福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

危機管理

2011-03-31 08:36:37 | 日記
危機管理はできていますか~?

東電の推移をみていると、「想定外」の危機に曝され、被害は拡大する一方。
全て後手後手に回り・・・。
政府を巻き込み・・、海外の支援サポートもなす術を失いつつあり・・

ちっぽけなNPO法人がどうなろうとも、さしたる不備が発生すこともなさげですが・・
やっぱり、「備えよ!常に!」

今朝も駐車場の施錠当番をすっかり忘れていた。
昨夜は、しっかり施錠したけれど、開けなくては!!
一晩明けると、頭の隅にこれっぽちもなかった!!

福祉亭は、せいぜいこの程度。
これだから、この程度にしか、危機管理能力も育たない。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

転倒すると・・

2011-03-30 07:54:15 | 日記
福祉亭から朝早くバッグを忘れている・・と電話。
前夜の大喧嘩の挙句、頭に血がのぼったまま帰るので、うっかり、バックを置いたままロック。
まあ~いいかと、そのまま帰宅してしまっていた。

そのうち、再度電話。
レジを開ける人がいない・・と。
あ~!!と急いで福祉亭に。

ところが、スーパー裏まで行くと、ご高齢者が転んでしまって、立てない。
中高年男性がお一人サポートされている。
車イスをとりに福祉亭に行く。

戻るともう一人、若い男性が、サポート。
3人で、車イスに持ち上げようとするけれど、腰を痛がられて、上がらない。
若い男性が、♯7の119に連絡してくださる。
中高年男性は仕事が・・と、行ってしまわれる。

電話の話が長引いているので、転ばれた高齢者と向き合う。
発語がもどかしい。
住所を伺う。
ポケットからゴムで束ねたカードのようなものを出される。
住所とお名前をそれでなんとか確認する。

電話の向こうで、年齢を聞いている。
「75歳くらい」とワタシがこたえる。
そうするとご本人が「うん」とうなずかれる。
そのまま、救急車が来るのを待つ。

幸い暖かい陽射し。
幸いどうも、骨折はしていない様子。
ご本人は、持っていらしたお酒を飲みのみ・・
そのうち、今度は、たばこを吸い始められる・・
若い男性と、思わず、目を合わせて、笑ってしまう。
まあ、これなら、心配はない・・

結局、日医大に搬送された。
夕方、保健士さんがお二人尋ねてみえる。
たまたま、居合わせたので、説明し、ご家族のことも、こちらが、理解した範囲でお答えする。

ご高齢者が外で、転倒されると、救急隊3人、警察官1人、保健士2人・・医師と看護士を入れると何人もが関わることになる。
通行人3人、民生委員2人。
民生委員さんのお話からは、JSの生活支援アドバイザー、市の高齢支援課も、・・なのです。
社会資源の整備と、整理が必要。

すぐ、筋トレも・・とメールが入る。
ホント!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

売り言葉に買い言葉

2011-03-29 09:08:06 | 日記
ありゃりゃ・・
自分では、どこか、深く肝に銘じたはずなのに、また、また、夜の福祉亭で、大喧嘩。
どうしてこういうことになるのか・・・と・ほ・ほ状態。
とにかく、理解できないお相手。
何もかも、わからない。

わかっていることは、どちらも、一言発する度に、その言葉に反応しては、言い返す・・これの繰り返し。

これを相性というのか。
わからない。
エネルギーが有り余っているということだけは確か。

政治のはなしかと思っていると、震災のはなし。
震災のはなしかと思っていると、NPOのありかたのはなし。
福祉亭の運営のまずさの指摘。
そうかと思うと、比較されたあげくの非難。
とにかく、止まらない。

何をイラ付いておられるのか・・と探る。

もう、いいかとあきらめが過ぎる。
結局、認めている、受け入れている・・その言葉を引き出したい??のかとしか思えないところまでいく。
わからない。

八方探ってもとうとう、接点は見当たらず、お互いに傷ついて、
「分かった、ボランテイアは、やめる」
「分かった、私もやめさせてもらいます」
この応酬。

震災がどこか、人の心にストレスを与えているとしか、思えない。
一夜あければ、明るい陽射しにどこか、また、やってしまったなあ~・・の悔恨。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見えなかった一面

2011-03-28 11:19:56 | 日記
耳の聞こえが悪いんでしょう・・と周囲が思わないと、そのかたを取り巻く全体が回らない一人のボラさん。
その姿に、時にいらつき、意識の中に入れないように・・して、場面場面を処しているワタシ。

その方が、春の陽射しの中、しゃがみこみ、草花の鉢の手入れをしておられる。
気がつかないふりをして、通り過ぎようかと・・でも、と、気を取り直し声をかける。
すぐ、お顔をあげられる。
「シュンランが咲いた」と、教えてくださる。
見ると、可憐な花がふたつ、みっつ。
「すてきですね」と応じる。

もうお一人、何事につけ、どこかつっかかり、いつも、何か、かみあわず、どこか、もてあましてしまうボラさん。
緊張しつつ同じ空間にいる。
もちろん、ワタシはこれまでも、幾度となく、ぶつかり、幾度となく、こそっと、陰口も言い・・とにかく、かかわりを持たないように、過ごしている・・というダメさ加減。
ワタシの手にはあまる。

そのかたが、めったにみえないカラオケにみえ、酔っ払われた。
へたっと、へたり込んだあげく、自分の力では、立てない。
それを助け起こす。
千鳥足・・その言葉どおりに、お帰りになる。
見送る。
ふらふらと、ふら付く姿に、心配になり、ずっと見送る。
何を思ってかと・・こちらも、その姿を目で追う。
普段見せるのとは、別の姿。

立て続けに、ふっと、その姿をみてしまったワタシ。
その人となりを取り違えていたかもしれない・・と、春の陽射しの中、下を向いて、福祉亭に戻る。
明るい陽射しには、似つかわしくない重いなにかを抱えて。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日常が戻って

2011-03-27 08:49:34 | 日記
NTは、納豆がない・・というような会話が交わされる程度にまで、慣れた日常が戻ってきた。
朝メールを開けると、福島の様子を見に出かけたというかたのメールが入っていた。
え~~なんで?と思いながらさらに添付を開けると、長い文章が。
現場を見て書かれた文章を、言葉もなく読む。迫真。圧倒される。
添付されている写真の何枚かは、置き去りにされている牛たちや、犬の姿もとらえている。
これだけ多くの人命を失い、これだけ多くの避難のみなさんがなんとか、がんばっておられる今、動物たちの命がどうの・・とは誰も言ってはいられないし、言えるような状況でもない。その哀れさが、写真に留められている。

報道をTVで見ていると、亡くなられたかたを思い、悲しみに泣く声を耳にする。悲しいという叫びが聞こえてくる声。悲しいという心を表現する言葉はみつからないような響き。
写真も同じ。

どうということのない言い争いや、気持ちのゆきちがい、つまらない意地やなにやかやが、散りばめられる日々の時間の流れ。
もう、イイカゲンにしないと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おんぶ

2011-03-26 10:45:27 | 日記
しばらく、入院のかたのお世話で、忙しくされていたかたが、お料理づくりに復帰してくださり、一先ず、ほっ・・の金曜日。
忙しい金曜日で、厨房にこもりっきり。

「お客さんだよ~」という声で、前に出てみると、赤ちゃんをおんぶした若いお母さん。その傍らに、男の子。
「昨日、おやつを頂いたというのですけど・・」と。
あ~。そうだ、昨日、男の子と女の子2人で、遊びに来ていた。
おちびさんたちには、ついつい大あま。

頂いたフルーツケーキを半分ずつ分けてあげていた。
その話をする。すると、今度は、「これ頂いてもいいんですか?」と、差し出す手に、「支えあいのリボン」
「いいんですよ~」と、また、リボンの説明をする。
それでも、まだ、心配顔のお母さん。
福祉亭が地域の居場所づくりをしていて、0歳から90歳までご利用頂いていることを説明。
「時々来るんですか?」
「毎日来てもいいんですよ。子どもたちは、お水を飲みに来てくれるんですよ~」
やっと、安心された様子。

放射性物質が検出された金町浄水場からの水道水使用の多摩ニュータウン。
ミネラルウオーターが、たまたま買えたかたからのさし入れが2本あまっていたので、1本さしあげる。
「1本じゃあ、なんにもなりませんが、どうぞ」

背中に赤ちゃんをおんぶのお母さん。
お母さんの心配は、いつの時代も同じ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お集まり

2011-03-25 08:25:58 | 日記
一月以上前から、管理組合の総会の後の、お疲れさま会を福祉亭で・・とボラさんが、予約を入れてくださっていた。
目の前の、いろいろなことへの対処で、すっかり、忘れかけていた。

でも、律儀に「どう?」と前もって、連絡も入り、こまめに人数の確認も何度か入り、スタンバイ。
買い物も、少し落ち着いた状況となっていたので、前日には全てすますことができた。
小さなお集まりで、福祉亭は、そんな感じがあっている。

定食の後、もう一度キアイを入れることになるので、緊張を少し長く持続させる。
幸い、食事時は、あまり忙しくはなく、ボラさんたちのお昼もどんどん済ますことができた。
忙しくなる時に限って、ご利用のみなさんが、厨房の空気に、無意識にあおられ、手をとられる注文が入ったりする。
でも、昨日は、それもこれも、なんとか穏やか。
とにかく、ご利用が少ないし・・。

時間になるとみなさんみえる。
最初まとまらないワタシの頭も、なんとか回りだし、厨房の動きもよくなる。
お料理も終わりになる頃、話かけられる。

「お忘れかもしれませんね。地域ふれあいフォーラムで、ご一緒だった・・」と。
あ~っ、どおりでどこかお目にかかったことがあるな~と思いながら忙しさに紛れ、そんなことも、いつの間にか、頭から消えてしまっていた。
よくよく、お話を伺うと、話かけられたのは昨年ご一緒だったかた、今年は、別の事業に、それぞれみなさんご参加だったとか。
うれしかった。
そう~か~。
「カエルキャラバンの土曜日は、本当に忙しかったですね~。さぞお忙しかったでしょう・・ワタシたちも、おかげで、あおられましたね~」と、会話がはずんだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お水

2011-03-24 07:55:34 | 日記
とうとう水道水まで、放射性物質が検出され、昨日は、また、TVの情報に釘付け。
近くのスーパーでも、あっと言う間にミネラルウオターは売りきれたとか・・・
みなさん早い・・

はてさて、どう対処しようかと、地震以来、営業中は、ず~とつけっ放しのTV画面を見入っていると、地震の時、恐怖心を身体中から出しておられたかたが、弱々しい笑顔と一緒にそっと、福祉亭にみえる。

最初は、シフトのお休みのことでも?・・としか思わないワタシ。
そのうち、ポソッと小さな声で、「どうする?」とそのかたが。
えっ?と問い返しながら、頭の中で、ぐるぐるお相手の気持ちを探る。
水のことだ!とすぐ、わかる。
お相手のかたの、くら~い空気に負けてはいけないので、即座に、
「ワタシたちは、大丈夫!」と言ってしまう。
「大丈夫?」と自信なさげに、また、問われる。
「大丈夫!」と断定する・・・それで、いいかどうか、本当は自信はないけれど。

どちらかというと、しっかりもののお相手。
どちらかというと、はっきり物も言える。
どちらかというと、まだ、お若い。
それにしても、この弱々しい笑顔。
笑顔がこちらの気持ちにからみつく。

なんで、自分で、結論が出せないんだ!!と、ワタシは少しイラつく。
でも、しかたがない。
誰にも、どうしようもない、経験したことのない事態が起きているのだから。

チェルノブイリの時、放射能に汚染されていると分かりながら、他に食べるものがなく、汚染された農作物を食べている村の人々・・という話を、聞いたことがあった。

それで、どうするんだ・・とまた、自問自答が始まる。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お米

2011-03-23 11:26:49 | 日記
先週日曜日には、山積みされていたお米が、次の日から無くなってしまって、普段取り寄せている山形からは、お米はたくさんあるけれど、発送ができないと連絡が入って・・それから、一週間。随分気をもんだ。

朝10時には、必ず、どこかのスーパーの列に並び・・思いつくままに、お米の所在を尋ね・・他のかたにも、お米の買出しをお願いし・・・

でも、やっと、昨日になって、発注をかけたお米が届いた。
そうすると、山形からも、なんとか送れそう・・と連絡が入る。

届いたお米だけを見たかたには、「そういうことをするから・・」としかられた。
でもね、先週の推移は、随分ハラハラ、ドキドキものでしたんですよ。
一緒に慌ててくださると心強かったのに。

避難所のほうは、わずかな炭水化物ばかりで、口内炎ができた子どもや、ほうれん草のおしたしがやっぱり食べたい・・というご高齢者の姿がTVの映像にも出ていましたね。
福祉亭の定食を頼られるご高齢者に、お米がなくて・・と言うのは、運営側に立つものとしては、なかなかできない・・・
手をつくしても、ダメな場合は、それもいたしかたない・・ということになるのでしょうが。

とにかく、よかった。
ほっとしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事

2011-03-22 08:29:13 | 日記
圧倒されるような光景の後、少しずつ、被災されたみなさん、それを支えるみなさんの様子が、映像にも出はじめ、届くメールにも、緊迫している今の様子がひしひしと伺える。
NTは、計画停電と、スーパーの買い物、ガソリンスタンドに並ぶ車の列・・・諸々に、震災とその余波を感じながらも、なんとか、日常の平安が保たれている。
PCに向かうゆとりもある。
ゆとりというより、どこか、ライフライン。
まったく~・・と、自分をしからなければいけないのに、できずにいる。
PC依存症。

3月の予定されていたものは、そのほとんどが、中止となり、震災とその後の諸々に集中できる。
個人的には、思いがけない時間のゆとりもできる。
でも、どこか落ち着かず、幾分あまった時間で、やること、やれることは山積みなのに、手がつかない。

年度末まで、後10日余り。
現実の津波に比べれば、そよ風のようなもの・・・なのですが、年度の終わりにやるべきことが、控えている。
もう、「津波のように押し寄せる」・・などという表現は、恐らく、二度と使えない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日常の崩れ

2011-03-21 10:11:21 | 日記
まだ、まだ、続く震災の後の様々・・・
今朝から、雨。
放射能事故の後、心待ちにする雨。
でも、その雨に濡れるのはできるだけ避けないと。
原乳、ほうれん草、水道水・・と放射性物質の数値があがっているという報道。

井伏鱒二の「黒い雨」は、この歳になるまで、とうとう、読まないで来たけれど、子育て中盛り上がった「東京に原発を!」原発反対運動。

福島原発の老朽化や、地震時の懸念はやはり、語られていた。地震が起きたら・・と。
お仲間たちと、その頃、中央郵便局のお隣にあった東京電力まで声を届けに行った。
「99%大丈夫です。」
東京電力のロビーで、担当者が言っていた。

その後、地震による柏崎原発の放射能漏れ、東海村の炉心溶融事故も起こった。
今回、未曾有の地震が起き、福島原発は炉心溶融・・無残な姿の映像。

原発をつくらなければ不足するという電力消費の増加。
東京圏に住む私たちの暮らし。
そして、日常。

一瞬にその日常が崩れ去る・・ことだけが、わかった。
災害に強い街づくり・・と阪神淡路の後、どの自治体も取り組んでいた。
それが、今、活用できている自治体は、幸い。
想定以上の現実。
いつも、いつも、想定を超えている。
どこか、人間の力、能力に、無力感を感じる。

でも、それぞれのがんばりも伝わってくる映像、メール。
力を合わせている!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつものように仏滅

2011-03-20 08:35:18 | 日記
計画停電が中止の昨日。
スーパーもいつもどおり、なんとか、オープンとなった。
都会ぐらしは、これが、安心感を増幅させる。
棚はまだ、まだ、空きが目立つけれど、パンとお米のコーナーに目をやらなければ、まあまあ・・いつもの棚、レジ風景。
でも、どこか不安で、朝は10時にはスーパーに出かけ、その足で、八百屋さんものぞく。
野菜は少しずつ値段が上がってきている。
「上がってきましたね~」と言うと、「そのうちに落ち着きますよ」とゆったり。
そうだ、そうだ・・野菜の暴騰は時々、季節ごとにもある。
あわてない、待つ、がまんする・・に限る。
短気で、自分を時々もてあますこともあるのに、がまんも少しはできるようになった??か、どうか・・

土曜日は、仏滅。
その気配は、前日から微かに、感じていたので、福祉亭には、ゆっくり行こう・・と、他の用事をしていると、自宅に電話。
「レジがあかない・・」
慌てて、福祉亭に。
ガチャガチャ・・レジをいじっている。
どうも、下の引き出しの鍵がかかってしまって、開かない様子。
イライラしているボラさんが、さらにガチャガチャむやみにやる。
こちらは、最近ひどくなった老眼で、その鍵が探せない。
全く、不自由このうえない。
そうこうするうちに、鍵もみつかり、無事、開く。

夕方には、方針をめぐってか、やりかたをめぐってか、ぶつかった・・という電話も入り、
夜になって、ボラさんの食事を出す出さない・・のやりとりで、当のボラさんは、気分を害し、帰ってしまった・・と耳に入ってくる。

もうこれ以上の災難はないような、地震と津波だったのに、やっぱり、この地震の後でも仏滅は顔を覗かせる。
律儀というのか、逆らっちゃいけない・・というのか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味覚のチガイ

2011-03-19 07:26:17 | 日記
今週初めから、バタバタ、お米の心配、食材の心配・・
昨日は、生協のパン屋さんから頂いてきた、ブランドパン。
国産小麦パンと米粉パン。
生協が組合員さんに、誇るパンたち。希少価値に属するもの。

ところが、ご高齢のご利用のみなさんには、いたく、不評。
もともと、どの時点で、パンを焼くかが、厨房では論議があり、結局、試食した結果、焼かない・・が結論だった。
こういう時だから・・という言い訳も、底にはあった。
でも、このパンたちには、かなり、苦戦を強いる結論。
やっぱり、ボソボソ感は強く、おいしいとおっしゃるかたは、少数派。

しかもですよ~・・
生協の味、生協の世界で、ず~と食に接しているワタシ。
味覚がどうも、ふつうとは違うものになっているらしい。

パンには、スープでしょう・・と前日から、メニューはロシアンスープにしていた。
でも、この名前では、みなさんこわがる?かもね・・と、イイカゲンなワタシは、イタリアンスープとメニューにはしてもらう。

トマトベースの塩と黒コショウ味。
そのさっぱり感がいいのに、全く、これも、不評。
塩をさらに加えたり、苦戦。

振り返ってみれば、もっと、みなさんのために、ブイヨンを足せばよかったのかもしれないのですが、それが、また、苦手の味。
途中、ケチャップを入れるとか~・・と厨房では、言われた。
でも、このスープにケチャップ味を加えるのは、更に、苦手・・

昼時も過ぎると、コトコト煮込んだスープは、おししくなり、しかも、ほとんど、あまることもなく、売り切れ・・・ほっ。

この味覚のチガイに、いつも、苦戦。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろいろ

2011-03-18 07:37:22 | 日記
お米が、昨日、10キロ福祉亭の相談日を担われている行政書士さんから届き、夜になって、お米を手配しました・・というフランスから帰国直後のかたから連絡が入り・・
本当に、ほっと、しました。
生協関連のパン屋さんからも、食パンを分けて頂け・・ただ、ただ、感謝いたしました。

地震のおかげで、いろいろ、いろいろ・・なことが、毎日、毎日起こる。
みんな助け合っているよね・・と、それぞれが、口々に報告してくださる。

3階のまだ、子育て中で、ご自分のことだけでも大変でしょうに、階段のご高齢者宅を、だいじょうぶですか?とまわってくれたのよ・・

いつもは、けんかばかりしているのに、テレビみながら、お父さんと会話しちゃったわ・・まで、それぞれ、いろいろ。

原発で、不安になった娘夫婦たちは、NTから避難するようなんだけど、私は、親類に行っていて、と言われた・・でもね、親類に行くのも、気を使う・・どうしよう・・というご高齢者からのご相談も。

近くのスーパーがやっと、朝から開店。
なんだか、ほっとして、買うものもないのに、銀ブラ・・でなく、スパブラをしてしまったワタシ。
商品は十分ではないけれど、空気が、どこか、のびやかで、うれしくなってしまった。

計画停電が、永山は、まだ、対象から外れているのも、どこか、のびやかにさせている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理事会

2011-03-17 08:36:10 | 日記
3月理事会。
2月収支は、支払いを滞納していたものの支払いに追われた月なので、もちろん赤字。
無意識のうちに、支払いを延ばしているものがあった。
でも、年度末を控え、そうも言ってられず、結局、自分自身の首をしめる結果に直面。
先送りはよくない。
理事さんたちと、価格改定も含め、議論する。

売上が順調な時期には、考えてもみなかった「無駄」「高い」に神経がいく。
先日も、500円の違いだから、こっちのほうがいいから・・と持ち込まれた食器。
一瞬、憂鬱な気分に。
しかも、「いい」と言う言葉ほど、その価値が認識できない。
水道の使い方、食材の残菜まで、どこか、気に係る昨今。
まあ~なんとかなるさ・・とは、思ってはいるのですが・・。

でも、この地震・津波・・一連の事故で、スーパーの棚から食材が消える毎日が来て、
価格を言ってらず、あるものに手が伸びる。
これが、また、収支を悪化させる・・とつい、思ってしまう。

そう、思いながら、でも、だいじょうぶ、だいじょうぶと、自分に言い聞かせる。

お米も、なんとか、いつとは言いかねるのが、いくぶん不安なのですが、偶然、出くわし、世間話のついでに、お米の不足をおしゃべりした。
同じ階段の生協のお仲間さん。
そのかたのツテで、鹿児島から届くことになったし・・
心あたりにも、お願いしたし・・
八百屋さんにも、毎日顔出ししているし・・
だいじょうぶ・・ジュモンのように、自分に言い聞かせる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする