やっかい

熱中症の危険性と、強い冷房にあたり続ける弊害。
高齢期は、このバランスが難しい。
高齢になると、暑がりで、それでいて、寒がりで。
快適と感じる気温の幅が、小さくなって、しかも、個人差。
福祉亭でも、高い気温に対する耐性のほどが、垣間見られる。
特に、近頃の防コロナは、換気を必要としている。
冷房をかけつつドアを開ける。
正午頃からの数時間は、ドアを開けていると熱風が入ってくる。
ちょうどその時間帯は、定食時間帯。
ここが難しい。
食事をすれば、誰しもが体温が上昇。
冷房温度を下げても、外気によって室温がなかなか下がらない。
もともと夏に強い体質のかたは、最初から外テーブルで、外気に当たりながら過ごされる。
雪が降る地方ご出身のみなさんは、なにかと、暑さには弱い。
東京暮らしが、50年、60年となっても。
この体質の違いは、なかなかどうのこうの言ったところで埋められるものでもない。
同じ家族の間でも、エアコンの設定温度で、もめる。
もめているだけなら、まだしも。
自立神経がやられて、めまい。
めまいは、やっかい。
頭をちょっと動かすだけで、ぐるぐる部屋中が回転してしまう。
耐えがたい。
8月も最後の一日。
身体の変調に、注意注意。

言いたい

日本中が、びっくり！！の首相退陣。
その次の日、福祉亭にもびっくり！！！
体調不良の一報が入って、大慌て。
とにかくシフトさえしっかり組めていれば、一日は、なんとか回る。
朝から緊急コール。
それぞれなんとかOKを頂き、バタバタと福祉亭に。

みなさんのご協力の賜物。
何事もなく、なんとか一日を終えられた。
幾分、おもしろく思ったことは、言いたいこと・・をそれぞれお持ちだということ。
忙しければ、仕事のハナシだけに。
昨日は、ヒマ。
いろいろなハナシとなりました。
相変わらずのハナシもあれば、え？そうなの？、そうだったのか～・・も。
キチンとハナシに向き合わないといけないもの、へ～～～・・で、いいもの。
しかし・・いろいろなつぶやき、ハナシが、あるもの・・ということだけは、よく、わかりました。
耳に心地良いハナシは、ストンと自分に落とし、そうでなければ、耳を貸さない・・では、ダメということですね。
しかし・・いろいろなハナシって、あるものです。

もと市議さんがみえました。
次期首相候補とみなされる三人の中で、誰が望ましいですか？というご質問でした。
三人かもしれないし、四人かもしれないですが。
福祉亭にわざわざ出向いてくださって、みなさんとこんなハナシをしてみたい・・ということだったのでしょう。
しかし・・今は、ただ、じっと待つだけ。
あれこれ論評してみてもなあ・・。

WITH

昨日は、ビッグ仏滅。
リーダーが難病と言われる持病の再発で、辞任。
その一報が届いたのは、午後3時前。
慌てて、TV。
確かに。
夜になっても、ずっと、その報道特集。
地域は、だからと言って、バタバタと大忙しになるってことは、ありませんが。
でも、誰しもが、えっ！！と最大限の驚き。
福祉亭の仏滅は、いろいろ。
でも、その中で、やることが、福祉亭。
もたらされることもあれば、自ら招いてしまっていることも。
自らが、多いかも・・です。

WITHコロナという標語ができて、今は、多様されている。
WITH地域・・WITH○○・・という感じで。
コロナも、地域も、とにかく周辺から今のところ消し去ることができない大物。
いくら消毒しようが、いくらマスクしようが、なんだか思うようにはならない。
その中で、おもしろい「もの」や、「こと」を探していくことが、福祉亭。
ワタシにとっては、それは、やっぱり「ひと」。
イライラしてみたり、こっそり悪態をついてみたり、かわいいと思ってみたり、おもしろいと思ってみたり。
ジツに、変化自在。

アクリル板

コロナ感染予防に、アクリル板。
なんとか、設置となりました。
違和感がない・・という感想もありましたが、ワタシは、どうも苦手。
でも、食事の時は、どうしても、マスクをはずしますので、
ご利用のかたの安心感につながるようであれば良し・・です。
目のご不自由なかたもご利用になりますので、慣れて頂けるといいのですが。
今までテーブルに置いてあった物・・お花とか、ティッシュボックスとか、もろもろの置き場を見つけることが、ちょっと難儀。
新しい生活様式・・という不自由さに、慣れないと。
来年前半には、ワクチン・・という国のリーダーさんの談話が今日、出るそうですから、とにかく、がまんですね。
今日は、仏滅。
とにかく、アクリル板が倒れて・・というようなことがないように注意ちゅうい。
コロナ感染者数は、多摩市もいつの間にか、85人ですから。

知る

朝夕がちょっとひんやり。
でも、日中は、相変わらず暑つつ・・。
ひさしぶりに昨日は、忙しく追われました。
マスクをしなくてはいけないので、疲労度が増します。
2ｍ四方に人がいなければ、マスクをとってもOK・・という専門家のご意見があります。
でも、都会は、なかなかその状態をキープできません。
どことなく、人との接触を避けている自分を感じます。
福祉亭のご利用者さんとは、ともかく、見知らぬ人とは。
社会の集団が、また、小さく分断され始めているってことですかね。
コロナ禍は、お相手を信頼しない都会人の傾向を、さらに強めています。
つながる、つなげる・・も役割の一つとしている福祉亭としては、困ってしまうことです。
まず懐疑心・・じゃあ、そのお役も果たしかねます。

自己中・・とよく表現される諸々のことも、この「人」に対する懐疑心が根底に見え隠れします。
まず、隣人を知ること・・からでしょう。
ワタシは、知るために、いろいろ駆使します。
血液型、兄弟姉妹の数や、何番目かとか、育った土地柄、年代・・ファクターはいろいろ。
でも、そうすると、気になるお相手のひと言が、そこからか・・と、ジツに納得がいくことがあります。
人は、人生行路に大きく左右されて今があります。
そのことをとにかく認めて差し上げないと、気になるひと言は、いつまで経っても、とげになって突き刺さります。
お相手の土俵にあがって、見方を変えられれば、とげでなくなります。
でも、価値観の共有には、しっかり自分を持っていないと。
同調するだけが、理解でもありませんし。
どこまで行っても、知る・・に終わりがなさそうです。
何億年と旅をしている「人」類ですから、ジツに興味深いです。

フレイル？？

福祉亭は、開業からの年数でみると高校1年生。
本来なら、ピチピチ、モリモリの筋肉質。
コロナ禍で、どうも様子が変わってしまった・・。
ヘナヘナ筋肉のフレイルに入ってしまったかな？・・ということ。
フレイルに入ってしまうと、なかなか抜け出せません。
何もしなければ、筋肉は、するすると落ちていきます。
それでいて、今週もガスコンロの更新。
着火部分がどうも職人ワザの状況なのです。
利用される誰しもが、イライラ。
コロナの状況は、アクリル板の設置も求めています。
それも、大型？いや中型ぐらいですが、厨房機器並に、筋肉を落とさせます。
異常気象が原因の野菜の高騰もあります。
今は、とにかく、しかたありませんが。
そんなこともあろうかと、なんとか、ほそぼそと蓄えてきていますから、即、なにかコトが起きる・・は、ありませんが。
常に備えよ・・です。

福祉亭も「人生100年体操」を始めたり、フレイル予防を始めないといけません。
継続して筋肉を鍛えていかないと。
栄養と運動と、社会活動。
ジツに、福祉亭に集うみなさんと似ている。
永山地区の高齢化率は、ダントツ。
ご高齢のかたの多さは、助け合う基盤もあるということにもなります。
それは、心強くもありますが、早く、どこかで、手を打たなければ・・の思いも沸きます。
福祉亭を支えるみなさんを支えることが、福祉亭を支えることになります。
みんな元気・・が一番です。

ちょっとヘン

ご利用が少なく、ヒマでした～～。
カレーでしたので、残りを冷凍できるわけでもなく。
手こずりました。
こんな日もあるさ・・・ですが、
小分けして、福祉亭からの残暑お見舞いとして、普段お世話になっているかたに。
喜んでくださったかどうか・・それが、ちょっと心配。

最近ワタシの頭は、ちょっとヘン。
暑さのせいにしていますが、脳に何か異変・・ですかね？？
頭の中で、「じゃがいも」をイメージしているのに、出てくる言葉は「ごぼう」と言ってしまっているのです。
自分でびっくり。
「りんご」をイメージしているのに、「みかん」と。
あらら？？認知症の予兆ですか？？
ちょっとの違いではないので、結局、笑い話で、すませているのですが。

厨房で、よく見聞きするのは、あれ、あれ・・とそのものの固有名詞が出ないお姉さまたちの姿です。
ワタシも、もちろん、ありますが、今のところ、あれあれのお姉さまのサポート役です。
類推して、○○ですか？と、助け船を出します。
頭がおかしいのよ・・って言っておいでのお姉さまは、だいたいそろそろ75を過ぎておいでです。
結局、前期、後期と分ける高齢者群は、ご高齢のご本人たちに不評で、正式には使わないことになっているようですが、
明らかに、前期、後期は、ありそうな気がしてきます。
後期の後が、怖い・・。
コロナ禍で、すっかり忘れ去られたみたいな認知症ですが、どっこい、閻魔様のように大きな口を開けて、待ちかまえてくれています。

涼しい

夕方から雨・・を一日期待して待つ。
月曜日の食材も、夕方の降雨を心配して、午前中にすませる。
ところが、まったく降雨の気配なし。
あれ？予報がはずれた？？
ところが、夕方のニュースを見ていたら、都心は、どしゃ降り・・だったらしい。
なあんだ。
しかし、涼しい。
涼しい風が室内に。
読もうと思って開く「地域共生社会への道」なんてものは、読み始めても、すぐ眠くなる。
ダイバーシティ、6次産業、AI、地方移住・・・はやり言葉がてんこ盛り。
やがて形が現われてくるものでしょうが、今は、眠気。
2025年問題、2035年問題、2040年問題・・この当たりは、繰り返し語られる。
2020年問題と、とうとう言われてしまうようになった昨今のコロナ禍での状況の切り抜け方のほうが、もう少し身近。
でも、困難さは、別にして、そろそろ語りつくされてきたような気配。
経過する時間の長さは、同じようでも、社会の変革が求められるとなると、どのくらいのスピード感でものごとが、現われてくるのか。
個人の暮らしぶりや、幸福感にどう影響してくるのか。
未来予想を語る優秀な頭脳。
それを受けとって、形にしていく地域社会にとっては、一つひとつがそびえ立つ山。
人間ってものがジツに複雑。

マッサージ

母は、マッサージとは言わず、按摩さんに行くと言っていた。
月に数回、近所の按摩さんに出かけていた様子。
丁寧なもみほぐしは、嬉しそうに語り、何か気のないような時は、ぶつぶつ愚痴をこぼしていた。
母の年齢に近づき、東洋医学の妙にしみじみ気がつく。

昨日は、「お試しマッサージ」の日。第4土曜日の午後。
ほぼ他の催事は、福祉亭は、止めている。ここ数ヶ月。
なにをどう対処すれば、コロナ感染が防げるか・・を模索しながらなので。
マッサージも、当初は、止めていた。
春にご家族を若くして亡くしたボラさんが、マッサージを受けたい・・とつぶやかれ、それなら・・と先月から再開してみた。
気持ちよく受けてくださって、前からの慣れたお若い施術士さんがみえる。
全盲に近いため、車での送迎で。

だいたい所用2時間としているので、10人ほどでほぼ、時間切れとなる。
先月は、施術の人数も少なく、時間はあったのに、厨房の手がなく、ワタシは、できずじまい。
今月は、どうかなあと思っていたら、施術のかたが、気を遣って、どうぞと最後に声をかけてくださった。
肩と脚。
決まって凝っている箇所が肩にある。
そこをもう少し・・と思っていると、手早い施術は、肩から脚に移っていく。
脚も、とにかく気持ちいい。びんびん・・と身体に効く。
そうこうしていると、あとちょっとと、思っていた肩の箇所が、ふっと軽くなる。
え？？肩の凝りが脚で治るものですか？？びっくり。
施術は、ほんの10分。いや～～大したものです。

わたしの街

自治体間競争が、語られ始めてもう何年になるか。
○年先には、消滅する自治体の一覧として。
夕張の財政破綻が起きて、その立て直しに現知事さんが都庁から出向き、市長役。
市長手当は、当時、確か200万だったように聞いている。全国にその波動が伝わった。
でも、夕張は、人口減しつつも、厳しい行政サービス減少の現実に向き合いつつ、今もなんとか・・健在らしいです。
崖っぷちまでいくことで、やっと、目が覚め、立ち上がれる市民という存在。
見捨てて他市に移れるみなさんは、きっと若い世代。
自治体間競争と言っていると、まだ、身近には思えないけれど、もしかしたら、今、地域間競争が静かに始まっている気配。
「わたしの街」として。
コロナでぼやぼやしている間に、ジツはね・・と。そっと。
静かにゴングが鳴った時には、気がつかなかったこと。
わたしの街は、オールドタウンと言わせない・・というフレーズから始まった。
そんな時期もあったけれど、実質、高齢化は、NTの中でも突出。
言わせない・・ためには、やり続けなければいけないことが常にある。
力のある市民が次第に消えていく時期に入ってきている。
恩恵を受けて、大状況に気がつくことなく暮らしていた市民だけでは。わたしもその一人ですが。
ここから・・と、スタートが切れるかどうか。
今朝も、わたしの街に響き渡る救急車の音。さあて・・です。

方策

二人羽織の料理づくりは、やっぱり難しい。
リードするワタシが、大雑把。
だから、いつもと味が違ってしまったり・・で、いくつか大失敗。
サポートしてくださったかたや、ご利用のかたに申し分けなかった。
言葉足らずと、指示足らず。アウトでした。
でも、みんなで、和やか・・は、ジツに気持ちいい。

料理してくださっている手元を見ていると丁寧。ジツに。
でも、時折、うん？？って微かにシグナルが点滅しつつ作業が進む
そして、普段と比べても、和やか、穏やかな厨房。気持ちいい。みんなも、納得。
この気持ちよさに、つい、自分を委ねてしまう。
お任せしているんだから・・と、点滅するシグナルを打ち消す。
でも・・シグナルは、結局のところ正直。
シグナルは、今のところ、カンでしかない。
ワタシも、手元を細かく指示されてきた。
別の手元が、こと細かにやり直しさせられるような時、止めもしてきたし、これからもきっとする。
でも、
料理は、集中力でもあり、科学でもあるってことに、また気づかされた。
ということは、こと細かな指示・・が、正解だったのか？？？昨日からずっと自問自答。
厨房に響く声は、聞いているだけで疲れる。
そうではなく、どう正解を導きだして、みんなが納得して、気持ちのよい作品にまで、まとめるか・・その方策。
料理本にあることこまかな分量表や細かな指示が、何故あるか・・ということになるのですかね。
それにしても、すべて、ブーメランのように自分自身に返ってくる。

大黒柱

昨日の定食は、近頃としては、珍しくご利用が多かった。
おかげで、厨房は、後○○。メニューを外して・・から、何度も何度も、定食を出すことに。
おかげで、予定食数は越えてしまって、かき揚げは、タマネギの皮向きから新たに。
麺のほうは、ワタシが買いに走る。二度も。見込み違い。
麺だけでなく、そのうちに豆腐も。
卵焼きは、新たに。きゅうりも、さらに追加。
厨房は、メンズの編成。
この我慢強さ。
日本は、男子たれ・・がやっぱり家庭教育の中にも、学校教育の中でも、求められているってことでしょうか。
男女雇用機会均等法からはるか30数年。
家事や育児は、完全にハーフで担わないと、ガールズにしかられる世の中に。
ただ、ガールズのほうも、強くもなったけれど、家計をしっかり支える二本柱。
大黒柱が二本。
ボーイズ、ガールズ、それぞれ。これもいい。

コロナは、世の中をどう変えていくのでしょうかね。
一段落した厨房で、こんなハナシも。
四方山話の中で、突然、「福祉亭は、刺激的・・」と。
もちろん、お相手は、褒め言葉として・・みたいでしたよ。
え？！聞くばばは、日頃のあれやこれやが、霧散。

考えること

コロナ禍のもと、一人ひとりの行動変容が半ば、強制力をもって迫られている。
ステイや防護をしっかりやっている高齢者が、フレイルになってしまって・・と。
コロナには感染していないのに、熱中症で・・も、近頃。
それにしても・・と思うことは、
高齢者と言われてしまうみなさんのがんばり。
スーパーで買い物をリュックに収め、よっこらせと背負おうとしている福祉亭のご利用者さん。
なにげにその姿をみていると、背中にリュックがのっからないで、数秒。
ひょいと、手を貸してさしあげる。
筋力がなくなってしまってなあ・・・と、いつもの笑顔。

福祉亭の会計ノートに、トイレを汚されたかたがいて・・の記述。
別の用件で、火曜日担当に電話。一通り用件がすむと、話題は、やっぱり、そこに。
ボラさんの中のお一人が、トイレ掃除をすませてくださった・・と。
外出先での急な体調のもよおし。下痢を伴う風邪が流行っているかなあ・・。
黙って対処できる福祉亭のボラさんたちは、えらいです。
必要な時、困っている時、そんな時黙っていても、サポートの手があると、ジツに助かりますよね
こんな地域をつくるには・・・今週考えていること。
いや、福祉亭立ち上げの頃からずっと、考えていること・・です。

まえのくん

2日ほど前、メール。
野菜送ります！！と。
福祉亭のボランティアをどのくらいやって頂いたかなあ？？
20代後半。
近隣市で、医療の補助業務をしながら、土曜日になるとやってきてくれた。
甲子園を目指して野球三昧の時、肩を壊して、部のマネージャーに。
その後、自分探し。
沖縄に行ったり、北海道に行ったり・・したらしい。
直接的なご縁は、よくわからないけれど、多摩市内のアパートに。
ご親族がNTの別の街区に居住されていたらしいので、そのあたりかな？
体格もしっかり、まじめさも、性格も・・良い子でした。
福祉亭で過ごしているうちに、卒業した高校の先生から、群馬に行ってみないか・・って。
酪農の補助事業として。
酪農家は、休めない。休みたい時や、手が足りない時に、若い力を貸すというものらしい。
住まいも行政が準備して・・と。
群馬に行ってからも、その事業に取り組むまえのくんの記事が何度か送られてきた。
行政の期待も大きい。
元気だねえ！！がんばっているねえ！！と福祉亭で関わりを持ったメンメンを喜ばせてくれた。
夏になると野菜も。
その野菜が、今年も、昨日、届いた。
夜、電話してみた。変わらないまえのくんの声が聞こえてきた。
暮らし向きは、どうか・・とか、今年の夏は暑いけれど、大丈夫か・・とか、次々に尋ねる。
まるで親戚のおばさん。
コロナも群馬のそこではソーシャルディスタンスだの、マスクだのなんて、それってなんのハナシ？らしい。うふっ。
そんな天国みたいなところが、まだ、日本にもあるらしい。
声を聞き終わった後も、ずっと、口元がゆるんでしまった。
孫の動画が送られてきた時と同じ。身体中がぽかぽかぽ・・。

間に合いました・・

夏休み最終日。
残った宿題に取り組む日。
ダラダラしているのも、疲れるけれど、エイッと、立ち上がるのもなあ・・ですよね。
まだ、読み終えていない書類、まだ、残っているゴミだし、まだある掃除・・。
どれも、暑い時には、やりたくない。
何時から掃除やりますか？のメールに、やっと立ち上がって福祉亭に。
とりかかれば、動けないわけじゃあない。
換気扇のフィルター掃除。
気になりながら放置したつけは、びっしりと張り付いたほこり。
むぐっ！
まるで、フェルト。
四の五の言ってもいられず、とにかく黙々と作業を進める。
15年やりなれた仕事とはいえ、やっかい。
でも、とにかく、作業を阻むような何かなんてものもない夏休み。
時間さえかければ、なんとか仕上がる。
厨房エアコンのフィルター掃除、冷凍庫フィルター、コールドテーブルフィルターと、どんどんやっつけていく。
やっているうちに、ぐずぐずした気持ちは消える。
ここに到達するまでがね・・。
なんとか、やり終えて、次は、ゼリーづくり、アイスコーヒーづくり。
あ！！忘れた。今、気がついた。
冷たい麦茶づくりを忘れてしまった。
フロントさんに申し訳ない。
でも、なんとか、ざっと、開業準備を終え、やれやれ。
間に合いました。