福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

質問

2016-06-30 06:34:12 | 日記
老年学の講座の最終日。
ジツは、その内容を聴くのは2度目。
でも、発見もあり、身についていないところもあり・・で、興味は、つきない。
もう一つ興味深く感じたことは、質問者たち。
質問の中身には、質問者の人生と経験が込められている。
講座で質問するのは、かなり高度の知的作業。
そのかたの人となりが、そのままに出る。
おもしろい。

講座の中身もおもしろくなければ質問もでないけれど、この質問者と講師の間のやりとりで、講座の質がさらに上がる。
講座の中では、触れられなかった内容が、講師から語られたり、講座の中より、さらなる知見に触れたりできる。
質問者にさすが!!と思ったり、講師先生にさすが!!と思ったり、そのやりとりは、真剣での勝負。
チャリン、チャリン・・バシッ・・と、真剣で渡り合う聞こえない音まで聞こえる一瞬。

さらにおもしろいのは、この質問時間がくると、必ずのように退出する参加者がおいでになること。
地域のお顔ぶれなので、だいたいの人物像がつかめている。
そうそう、学年は違うけれど、保護者会からのお顔馴染という関係性。
日頃の様子は、自己主張、個性派。
大事なハナシは、すんだ・・じゃあ、シツレイします・・ということなのでしょう。

これは、注意!!です。
ほんの何気な一瞬のジブンの姿。
そこで言葉が交わされることもないのに、空気感で人物像を、他のみなさんがキャッチしているということです。
人間の能力って、高度。
地域をなめたらいけませんよねえ。






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モチベーション

2016-06-29 05:33:01 | 日記
第一層の協議体。
久しぶり。
確認と共有しなくてはいけない情報が多く、事務方の説明をただ黙って聞く各委員さんたち。
生活支援コーディネーターを行政が担われているので、よく考えればこうなるのはあたりまえ。
今さら、しまった・・と思っても遅い。
でも、つまらない。
協議体の会議そのものが、ブルー化。

2年前の福祉亭の理事会は、とある問題が持ち上がったことが発端で、沸点に。
市民同士の構成、それまでの状況にも不満がなかったわけでもない。
あれやこれやで不満は爆発し、様々な意見が出された。
意見には、思わず痛いところを突くものもあれば、市民団体として一応持つルールをうっかり見落としてしまったかのようにしか思えないものもあった・・・かな??
でも、なんとか終息はした。
今でも、まだ、抜けきらないしっぽのようなものが、時に、空中を彷徨っているかも??・・ですが。
対策として、理事会は、討議をとうとう録音することに。
正直に言ってしまえば、録音なんてものともしていない・・感じもあるのがさすが!!なのですが。

時間が経過して、協議体で逆の立場に立ってみると、あの時の理事さんたちと同じ。
座って承認するだけ・・のお役は、つまらな~~い。
質問は?という問いかけに、はあ~~・・と、ただ黙っていると、それでは、承認されましたので、次・・と委員長に言われてしまう。
はッ??!!
だいたい資料の事前配布もなく、議題が順番で並んでいるペーパーが、当日朝メールに入っただけなのです。
事務方が、お忙しいのです。
それはわかりますが、ちょっと、まずいです。
地域のために、がんばれって言われても、これでは、がんばれません。
みなが頭をかかえ、重い気持ちをかかえて閉会・・・でした。
でも、市民はタフ。
会場の外で、三々五々つぶやいたり、議論したり、それぞれ、なんとか前に進むことだけを考えていました。



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市民

2016-06-28 07:24:39 | 日記
市民評価委員会。
連続キンムの慌ただしさで、資料も見ず。
委員長さんがおられるし・・・と。
しかし!!
人生そうそう甘やかしては、くれないもの。
委員会が始まる前の用足し。
同じ委員会メンバーさんがケイタイで、ヘルペス??って言っていた。
それに注意もはらわず。
部屋に戻ると、置いた荷物の位置が委員長席に移されている。
うん??
なあんと、急病で委員長さんお休み!!と。
お・お・お~~ッ!!
とにかく、突入、トツゲキ・・それしか選ぶ途はありません。
有識もおられますし、事務局も。
後は、みな市民委員です。

夜は、夜で会議。
こちらも市民の立場で。
市民の立場からは、2名。
後は、すべて有識有職。
ちょっと重々しい。
傍聴者も。
〇〇委員さんと、ワタシを呼ぶ小さな声が2回。
ふっと、その声の方を見る。
ありゃ、りゃ・・
講座でご一緒。
福祉亭にも、最近続けてみえておられる。
にこッ!!
笑顔を返してはみたものの、もちろん、苦笑い。

会議のゴールとして設定された事項から当然のように議論が始まる。
えッ、えッ?
ここは、さらっと・・という個人的な思いは無視むし。
議論は、静かな空気の中どんどん進む。
終了間際、気になっていたことを質問させて頂く。
どこが、目からウロコでしたか?と、トップに。
その時のココロが、事務方を動かし、あるいは、議会も、そして、市民も動かしていくもの。
お答えは、エヴィデンス・・と。
そおか~~!!
しかし、なあ・・・と、また、別の宇宙空間にさまよい出てしまう。

でも、市民委員会で鍛えて頂いた知識が大いなるお役立ちでした。
市民という存在に、大きな期待が寄せられている今という時代。
一人ひとりの市民が晴れやかな気持ちで、この自治体に住んでいて良かった!!と思えるには、何が必要で、何がそうさせるのか・・の問いかけ。








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相談

2016-06-27 01:38:56 | 日記
相談業務って社会的な肩書・資格で解決をはかる場合もあれば、日常のおしゃべりの中で、十分役割が果たせる場合がある。
おしゃべりレベルが多い福祉亭。
でも、それで、心の重荷が少しでも解消できれば、それでいい。
結局のところ、親身な性格とちょっとしたおせっかい心と、様々な経験のなかから一つひとつの解が導かれている様子。
重荷を一つ下ろした後には、明るい笑顔が晴れやか。
お友だちっていいなあ・・

介護保険制度が誕生して、介護の悩みは解消か・・・とんでもない。
病院の支払い40万だったり、介護施設の支払が30万だったりと、大きな負担が待ち構える。
なにかなあ・・・
どうしたものですかねえ・・





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インタヴュー

2016-06-26 06:29:58 | 日記
いや~~しゃべり過ぎたかなあ~~・・??
インタヴューを終えて。

ポイントをはずしていたかもなあ~~・・??
ふっと、小さな後悔。
もともと大学生のプロジェクトへの助言。
サポート会社、大学関係者、都の担当者も同行され、それに主役の大学生3人。
こどもと高齢者の交流がテーマだった。
もっと、キックオフのスイッチが入れやすいハナシにしないといけなかった。
ついつい、サービス精神で、あれもこれも・・と盛り込んでしまって、結果的にポイントをはずしてしまう。
すみませんでしたねえ。
オファーの時には、主旨を頭に入れるのですが、実際の訪問日は、そこから数週間経過してしまうので、日々の忙しさで、頭の中は、オファーの前の白紙状態に戻ってしまっているのです。

いやいや、申し訳なかった。
まず、前提条件をもう少しお尋ねしなくてはいけなかったですね。
子どもと高齢者対象で、どちらがメインの対象者ですか?
人数はどの程度の規模を予定されているのでしょう。
継続したつどいにするのですか?
イベント風にするのですか?
それを踏まえて、福祉亭の歩みの中から、ヒントを抽出していかないといけなかった。

とにかく全力で定食時間を乗り切った後の頭脳の提供ですから、相当へたりが。
お相手の質問の中で、ワタシがいささか窮したのは、「福祉亭のような取り組みを諏訪永山でなく、別の地域でやることはおできになりそうですか?」だった。
質問者は同行者。
う~~~ん・・・???
同じ市内の大学のオーガニックカフェの事例や、別の街区の友人たちのカフェスペースや・・が瞬時に頭を過る。
現状が、すでに、福祉亭という場に鎖でつながれてしまって、しっかりランニングさせつつ次のステージをめざしていく立場。
鎖は、目には見えないけれど、確実なもの。
自らの選択の中で、ですが。

鋭いですねえ。





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体操

2016-06-25 05:41:59 | 日記
今年度から介護予防体操のしくみが変わった。
4か月の元気塾での体操の後、地域の体操スペースへ。
4か月の後は、8か月元気塾の体操には参加できない・・・らしいです。
昨日、初めて知りました。

地域の体操スペースの福祉亭。
そろそろ元気塾コースから卒業のみなさんが、見学かたがたご参加。
初めてお目にかかるかたたち。
へ~~~・・・
地域にこんなお顔ぶれのみなさんが・・・と、新鮮。
この10数年毎日毎日、福祉亭のシャッターを開けて運営してきたけれど、まだまだお目にかかっていないかたが、こんなにおいでになる。
そのみなさんは、みなさん同士で、固まって体操の時間を待たれておられました。
お身体が弱られているかたから、元気はつらつさんまで。
準備が整って、みんな一斉に介護予防リーダーさんの号令で、体操はじめ!!

リーダーさんは、肩の腱を破断されて片手体操。
でも、元気はつらつ。
昼ごはんがまだのワタシは、体操しているうちに、空腹感が増して離脱。
体操の時間は、だいたいいつも昼食時間となってしまう。
体操しないといけない年齢なのに。


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雨の日

2016-06-24 06:14:42 | 日記
昨日の福祉亭は、朝の予想をくつがえし大勢のご利用。
予想??
だって、うちを出る時は、長靴をはいて出る雨足だったんです。
お弁当の配達もあるしなあ・・と替えの靴を持たないまま。
でも、お弁当の配達は、いつものボラさんの日・・でした。
助かりました。
長靴ばきの一日は、やっぱり重い。
朝から入るフロントボラさんと、徒歩時間の長いメインシェフさんは、やっぱり一日長靴でした。
2Fの入り口には、履き替え靴がもう一足。
それぞれ、みなさま、ごくろうさまでした。

雨は、昼ごろにはなんとか上がり、気持ちのよい日となりました。
それにしても、雨の日外出を控えられるのは80・90代のお身体が弱られているみなさんでしょうかね。
日本人の勤勉さは、高齢期にも存分に発揮されていますよね。
いや、高齢だからこそ、身についているのかもしれません。
たいしたものです。
たたきのめされた戦後の日本を、世界の日本にまで押し上げてきたみなさんです。
お身体も、お心も強い!!
戦後生まれは、その一生懸命な親世代にはっぱかけられて、励まされて後をついてきました。
朝ドラの中の日々の生活の空気は、幼少時そのまま。
現実より、ちょっと上品ですけどね。









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老年学

2016-06-23 06:31:00 | 日記
老年学の講座に、遅刻し、早退。
あまりほめられた勉学姿勢ではない。
でも、とにかく慌ただしい一日。
次の日の食材をしいれて、定食対応で混雑する昼の福祉亭に届けて、午後は、前日飛び込んできた通夜の通知に対応。
高齢期には、頻繁に耳にする通夜と告別式。
なんとかこなしている日常の負荷に、さらに加重がかかる。
福祉亭の周辺だけでも、ここ一・二週間のあいだで、4例。
多い。
高齢期は、多死時代と、以前学んだことが現実の目の前に広がる。

昨日の老年学の講座で、注目した点は、生涯発達する事項に、精神的成熟がある・・と。
言語性知能も衰えていくけれど、精神的成熟は、発達する・・らしい。
がんばらないと!!
ジツは、これが、なかなか。
でも、サクセスフルエイジングには、これが、ここが、要。
ムチうつのは、ひとへのココロではなく、ジブンのココロ。

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まず一歩

2016-06-22 09:29:36 | 日記
どっぷりつかっている福祉亭とその周辺のセカイ。
う~~~ん・・・
様々なものが、複合的に現れる。

今朝のTVは、ABAを特集していた。
発達障害の学習プログラム。
とにかく、ほめろ・・と。
ありがとう・・という言葉を子どもたちに発せられる場面をどんどん作っていこう・・・と。
お手伝い。
運動。
読み書き計算は、社会に出ていくためには、最低限入れていこう・・と。

数日前のTVは、ストレスキラーの特集。
運動、笑顔、そして、瞑想。
瞑想は、ジブンの好きなことを思い浮かべることから・・
そのためには、好きなことをどんどんメモしていこう・・よ。
そして、脳の暴走をとめようよ・・

理解できた範囲でのまとめです。
間違っていたら、ごめんなさい。
人が人として、社会で活躍するには、自然で、長いトレーニングの時間があって、やっと、社会的な存在としてすくっと立ち上がれる・・ってことがわかる。
高齢期は、身に着けたものをを一つずつ否応なく手放していく。
いや、手のひらからこぼれ落ちていく。

ABAのトレーニングの様子は、そのまま認知症の高齢者にあてはめてもよさそう。
怠ることのないトレーニング。
心も、身体も、頭脳も。
そして、支える周囲と、ほめる笑顔がどれだけ大切か・・
やっぱり、救いや、明るい陽射しは、そこから。
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カレンダーの更新

2016-06-21 06:48:35 | 日記
ちょっと時折、気になりながら、でも、あまりの忙しさに福祉亭のカレンダーの更新が滞っていることに気づかないまま。
なあんと、3月アップのままで、止まっていたと。
や・や・や・・・
どこからも、誰からも、なんのお尋ねもなし。
これは、た・たいへんだ~~!!
いろいろな意味で。

カレンダーづくりの担当が、そもそも変更になっている。
新聞づくりの担当・・と、
ブログづくりの担当・・と、分業になっている。
どうも、その間の連携作業が、滞っているもよう。
こんなこととは、つゆ知らず、HPそのものの更新をスタートさせたい・・とプロジェクトの説明を受けていた。

や~~~・・・
これはなあ~~・・・
後の言葉が続かない。
プロジェクトの説明者は、誰のための、何を目的にするHPかを明確に・・・と。
そして、担当者レベルで了解した事項の変更が、次の段階で変更・・では、よろしくない・・・と。
その言葉の前のフレーズは、NPOは、フラットな組織づくりをしていますので・・でした。
ごもっとも。
しかし・・・
不安が、そこはかとなく。


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プロの技

2016-06-20 06:02:58 | 日記
公園の改修に伴って、花壇も模様替え。
なかなか花苗配布とならず、ずっと、空き家状態。
でも、や~~っと、素敵な可憐な花たちの住まいとなりました。

恵泉から強力助っ人。
美しくたくましいガーデナーさん、まだまだ、ひよこの学生さん、子育て中のきゃしゃな教員先生・・と、混成。
地域側の混成は、もっと、多彩。
コンサル業さん、とある会社管理職さん、建築士さん(だったかなあ・・)、気のいい住民さん・・。
総勢9人。
お一人緊急検査でお休み。
住民側のワタシは、腰痛で、半人前。

でも、気持ちを合わせる、指示にならう・・で、動きは一体。
だから、素晴らしい出来栄え・・となりました。
でも!!です。
素人のワタシの目には、見栄えしない花苗たちを、なんて、素晴らしい!!こんな苗には、なかなかお目にかかれない!!って、若く、美しいガーデナーさんが言うのです。
え~~~・・そうですか~~・・
そんなお世辞を・・・
大学の別の先生ご指導により、アダプト素人集団の手で、種から栽培されたものです。
どう見ても、見劣りしているのです。
しかも、せっかく咲いていた花をどんどん切り取っていくのです。
今は、根を張らせる時期ですから・・・って。

プロには見えて、素人には見えないものって、あるものです。
プロには、未来が見えるのです。
もう一つ、エコプラからの配布となったチップの働きにびっくり。
マルチにしましょうか・・って、事前に打ち合わせ。
いくぶん、お荷物扱い。
これが、また、思いがけなく、最後の仕上げのお化粧道具だったんです。

未来を背負う可憐な花たち、
手を入れられて、美しいフォルムとなった中低木・・
た~~っぷり水やりされて、涼やかな風が背中を押していました。

プロの技とは、こういうものか!!と、心底べんきょう・・になりました。


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同窓会

2016-06-19 06:28:48 | 日記
福祉亭で月一度のお酒の会。
そのメンバーではないので、久しぶりの同窓会に。
なんの?
どこの?
公民館の食育の講座仲間の。
へッ??でしょ??

当時、まだ、研究員だったかたが結婚された!!っていうのです。
公民館まで歩いているうちに、身体がどのくらいの疲れか・・が、わかってきた。
あれあれ・・・
福祉亭にいる間は、緊張感でどうも身体のなかの疲れを自覚することが遅れてしまう・・って、ことに気づかされる。
でも、ストレスを解消するには、笑顔、笑い、運動・・でしょ?
だから疲れを自覚できたほうが、いいのです。

久しぶりのトシ若い友人は、変わることなく笑顔とぴちぴち・・・で若々しい。
みんなで、おめでとう!!の乾杯を何度も。
お相手は、幼稚園時代の先生の息子さんで、二つ下なんですって。
お母さん同士が、うちの娘がまだなのよ・・、うちの息子もまだなのよ・・って、つぶやき合って、すぐ結婚となったんですって。
へ~~・・・
いいなあ~~・・
とにかく、人生のドラマは、ここからです。

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戦場なんです。

2016-06-18 06:27:24 | 日記
90代のお姉さんを亡くされた80歳さんが、お休みされた。
急きょ午後のシフトのボラさんを午前に。
昼前からお入られるボラさんも、1時間早めてシフト。
80歳でも、長く福祉亭の厨房で活躍されているボラさんのお休みです。
だから、チームワークがどうも、不慣れ。
でも、どのボラさんもとにかく最高度のがんばり。
もちろん、ワタシも、ものも言えず、とにかくいく。
12時前の大波をなんとかこなして、ころあいをみて、お弁当の配達に。

待ち構えていた93歳さん。
とにかく、おしゃべりしたい。
うん、うん、そおなの?とか、そお~~・・と生返事しながらも、お弁当のお代を頂かなくてはいけないので、さからえない。
そうこうしているうちに、時折家事支援に入っているヘルパーさんがみえる。
お話相手は交代できた。
やれやれ。

福祉亭に戻ると、メニューに書いてある内科医先生の夕張メロンがついていない・・って、メニューの記載にバッテンするスタッフの姿。
あります、あります!!と、大きな声で。
忙しさのあまり、冷やして冷蔵庫にあるまま、忘れてしまっていたのです。
ご利用のみなさんは、お腹満腹・・って段階でしたが、メロンが出ますからねえ~~ってお待ち頂く。
よかった~~!!

そうこうするうちに、一番不慣れな若手ボラさんが、気分が悪くなってしまう。
顔色が、黄土色に。
や・や・や・・・
そう言えば、もっと若い頃から貧血気味だった・・ことを、ふっと思い出す。
子育て時代からの友人。
ごめんね、ごめんね。
背中をさすってあげても、だめ。
う~~~ん・・・困った。

福祉亭の厨房は、戦場なんです。
特に昼時。
ご利用のみなさんは、なにやっている??!!いつまで待たせる??!!などと思われることもあるかと思います。
でも、どの曜日も、どのチームも、最大限、最高度のがんばり・・です。
よろしくご理解くださいね。
ねッ!!


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60センチ

2016-06-17 05:50:21 | 日記
ひと頃に比べ、ぐんぐん夏日に近づいている。
陽が長くなっている。
閉店間際、いつものコーヒー2・3杯のご利用者さんが、ゆっくりコーヒーを召し上がっている。
突然、最高潮にご機嫌のご利用者お二人が、入り口に。
もう何もないですよ~~・・と言う。
ちょっとだけ、飲ませてくれる?
もちろん、上得意さまたちですから、はい、はい・・
すると、今度は、お若い二人連れ。
いいですか~~って、遠慮がち。
どうぞ、どうぞ。
お若いカップルっていうだけで、ジジとババは、笑顔で大歓迎。
ご注文は?
ミルク・・・・!!!と、ミルクティ・・・!!!
きゃあ~~・・かわいい!!!
もちろん、ジジは、それを耳にすると、俺もミルク呑みたいなあ~~~と、ライオンの前に放り出された小鹿たち・・かのようなカップルに興味炸裂。
あははは・・
ジジの興味は、カレシが競輪の選手目指しているって、分かって、カレの太ももに。
58から60ぐらいです・・と。
ほんと~~!!
さわらせてもらっていい??!!とジジは、猛烈ダッシュ。
いいですよ~~って素直に言われて、カレシの太ももに手をまわして、感嘆!!
すごいッ!!って。
目は、真~~ん丸。

そのやりとりを聞いているワタシは、もうおかしくて、何度も久しぶりに大笑い。
ちなみに、カップルは、福祉亭を尋ねてみえて、カノジョの卒論「まちの居場所」のためでした。
ごくごく真面目です。
ジジが退散した後、もちろん、しっかり対応いたしました。





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聞く

2016-06-16 06:35:14 | 日記
経費が不足しているだろうなあ・・・と、福祉亭に立ち寄る。
前日、酒屋行きで、大きな出費となっている。
そんな用事で来たのに、スタッフが嬉しげに、いろいろ話かけてみえる。
歓迎してくださっているのが分かるので、こちらも、嬉しい。
ひと頃は、理由もわからず、また来たのか・・という不機嫌な空気にさらされ続けた。
気のせいだけじゃあなかったと思うけれど・・???
それが数年続き、すっかり、シフトに入らない日には、近づかない・・を、ずっと、決めこんできた。
長い時間が流れ、その空気が変わった。
ありがたい。
時間って、ありがたい。

ハナシは、他愛ない昨日のできごと、最近のご利用のみなさんのご様子などなど。
言ってみれば、つげぐちめいたハナシでもあるけれど、ただ、聞くだけなので、おもしろい。
つい、あ・は・は・・・・と大笑い。
とにかく、いろいろなかたが、様々な場面で、様々なことを口にし、見たこと、感じたことを表現しておられることが、ジツによくわかる。
でも、一つの情報ととらえると、ピンでとめてあるだけの無表情なメモや掲示に、突然、表情が出てくる。
あはは・・と笑いながらも、それぞれの人物に対する愛情のようなもの、温かい気持ちが湧く。
これが、とてもいい。
気にしていないように見えるけれど、なあんだ、ちょっとは、気にしているんだな・・とか。
ありゃりゃ、その考えは、ちょっと、ちがうかもしれないぜ・・とか。
こちらも、なかなか、べんきょう・・になる。

みな善意。
みんなで、がんばっている・・ってことですね。
ワタシも少し変わったのかな。
どうかな???


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