとんどのご高齢者は、残すことなく召し上がる。
ほんの数人、すみません持ち帰りたい・・と。
小さなトレーをお渡しする。
季節がそろそろ食中毒。
4時間後までに・・と。
みなさんのお元気の源は、食欲の良さ。
ちょっと、でかくんは、ご利用のみなさんには、塩加減が今少しものたりないようでしたね。

この塩加減は、まさに、世代の差。
ご高齢のみなさんは、全般にアマジョッパイ好み。
味のクリアさを求められる。
これは、しかたありません。
お身体の使い方が、若い世代とは違う時代を生きてこられていますから。
味が薄いと、味気ない・・のです。
大げさに言えば、どこか寂寞感・・があるのです。
それでつい、でかコロッケに、ソース。
しょう油味も大好き。

作り手の若手たちは、50代初め。
調理の最中にも、味を濃く!!ですよね・・と言いながら作業をしていましたよ。
ジブンが持つ味以上に濃くしていく作業って、難しいものなのです。
こんなところに勇気ってものがいるのか・・と思えるのですが、かなりの勇気がいるのです。
人生の経験の深さ重さが、味に出くるみたいですよ。
人生も甘やかしては、くれませんよね。
それと同じ。








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今ここに・・

2017-05-17 06:28:09 | 日記
年代は10年15年の開きのメンメン。
懐メロを大合唱。
ラウンジ。
楽しげに。
最高齢の85歳さん。
私は、80でも90でもない、ちょうどその真ん中・・と、元気な張りのある声で。
なあんと最高齢のお姉さまを囲んで、弟分、妹分が、歌も、気持ちも、合わせる合わせる。

6月第一週は、歌の発表会を企画している。
80代半ばのお兄さまの発案。
お兄さまは、ラウンジメンバーからはずれておられ、ワタシのケンカ友だち。
歌を聞いてもらいたい・・と。
毎週レッスンを受けておられる様子。
いいですよ~~
やりましょう!!って、ワタシは、言っただけ。
核になるメンバーを集めるところまで手助け。
その後は、おまかせしていると、出演するメンバーが増えている様子。

時折、ご相談がくる。
それで聞いてくださる人は、いるのかしら??って。
うん?
いいじゃないですか、みんなで、楽しめば・・って、事もなく言う。
昨日は、とうとう、ワタシをエイギョウ担当に・・と任命してくださる。
つまり、お客さん集め。
はいッ!!と返事。
返事だけに終わるかもしれないエイギョウ担当ですよ。
大丈夫ですかねえ・・と、内心思ってしまう。
安請け合い・・かも?ですよ。

でも、ジツに楽しそうにみなさん歌われる。
その声を聴いていると、歌がはやったその時代に、センパイがたの暮らし向きは、どんなだったのかなあと、別の思いの世界に彷徨う。
ソンもトクもない関係が福祉亭を介して生まれ、それぞれの心の痛みや人生の重みは、いったん傍らに置いて、歌うという行為を通して、ただ過ごされている。

もしかして、めざしていた姿って、これかな・・とみなさんの横顔を眺める。
今、姿を現し、ここにあるのかも・・と。
ラウンジの窓の外は、新緑で輝いて、至福の時間が流れます。







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