福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

聞いたことば

2019-09-05 06:48:24 | 日記
昨日、ご利用者さんがふっと、教えてくれました。
TVを見ていたら、こんなこと言っていた・・と。

人の脳は、死んでも、心は、生きている・・
私は、その心を支えています・・と言っていたよと。

9月は、認知症月間。
多摩市の中で、様々な取組みがあります。
認知症を、もう、怖がらなくてもいい時代、地域になってきているでしょうかね。
怖がらなくても、怖がっても、いずれその世界に入っていく私たちです。
できる備えをしつつ、しっかり、一日いちにちを過ごしていくことが、やっぱり求めらている・・ということだけは、わかりますよね。

お弁当の配達に行きましたら、
ヤケになって、アルコールと薬を飲んでしまったら、幻覚があらわれたり、めまいに襲われたり・・だったのよ・・と。
普段は、明るいご性格の利用者さん。
どちらかと言えば、強いご性格・・とお見受けしていました。
そのかたが、老人会のお仲間を頼り、福祉亭を頼られて、過ごしておられます。
お気持ちの中には、言葉にできない心の叫びのようなものが、あるものです。
福祉亭ができることは、限られますが、できることで支えていきたいとは、思っています。
でも、何があったかは、よくはわかりませんが、老いは、そのかたの人生の答えのようなものをかみしめながら過ごす時期。
つらかったこと、いやだったこと、苦しかったこと、いろいろあると思いますが、やっぱり、今までと同じように、なんとか乗り越えてくださるといいですねえ。
みんなで、笑いあえる時がくるといいですねえ。
時間がかかっても。

コメント
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