シフト編成

9月も終わりに。
10月のシフト編成。
ご都合を伺いつつ、あれやこれや。

シフトを組むワタシにも、多少の用事が発生する。
ひと月前から、この日は、お休みしますと、周辺のキーパーソンさんたち伝えておくように心がけています。
しかし！！です。
やっぱり、ご都合というものが、出てくるものです。
キーパーソンのみなさんにも、どういうわけか、ワタシの都合と同じ日に用事が発生。
ありゃ～～～・・と、おっと～～～・・です。

ボランティァ活動の福祉亭の話しですから、できるだけお相手のご都合を優先します。
何か回避できることがあれば、そちらで都合をつけます。
でも、結局、回避できない日・・というものが出るものです。
カバーするメンバーのお顔ぶれとも相談が必要になります。
司令塔を誰に・・
サポート組をどうしたら・・と。

それぞれの持つ力量とご性格があります。
力量があっても、前に出る性格が足りないと、司令塔には向かないものです。
向かないかたに、負荷をおかけしたら、現場は、大きな混乱となります。
チームの持つそれぞれの個性や性格も考慮します。
・・・というように、なにげなシフト編成のようでいて、事細かです。

お互いに、気持ちよく一日が送れることが、一番の肝要。
料理の出来栄えや味に、チーム力やチームの気分が投影されてしまうからです。

そうは問屋が・・

福祉亭にいると自分の人生とは別の世界を覗いてしまうことがある。
ご自分のこともさりながら、周囲に気配りできて、その周囲からも気配りされる人生。
表情は、明るく、良いオーラを放たれる。
その対極には、ご自分中心で、どことなく目を伏せてしまうような人生。
その表情は、良い時には、明るい。
でも、時に憂鬱そう。
遠巻きにしたいようなオーラを感じてしまう。

人間の五感は、鋭く、良いオーラを放つかたの周りには、良い空気と人。
それに対して、負のスパイラルの中で、苦しむかたの周りには、人がいるようで、大人のつきあい。

終活時期のみなさん。
それぞれ、一つぐらいは、病の経験や、ご家族との別れなども経験されておられる。
日々の暮らしは、似ているようで、大きく違ってみえる。
人生の充足・・という光を当ててみると、その違いが際立つ。
内面から放つ光は、ごまかしが効かないような・・。

昨日、聖書の福音を届ける活動をしておられるみなさんが、コーヒーを飲みにみえました。
ふっと、手元を拝見すると、人生の疑問の答えをみつけるためには、どうすればいいか・・のパンフレットをお持ちでした。
思わず、頂いて読ませてもらいました。
でも、やっぱり、そこには、疑問を解く言葉は、なく、ここを調べなさい・・という指示でした。
いくつかその手立てが書かれていました。
一つは、もちろん、聖書でした。
これは、当たり前です。
他の二つは、ウエブ上のアドレスだったり、なんだり。
なあんだ・・でした。
人生の疑問の答えが、そう簡単には、みつからないということですよね。
それと、人類は、数千年にわたって、人生の疑問と格闘している・・ということにもなりますよね。
疑問の答えは、すでにしめされているのに、なお格闘。

声かけ

寒～～い。
11月の気温・・とは、予報でも耳にしていた。
快適・・をちょっと通り越して、寒い。

定食の出足が悪く、まかないに入るのも早め。
ワタシもまかないに入ると、外テーブルで。
歩いているかたに声かけできるかなあ・・と。
的中。
始めてのかたを定食をお誘いできました。
やった～～・・

お声かけした他のお一人は、いつものご利用者さん。
遠巻きにして福祉亭のほうを眺めておられる。
ご飯すみましたかあ～～と、声をかけると、ううん・・・と首を横に。
おいしいですよ～～と、さらに声かけ。
すると、なんとかその気になってくださる。

なんだか、首を傾げてしまう。
声をかけないと、福祉亭に馴染まれたようにみえるかたでも、入りにくい？？んですかね。
まあ、スーパーに入るような気軽さは、ないのは、わかりますがねえ。
地域のそんな心の壁。
ヒトという存在には、たぶん、どなたにもあるものでしょうが。
入るとさッとこちらを見られるのがいや・・とか、いろいろ耳にしますが。
都会暮らしは、そんなにみんなから無関心にされることが、いいのですかね。

いや、ご自分にとって、いい都合・・ってものがあるんですよね。
関心をもたれたい時と、知らんぷりして欲しい時と。
だって、福祉亭という存在だって、関心を持ってもらいたいかたもおられるし、
そうでないかたも、ジツのところ、あります。
比率で言えば、関心を持ってもらいたいかたは99.9％で、福祉亭を忘れてくださってもいいのに・・というかたは、0.1％にもならないでしょうが・・。
ここの呼吸が難しい。
それでいて、0.1％側に位置付けちゃうよ・・と、内心思うようなかたが、ご利用にみえないと、なんだかそわそわ・・気になってしかたがないのです。
みえると、ほッ。
まったく、身勝手な・・
オンナ心と秋の空そのもの。

サンマ

定食のメインは、昨日は、サンマ。
おいしかった～～・・

今年は、不漁というニュースの後、いや、豊漁・・、その後、また、地震の影響でダメ・・と二転三転。
なんとも気がもめる。
でも、秋は、サンマ。
日本人の味覚は、やっぱり、それ。

スーパーに出初めの頃は、一尾200円を越していた。
いや～～ちょっと、無理だ～～と、銀色に光るサンマを眺めるだけでした。
やっと、福祉亭の懐具合に合う価格に一昨日。
今、一番安いのは、サンマ・・と、公民館でばったりであった88歳さんが言っていたので、どれどれ・・と探してみると、確かに、お安くなってきた。
躊躇することなく購入。
しかし！！
福祉亭の定食としてお出しできるのは、半身。
すみませんねえ。

一尾まるまるおつけするには、かなりのジャンプ力を要します。
できないことではありませんが、でも・・・
そのためには、つける大根おろしの大根の値段が下がっていないと。
ところが、毎年、サンマのお安い時期は、大根が高騰・・という図式。
なかなか消費者が思うように、市況が動いてくれません。

でも、昨日のサンマは、おいしかったですよ～～！！
どっさり頂いたみょうがの天ぷら付き。
サンマ半身でも、大満足・・・でした。

秋の気配

NTの街歩きを数年前に講座で企画。
うちあわせの時間前に、30分ほどあいた。
講座で歩いたルートにほど近いエリアを辿ってみた。
雨模様。
夏草が、まだ、茂りつつ、花ばなは、秋の気配。
周辺は、別荘地のように静か。

ひとけのない公園で、きのこをみつけた・・というかたがいたことを思い出して、
きのこを探してみる。
木陰の下。
あるある・・
しめじのようなもの、
それよりもっと大きなかさのものも。
これは食用・・と教えてもらったずんぐりした茶色のきのこは、見つからない。

以前、毎年秋になると、しめじをどっさりつんで、福祉亭に届けてくださるかたがいた。
NTでキノコ狩り？？
それ自体が、なんだか、思いもかけないことで、び～～っくり。
届けてくださる大量のしめじにも。
野生のしめじを食べたことがないので、大丈夫だ・・と言われても、なんだかこわごわ。
味噌汁にいれても、なんだか、おいしいと味わうところにまでいかなかった記憶。

小さなギンナンも、あちらこちらに落ちて、踏まれている。
ギンナンそのものは、大好き。
でも、どうするかが、身についていないので、へ～～～・・と、眺めて通るだけ。

街区によって、街の表情が異なる。
30数年から40数年の時間が経過した街。
それぞれ、夢や明るい希望をもって、住まわれておられると思いたい。
住み慣れた街で、不自由なく暮らしておられる・・と。
散歩の後のうちわあせは、難解至極。
さあて・・としか言いようもなく・・でした。

際

連休明けに備えて準備。
その間に、救急隊。
うん？？
公園？
スーパー？
よくわからないまま。
その後、ふっと厨房外を、救急隊に付き添われた長い白髪を束ねたかた。
うん？
福祉亭を時折利用されるかただ・・と、わかる。
救急車にタンカーを入れ込み中の隊員のかたに、
お名前や住所は、言えましたか？と、尋ねると、はいッ・・と。
そうか、それなら・・と、ワタシは、また、準備仕事に戻る。

買い物があって、スーパーに向かうと、まだ、救急隊とご本人の姿。
その周辺で、福祉亭のスタッフが、シンパイ顔で。
〇〇さんじゃない？と。
でも、手を出せるような状況のかたでもないので、救急隊に任せて・・と伝える。
顔見知りのケアマネさんにも会う。
包括に連絡した？と問われる。
隣の街区にお住まいなので、別の包括。
だから、それを伝える。

その場面を後で、ふり返ると、遠巻きにして知らんぷり・・のワタシというようなイメージ。
う～～ん・・
でも、もともと以前から、何かとトラブルを起こしてしまっているご本人。
入退院を繰り返してもおられる。
福祉亭としてサポートできる状況は、とっくに、過ぎている。
となると、目を伏せて、その場を離れるより他に何かあったかなあ・・と。

助けてと言える地域づくり・・と言葉では、言うことができるけれど、
現実の地域は、もっと、深化。
この事例だけでなく。
助けてを耳にして、はいッと応えられる・・或いは、いやいや、ちょっと待って・・も、現実的には、ある。
そのボーダー(際）の見極めを、どこに置くのが福祉亭らしいのか。
魔法の言葉のように、専門職と連携して・・・という言葉も、あることはある。
でもなあ・・と、その負荷にたじろぐワタシも、やっぱり、いる。

シフト編成

連休。
ちょっと、気の重い来月のシフト編成にとりかかる。
お休みされるボラさんが気を効かして、来月のご都合を早めに連絡してくださったので。
2日間引きづりたくないと、連休を楽しんでおられるみなさんにご相談の連絡。
日頃の感謝も伝えつつ、来月をご相談。
みなさん明るい声。
臨時に当たる部分のシフトなので、ご都合が優先。
主婦は、いつだって、どことない用事をかかえる。
大きな何か・・は、年齢と共に、少なくはなるけれど。
その日はダメなの・・と言われる理由の一番多いのは、病院の予約。
病院もご本人のことで・・だったり、ご家族のことで・・だったり。

ジツに健康第一・・・ということがわかる。
みなさんが日頃おっしゃることは、お金は、まあ、なんとかなる。
健康なら・・と。
確かに、そのとおり。

健康を維持するために、日々努力もされている。
身の丈に合った社会参加や、健康体操への参加、食事バランス、必要な病院の受診・・などで。
とにかく70、80年間使い続けているお身体。
多少の支障が出てきても、当たり前。

みなさん、ゆっくり年齢を重ねておられます。
ワタシも。

底力

昨日は、土曜日。
駅前では、毎年恒例のフェス。
市の敬老の日の催し。
認知症月間の9月なので、認知症理解の啓蒙マラソン。
市の企画の、街ウオッチングのウオーキング。
老人会の誕生会。
とにかく、いろいろ重なったいかにも秋到来のイベント満載デー。

福祉亭は、誕生会のお弁当をお引き受けさせて頂いて、大忙し。
スタッフ、ボラさんと朝から全力疾走。
お弁当をなんとかお約束の12時にお届けして、戻ると、お弁当で厨房の手がとられていたため、定食が出ていず、お待ちのみなさんが、首を長～～くしておられた。
すみません！！
もう12時を回っているのに。
そこから、また、全力疾走。

そうこうするうちに、午後の、ケーキづくりの時間、お試しマッサージの時間に、突入。
こうなると、とにかく、それぞれの足腰で、しっかり立って、それぞれの判断で、目の前の仕事をやって頂くことになる。
司令塔とか、なんとか、言っているような状況でなくなる。
ご高齢のみなさんのすごいところは、こういう時。

それぞれの人生経験を、生かし切られるのです。
うろうろ与えられる指示を待って・・なんてことはないです。
どんどん行きます。
どんどん行けます。
大したもの！！です。
福祉亭以前のそれぞれのご経験は、全く違うのですが、みんなで力を合わせるという子ども時代から培われた底力を、十二分に発揮してくださいます。
ちょっと、大げさですが、日本という国の教育の基礎部分の優れかたを感じてしまいます。

とにかく、ご高齢のみなさんの底力に、脱帽！！と感謝！！です。
日々のあれやこれやが、霧散するような一日でした。
それと共に、自分自身の非力さも、痛感する一日でした。
70なんて、まだまだ青二才。
あほッ！！と、ジブンにつぶやきます。

持ち帰り

昨日は、悪天候のためか、お弁当の持ち帰りが多かった。
一つ作ると、また新たなオーダーが入るという状況。
足元が悪い中での、お弁当は、食材の残りかたも気にかかる日でもあるので、おお助かり。

福祉亭のお弁当は、隠れた人気メニュー。
福祉亭としては、お弁当の配達は、以前からご利用になっておられたかた・・とさせて頂いている。
見守りも兼ねて・・なので。
その原則からはずれても、ご相談によっては、福祉亭から歩いて配達できる距離のかたには、時折、配達させて頂いている。
時折、オーダーミスが発生して、余るような場合、ワタシも自宅用に持ち帰らせてもらう。
昼にまかないとして頂く定食とは、また、違った視線で、ゆっくりお弁当を頂く。
味付け、盛り付け、組み合わせ・・様々な勉強になる。
冷めていても、全く、満足感に影響ない。
十分満腹感も、えられる。
これなら・・と、お弁当をご注文頂くみなさんの顔も浮かび、自己満足。

お弁当づくりのほうは、なかなか手がかかる。
すぐ・・は、できない。
定食のトレーとは、また、別物。
手がかかる・・は、結局、作り手の気持ちが投影されている・・って、ことにもなる。
だから、おいしい！！という満足感につながるのでしょう・・と思っていますが、如何でしょうかね。

シェフさんお休み

なんとかなるさ・・と軽～～く考えていた。
シェフさんのお休み日。

定食時間帯は、天候に影響されてか、それほどご利用が多いという印象ではなかった。
ゆとり、ゆとり。
とにかく、たんたんと定食時間帯が流れ、さあてデリバリーの準備。
まだ、幾分の余裕。
定食ボラさんに、しっかりデリバリー用まで頭に入れて作ってもらっていたので。

しかし！！
人生は、そうそう甘くありません。
ちょっとずつ定食が出ていくにつれ、じわじわと、食材が限界値に。
なあんと、そこへ、プチ団体さんのご利用。
ばたばた。
結局、食材は、なんとか揃ってはいたのですが、こまごまオーダーにお世話の手がとられ、新たな料理づくりができず、さらに、並行してとりかかる終いの作業の多さ・・に、やられていくのです。

頭数だけのシフト対応では、支障が出る・・というものです。
技量、料理に対するセンスと、料理という魔物に立ち向かう気力・・これがそろっての作品づくり。
やっぱり、何十年と積み上げているシェフさんのお力に脱帽！！の日でした。
できて当たり前・・は、ありませんね。
お金を頂くことのむずかしさ。

洗い物

火曜日も、たくさんのご利用。
昨日も。
手際のいいベテランスタッフさんたちで、なんとか、乗り越えられました。

定食が、どんどん出ると、トレーもどんどん戻ります。
戻らないとまわりませんし。
どのスタッフも、フル回転するのですが、シンクの洗い物は、いつも同じ山の高さ。
もちろん、交替で、みんなで、洗いにまわります。
でも、いくら洗っても、どんどん積みあがるのです。
午後のスタッフが、みえて、やっと、やれやれ。

やれやれ・・でしたが、午後は、午後で、やる仕事があって、
やれどもやれども・・
ワタシは、途中で、うちあわせ。
うちあわせが、休憩になりました。

だって、まかないコーヒーを飲みながら、座っていられる・・のです。
大きな声では言えませんが、うちあわせラッキー・・でした。
本当は、その内容は、協議体のはなしでしたから、予定された日が近づくにつれ気が重く感じて過ごしていました。
昨日の朝など、わあ、当日になってしまった～～・・って、気分がばたばたしたほど。
ここ数日、重いハナシが、いくつも重なってしまっていて、ちょっと疲れ気味。

なんとか、一つひとつかすかに先がみえてきました。
良いキャッチボールができた、うちあわせ、話しあいは、大事。
なあんだ、同じことを考えていたの？感じていたの？の確認は、前向きの気分になります。

シルバーパス

シルバーパスの更新時期。
市役所へ。
70歳以上ですから、市役所とその周辺は、ご高齢のみなさんの姿。
団塊が70歳を迎えましたから、これから、もっと人数は、増えますね。
みなさん足早に、会場になっている３階の会議室に。
３階は、市長室もあって、普段は、静か。
それが、ぞくぞくとみえる高齢者で、あふれている。
お手伝いのみなさんも、シルバー人材からのようで、みなさんご高齢。
お元気でしっかりしたみなさん。
申請者の中には、車椅子使用のかたも。
バスをお使いになるのでしょうかね。
都営線は、使えますね。

そんなこんなで、将来の病院や施設利用の縮図を見るような感じがあって、刺激的でした。
しかも、よく書類をみもせず、出かけたワタシは、証明書をとりに２階に戻ったり。
だいたい身分証明になるもの2つの一つが足りず、職員にご迷惑をおかけしたり。
かろうじて、職員の機転で、証明書を頂けました。

シルバーパス利用は、まだ初心者マークのまま。
だいたい、昨年秋にパスをゲットしてから、使用したのは、3・4回程度。
70歳になったら～・・と、随分、パスを頂くことを楽しみにしていた割りには、活用できてない暮らしでした。
周囲は、少しずつフレイル状況のみなさんの姿が目につきます。
昨日は、お二人の転倒がありました。
福祉亭ご利用のかたは、カサの破損だけで、すみましたが、
スーパー脇で転倒されたかたは、倒れたまま。
救急隊でした。

来訪者

連休中に、東北からご見学。
福祉亭に出向くともうシャッターが開けられて、お迎え準備は、万全。
見学者が見える前に・・と、ちょっと用足しに。

いつもの商店街をいくと、ご利用者ご夫婦が、お顔見知りとお茶のみ中。
ゆっくりしているかい？って。
は～～い！！
挨拶して通過。
ベンチに腰をかけている一群。
すぐ、あッ！！訪問者だ！！と、わかる。
声をかけると、やっぱり、そうです！！と。
事前のお知らせのように、先生と学生さん。
もちろん、初対面。
それなのに、地域のいつものみなさんとは、何か違うオーラ。
空気がそこはかとなく違うので、わかるのです。
人間が醸し出すオーラって、おもしろい。

ご訪問の先生から、いろいろ質問。
どこも、人の集団がつくり出す課題は、似ている。
それに対して、ワタシの答えは、
気にしない・・の一言。
周囲に笑い。
お答えになっていませんね。
話し合う・・とかは？と、先生のほうから助け舟。

答え探し

答えが見つからない。
答えらしいものがなんとかあるのは、たぶん課題の基礎知識の確認のような時ですかね。
前例踏襲を悪・・という空気は強いけれど、前例踏襲というハンドルがなければ、シゴトというものがそもそも成立しにくい。
抱える現実や、これからの方向性となると、そんな簡単には、答えが目の前に躍り出てはこない。
前例踏襲ばかりでは、仕事としては、劣化していく。
それは、誰しもがわかっている。
そこを突き抜ける新たな知が、あるのかないのか。
周辺のゴミ山と化している資料の中に、微かな何かを探す。

日常に、食事時間というものがあって、救われる。
お腹が空かない・・と、高齢期になると、食事時間がづれていく様子。
結局、一日三度の食事という身につけた習慣を手放していく。
高齢期は、根源的な「生きる」とは？という問いを、発しつつ生きていく。
これは、エネルギーがいる・・
強い意志が必要・・・と、あらためて気づく。
65歳以上女性高齢者2000万人突破・・のニュースも流れた。

言葉では、目指すゴールを表現できる。
豊かで、イキイキとした地域での暮らし・・
住み慣れた地域で、最期まで・・
10数年の福祉亭の運営は、それを目指して進んできてはいるけれど。
達成できていることは、継続・・ということだけ。
達成できていないから、まだ、先に行かざるをえない。
そのハンドルが、あったらなあ・・と。

チーム編成

一日、一日の積み重ねで、福祉亭の運営は、成り立つ。
その一日をどう編成するかは、なかなかのズツウ。
様々なことが起きていく一日。
一日を担うには、担い手のスキルとメンタルの強さ加減で、成功と失敗がある・・ような。
ヒトは、幾つになっても、苦手は、苦手のまま齢を重ねるものらしい。
得意を伸ばせ・・は、子育ての極意。
70・80になっても、同じかあ～～。
・・ということが、不思議でもあるのですが。
これが個人の個性となって、チームの個性として、育っていく。
あきらめるところは、早めにあきらめないと。
うまくいっているところは、ほめないと。
ほめかたが、ちょっと足りないかな？？
うまくいって当たり前・・と、つい、思いがち。
それと、感謝。
これは、大事。