福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

大型台風

2010-10-31 06:50:17 | 日記
さすが台風。雨足もきついし,寒いし。
ご利用は少なく,それでも何人かは,のんびり過ごされていました。

ただ,商店街の歯医者さんの前で,お年寄りがバランスを崩し,転倒。慌てたかたが,119番し,救急隊が到着。ご本人の意識もしっかりし,病院に行かなくても大丈夫というので,血圧を測り,体温を測りしてくださって,帰宅・・ということに。
土曜日は民生委員さんがボラをされているので,福祉亭の車イスで,お送りすることに。
救急隊も民生委員さんということで,安心された様子。

顔色が青ざめていらっしゃるので,福祉亭で,少し,お休み頂く。
お話の輪の中に,お知り合いもいらして,なんとかほっ。
ご本人もほっとされ,手にされているお花をお顔見知りにあげる仕草。
ご高齢者はよく気遣われ,丁寧。

雨の中,手際よく,民生委員さんが車イスを押していってくださった。
2階にお住まいのかたで,階段はご自分で登られたそうで,大事にいたらず良かった。

119番されたのが,近隣スーパーのレジさん。気遣って,救急隊の到着を待っていてくださったのは,通りがかりのお若いお二人。
商店街からも,何人か出ていらして,みなさんで連携。よかった。

そろそろ早めにシャッターを下ろそうかと,ぼちぼち準備にとりかかると,時折,土曜日にみえるハンコ職人さん。
この台風の中,甥ごさんのお子さんの結婚式で,東京駅まで出向かれたとか。
「やっぱり知り合いに合うとほっとする」と慣れない都心の結婚式にお疲れ。
「今日は,お小遣いをくれたから,使って帰らないと,次はくれないからな」と笑わせる。
「最近はお葬式ばかりで,結婚式なんて,久しぶりだ」と,良い一日を振り返っておられました。


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夏カレー

2010-10-30 07:31:45 | 日記
この寒さなのに?「夏カレー」のメニューで大丈夫かな・・の心配は杞憂でした。
おいしかった!!

大妻の裏手の畑から届けられる茄子とピーマンをフンダンに使った夏カレー。
ワタシは「茄子カレー」と聞こえていたので,足りない野菜を買いに行って,戻ってくると,「夏」!!びっくり。

心配した売れ行きはよく,カレー好きがいることがよく分かりました。
カレーのスパイスがアレルギーの元のテニスの先生も,久しぶりに見えてびっくり。
カレーの気配を感じると,すぐ,クシャミの連発で,さっさと2軒向こうの寿司屋さんに逃げて行ってしまわれていたのに。

ビール仲間の,気の合う別の曜日のボラさんたちも,ブックオフ帰りにちょうど寄ってくださり,一気に「かんぱ~い!」
忙しく,様子を見る暇もなかったのですが,後で聞くと,
「ず~と,タオルで鼻を押さえていらしたのよ~」と。あははは・・。
ビールはおいしかったでしょうかねえ。

しかも,昼食に入ったボラさんが同席すると,唯一お好きなチーズのつまみにビールをこぼしてしまって,お詫びのビールをボラさんから差し上げたのだとか。もちろん,自前です。

こんな,そんなで,売上が悪かったら情けないですね。
しっかり達成できました。

そうそう,店内のBGMで,すっかり,沖縄ムードになっていた中学生も職場体験を無事終了しました。
「いやささ~」と仕事の合間に,合いの手を入れながら,がんばってくれていたのですが,寂しくなります。
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ダイシャリン

2010-10-29 06:35:18 | 日記
大忙しや,大がんばりの時,はるかムカシの子ども時代に,こんな言葉「ダイシャリン」を周囲の大人たちが使い,自分でも使っていたような記憶がふっと蘇りました。
方言でしょうかね。

そんな感じの昨日でした。
職場体験の中学生もしっかり,がんばりますし,ヒヤリングかたがたの大学教授も,わけがわからないまま,周囲の慌しさに,目を白黒させながら,ダイシャリンの中に巻き込まれました。

台風の影響か,時折,強い風,強い雨のさむ~い一日。
厨房のボラさんが親指をケガしていて,全体のバランスがいつものようにはいかない様子。それをカバーできないまま,右往左往。
でも,中学生はしっかり食器洗いのポジションを担ってくれ,ボラさんはいつもの手際。ご飯の準備も十分,フロントも手馴れたおふたり・・・なんとか,まわりました。
「今日はヒマと思っていたのに」と誰しもが言う大安の日でした。

中学生など,食材の下ごしらえが済むと,「ケーキの日」のメニュー書きをしてもらったのですが,3枚必要で,あまった一人などは,マジックを積み木のようにして,遊んでいて,スタッフの温かい笑いを誘っていた・・というような時間もあった,滑り出しだったのですが。

午後になると,大妻の学生さんたち20名が訪問。
入り口で,「ちょっと中の空気を吸って,出てきてね」と,誘導しながらラウンジで説明。質問もそれぞれ出してくださり,あっという間の1時間。

3時前になるとさすがに,雨足も激しく,そのまま休憩状態。
遅い昼食をとる。

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もう,冬?

2010-10-28 07:20:41 | 日記
突然の雪景色の各地。秋らしい日和は何日あったかなあ。
昨日の富士山見ましたか。淡いピンク色に染まっていましたね。
あれは,冬景色というのか,秋の景色というのか・・・。

公民館のベルブぜみ「自分の老後は,自分で備える」の講座。
理事会やらなにやらと重なり,なかなか出席できないまま,回はどんどん進み,昨日は「マイケアプラン」
女性受講者が,生活の様々な場面からの気付きを熱心に論議。
男性受講者も少し。
講師から提案された「サザエさん一家」のモデルは,一昔前の理想型。NTには数少ない2世帯同居。NTの暮らしはもっと,地域の支えあいがなければ,成り立たないでしょう。

福祉亭で,何日分かのレシート整理をしていると,野菜が届けられたり,いい機嫌の別の曜日のボラさんが立ち寄ったりで,また,いつもの風景。
すっかり,冬支度のみなさん。
みなさん楽しそう。
室温設定が28℃だったので,びっくり。あわててエアコンをとめました。
でも,そのくらいにしないと,過ごせなかった一日。
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さむ~い!!

2010-10-27 07:26:00 | 日記
昨日から寒い!!あの夏の暑さとこの寒さ!!
お身体の調子の悪いかたは,たいへんでしょう。
気がかりなみなさんのお顔を思い浮かべる。

ラウンジはお話がはずみ,あ~よかった。
その傍らで,フォーラムの打ち合わせだの,たまっていたハナシを片付ける。

夜は仙川のコミセンへ,福祉亭の活動を話させて頂きに出向く。
寒い夜,熱心なお集まり。
NTの街からあまり出ないので,三鷹の街はなんだか,あたたかい。
でも,運転はしにくそうで,歩行者は,いつもしっかり,車の動きに注意をしないといけなさそう。NTの歩車分離の考えは,こんな街を背景に構想されたのだろうと,実感。

ppは余さんの研究からの借り物なので,ハナシと合わない部分が多くなってしまうし,老眼のワタシには,文字が見にくかったり・・。ppはやっぱり,キチンとつくらないといけないことがわかりました。

あこがれの先進自治体の三鷹。
三鷹のみなさんは,しっかりしていらして,たぶん,ワタシより,年齢も上のかたもおありのようで,つたない話を聞いて頂くこととなってしまい,申し訳なかったです。
ただ,同じ目線だったようで,終わった後も,温かい声かけをして頂きました。
ほっとしました。
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たのもしい

2010-10-26 06:34:56 | 日記
職場体験で鶴牧中の1年生4人。
野菜切りでは苦戦したらしいのですが,しっかりしてます。
立川の会議から戻ると,食器洗いに一生懸命でした。
大鍋も,フライパンもどんどん洗えます。
「休んでください」と声かけしても,目の前の仕事が片付くまで,手を休める子はいません。
フロントに出ると,カップの下げるタイミングが早いとボラさんからしかられていました。でも,ご利用者はいつものみなさん,大丈夫だいじょうぶ。

壁には,朝一番の仕事・・職場体験のお知らせが,手書きでしっかり貼られています。朝のボラさんたちがそれぞれ,大仕事を終え,帰られると,すっかり,4人とものびのび。
コーヒーいれにも,挑戦していきます。
オーダーが入ると,相談しながら取り組みます。
アイスコーヒーの量も少なすぎと,チェックが入ります。
でも,すぐ,修正していきます。

ホットコーヒーも,ひとりが,果敢に挑戦しています。こちらは,内心,お~!!!
ただ,入れてくれたコーヒーが見ただけで,薄いことが分かるので,それはいくらなんでも,まずいよと,入れなおし。
それでも,比較するものが味覚の中に育っていないので,飲んでみても,分からない様子。飲んでみると案の定,薄くて,にがみだけ。
いれた手順を聞いてみると,どうも,飛ばしている工程があったらしい。
コーヒーいれの難しさを話す。

余さんも,ご利用者の調査中なので,お名前の確認もどんどん,はかどる。
いつもより,ずっと,みなさんとお話がはずむ。
3時半のお帰りの時間になっても,仕事が途切れず,ちょっと,ザンギョウ。
たのもしい!!

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想像力

2010-10-25 06:56:19 | 日記
「老いの見方,感じ方」三好春樹発言集に目を通す。もう10年以上前の出版。
発言集なので,少し未整理で,もう少し・・の部分があるけれど,三好さんの意思は十分伝わってくる。
納得とともに,チクチクだったり,グサっだったり・・
読み進むと「想像力」と「添う力」の不可欠さをせつせつと説いておられることが伝わってくる。
10年経って介護現場の状況そのものは,大きくは,変わっていない。
ただ,三好さんの考えに共鳴するような介護の現場が少しずつ出てきているのか,映画「ただいま~それぞれの居場所」が制作されていることで,わかる。

「居場所」という言葉をもう少し,別の目でも,捉え直してみないと。
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秋の日

2010-10-24 07:50:11 | 日記
土曜日。NPOセンターの会議を終え,福祉亭に。
青少協の地域運動会。秋晴れの運動会日和。子どもたちが,こんなにいるのか!!と驚くほどの人数が集まったとか。
そこで,豚汁の提供。
諏訪5丁目でも,すいとんの日だったとか。

そのあおり・・ですかねえ,福祉亭の定食は低調な出足だったとか。

いろいろな日があって,いろいろな事が起こるけれど,それは,もう,しかたのないこと。
一年は365日。310日以上稼働する福祉亭。
イベントの時は,イベントを楽しみつつ,静かに過ごすのがいいです。
豚汁も,すいとんも,無料となれば,ふつ~は,そちらが魅力的。
そういう日に限って,訪れるかたもいらっしゃる。
それを大事に。
ほととぎすと萩とすすきが,届けられていました。

土曜日のボラに入っている京ちゃんと一緒に,会計のPC入力。いつもは,忙しくて,京ちゃんか,ともちゃんかに,おまかせ。
京ちゃんと一緒に入力作業をしていて,ふっと,気がつく京ちゃんの若い手。白く,ほっそりとして,なんのシミもない。みとれる。

夜になって,本当に久しぶりに,ひっくんが,福祉亭をのぞく。
1歳半からの付き合い。
「あのねえ,応援団長したんだよ~」うん?
すっかり,赤ちゃんぽさがなくなったと思ったら,「おうえんだんちょう」などと言い出すので,瞬時には,理解できない。
よくよく話を聞いてみると,保育園の運動会で,応援団長をしたんだって!!
まあ!!びっくり。
おむつしながら真っ赤なほっぺで,福祉亭にいる間中,やんちゃしていたひっくんが・・へえ~!!

昨夜は,煌々と満月でしたね。
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社会科見学

2010-10-23 06:41:44 | 日記
近隣の小学3年生の商店街の社会科見学。
保育園の子どもたちも,時々,商店街を見学される。年少さんも,年長さんも。
どの段階の子どもたちも,それぞれ,商店街を明るくする。

ちょうど,忙しい時間帯。強力助っ人ボラさんにお任せして,外のテーブルへ。
しっかり,挨拶のところから練習してみえたようで,立ち上がって,声をそろえて,
「よろしくお願いします」
お隣の電気屋さんにも,自転車屋さんにも,それぞれのグループが出向いている。
外にいるので,かわいい声が聞こえてくる。
お祭りの時,子どもくじを何度も買いに来てくれた子も,昨日は,お勉強。

説明の言葉も,いつもの「ご高齢者」ではなく「お年寄り」。「定食」を「お昼ご飯」・・などと,言い換えて,ゆっくり説明。
質問に入ると,一人ずつ順番に,立ち上がって,見学のしおりを読み上げてくださる。

かわいい。
立ち上がっても,目線はこちらと同じ高さくらい。
他のグループで,早く終わった子どもたちが,覗きに来たり楽しそう。

店内にも入り,定食をのぞいたり,囲碁や将棋をのぞいたり・・。
帰る時,入り口で,大きな声で,
「さようなら」「ありがとうございました」

みなさん一斉に子どもたちのほうを見てくださる。
「さようなら」の挨拶も返してくださる。
どなたも,明るい笑顔。
みなさんも,かわいい。
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A型になりたい

2010-10-22 06:25:11 | 日記
民生委員さんの福祉部のみなさんが雨の中,ご見学に。
福祉館で,お話。
ppも,前もって余さんの報告からお借りして,なんとか作成。
前日から,ppが動かないかも・・と,一抹の不安。
でも,お借りする先のご都合で,当日の準備。
昼頃,お借りしに,出向く。
簡単な説明。ぐずぐず言って,「動かせなかったら,来てね!!」と先に泣きついておく。
福祉館で,準備に入るために,出かけると,もう,民生委員さんたちが,お集まり。
それだけで,頭に血がのぼり始める。
とにかく,福祉亭をあせって出てきたので,携帯も,老眼鏡も忘れたまま・・!!

もう,この段階で,ぶ・つ・め・つ。

やっぱり,映像が出ない。
一部始終を見ていた我が家の子どもの同級生のお母さんの民生委員さんが,携帯を貸してくださる。
「来てね!」さんは,電話の向こうで,リモコン操作。
でも,カンペキにあせりまくっているので,言われてもダメ!
来て!とお願いしても,運悪く「来客中!」と。
しかたなく,福祉亭から余さんに来てもらう。
ところが,余さんも,接続は苦手。

お約束の2時はとっくに過ぎてしまったので,もう,どうしようもなく,理事長さんとスタート。

その後の市役所の会議も終え,なんとか,木サロのデリバリーの段階になり,すくらんぶる~むに。
プロジェクターの「来てね!」さんが,まさに,接続中。
やっと,落ち着いた気持ちで,教えて頂く。
どうも,パニクって,記憶が抜け落ちているけれど,一ヶ所接続個所を間違えていた・・ということのよう。

あ~あ,すこ~しで良いから,A型の血が混じっていたらなあ~!!
人生が変わったのにねえ。同じシッパイを繰り返す・・

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衛生責任者

2010-10-21 07:25:31 | 日記
食品衛生責任者の講習を毎年受講することが義務づけられている。保健所の講習。
福祉亭を手がける前,学校給食でO-157の集団発生事件があり,お祭りの時の,テント出店のチェックも厳しくなり,知識として,講習を受けていた。
福祉亭の運営には必須のもの。
薄暗い中での,パワーポイントでの説明はいつも,熟睡。
今年は,保健所の所長さんが代わられて,組み立てが大変よくなっていた。途中,相変わらず,ふっと,睡魔の世界に落ちてしまったけれど,ほんの数分。かなりキアイをいれられた。
室温の設定がちょうどよかったのかも・・。

日常業務の中で,おろそかになっている部分のチェックの機会。
チェック個所を自分の頭に入れる。

福祉亭に戻り,厨房をいつものように,さっと目をやる。
昨日に限って,いつもの丁寧なボラさんがお休みで,そこかしこの整え方が不備。

見えないのかなあ~。
見えれば,この状態は,自分にとっても不快になる。
それとも,気が付かないのかな~。
へたな注意をするといやな気持ちになってしまわれる。
ぶつぶつした気持ちで,そこかしこの掃除を始める。

言葉での注意は最小限度に。
動きでお分かり頂くように心がけている・・つもり。
ただ,そうしていると,それはアナタの仕事ね・・と,なってしまう。
ボラさんたちに,ソフトに,でも,キチンと伝える方法はないかなあ~。
だいたい,それが,衛生責任者のし・ご・と!!!

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ミカンの香り

2010-10-20 07:12:11 | 日記
大妻で,高度な福祉国家とされているスウェーデンにも,孤独死が発生していることを聞き,幾分,気が重い・・思いでラウンジに。

目のご不自由なかたは,どうも,遠慮されお休み。
先生役のかたとラウンジの意味を再度,確認。
遠慮がちなもう一人には,電話をさしあげる。
ラウンジにみえると,やることがなくて,昼寝していた・・と言う。やっぱり!
お話の輪に混じるといきいきとされる。

卒論の大妻ぐみは,共同研究と思っていたら,それぞれ,単独で考察を進めなくてはいけないとわかり,うちあわせ。
遅れているほうが,自分のうかつさを思い,涙。
とにかく,期日は迫っているので,どうのこうのと言っていられず,新しい方向性と資料探し。

久しぶりの花壇の相棒さんも,11月のフォーラムの打ち合わせもあり,少し,ゆっくり。堆肥をまた,くださった。いつも,代金は遠慮される。それでは,いけない!!

福祉亭に戻ると,小さなミカンを出してくださる。柑橘類が大好きなワタシは,即,皮をむき始める。あま~い香り。

大妻ぐみを送り,帰る途中,旧い友人に出会う。教育委員をされていたので,いろいろいろいろ,話が積もる。
すっかり,あたりは,暗くなったのに,話がつきず,5丁目のバス停に下りて行くことに。薄暗いバス停の,親子づれに目が行く。

「あれ~,花ちゃ~ん,太郎く~ん」
2歳の頃から福祉亭に来ていた。保育園に入っても,朝夕,楽しませてくれていた。もう,小学1年生と2年生。
久しぶりなので,ほっぺたにさわる。
「あ~。ミカンのにおいがする!」
「ほんと?」自分の手を鼻に近づけると,ほんと,先程のミカンの香り。

夕方の散歩もなかなかいい。


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不運なニョッキ

2010-10-19 06:40:22 | 日記
三ヶ月ぶりにミニミニ国際。珍しく前もっての準備はなんとかすまし福祉亭へ。
若人塾の日。この日は,立ち上げから。
慌しく作業。
厨房は3人!いや~,いけるか・・と内心危ぶみながら,準備の手を休めない。
そのうち厨房の助っ人のボラさんが女神のように登場し,幾分ほっと。

調査に入る余さんもみえ,ミニミニの新しい参加のかたもみえ,なんとか体制をつくる。ただ,いつもの助っ人は仕事が入って来られない。そのうち,日本語教室の先生役が,日本語教室にも生徒さんがみえず,参加者はないと言って,帰られる。日中関係が陰を落としている。でも,準備をしてしまったので,スタートをかける。

ところが,そこからが,いつもと違う。厨房に入ると全体が遅れ気味ということがわかる。定食が出来上がらないまま,注文が入り始める。
ミニミニ国際の参加者と調査の余さんをレジに立って頂く形で,厨房を回し始める。
どんどん注文。追われる。
やっと,出したと思うと,あっと言う間に,トレーが戻り,今度は,皿洗いに追われる。

なんとか,がんばっていたコーヒーいれの担当が,コップを割る。
本当は,ゲンカイなのに,こちらは,それを理解するゆとりもなく,一瞬大好きなコップの消滅に,不快感。ごめんなさい。
しばらくして「お腹が空いた。食べたい」と言われ,やっと,糖質不足になっていることに気がつき,先に休憩してもらう。いつもの食事時間のまだ前。
そうこうするうちに,まかないの必要数まで,割ってしまった。

福祉亭の冷凍ストックはあるので,最後のまかないが出たのが,3時近く。
拡大読書器の見本が届けられ,それに対応。
囲碁・将棋ぐみがなにやら,ご用事でみなさんが帰られたのが4時。
なんと,それからはスタッフだけ・・でもなかったのですが,そんな静かな時間。

拍子抜け。
結局,ミニミニ国際の食材はニョッキにならずじまい。




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口先

2010-10-18 06:11:17 | 日記
シフトに大きな変更が出て,対処が必要になった最初の週が終わった。
曜日によって,変化のない曜日もある・・は表面的なこと。別のご理由で,予定どおり,お休みに入られたかたもあり,シフトは相変わらず,綱渡りと,自転車操業。

神経が太くなくては続けられない福祉亭の運営。普通の神経も,鍛えられて太くふとくなる。
そんなこんなの日々を,ご自分の世界から見て,福祉亭や,やりかたを批判されると,まさにマッチポンブ,瞬間湯沸かし器。一瞬に,怒りが爆発してしまう。そして,相手に譲れない。
阪神淡路の大地震の2週間後に亡くなった父の性格を受け継いでいることもあって,即,大喧嘩となってしまう。大喧嘩ヒストリーはなんとも,ハデ。
コウフンが覚めるたびに後悔と反省の繰り返し。なおることはないビョウキです。一発のボデイブローは,即,身体に影響が出てしまい,神経を疲弊させます。
ただ,今回の大喧嘩は,なぜか,お相手が謝ってこられたのです。
クタクタのワタシは,謝られても,それに反応する気が,まだ,起きていないのですが。

ただ,これだけ場数を踏んでしまうと,大喧嘩のたびの,謂れのないその理不尽さの中から,学んできたこともあります。

NT特有の知力に任せた責め方。
それも,ご自分の世界から見えた片側からの批判と容赦のない物言い。
全国から集まったサラリーマンとその家族の街。知らない強みと失うものがない強み。
NTがテーマパーク化する一つの要因かも・・と思えてきてしまうのです。

なんとか,分かってきたおかげで,人を見る目がすこ~し,変わってきたような気がします。以前のワタシも口先だけ・・の側だったと思います。




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元気のモト

2010-10-17 08:19:07 | 日記
秋はパルテノン,福祉館,コミュセン・・地域でもいろいろな文化祭が開かれる。
昨日は,福祉館の文化祭で,69人が,カラオケから踊りから・・とか。
見には行かなかったのですが,その流れのみなさんが,福祉亭に。
時間はもう,4時。
スタッフは,それぞれ帰られ,ふたりになっている。手薄!!

一気に,福祉亭が満席になると,追われまくる。
しかも,ケーキ,ホットサンド,ラーメン・・とあらかじめ準備していない,手のかかるものの注文の連続。
ラーメン7つ!の注文には一瞬たじろぎました。

何年か前だったら,大混乱の数。
だいたいラーメンも最近はそれほどは出ないので,ラーメンドンブリも一部2階にあがっている。それを取りに,2階にあがったり,あたふた。
厨房の気配を察して,居合わせたかたも助っ人に。
バタバタと準備をして,それでも,7つがなんとか無事に出ると,見ていたかたから,また,ラーメンの注文。その上,おむすびまで。
前日から歯茎がはれ,体調はベストとはいえない状態だったのですが,そんなことを,思っているヒマなどありません。

大きな波がひき,幾分静かになったのは。もう,6時をまわっている頃。
たまたま出会った31歳さんと,ご近所だったかた。
奥様を亡くされて,なんとか,気力をふるい立たせて,がんばっておられる91歳さん。お知り合いとの再会に,感激で,食べ物が喉をとおらない様子。いつもは,酔えば,品のない話を繰り出しては,人間関係を取り戻そうとされるのに,子どものよう。嬉しそうなご様子に,こちらも,心温まる。

いろいろあって,孤独を愛しているフリをしてはみるけれど,やっぱり,人と人の間で,人間としてのアイデンテイテイを確認する。
91歳さんが,「人と話しをしないでいると,神経がおかしくなる」と前日言っておられたばかり。
元気をもらって,元気よく,「さよなら!」と手を振って,帰っていかれました。

スタッフの力だけでは,こんな元気のモトはつくれません。人と人との間にいる・・その姿勢が,豊かな老後を約束しそう・・ということが,分かりますね。


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