ゴールデンウイーク

待ちかねたゴールデンウィーク。
福祉亭は、カレンダーどおりの営業です。
お弁当配達のみなさんのことが、ちょっと気がかりです。
体調管理しつつ晴れやかな5月を楽しんでくださると良いのですが。
普段会えないご家族とのふれ合いが、なによりのおクスリでしょう。
楽しんでくださいね。

日常

午前中は、お休みを頂き受診。
昼近く駅でバスを待っていると、袋一杯の買い物が、こぼれ落ちる高齢者。
手元のレジ袋をさしあげると、つい買ってしまって・・と笑顔を向けてくださる。
なんだか良いことしたような気分をくださる。
来たバスに乗り、座席の前に立つ。
すみませんの声と一緒に、大荷物の買い物袋が座席のところに置かれる。
見ると福祉亭のボラさん。
あらあら・・声を掛ける。
厨房では、以前と変わりなく張り切っておられるので、年齢を感じさせない。
でも、外でお会いすると、以前には感じることもなかった老いを感じさせる。
もちろん、座席をお譲りし、おしゃべり。
家族のために一日三食、持てる力を惜しむことなく作り続けておられる。。
食事は健康の元。それを十二分に心得ておられ、そのお力を福祉亭はお借りしている。
ワタシの留守居をサポートしてくださったボラさんたちも、それぞれ年齢を重ね、福祉亭に来てくださっている。
それぞれの老いの坂をゆっくり上っておられる。
大切にしたいこの日常とみなさん。
60代は、ひよっこ。70代で、やっと半人前。
80代さんたちの人生の知恵と力をお借りしている。

昭和歌謡

歌がお好きなかたは地域に多い。
コロナ禍全て中止していた催事の中から、最初に立ち上がったのは、唱歌。
女性が多いものの、男性のご参加も多い。
伸びやかな声でご参加されている。
そんなところに、民放局から取材の申し込み。
昭和歌謡の中で、令和世代に伝えたい曲について。
これまでお付合いしてきた歌好きさんたちに声をかけて、ご参加を促す。
昨日が、その取材日。
福祉亭お向かいの良く手入れされた花壇をバックに、お一人おひとりコメントをする。
苦戦するかと思っていたけれど、なんとか。
取材のせいか、晴れ晴れとした5月を思わせる空模様のせいか、ご利用が多く、厨房は、大忙し。
ありがたい。
放映は、6月1日夜ということです。
楽しみ。

ヨミ

久しぶりの降雨。
アダプトが気になるので、雨は、大歓迎。
でも、福祉亭のご利用となると、ちょっとね・・です、やっぱり。
それでもボラさんたちといつものように定食用意。
なんとか、かろうじて完売。
よかった。
完売は、基本。
このラインが崩れることは、運営をぐらつかせる。
街の食堂経営・・が目的でなくても、地域にお見せする姿です。
目的は、地域の安心できる居場所づくり・・です。

朝から雨の予報で、食数を減らすかどうか前日から迷う。
でもね・・で、いつも通り。
朝、ボラさんたちとどうします？と、やっぱり、協議。
このご利用のヨミがなかなか難しいのです。
結論は、いつも通りと大抵は、なります。
昨日は、やや弱気含みの完売。
それでも、終わって、やれやれ感。
厨房も落ち着いた空気感。
これが大事なんです。
みんなで毎日この闘い。
ご利用お願いしま～～す！

課題

まちづくりは、人づくり。
人づくりは、課題との向き合いかた。
若い世代は、忙しい。
仕事も子育ても家事も・・背負う荷物が大きい。
人口の3割といわれている高齢者も、その荷物を背負って高齢期に。
楽したい、もう十分働いた、もっと楽しいことやって暮らしたい。
ただ、身体が若い時と違って思うようには使えない、動かない。
漫然と時間を消費して、やり過ごすしか術がないのかもしれない。
時間を消費することに意味を感じるのであれば、そうすれば良い。
もし、なにか漠然とでも求めるものがあるのであれば、一歩を踏み出して、とお願いしたいなあ。
明日がもうちょっと、自分にとっていきいき輝くように。
誰にもできることは、あります。

昨日のバス亭が面白かった。
地域のバス亭。
どこかなにかみんなお顔は知っている。
偶然出会ったかたとおしゃべり。
なかなか時間どおりに来ないバス。
おしゃべりの輪ができた。
おしゃべりの花が大きく開く。
他愛ないおしゃべり。
でも、バスが遅れるとバス会社に電話すると、時間より早くなるとしかられてしまうので・・というバス会社の言い訳のハナシとか。
誰と今暮らしているの？と個人情報に切り込んでくると、さらっと受け流す姿とか。
家賃のハナシとか。
他愛ないけれど、ちょっとためにもなる明るい話題が、耳に。
思わずく・く・く・・と笑ってしまった。
同じ街区に住む住民同士。
普段は、外出できないかたと、元気印しのみなさんといったほぼ特定のみなさんとのおつきあい。
その外側というか、内側というか、そこにこんなみなさんが元気よく暮らしておられる。
地域に目を凝らしてみないと。
若い世代が課題なんて言わずにまちづくりをしているように、高齢世代もがんばろう。
元気な街づくり。

足元

選挙の立て看板がまだ残る。
多摩市も。
近隣自治体でも。
それぞれ立候補者が多かったことが分かる。
地方では候補者不足と言われているらしい。
都市部ではそんな気配はない。
ただ、昔のどぶ板というような議員さんたちの働き方は、影を薄めている。
どぶ板と言われる手法を批判してきたけれど、地盤を持つかどうかが議員活動にほぼ関係がなくなってみると、それはそれで何かなあ・・の感慨が沸く。
結局のところ、市民も議員も、もしかして行政も、地域に脚を下ろす、根を張る・・というようなことは、アタマから消してしまった様子。足元の暮らしぶり、生活ぶりが、どうなっているのか・・なんて。
どぶ板時代は、議員さんたちの姿が日常的に地域住民の目に映っていて、良くも悪くもその姿が見えていた。
今は、駅頭だったり、イベント時だったり、かなり限られた機会や場でないとそれぞれの姿が見えなくなっている。
姿がみえないので、仕事ぶりなど全く見えない。
市制50周年式典が昨年あった時、それぞれの議員さんの様子をお見かけして、様変わりしている議員団にびっくり。
福祉亭の成り立ちだの、やっていることだの、そんなこと知らない、関係ないし・・と言われているような空気感が。
足元には、たくさんの課題。

市議選

現職が強い。でも、新人が4名。
風が吹いている政党に所属している候補者のよう。
風は、結局選挙資金の多寡で生まれるのか、それともなんですかね。
午後投票所に出向くと、身近な選挙ということもあって、歩行も困難な市民のかたの姿も見受けた。
福祉亭のボラさんも立ち会い人をされていた。
得票数がトップとなられた候補者さんの魅力はどこにあるのか。
地盤が違うらしくお見かけしたことがない。
どんな議員活動をされていらしたのかなあ。
地道な地域活動だけでは、追いつかない何か。

掃除

報告づくりもなんとか山を越え、手直しはあるもののやれやれ。
気持のゆとりで、昨日は、エアコンと換気扇の掃除にとりかかる。
年末の大掃除から4ヶ月。
厨房換気扇は、頻繁にやっていないと油滴が落ちる。
フロントエアコンも、長い暖房の期間を経て、そろそろ冷房に。
フィルター掃除にとりかかってみると、あまりの汚れ具合にびっくり。
特に厨房側。
普段は、無意識にスイッチのオンオフをしているだけ。
時折、汚れを目視で確認はしてはいた。
なんのなんの、フィルターにビッシリのほこり。
それだけならまだしも、エアコン外枠までほこりを確認。
掃除にとりかかると、突然咳。
マスクをしっかり鼻まで上げ直す。
どうのこうの言っている状態でないことは、一目瞭然。
ジツにやれやれ。

手洗い洗面台のプチ修理、網戸の取りかえ・・と続き、トイレのウオッシュレットも結局、基盤を取り替え。
年度初めにもう設備費が投入される。

市議選

市議選に投票日が近づいている。26議席を巡って38名の候補者。
自転車で回る候補者も、もう珍しくない。
ただ駅前にいくと、何人もの候補者カーが止っている。
激戦。
マイクを通して訴える政策が、長過ぎてどうもはっきりしない。
結局、お願いしますの連呼になってしまっているよう。
兄弟で陣営を固めている候補にも出会った。
市議選ってそんなに魅力的なのかなあ。
4年でまた・・ですよ。
候補者一人での選挙活動も。
昨日は、公園で政策を訴えようとマイクを握っているうちに、乗ってきたチャリが強風で倒れてしまう場面に出くわした。
慌ててマイクを手から離して、対応していた。
コインランドリーの時間待ちの市民が、それを眺めるともなく眺めていた。
あ～～あ～～あ～～・・
政治が暮らしの場にあることは大事だけれど。
せめて伴走者一人くらい付いてきてもらえて立候補でしょ・・と、つい思ってしまう。
12万選挙民がいるからと言っても1,500票はなかなか。
投票率が伸びると良いですね。
福祉亭はＮＰＯ法人なので、不偏不党。
しっかり見極めたいです。
立候補前、何をしてきたか。
それが、地域にどう届いていたか。

スベる

後期高齢者のワタシ。
会議でスベる。
ズノウの退化でしょう。
会議の本来テーマから大きく逸脱。
現場の仕事の積み重ねは、失敗もあれば、なんとか成功と思われるものも中には出てくる。
しかし・・会議でのスベリは、どうしようもない。
いろいろな発言が出て、面白かったのですが。
ズノウのゆるみは、情けない。
会議は、世間バナシをする場じゃあないゾ！・・自戒。

ただ、またスベリだよ・・の声が聞こえても来るのですが、
議論の中身がカタカナ語になってスマートさや新鮮さを感じます。
でも、ずっと、既にあった議論、出尽くし、語られてきた「もの」に似て、どうも何か言いたくなってしまったのです。
昭和世代の単なる言い訳・・・ですが。
いろいろ世の中が変わっても、人という存在の一歩一歩には、それほど違いがあるというものでもなさそう・・も、気づき。
そして、それぞれの時代、それぞれが、様々な役割と努力で一歩一歩前に進めてきた「もの」と「こと」。
それに対して、やっぱり「思い」と「重さ」を馳せて行きたいです。

大忙し

晴れて、気温もあがった昨日。
大忙し。
メニュー食材でどうも足りない感じがするものは、事前にカサを増やす。
でも、結局、予想どおり足りなくなる。
ここで定食を止めるかどうか、なのです。
後で耳に入ったのは、何人かお断りさせて頂いたよう。
でも、その頃厨房では、手元にある食材で追加調理。
メインの生姜焼きは、ある。
小鉢の何が足りないですか？と尋ねても、あまりの忙しさに何が足りないのかさえお答えがこない。
やがて、分かってきたのは、朝、足りなくなりそうと予測を出した小鉢。
それとどうも大ざっぱに数えていたらしいさつま芋。大急ぎで別の追加をつくる。
結局、ちょっと小鉢の編成を変えて3人のかたにはお出しできた。
こんな時のまかないは、ちょっと寂しい。
なんとか全て出し終え、最後まで踏みとどまったボラ三人衆と、やれやれと座る。

毎日、こんな大忙しが続けば、以前のように、みなさんに臨時ボーナスも出せるのですが。
どうかなあ。また、いつものリップサービスに終わるのかも。
福祉亭は、利益が出れば、全てボラさんに還元としている。
でも、良い時期はいつまでもは、続かないもの。
コロナ禍は、最大ダメージ。
なんとか今年度は、黒字に。

1円

新年度もスタートして、報告書提出もなんとかすませ・・で、やれやれ感。
家族からは、ゴールデンウィークの問い合わせも。
しかし・・そうそうノンキにはさせてもらえない、と知る。
会計監査、総会・・と続くのですから。
関連書類を整えるつもりで、仕事を始めると、やっぱりエクセルによる誤差を発見。
エクセルは、じつに便利で、これが無くては仕事にならない。
実数ではなく按分の箇所で、1円の誤差。
書類上の誤差でも、修正せざるを得ない。
既に提出してはいるのですが。差し替え。

今月から来月にかけて必要な書類の数の多さ。
一夜城・・は、ないですね。
ワンオペやめるように・・とアドバイスは頂く。
やめられたらどんなに良いか。
でも、それぞれのズノウを経由したものを理解して精査する仕事となると、そう簡単にも思えない。
まだ、自分で考え考えやったほうが、良いように思えてしまう。
エクセルの不備の修正が、エンマ大王の大口のように、待ち構えてもいるし。
現実は、険しい。

会議

開催確認を怠っていた分科会会議。
みなさんにお願いして、参加できた。
課題は、制度設計がカッチリしているので、使いにくさ。
手直しをかけようにも、手を入れられず。
結局、いつも似たような議論となり、同じような結論に。
何年経っても。
つまらないように思えるのですが。
もちろん、ヘタな実験に終わってしまうのはよくないです。
でも、制度設計から既に数年。
現状を少しでも変えられる可能性にかけてみても良いんじゃないかとも思えるのですが。
昨年度最終会の前回は、少し可能性を信じられる結論のようにも思え、ちょっと安堵しましたが。

他部署の施策として新しい情報が出された。
つい1週間前の広報。「ごみ出しサポート事業」。
内容は、悪くはない。
ただ、もう、集合住宅のとある街区は、ウチはやれません！と返しておられるという。
うん？？福祉亭界隈で、そんなハナシは、聞いたことない。
どこに下ろしたのだろうか？？
役所広報？ＨＰ？う～～ん？？？
根回しもせず、現状改革として、出すはずもない。
でも、知らないゾ・・

子ども食堂

4月から第3日曜日に開催となった子ども食堂。
近隣小学校には変更のお知らせを出して。
10時過ぎには、三々五々女子たちが。
その後少し遅れる感じで、男子たち。
子どもたちが、声をかけあって来てくれる。4年生から保護者なしで参加可能になっている。
フードバンク活動が、市内だけの独立活動になって名称を変更している。
頂く物資からお菓子類が少なくなっている。
ちょっと悩ましいけれど、なんとかお土産も用意でき、いつもと同じよう。
それぞれ学年が上がって、変わることなく参加してくれている子どもたち。
メニューは、豚丼。

急に気温が上がったこともあってか、厨房は、早くも30℃。
ボラさんがお一人気分が悪くなって早退された。
これから夏に向かうと、厨房の温度は、35℃を超えてしまう。
服装や体調管理をしっかりしていかないと。
お若いボラさんたちでも、よろしくお願いいたします。
ボラさんたちは、ジツによくサポートしてくださる。
運営していくには大事な、大切な人材。
がんばり過ぎることなく、がんばってくださいね。

クラウドファンディング？？

応援演説の国のリーダーがまた、狙われた。
映像を見ていると、脇にいて取り押さえた市民の大きな背中が印象的。
漁師町和歌山がみえる。

雨足も時折ひどく、利用者数の伸びを朝から懸念。
それでも厨房は、筍の季節に合わせて春巻きメニュー。
準備をしていると、フロントから理事会で決まった寄付のお願いの文章をどうすると。
昨年度は、これまで経験したことのない大赤字。
もし、今年度もそれが続けば、運営の継続そのものが実質的に無理な状況を招きかねない。
対策として、料金の値上げと光熱水の節約が討議された。
値上げがどうご利用に影響するかを危ぶむ側と値上げを提案する側の二つが。
小皿を減らす・・という案もずっとある。
苦肉の策は、募金活動。
当面値上げせずを取りつつ、値上げしても利用可能なみなさんへのご協力要請。
福祉亭がボランティア運営になった時にも、大きなガラスの瓶が用意されて活用された。
20年ぶりの再登場。
でも、福祉亭のこの苦境をどうご理解頂くか。
とにかく、苦境は苦境。
でも、明るく乗り切りたい。
みなさんと。
募金活動のキャッチを考えていると、傍らのボラさんがクラウドファンディングですか？と。
お～～！ピッタリの言葉が既にあったじゃないか・・です。
ワタシの考えたのは、「進め進め福祉亭募金」
脇から、後ろについてくるのが、誰もいないかもしれないゾ！！の声。
そうですね・・