福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

一汁二菜

2014-08-31 02:35:48 | 日記
高齢期の食。
これが、なかなか。
久しぶりのご利用者さん。

ご飯ですか?と尋ねる。
あと一食残っている定食が厨房にセットされている。
定食は、一汁五菜。
いや、そうじゃない。○○さんは?と。
思いがけず、月曜日チームのお一人のお名前。
しかも、珍しいお名前をすらすらと。
今日は、みえないんですけれど、何かご用ですか?と、お尋ねする。

ところが用件を忘れた・・・・と。
うん???
ご本人も顔をしかめ、思い出せない用件を思い出そうと、苦しんでおられる。

この思い出せないって、ホント苦しいんです。
頭の中央部分の何かが、プツンと空白。
どうしても、埋められない。
つながらない。
ふっと、つながって、思い出せた時の安堵。
ふ~~~~
まだ、大丈夫か・・・と。

でも、目の前のご利用者さんは、相変わらず、用件を思い出せず、考えこんでおられる。
そこから、抜け出させてあげたくて、普段の食事の様子をうかがう。
いくつかの選択肢をお持ち。
ただ、その中に、コンビニのおむすびをレンジで温めて・・・と。

察するところ、どうも、高齢期にありがちな低栄養。
それで、筋肉の急激な落ちやら、多少の認知を引き起こしている・・・かな??
おむすびと、何か一つおかずを、今度は、買ってくださいね・・・と話してみる。
ほんとは、一つじゃいけない。
ほら、一汁三菜・・・と、古来から。
高齢期の食事は、せめて一汁二菜・・・と、先日も「ものカフェ」でお話があった。
おむすび一個か二個は、それよりもず~~~と、足りない。

うん、うん・・・と、やっと、眉間のたて皺を消され、笑顔。
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論争

2014-08-30 06:47:12 | 日記
厨房は、ささいなことで、事が起きる。
さまざまな内容。
さまざまな人間模様。

毎日、毎日、繰り返され、同じようで、同じではない一日いちにち。
思いは、それぞれ。
でも、とにかく、大きな「こと」で起きる論争もあるけれど、些細な、とるに足りないかにみえる「こと」でも、起きる。

昨日の論争は、割りばし。
そんなこと気にもとめない立場からみれば、どうでもいいことに沸騰。
あほッと、過ぎてみれば、自分自身の言動に嫌気もさす。
ただ、これ以上曖昧にしている弊害を、ふっと、感じて、くいさがる。
お相手も、負けずにくいさがる。
いやな空気が厨房に流れる。

結局、立場のちがいで、ワタシの意見が通ってしまった。
もう、絶対に使わないからいいわ・・という言葉で、論争は終わった。
いや、実は、絶対に使うな!!と、言ったわけでなない。
ここの微妙さに、実は、本当の意味がある。

振り返れば、この微妙な違いと差を、理解して頂かないと、論争した意味もない・・・という数々。
これまでも、たくさんの不快な場面を経験してきた。
多くの場合、後になって、お相手側から出てくるワタシに言われたという「言葉」を耳にすると、思わず、ちがう!!と。
似て非なるもの。
白黒はっきりしていれば、もともと論争は、起きない。
ファジーさがあるばかりに、是か非かが問われるし、受け取りかたにも差がでる。
生きてきた途の差と、そこから培った考え方の差という大きなものの投影がある。

夜、まあ、とにかく、しこりを残さないように・・と、頂きもののお団子を、届ける。
やけぐいしろって?と、ニコニコ顔で、受け取ってくださった。







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ボラさん

2014-08-29 06:58:58 | 日記
木曜日は、牧師さんがフロントに入られる。
昨日は、夏ボラさん、研修ボラさん、自主ボラさん・・と、若いボラさんが3人。
厨房は、満杯。
でも、忙しさもハイレベル。
おかげで、大助かりしました!!

牧師さんは、お若いボラさんと様々なおしゃべりをされる。
ご自分の多彩な活動の中のご経験から、そのかたに合ったお話をされる。
お若いかたとお話されるのは、大好き。

ふっと、以前、牧師さんが、ボラさんに「あなたは、神様につかわされて福祉亭に・・」と。
ボラさんの登場は、神様の導き・・・!!!
うふッ!!と、その時は、思った。
あまりに、牧師さんらしいお考え。
でも、その後、ボラさんのことで、福祉亭にいろいろなことが起こった。

条件をさしてつけず、受け入れる考えと、いくらかの条件を付けて、しっかり対応の考えと。
くっきり対立してしまった。
ワタシは、無条件派。

気が付かずにいたけれど、考えの根底に、牧師さんと同じ考えがあることに、ふっと、気づく。
求めても与えられないこともあるボラさん。
さして求めなくても、良いボラさんに出会えることもある。
神のご意思が働いている・・・と思えないこともない。

ワタシも、仏教徒の家でありながら、プロテスタントの空気に親しんできた。
くっきり分かれた意見の根底に、この、与えられるもの・・という考えに気づきがあるかどうかに差が出たのかもしれない・・・という気づき。
それぞれの思考の根底にあるものは、長い時間をかけて培われたもの。
双方、そう変えられるものでもない。
そして、どちらが間違っている・・というものでもない。
でも、神によってもたらされる・・と考えると、大方のものごとは、穏やかに収まるかもしれない。




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記憶の中

2014-08-28 07:17:25 | 日記
気温の急落。
酷暑が嘘のように去り、夏スタイルでは肌寒い。
食材を搬入しに福祉亭に。

「おねえちゃん」と呼ぶご利用者。
えッ?と、周囲のボラさんがにこにこ顔。
ボラさんの数のほうが多い時間帯。
だから、なんと呼ばれようが、べつに~~・・なんです。

ご利用者さんは、ビールを飲みながら、小鉢を召し上がっている。
BGMがいいですねえ・・
ご飯とみそ汁と・・・
「おねえちゃん」と呼ばれるたびに、傍に伺うと感想やら、ご注文がある。
ボラさんたちが、入れ替わり立ち代わりで応対。
いつの間にか「おねえさん」と。
どうも、若いのは、いないなあ・・・と、思われたんですかね。
おもしろい。

そう、福祉亭って、始めてのご利用者にとって、どこか馴染みのない空間。
ワタシも、ママって、呼ばれたり、おかあさんって、呼ばれたり。
そうそう、お嬢さんって呼ばれることも。
おかしいでしょ?
普段の福祉亭は、お馴染みさんたちは、お名前を呼んでくださる。

そうこう対応しているうちに、お話の内容から、うん?もしかして、ワタシ、このかたと以前会っているかも・・・と。
記憶を手繰り寄せる。
目の前のかたと、記憶をすり合わせる。
手元にお持ちの小さなノートのお名前を確認する。
あッ!!
小さな驚きがジブンの中に起きる。
そうだ!!あのかただ!!
合唱団でご活躍の時期、拝見している!!
合唱団は、創立30周年になる・・そうです。
どのかたも、70代80代になられていて、当たり前。
よくお元気で!!
幾分の失語。
でも、お好きな合唱の世界にまだ、おられるよう。
なにより。












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さあて・・

2014-08-27 06:44:51 | 日記
気温もなんとか、頭を動かせよ・・と言わんばかりに、下がってきた。
酷暑時は、汗と不快感に注意が向くばかり。
日々が、なんとか過ぎていけばよし・・と。
気温のせいにしてはいけないけれど、大雑把な判断で、いくつも見落としていたことがあったことに気づく。
回復のしようのないものもできてしまった。
もっと、集中度を高めていれば・・・と後悔が先に立つ。
でも、あとのまつり。
なんとか力になりたかった。
ごめんね・・・と、つぶやいてもなあ・・・、時間は戻らない。

ラウンジの89歳さんをサポートしながら歩く。
心が痛んでいる。
よくよく話を聞いてみると、お嫁さんのささいな言動。
ワタシは、まだ、嫁の立場を経験しているだけ。
お嫁さんが言うことも、理解できる。
でも、姑側のこの心の痛手。
たぶん、お嫁さんは、知らない。
その心を、どうやって、支えるか・・困惑。
ずっしりと、右手にかかる重み。

できることは、限られる。
お身体をさすってさしあげる。
言い分を聞いてさしあげる。
同意する。
とにかく、他人が、白黒はっきりさせられるようなものではない。

それから、おいしいものをみなで食べる。
明るい話題を持ち出す。
みんなで笑い合う。
一緒に、歌う。





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専門

2014-08-26 06:53:43 | 日記
夏ボラさんのお一人が、福祉亭をテーマに論文をまとめるかどうか??と、迷っておられる。
社会学のフィールド。
福祉亭は、高齢福祉の分野での視線を注がれる。
北海道から、九州。
市井のかたから、研究者、民間会社、学生・・・と、多彩。
海外からも、視察がみえる。

それでいながら、時折、おもしろい分野からのご訪問がある。
地理学。
今夏も、高校の地理・・・の取材をお受けしている。
社会学と地理は、ちょっと、近い??ですかね。
それとも、遠いのか??
こちらは、さっぱり不明。
マネージメント、経営学の視線を注いでくださることもある。
単に、カフェを運営したい・・というお尋ねもある。
お相手の様々な専門的な知識が、福祉亭の切り取りかたを、変えるのでしょうが、面白い。

運営側に立つと、今の持続だけで精一杯ではあるのですが、少し視線を上げてみると、やるべきことは山。
身体ばかり動かしていると、頭が、さっぱり動かない。
現場でのトゲだの、何か物品の補充だの・・現場での何かばかりを抱え、引きずるばかり。
暑さにふ~~ふ~~言っていると、9月がもう、目の前に迫る。


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つぶやき効果

2014-08-25 05:23:41 | 日記
カフェをやりたい・・・というかたからの連絡が、数日前にあった。
ざっと、電話で説明させて頂く。
どの道筋を辿ろうが、そうそう、楽ではないので、ついつい、慎重なやりとり。

慎重過ぎたかなあ・・と、気持ちのどこかに引っかかり、周囲につぶやく。
すると、ボラさんの中にも元経営者さんがいた。
お~~そうだ!!
月一度のカラオケの日だった昨日。
終わりかけていたら、以前のボラさんたちが、みえた。
○○だの、△△だの・・・いろいろな成功例を教えてくださる。
そうなの~!!
カフェや居酒屋ふう・・・って、若い層に興味を持たれているって、ことを改めて知る。

高齢化どっぷりのニュータウンに、さらにずぶッって、つかっている感じの福祉亭。
つぶやいてみると、別の世界が見えてくる。
おもしろい。

つい、先日も、若いのが、○○山の山の手入れ…云々ということをつぶやくのを耳に。
林業に興味がある・・と。
それを、福祉亭で、なにげにつぶやく。
なんと、目の前にいたかたが、すぐ、その答えをお持ちだった。
その資料を大事に福祉亭の引出に。
それでいて、肝心な時に忘れてしまった。
記憶にあるキーワードを、若いのに伝えると、すぐ、スマホで検索。
そう!!
スマホですよね!!
もう時代が確実に、変わっているんですよね。
毎年一月に募集らしいですと、すぐ答えが見つかったよう・・・。

どこかで、誰かが、ちょっと、つぶやく。
つぶやきの効果って、大きい。
でも、ツイッターは、今のところ、しりごみ。




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高騰

2014-08-24 08:27:08 | 日記
お豆腐を買ってきま~~す・・・の声。
たまたま、アイスコーヒーのストックを出すので、厨房へ。
昨日は、月一度のお酒の会。
その準備が始まった。
ふっと、特別・・の気持ちがわく。

ねえ、○○円のお豆腐おいしいわよ・・と、つい、口を出す。
すると、お酒チームのボラさん。
「わたしたち、コストを言うから、高いのは買わないの・・」と。
経費袋を持ってお買いものに。

えらい!!
えらいなあ、福祉亭のボラさんたちって。
10年も厨房に入ってくださっていると、福祉亭の懐ぐあいをしっかり認識されている。
もちろん、ワタシだって、コストを無視するほど無神経でやってはいない。
目をつぶって、○○円の下の段のお豆腐にしてるんですがね。
つい、おいしかった~~の記憶が、残っていたのです。

食材の調達って、福祉亭の場合、決め手は、値段しかないです。
近頃のきゅうりと茄子の高騰!!
アウト!!です。
駅前のスーパーでも、きゅうりの棚が縮小されていました。
曲がりきゅうりが、大袋7本ぐらいで、今の3本のきゅうりの値段と同じ時もあったのにねえ。
きゅうり、茄子は、夏の食材必須アイテム。
それが、使えない。
野菜売り場の前を何度も、行きつ戻りつ。
きゅうり、茄子を使わないで、どの野菜を使うか、立ち尽くす。
腕組みまでして。
たぶん、眉間に立て皺つくっているに違いない。


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国産牛

2014-08-23 07:14:14 | 日記
昨日の定食のメインは、肉じゃが。
食材を朝眺め、リーダーさんが決めてくださった。

レモンとマヨネーズがない・・・と言う。
じゃあ、買い物に行ってきま~~す。
戻る時、もうメニューが看板に出ている。
視線をそこに。
肉じゃが・・・
う~~~ん、
外は、まさに、うだる暑さ。
肉じゃがの文字がいやに、暑苦しく思えてしまう。
どうかなあ~~~内心、弱気。

ところが、これが思いのほか、好評!!
しかも、ご利用者の声として、一番頻繁に耳にしたのは・・
「肉がおいしい!!」
思わず、にこッ。
にこッとしつつ、「みなさん、お口が肥えておいでですねえ」

だって、福祉亭が年に2・3回使うかどうか???・・・という国産牛!!
いや~~、わかるものなんですねえ。
実は、前日のパーテイ用に調達しながら、使うのを忘れてしまったもの。
お祝いなので、福祉亭にしては、おおはりきりした・・って、わけなんです。

でも!!
肉じゃがに、たっぷりの肉・・って、わけにはいかないです。
でも、こんなに喜んでくださって!!
こちらが、感激。

ご利用の波も引き、最後の頃の肉じゃが。
厨房では、「もう、お肉は、匂いだけよ!!」って、言いながら定食のセット。
それを召し上がったインターンシップでご見学の大学一年生さん。
やっぱり「おいしい。お肉が・・・」と。
うふッ。
うれしい!!
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パーテイ

2014-08-22 06:01:30 | 日記
ささやかなパーテイを開きました。
お祝いの。
余さんの就職祝い。
とくに声かけもせず。
ありがたいことに、偶然居合わせたかたは、お招きしたいかたばかり。

よく話し、よく飲み、よく食べました。
余さんは、時々、やっぱり、涙を流しながらでした。
ワタシが時々、ふっと、脳裡に浮かべたのは、もう先に逝かれたかたでした。
きっと、みなさんの笑顔の中に、加わられていたことでしょう。

ちょっと、気になったことは、同席されることをご遠慮されるご利用者さんがおられたこと。
ムカシは、どなたでも輪に加わられていたような記憶・・・????
どうだったかなあ。
福祉亭は、誰でもを受け入れ、家族と同じように・・・疑似家族づくりをめざして運営していたはず。
輪に背を向けて座られたり、そそくさと支払って出て行かれたり・・・
う~~~ん。
それは、普通の店の風景。
遠慮されたんだとは、思いますけれど。
残念。
そんな中、囲碁のみなさんは、泰然自若。

ワタシも、遠慮がちなところあるかも。
昼間も、久しぶりのご利用の友人たちの輪に加わらず、一人遅いお昼していた。
駅前に、次の日の食材を探しにチャリで行った後だったし。
炎天。
あまりの暑さに、もう、たわいないおしゃべりする気力も残っていず。
そう、そっとして置いてあげるのも、擬似家族としての思いやり。
好きなように過ごして良いんだよ・・・と。




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詰め

2014-08-21 06:26:09 | 日記
詰めの甘さ・・
これは、性格的なもの。
しかし、世の中は、そうそう、性格さ・・で、納めてはくれない。
別のフレーズ、価値観で、その甘さを突いてくださる。
しかも、性格だから変わらない・・・と、追い打ちがくる。
ぐ~~のネも出ない。
むぐ~~!!

しかし、人生の鍛えは、反論というものを覚えさせてくれたし、同席したかたからも反論。
しかし、いつでも苦労するのは、現場。
くそッと思っても、到達点を目指さないわけにはいかない。
面と向かって、叫べたらどんなにいいか・・
しかし、叫んだら世界は、終わりだ。

なんでも、かんでも、コスト計算。
コストパフォーマンス。
人を育てる・・・これに、コストの考えを当てはめることの是非。

でもねえ~~、反論しても、弱気にはなるんです。
甘さは、なんで、他の世界から見えるんだろう。
できていることは、あたりまえ・・・と、片づけられて。
ぶつぶつ・・・
単なる市民活動とは違う継続性と連続も考慮の対象にならないのか・・と、別のかた。
講座の組み立てと運営に関しての出来事。

福祉亭の運営は、コストをそれほどは、問われない。
でも、いくらなんでも、放漫な運営は、許されてはいない。
許されるほど大きな財布でもない。
だいたい、みなさんにボランテイアして頂いている。
この基本のき・・の重み。
ここからの脱却は、見えないし、求められてもいない。
しかし、そこから発生することの多さ・・良くもあり。

とにかく、地平をめざす・・以外の他の道はなさそうですね。



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好長不見!

2014-08-20 05:50:26 | 日記
全く、中国語に自信はないんですが、「お久しぶり!!」ってことです。
微かに残るいくつかの単語。

とにかく、昨日の福祉亭には中国語を話す若い女性がお二人も。
お一人は、夏ボラさん。
もう、お一人は、余さん。
あの余さんが、大学の先生になられたんです。
福祉亭のみなで、喜びあいました。
どなたも、それは、よかった!!と。

その余さんが、目の前に。
少しも変わることなく。
先生らしく・・いえいえ、そうでもなく。
でも、素敵でした。
ワタシが余さんの前に近寄ると、以前と同じように、涙を一杯。
嬉し涙をたくさん。
はらはらと。
いろいろなことがありました。
悲しい涙もありました。
でも、福祉亭に根付いた若木は、みなさんの愛情を一杯受け、すくすくと。

とにかく、福祉亭が、ドクター論文のお手伝いをしたのです。
ドクターってことは、研究者になる途。
いや~~~、険しいでしょう・・・と。
でも、その誠実な取組みは、どなたも応援したくなるものでした。
福祉亭モデルが台湾で、通用するかどうか???
大いなる疑問と不安感でした。

余さんが帰国された後も、時折、じじ・ばばたちは、頭をかしげていました。
第一報までには、随分時間がかかりました。
長い時間が流れ、非常勤が、決まったと。
みなで、喜び合い、福祉亭で、拍手しました。
すると、間もなく、出身大学の常勤になれた・・と朗報が飛び込んできました。
また、みなで、拍手しました。

待ち続けた余さんが、2年ぶりに福祉亭に来てくれたのです。
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あつ・つ・・・

2014-08-19 06:57:43 | 日記
今夏は、顔から汗がしたたる。
汗をかくけれど、これほどのことは・・

スーパーのレジのお姉さんにも、顔に汗をかくよねえ・・
思わず、小銭を出しながらつぶやくと、お姉さんが、
やっぱり?と。
顔が別・・に、ならないうちに、早く帰らないと・・・と。
思わずお姉さんの顔を見る。
レジは、接客。
しっかり、メイク。
それが、落ちてしまう・・・
そりゃあ、たいへんでしょう!!と、思わず、にこッ。

とにかく、暑い。
夏のはじめにご利用者から注意を受けた。
いくら薄化粧って言ったって、その顔は、もうお終いって顔だぞ・・・と。
化粧ぐらいしろよ・・と。
ごもっとも。
はいッと、実行できたのは、3日かなあ。
だって、朝、鏡に向かっても、福祉亭に行くまでに、大汗。
ちょっと、仕事をすれば、大汗。
開店10時には、もう、化粧などどこへやら。
ふ~~・・

そのご利用者は、途中、化粧直しぐらいしろよ・・・と。
ほら、あるだろう・・・と、手鏡とパフで化粧する手つき。
うん、うん、わかっている。

ふっと、厨房の若いみなさんの湯上りのような顔を見る。
みな、すてき!!
そう、少しも見苦しくない!!
つ・ま・り・・・
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夏休み最後

2014-08-18 05:17:03 | 日記
いよいよ。
アイスコーヒーの準備もされて、あとは、ゼリー。
まだ、まだ、暑くひんやりゼリー類の準備は手を抜けない。
静かな厨房で、手慣れた作業。

冷蔵庫が変わり、ちょっと、とまどい。
冷凍庫のモーター音は、想定外。
厨房の長い一日、この音で悩むボラさんが出ないといいけれど・・やや不安感。
耳からの疲れは、個人差大。

食材も搬入された。
このチームは、日曜日に、ファミリーでみえる。
昨日は、お父さんとおこさんと・・で。
また、背が伸び、しっかり。
お父さんとお母さんとは、結婚前からのお付き合い。

夏休みのドリルって、あるの?
ううん・・と首を振り、絵日記と計算ドリルと・・・と、一つずづ説明してくれる。
長い夏休み、格闘するような宿題は、近頃の学校は、出さない様子。
毎日のお天気調べや毎日の日記・・・とか。
絵も一枚、工作も一つ・・・だったなあと、遠い日の夏を思い出す。
最後は、親や、誰かに手伝ってもらって・・
その絵がほめられたり、工作がほめられた二学期。
ちょっと、困った。

おばあちゃんちには、行ったの?
なんだか答えにくそうに、考えている。
お父さんに、おばあちゃんは?と、尋ねる。
ばっちゃん?と、お父さん。
あはッ。
親となっても、呼び慣れた言い方は、変わらない。
その響きの温かさ。
3分ほどの距離におられ、いつも会っている・・・ことを知る。
新幹線だの飛行機だのに乗って、幼子を連れ、祖父母に会いに行く・・・という夏の大行事とは無縁のよう。
それも、いいなあ。
夏の大行事も、悪くはないけれどね。






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準備

2014-08-17 09:08:12 | 日記
手のかかる準備仕事に、とうとう、とりかかる。
あ~~だの、こ~~だの、ふ~~だの、は~~だの言ったところで、とにかく、夏休みは、終わる。

ぼちぼち、とりかかっていると、助っ人。
一人より二人。
だいたい、クールシェアという市の事業に協力しながら、一人で、エアコンのきく福祉亭にいては、よくないです。
ボラさんも、立ち寄ってくださる。
新しい冷蔵庫入った?・・と。
うん、入ったよ~~と、厨房の電気をつけて見て頂く。
へ~~、いいじゃない!!
うん、ここが、まだなんだけどね・・・と言いながら、説明。

2月ごろからの取り掛かり。
どれほど、心の負担になっていたか。
それも、やれやれ。
福祉亭のことを、気にかけてくださるボラさんの訪問も、ありがたい。

事前にすますべき、手のかかることは、なんとか、ほぼ、終了。
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