一年に一度？

明日の書類提出しめきりを控え、今日はまとめに追われる。一年の間で、緊張する時期って、そんなにはない。総会とこの書類提出。総会はどちらかというと、内部のみなさんへの緊張。書類提出は外部。外部監査に匹敵する。一年に一度運営を振り返るということなので、良いポイント。とにかくとりかかります。

花の好きな犬？

昼過ぎから雨脚が本格的になった火曜日。健康麻雀の日。ボラスタッフも入り楽しんでおられる。パイを楽しげにかき混ぜている。あのプラスチック音が少しも苦にならないのだそうです。こちちらは少しニガテな音ですが。「楽しそうですね」とお声かけするとますます楽しげにパイをかき混ぜられる。おかしい。
ラウンジはいつもの顔ぶれ。結婚式の引き出物のバームクーヘンを主菓子に、お抹茶。基本の袱紗さばきをみなで練習。30年近く前の所作に、細かい部分の記憶があいまい。若い時の年季の入れ方が出てしまう。お茶の後はゴルフ談義。みなさんのおしゃべりは絶えない。
ラウンジの前の花壇も見える。花壇は道路より30ｃｍほど高い。な・なんと！犬の散歩のかたが花壇に愛犬をいれ、ごく自然に糞をさせ、それを片付けている。へっ！中型犬ですよ！どうりで、葉ぼたんが倒れてしまうはず。花も枯れる。猫も寝ている時があるのだとか。小学生のいたずらかと思っていたのですが、そればかりではなさそう。「花の好きな牛」という絵本があった。ということは、「花が好きなのよ～、うちの○○ちゃん。ごめんなさい。」といことなのでしょうかね。常識世界の違いなのでしょうかね。

ちょっと失敗

立川から戻ると外の席には10人ほどが！お手伝いしようか？と声をかけれて、慌てて中に入るとスタッフとご利用のかたがあたふたしている。アイスコーヒー6つ、生ビール6個。ちょうどいい時に帰ってきてくれたとみなさんに大歓迎される。まさに隙アリ！あたふたと用意。5丁目の老人会のみなさん。ウオーキングの後、立ち寄ってくださった。アイスコーヒーが足りない。お一人はホットに変更して頂く。ビールのお通しも定食メニューがカレーで、しかも、残っている小鉢は数人分。しかたなく小袋のお菓子。ばたばたしてしまう。「これじゃあダメだ」としかられる。普段はのんびりの月曜日。突然の大人数対応は福祉亭はにがて。申し訳ありません。みなさんがお帰りの後、この団体さんの前まではのんびりヒマしていたと遅い昼食を食べながらスタッフが。店の構えをしているので、時々、鍛えられる。
夜レシートを整理しているとお孫ちゃんを「ボランテイアさせて頂ける？」と打診にみえた。大歓迎！！この間高校生になったと思っていたら、もう4月に2年生とか。早い。こんなこともあるのかと、嬉しい。土曜日の午後何もなければすっと、と。ありがたいです。

一日、一日。

カラオケは普段みえている方のうれしい応援で盛り上がった。ひと頃の盛況さは影をひそめてしまったけれど。そんな中でもお金を返しに来てくださった方も、にこにこ顔でコーヒーを飲みに、介護施設に入られている開業時からのかたもみえ、のびる声でいつもの「みだれ髪」などを数曲歌われた。片麻痺になられたお二人づれも。福祉亭に楽しみを見つけられているそれぞれのご様子に心底うれしい。ウイスキーを注文される軽い言語麻痺のかたは普段の麻痺を払拭する伸びやかな歌い方。外に出るっていいですね。出かけるみなさんの居場所として確実に育っている福祉亭ですね。それでも夜はご利用を増やす手立てをぼちぼち相談。多摩センターにあるデパートや大手スーパーも撤退が噂になる。国民目線を繰り返し語る政治家。どこも次の一手を探している。一人勝ちしているとTVに取り上げられているのは低価格の集客をしている業界。お金のかからない楽しみかたが世相を造っている。福祉亭はもともと低価格。みなさんとなんとかホスピタリテイを探していくことと、運営の盛り上がり。なかなか・・。ハルピンに帰られた馬さんの息子さんとご主人とも久しぶりにお話できた。
今日は若人塾。暖かい空気が流れる福祉亭だといいですね。

寒い土曜日に

ちょうど会えなかったのですが、お貸ししたお金が戻ってきました。返す約束をした曜日も間違えていないので、いろいろな意味でほっ。子ども時代には病気の人は寝ているものと思っていました。年寄りのたわごとになってしまうけれど、昔はたいして良い薬もなく、寝ているしか養生のしようがなかったからでしょうね。大人になると寝て治る病気ばかりではないことも知っていきます。病気も本当にいろいろ。健康がありがたいです。
今度ボラさんに入られるかたと徒然にお話していると北海道か信州にゆくゆくは住みたい。できれば佐久平に住みたいと。よくよくお話を伺ってみると、ご自分の終末を考えてのこと。ご両親を見送って考えられたとか。まだお若いのに。精一杯のこれまでだったのでしょうか。人生観もいろいろですね。福祉亭としては新しい元気なボラさんと出会えてうれしいです。
今朝は久しぶりに明るい青空。今日はカラオケ。お元気な声が響くといいです。

ステキにいきましょうね。

なんとか2万円の売上に達した昨日。経済の収縮はあちらこちらに。扶養控除もなくなり、女性たちはますます社会の一員として、生産労働の場に出ざるをえない。高齢期と子ども世代はとにかくどこかで長い一日を過ごさなければ。それもできれば楽しく。そんな街の諸相の中で、なんとかみなさんの居場所として機能させているつもりの福祉亭ですが、経済はなかなか難解。北朝鮮のウォンの切り下げ。ギリシャの破綻。日本の国民一人当たりの800万の借金がいつ暴発するのかを誰しも懸念してしまいますよね。資産を海外預金になどというハナシもありますが、どの国が安心なのか本当のところは分からないです。近くのスーパーの安売りの卵は30分で売り切れる。もちろん福祉亭もいくのですが、どこもかしこもそれぞれの生活を守るので精一杯。気候の寒暖もなにか不安感を増幅させているのですね。今朝は陽射しの明るい土曜日です。みなさんが明るく過ごせるといいですね。
今年度の地域ふれあいフォーラムは来年1月29と30日。「あなたがいてステキなまち・多摩」と呼びかけも決まりました。ステキでしょ？

大安なのにね。

昨日は風も冷たく、今朝も空模様がはっきりしない。大安の昨日はなぜか、折々「別のかお」をみせる。ポットが割れ、小皿が割れ、最大は炊飯器のコンセントは入れて、スイッチを入れ忘れる。福祉亭の厨房に緊張感が・・。冷凍のご飯で当座をしのぎ、なんとかご飯は遅れて炊けましたが、2時間の保温状態はいつものおいしいご飯でない。最後の不始末はわたし。最近のこのちょっとした「ナニか」が多すぎる自分を不安にも思う。つい先日は鍵騒動。いよいよですかね。
もう一つの「別なかお」は精神障害のご近所さん。ここ数年なにげない付き合い。最初は福祉亭のご利用者として。具合が悪くなってからは顔見知りとして。体調の悪化は目にみえる。忙しいのもあって、福祉亭の外で出会った時だけ声かけをしている。様子が気になるのですが、かかりつけ医が永山でないので相談も簡単でない。家族間のサポートもよくない。昨日はお金を借りたいと尋ねてこられる。明日お金が入ると。記憶の中に、お二人ほどこんな風に福祉亭を尋ねていらしているうちに、亡くなられたかたの姿がある。目の前のかたはまだ、若い。判断に迷う。さしあたってのサポートは食事の提供。昨日は定食が残っていたからいいのですが。どうしたものかと。障害支援課につないでみよう。

人を突き動かすもの

福祉亭の年間の売り上げと総ての経費を引いてなんとか剰余が出てボラさんたちに少しづつ1年間のお礼をしている。長い一年という時間からみればほ～んのわずか。福祉亭にとっては大仕事。これが出せるかどうかで、一年の運営が問われる。現役時代の100万というようなボーナスは時代が良かったのか、組織力の差なのか、やっていることの質の違いなのか振り返れば不思議。どこか当たり前と思っていたことも不思議。わずかなお礼をそれでも、ボラさんたちが喜んでくださる。ありがたい。NPO法人は理事たちは無報酬。これもなかなか。負担感だけが大きくなったりする悩みの種。諏訪2丁目がらみで語られることに「お金にならないけれど、おもしろい」。結局のところそこしかない。というかそれで人はなんとか自分の居場所を探す。いいのか、どうなのか。生活がかからない道楽仕事。仕事というものをそういう目でとらえると、社会は変われるかも。高齢期の過ごし方としては十分。場をあたえられたことに感謝しなくては。感謝しています。

遣り残しているもの

今朝は良い天気。気持ちがいい。いきいき事業のバルーン体操の日ですね。
昨日のラウンジの集まりは以前コーヒー店をしていたというかたのコーヒーと中国茶の飲み方、いれかた。元プロのコーヒーのいれかたは普段の福祉亭のいれかたとは全くちがうのです。驚きました。気を使われアメリカンにしてくださったのですが、おいしい。ラウンジは経費をかけられないので、頂きもののコーヒー。挽いてある豆もずっと細かい。中国茶は魏さん。茶器は日本語教室の先生からお借りしました。日本語がほとんど分かる魏さんなので、質問もいろいろ出ます。聞香杯という香りを楽しむものがない茶器セットでしたが、香りの聞き方も教わりました。中国のみなさんはどの段階のウーロン茶をおいしいと思われるのかとずっと不思議に思っていたのですが、ほとんど日本のみなさんと同じでした。居場所を卒論のテーマにしている学生さんも遅れて参加。はるかムカシの文庫のお仲間もとびいり。そこそこ、なんとか形がみえてきました。

夜には頭痛。

昨日はミニミニ国際があるのに、春の陽射しのせいか、しばらくぶりのご利用者が次々。うれしい。それに加え、水曜日に初登庁の新市長や、落選された挨拶まわりもお出で頂き、カウンターを離れられない。コーヒーいれのスタッフを配置しなかったことに途中で気付く。ボラスタッフがそろうにつれ、誰でも、どこでも・・という原則？が崩れ、役割分業になっていることにも気付かされる。それぞれのご性格、そのかたの全体のキャラなど、向き不向きもあり、なんとなく役割としていた。忙しくてバタバタしていても、厨房の手を休めながらにこやか。ここが難しい。どなたにとっさに前面に出て頂くか。配置してもポジションからすぐ離れてしまうボラさんもいれば、引き方を気付かない方も。翻って、じゃあ自分はどうなのかと。チームの育てかたは難しい。「外にいるからわかる」とよく理事会で指摘を受け、ここにはとても書けない荒っぽい言葉で内心口答えをする自分がいる。とっさの判断の連続。上手く全体が回っていれば誰も、そこにエネルギーが働いているとは思わない。判断しているほうはかなりのストレス。そして、疲労。チームの呼吸のそろえ方が難しいのです。無事に一日が終わった。なにはともあれ、それでいい。
今日はラウンジだ。中国茶のインストラクターさんもみつかり、楽しみ。

のんびり大掃除

久しぶりに明るい陽射しと暖かさが戻った昨日。その明るさを全部亭内に取り込めるような感じに仕上がったガラスフ拭き。「春の大掃除」という言葉があるだけに、明るい陽射しに日常なにげに見過ごしている汚れが目に入る。ガラス拭きはまかせ、換気扇の掃除にとりかかると、暮から4ヶ月で、フル稼働のフィルターはホコリがびっしり。冬季は毛足の長い服が多く、室内で脱ぎ着もされるので、ホコリが夏場より多くなる。・・ということも福祉亭で学んだ。全面禁煙になった1年なので、灰皿の掃除も減り、煙臭さも和らぎ、本当にラクになりました。水をかけてフィルターのホコリが返ってこびりつき、オヒサマを浴びながらホコリとり。ブラシでかき出す。冷蔵庫のフィルターもやらないと。
午後は寝床寄席の日。春の陽気のせいかみなさんのんびり。落語は二席。
今日はミニミニ国際。朝になってやっとメニューを決める。筍ごはん。米ぬかをどうしようかな。

ガラス拭きの日

雪は新芽と桜ともろもろの春の景色に溶け込んで、風景としてはステキでした。花壇のクリスマスローズが明らかに、傷ついてしまっているし、雪の後の寒い風も吹き、なかなか。お酒の会もあった土曜日。みなさんの出足はどうでしたでしょうかね。
昨日夕方、諏訪2丁目の建て替え決議の様子がTVで流れた。ついつい、なかみより知り合いの顔を探してしまう。84歳のかたが3年後の入居は考えられないので、このままがいいと反対票を投じられたと反対の何人かのご様子まで映された。反対35票のみなさんに手厚いサポートがあるといいですね。福祉亭でいつものように、誰それが出たね、と傍系の話に熱中していると、ちょうどお昼を召し上がっていた元公団のかたが「あんな編集はない」「都内の友人たちはニュータウンは高齢者しか住んでないまちと思っている」と心配する。0歳の泣き声も、子どもたちが遊ぶ声もしますよ～。もちろん、90歳も元気にしています。ちょっと比率がね、アンバランスなのですよ。東京建物は小田急ハルクも手がけたとボラさんが教えてくれましたが、きっと、従来のニュータウンとは別世界の、おしゃれなまちになるのでしょうね。
さあ福祉亭もぼやぼやしていられない、今日は若人塾のご利用者が福祉亭の窓がきたないのでお掃除をさせてくださいと、こちらが頼み込まれて、ガラス拭きの日。午後は落語もあるので、間に合わせないと。おしゃれは無理ですが、そこそこきれいに。

4月の雪

雪の朝。みぞれ。もう、雨に変わっている。それでも芝生は雪景色。さすがに木々には雪はない。少し遅いかなと思いながらの先週のジャガイモの植え付けはゆっくりでよかったですね。花苗の配布の注文も来ているけれど大丈夫なのでしょうかね。TVは各地の農作物の被害を伝える毎日。お茶の新芽が茶色に枯れていたり、梅の小さな実が干からびたように。温暖化・・？と時々首をかしげながら過ごしてきたけれど、いよいよ地球からの警告は誰の目にも明らかになってきているということなのでしょうか・・。アイスランドの火山の噴火。中国の度々の地震もこわい。宇宙ステーションからの山崎さんは「想像以上に地球は美しい」と言われているけれど。USは2030年代中頃を目標に火星を目指すのだとか。「地球脱出」のFSはアトムが予言した未来都市のように次第に現実化していくのでしょうかね。いろいろ考えてしまう4月の朝の雪。昨日の福祉亭はなんと2万円にもならない売上でした。こちらも愁眉。

プロ魂

プロだましい・・と読めましたか。昨日の定食、まぐろカマは厨房を混乱に。包丁の刃がたたない。奮闘してくれるスタッフ。カマを三つに切断。大奮闘の末に、やっと煮込みに入る。途中から飛び入りのスタッフも加え５人がフル回転してしまった。それでいて、定食のセットができあがってみるとメインデイッシュのないセットとなって、トレーの上には10種類の器が並ぶ。後からあと一種類盛り残しがあったことに気付く。あら～で、すむからいいのですが、メニューの統一性がないのは、デザインの間違い。デザインしたのは誰ですか？はい、ワタクシです。昨日は仏滅でしたのですヨ。トレーに配置しきれず、その並べ方で手間どる。夜は木サロのデリバリー。プロ魂はここでも発揮。定食も使うのですが、お金を頂くのですからと、新たなメニューを次々に作ってしまったのです。料理が多すぎる。減らして・・と発注者からたびたびのお願いが・・。エンジンが全開してしまうと止まらないのです。ブレーキ役は誰ですか？はい、ワタクシでした。夜は夜で頂いた「会津娘」やらなにやらで盛り上がる。なが～い一日でした。

理事会

昨日は理事会。1年間の会計の数字もなんとか提出。目をこらすとこの月の新聞代は・・などと、細部まで見渡せる。小さな福祉亭のサイフはなかみがよく見える。日々の日記は文字。数字の日記もあることがわかる。振り返る数字と将来の数字もあることもわかる。とにかく、算数ギライ、数学ニガテで過ごした子ども時代。数字がこんなにおもしろいものとは思いもしなかった。諏訪2丁目の話も出る。2丁目のみなさんのお気持ちをくみながら、どう関わっていくのか。今月はそれぞれ体調がよさそうで、議論もスムース。総会の日程も決まる。