連休の穴

穴っていうのか、なんというのか。
若い世代は、連続１０日のゴールデンタイム。
旧人類は、サンデー毎日・・の割りに、休めない。
駅前のスーパーは、恒例のセール日。
うろうろと、食材探し。
なんとか食材もそろいレジに。

レジ打ちのかわいい子のところは、心なしか、長い。
ワタシだって、かわいい子がいい。
かわいい子ににこッとされると、なんだか、ちょっと、うれしい。
最近は、ワタシは、おじさん化しています。
でも、ワタシは、やっぱり、まだ、おばさんです。
列がちょっと短めの、ちょっと難あり・・（ごめんね・・）の子のレジに並ぶ。
でも、いい子なんです。
声が気持ちのいい。

ふっと、列の前に目をやる。
福祉亭のボラさんが、レジしてもらっている。
勤務帰りのスーツ姿。
気が付かれないのをいいことに、何買ったの？と、目でボラさんのお買いものチェック。
りんごに、卵に・・
野菜がな～～い。
おいおい、野菜を食べないといかん！！です。
おつまみモード一色。
あはッ。
まったくね。
福祉亭で、野菜一杯食べるからいいんです・・とか言うのです。
確かに、ワタシの買い物カートは、野菜であふれかえっています。

ジジとババばかりでなく、若い世代も、福祉亭の野菜中心の食事は、身体にいいんですよ・・・
遊びに来てね。
家庭料理ですけれどね。
野菜料理のバリエーションに季節ごとの驚き！！があるんですよ。

昭和の日

朝６時。
昨夜の雨が上がり、澄んだ空気と真っ青な空。
そして、ぽっかり白い雲。
や～～～、５月だ～～・・
見上げる木々は、新緑の柔らかい芽吹き。
風が、冷たい。
・・と、このシチュエーションだったら、朝の散歩か、ラジオ体操・・か？？って、カンジが、ふつうでしょ？

ノー、ノー・・
まったく・・
先週提出した報告書に訂正箇所発生！！という事態。
前日に新しい担当から、電話連絡。
朝、メールを開けると、避けようもなく、目に入ってくる。

ふ～～～・・
まあ、しょうがないです。
本番のゴールデンウイークをゴールドにするには、ここで、ひと踏ん張りしておかないと。
1Ｗ頭を休めてしまったおかげで、おたおたと、穴に落ち込む。
えッ！！どうして～～？？
きゃあ～～！！
どうして、どうして・・と。

その穴から脱出するまでに、３回も、再計算して、シートに仕上げ・・また、やりなおして・・を繰り返す。
すべての数字が連動しているからです。
結局、見るべきファイルをカン違いしていたことに気づくのに、数時間。

頭を休めてしまっては、いけません。
ジブンのうっかり・・に気づけば、な～～んてことなく、処理が進む。
注意深い頭脳と、動揺しない心が心底、欲しい！！

やるべきこと

朝8時、自宅に電話。
ピンクごみと、段ボール出しておいたからねえ・・と。
うん？
ありがとう！！

ジツは、ぼんやりしていた。
2Ｗおきの回収なので、つい、うっかりしてしまいがち。
しかも、電話の向こうの最後の一言が、「いつも、ありがとう・・」と、ワタシに!!
いや～～うれしい。
内心、びっくり！！

今までは、ごみを出すワタシの姿に、横目で見て見ぬふり・・だったりも。
資源ごみを出しに出向いた時の、忘れられない強烈な記憶は、網戸の向こうで伸びをされたこと。
偶然だったか・・とは、思うけれど、へ～～生きがいになっているんだ～～・・ありがとう・・・と、語られたと同じ印象。
ショックでした。
この、生きがい・・という言葉にあるトゲ。
気が付かれます？
でもまあ、このトゲにしょげていてもしかたのないことなので、やるべきこと・・として、やってきたごみだし。

このやるべきことを淡々とやり続けることの難しさ。
あ～～だの、こ～～だのは、すぐ言えます。
何も言わず、やり続けるには、心の強さ・・です。

福祉亭がランニングできているのは、やり続けてくださるかたが、おられること。
だから、ワタシも。

感覚

公園がオープンして、そろそろ１ヵ月。
ちびっこたちが元気に動き回っている。
花壇整備が追いついていない。

相棒さんの連絡で、よっこらせ・・と重い腰をあげる。
アダプトは、今年度は、新しい試みを提案してきている。
なかなか良い企画。
通年の試み。
良いことは、良いけれど、お付き合いしていくのが大変。
市民側の忙しぶりや、高齢化や、道具不足、資金不足などを考慮していない。
市民側が、それに乗らなければ、どうも花苗の配布を受けられない仕組みになっている。
そうなると、アダプトを続けるかどうかというところにまで、遡って市民側は、思案しなくてはいけない。
憮然。
でも、相棒さんの前向きぶりに押されて、まッ、なんとかやろうか・・と。
春の陽射しの明るさにも押されて。

だいたい、カンジンな花壇のデザインもできていない。
勝手にもできない。
担当と相談しながら。
どうするの？どんなふうに考えているの？と。
今週初め公園で、うちあわせ。

担当は、ウチのこども世代。
5000株ほどを、４月の土づくりの講座のあと、鶴牧の公園でポット栽培中。
相棒さんがなんとか講座に参加してくださり、花苗配布の権利だけは、かろうじて確保している。
でも、失敗もあるかもしれないので、どれだけ配布可能となるかわからないんです・・と。
なんとか、１００株は・・と。
うん、うん、わかっています。
花苗の配布日は決定しているのですか？届けて頂けるの？
いえ、みなさんで・・と。
うん？
市民が鶴牧から運んでくる時のことは、どうイメージされているんですか？とさらに、尋ねてみる。
軽トラックで・・と。
あの～～、市民は、軽トラックを持っていませんからねえ、どうすればいいんですかねえ。

あれあれ・・現場感覚のズレっていうのか、仕事感覚のズレっていうのか・・。
ウチのこども世代だからと言って、これは、仕事上のお話ですから、よ～～く考えて頂かないと。
ひとのよさげな長身の若い担当のお顔を見上げる。
付き添い・・じゃなく、もう一人の担当は、もう少ししっかりもののおねえさま。
おねえさまのほうが、もう少しハナシが、しっかりしておられました。

活動

つくづく 、目の前の活動に対して、簡単な評価はできないなあ・・の思い。
見えている価値と、見えていない価値・・というものが、そこには、必ずあるものです。

見えている価値が大きく立派な場合でも、実際の参加は、自分の力量をはかりつつ・・ということになります。
求められる時間の消費や、自分の中に持つ何を投入すればいいのか、考えざるをえないことや、自らの健康度もろもろで、シツレイしたいなあ・・のそっけない対応となることもあります。

楽しく、気軽に、大勢の中に隠れての参加がいいなあ。
うん、うん。
でも、そればかりでは、深まりと社会的にも認知される活動に、自分の行動が根付くことは、難しいのですよねえ・・
気軽気分の参加者のお世話役のシゴトもあれば、活動の報告書づくりも課せられますからねえ。

結局、それでも飛び込んでしまうのは、集団としての魅力だったり、やっていくことの魅力だったり、そもそも、良い空気感。
良い空気感・・・これがねえ。

福祉亭なんて、そもそもゼロからのスタート。
なにもかもを、生み出し、育て、そして、持続と、さらなる高みへ・・と、歩むことが求められている。
それが、おもしろさと、ねうち。
よ～～く、わかっていますよ～～・・・

きづな

カラオケが、みなさんのご協力で、なんとか終わり、反省会の時。
電話。
まだ、やっているのか！！と。
お怒りの。
音がうるさい・・からではなく、ボラさんのお疲れを思っての雷。
わかっています。

心が通い合うって、一朝一夕には、確立しないものです。
その集団のありようと、構成するメンバーの多様性によって、へんげ自在となってしまうもの。
どちらの集団が立派で、どちらが、どう・・ということは、なかなか表面だけでは、見えないものです。
そこの「場」を構成する役割によっても、流動性が生まれていきます。

一日を楽しく過ごせた・・というのであれば、喜び合って、一日の自分なりの努力を確認したいです。
上手くいかなかった時には、反省点を振り返りつつ、次回への課題解決を自分なりに確認をしていくものです。
市民が力を合わせて一日を構成していった結果です。
福祉亭というカラオケの場面、お互いに知り合う関係をつくっていくのです。
ちょっと、アルコールの力も借りてもいいかと思います。
中には、まったく、飲めないかたも、混じっておられるんですが。

数年前、ご家族間のトラブルを抱えておられたカラオケご参加者さんも、にこにこと反省会の席に。
明るい笑顔でした。
おしゃべりは、たわいない、くだらないものも混じってしまいがちですが。
たわいなく、くだらなくみえる笑いで、心が軽くなられるのです。
軽くなった心は、つながることができます。
つながりは、きづなづくりにも通じます。
やわらかく見守もってくださるとうれしい。

偲ぶ会

ずっと、ご縁のあったかたが11月に亡くなられ、遅れおくれとなった偲ぶ会。
もう、終わったのかと思っていた・・と前日の声。
私にとって、素敵な人だったの・・・と。
うん、うん、
そんなこと言ってくださるなんて、うれしい。

大勢のお集まりとなりました。
軽費がかかり過ぎ・・と、すったもんだの遺稿集も、2日ほど前には、到着。
そそとした、柔らかい色表紙と、手に持つとちょうど納まる大きさで、とてもいいです。
93歳さんの人生が、ぎっしり詰め込まれていました。
原稿集めから、校正まで、さぞ大変な労力でしたでしょう。

厨房は、シェフさんがおられるので、ワタシのココロは、ゆとり。
岩手から送って頂いたホヤ、ホタテ、カキ。
おおご馳走。
しかし！！
ホヤもホタテも、下処理に手間がかかり、大わらわ・・では、ありました。
カキは、幸い既に下処理ずみ・・・でした。
5時間に及ぶシェフさんの大奮闘で、おいしいお料理が次つぎに。

いろいろ失敗は、ありました。
でも、無事終了し、ほ～～～っとしました。
お子さん世代をお持ちになられなかった人生を歩まれた93歳さんです。
大勢のお友だちのご参集は、故人の人生のゆたかさが、かけがえのないものだったことを、自ずとうかがい知るものでした。
趣味の歌の会のみなさんがリードされる歌も素敵でした。
さすが！！でした。
みなさんで送る歌は、「あおげば尊し」と、故人がよく好んで歌われていた「君恋し」でした。
大合唱。
いい歌です。
厨房も、手を休めることはありませんでしたが、大きな声で、ご一緒させて頂きました。

どうぞ、安らかに旅立たれますように。

提出

補助金報告書類の提出期限最終日の朝一番を以前から予約させてもらっていた。
予約する時、ジツは、迷った。
シフトに入る曜日を、外すと楽だよな～～・・
ということは、○曜日か、△曜日だなあ～～・・
締切日の数日前。
今年度は、それで、いけるんじゃないの？？
でも、なあ～～・・
万が一って、ことがあるしなあ～・・と。

現実は、万が一！！・・だらけ！！！
最終日にしておいてよかった。
例年と同様か、例年以上の手のかかりかた・・・で終わった。
なんとか。
無事に提出できたのだから、何もぼやくことはない。
最後には、まさに援軍！！があったんだし。

提出日前日の5時過ぎ。
最終チェックを二人でしていると、フォームの形式が変わっている！！ことに気づく。
なぬ～～～・・
頭の中は、自力で、フォームを作り直すか？？
いやいや・・それは・・オ～～！！ノ～～！！
結局、担当部署の担当にファイルをメールしてもらう・・という最後手段に。

とにかく、なんとか、整え、提出日朝は、4時起き。
最終の再チェック。
チェックは、非情。
また、また、要訂正箇所を発見・・！！
結局、福祉亭ＰＣの中だけに残したシート箇所だったので、修正液の技・・の忍ニンわざ。

8時50分には到着。
やりとりしていると、やっぱり修正箇所が出てくる。
それは、手書き・・とさせてもらった。
しかも、書き間違いながらの。

さすが・・

福祉亭のお隣が長い準備期間を経て、来月オープンとなる。
隣の電気店が撤退した後、福祉亭も、10年ぶりくらいで、再びスペースの拡張という妄想を抱かなかったわけではない。
以前は、東側店の撤退で。
今回は、西側店の撤退で。
結局、妄想。
とにかく、単独で、拡張していくほどの財力がないことが致命的。
どこかの土俵に乗るか、何かのしっぽにくっつくか・・といったような類のハナシ。
この程度では、現実の厳しさに立ち向かえるわけは、ない。
東隣りは、障害者団体の物販店となり、西隣りは、大会社の新しい事業拠点となった。
東隣の時は、トップ同士の話し合いもあった。
1時間ほどの話合いで、あっけなく、負けて帰って来られた。
西隣の時は、不確実ではあったけれど、提携バナシが水面下であって、しばらくわっさかもっさか。
提携バナシは、手続きの踏み方がワルイを理由に、こちらも、理事会であっけなく否決された。

一つひとつの場面を、振りかえれば、お芝居の一場面を見ている観。
その時の中心人物の表情や、セリフの一つひとつが。
今となれば、ついつい、微苦笑。
笑い話。

そんなこんなで、まだ見ぬあなた・・の大会社が、東隣りには、入居されることになった。
大構想と共に。
思い起こせば、シャッターが開けられた時のこと・・
工事関連業者さんたちが、図面片手に、現場に立ち会っている時のこと・・
どちらも、静寂が支配していた。
構想が決定されたと伝え聞いてからも、長い間、動きが全く止まってしまい、うん？？どうなったのか？？と思うような時期もあった。
いよいよ工事が始まると、今度は、次々と入れ替わり立ち替わりそれぞれの担当親方たちが、出入りされていた。
騒音も大発生。
やっと、全体像が、なんとか見えてきて、オープンの日程のお知らせを頂いたのが今週初め。
すると、今度は、大会社の担当部署のみなさんが、入れ替わり立ち替わり現場を視察にみえる。
昼間見ることもない背広姿のみなさん。

その時々の動きを、見るともなく目で追っていると、本当に興味深い。
新事業の取り組みって、こんな風に展開していくものなのか・・と。
新しい隣人は、予想をはるかに超す柔らかく新鮮な風を運んできてみえている。

手ごわい

毎年この時期の最大の剣ヶ峰。
今年は、楽勝かもねえ？？の期待半分の事前の予想は、見事に崩れ去っている。
一年前から大変ですよ！！と、口にし、もちろん、日々積み上げていくことは、やって頂き、できることは準備。
しかし！！！
準備してあった、日々の事業報告は、ＰＣのバーションのせいか？ファイルの体裁が崩れきっていた。
その修復をしつつ、整えていく。
しかも！！
さて・・と、とりかかった次のシゴトと、別のファイルを開ければ、や・や・や！！
ぎょ～～てん！！
昨年度4月の一か月分の会計ファイルに、今年度の4月分を被せて、入力し始めている！！！
ぎゃあ～～！！！
声に出せもせず、その事実を受け止める。
この数秒間のきついこと。
そのファイルを使わなければ、次の書類が整えられない。
無言で、ファイルの修復にとりかかる。
既に、会計の帳票としてペーパーにしてあるので、時間さえかければ、できる。
できるからと言って・・・です。
提出日は、2日後。

週4日のシフトと食材搬入をこなしつつの剣ヶ峰。
シフトに入れば、朝の9時前から夜の9時過ぎ。
しかも、4月日曜日は、すべて所用で埋められ、どこにも時間の隙間がない。
通常月でさえ、ゆとりというほどのものがないのに、さらにこの始末。

やるべき仕事の手ごわさは、仕事としてみれば、簡単です。
でも、本当の手ごわさは、お立場から発せられる言葉の一つひとつ。

遠方より来訪

遠方って、韓国。
多摩ＮＴ開発に遅れて、20年。
韓国もＮＴづくりと新入居の時期があったという。
高度成長時代もあった・・と。
そして、現在の高齢化率は13％。
日本の高齢化のスピードより、あるいは、早いかもしれない・・という予測だと。
韓国のＮＴの高齢化に対して、何を処しておくべきかのご視察。
大学教授、国のお役人、ディベロッパーのみなさん。
自己紹介してみると、4人が同姓のキムさん。
韓国語の会話の中に混じる「多摩しん○○」とかの日本語の理解以外は、すべて通訳を介しないといけない。

どうして神様は、別々の言葉を人間に与えられたのですかね。
まったく、もお！！
説明をすぐ、ぶつぶつと、途中で途切れさせないとハナシが進まない。
だから、お互いに消化不良。
伝えたいことが、本当に、伝わったのかどうか。
最後は、福祉亭で、かんぱ～～い！！だったのですがねえ。

韓国は、65歳以上は、公共交通は、タダで、年金もある。
介護保険制度は、ない。
でも、年齢は引き上げていく傾向で、若い人たちの年金額は、やっぱり減少するだろう・・と、どちらの国も、共通。
求める姿は、産官学と市民の連携で、これも同じ。
家族の崩壊・・という言葉を使っておられた。
やっぱり、これも同じ。

産業の発達とともに、何故、家族は、崩壊していくのですかね。

メインシェフ

なかなかメインシェフさんを張って頂けず、しかたなく、昨日は、ガス台の前に。
メインシェフさん候補としては、力も経験もおありのボラさんは、大勢。
結局、日本人特有のお先にどうぞ・・の遠慮がちなお気持ちが、躊躇させている。

しかたなく担うメインシェフさん。
いったんその立場に立てば、ぐずぐずした気持ちは、捨てざるをえない。
お料理好きというだけでは、福祉亭の厨房は、回し切らない。
気持ちが立つ。
なんとかみなさんのご協力で、定食がまとまり、やれやれ・・と。
ふっと、鏡の中にジブンの顔を映す。
眉が上につり上がっている！！
ぐへッ！！
気持ちは、すぐ、顔に出るもの。

その顔みると、また、別のやれやれ・・・の思い。
ご性格がよろしくて、腕もよく・・となりたいもの。
なかなかそうは、いかないのです。
言うべきことは言い、堪えるところは、堪え、ただひたすら食材と向き合う・・という仕事です。
そう、なかなか荷が重いのです。

夕方、十二分にメインシェフさんとして、活躍して頂いていた別の曜日のかたから電話が入る。
復帰できそうもないと。
たぶん、その答えがいつか出されるだろう・・と、予測はしていた。
周囲にも伝えて、心の準備はすませていた。
だから、わかりました・・と、即答。
すると、お相手も、お気持ちが軽くなられたようで、軽い口調に。
しかたありません。

ボランティアですから。
加重なご負担をかけられるはずも、ありません。
それでも、なお、担ってくださるかたを軸に、日々を積み重ねていくより途は、ありません。
ボランティアさせて頂ける健康と、周囲の理解と、そのことに感謝し、キチンとその気持ちを表現していく自己管理が求められる・・ということですかね。

筍

4月も後半。
季節は、新芽の芽吹きから、少しずつ色濃く。

筍を頂く。
福祉亭は、善意に恵まれていて、この10数年、筍を買った記憶がない。
季節になると、いつも、どなたかが、お届けくださる。
本当に、感謝です。
筍堀りは、なかなかの難儀らしいです。
経験されたかたのお話を聞いていると、それが、分かります。
豊な恵み。

土曜日に頂いた筍は、もう随分立派に成長。
手に持つと、ずっしりした重みと、その力強さが伝わってくる。
忘れることなく、米ぬかも筍に添えられて。
だから、すぐ、茹でることができました。

たっぷりの湯。
ごとごと1時間。
良い香りが台所一杯に広がる。
鍋の蓋をとると、ぷ～～んと、明るい晴れ晴れとした香りがさらに立ち上がる。
米ぬかさんも、しっかり、そのお役を務めて、やれやれ・・と、上のほうに塊をつくる。
思わず、にこッ。
月曜日の定食に十分。

サプライズ

土曜日の午後。
午後のスタッフが、別の用事でお休み。
そういう時に限って、お休みスタッフのご関係のみなさんが、集合してしまう。
いつものように会える・・と思って。

一組は、事前の電話で了解。
一組は、同伴されたご友人へのサプライズ！！と、突然のご訪問。
ご友人は、ワタシが、今日に限ってお休みなんですよ～～・・と伝えても、きょとん！！
そのくらいのサプライズ・・・だった・・みたいですよ。

ワタシのサプライズは、お尋ねくださったかたが、○○部長と、△△部長が・・と、役職名を付けて会話されること。
あれ～～～ッ。そッか～～！！そうなんだよね～～・・
ご訪問客は、もと部下さんたちです。
△△さんも、福祉亭に時折みえておられます。
福祉亭におられる時は、上り詰めた役職のおはなしは、耳にしていても、言ってみれば、一（いち）スタッフさん。
しかも、ワタシより年下。
部長さんかあ・・・と、その現役時代の姿を改めて、頭に描きつつ、でも、たわいない会話を弾ませる。

ほらッ、○○部長は、なんでもやってしまうでしょ・・と、もと部下さん。
確かに。
今もそのまま。

それにしても・・です。
ワタシにもあった現役時代。
その当時の上司のみなさんの姿は、まだ、記憶の片隅に。
どのかたも、ご立派でした。
その上司さんたちより、今のワタシは、な～～んと年上！！
わ・わ・わお～～・・！！
本当のサプライズは、こっち、こっち。

無駄な抵抗

会計監査をなんとか終えることができました。
ふ～～～・・・
予定していたより2週間早い。

会計年度をしめた31日夜は、現金有り高の確認。
そして、次の日からすぐとりかかったか・・というと日常業務やら、否応のない個人の予定。
監査2日前の理事会にも、数字を出すこと・・が、理事会の総意。
となると、100メートル走を全力で走る様・・となる。
子どもの頃から、短距離走は、大・だいの苦手。
長距離走ならなんとか得意。
となると・・・
結局、3日間の睡眠不足で、理事会にこぎつけ、やれやれと、会計監査当日。

理事会でお示ししているので、今年度は、スルーでしょう・・・・♪らんらんらん♪・・と。
しかし！！
安易な予想は、見事に外れ、出だしからがっぷり横綱相撲・・というか、いや、十両相撲！！
しかも、後で気づけば、心の拠りどころの高島暦は、大安！！
大安ですよ！！
仏滅の次の。

ありゃ～～～！！！
なんということですか！！

とにもかくにも監査を受ける立場。
最後は、白旗。
はいッ・・

教訓・・
無駄な抵抗をして時間を費やすのは、愚者の生き方と知れ・・。