福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

食材

2019-09-15 07:12:33 | 日記
福祉亭の食事やお弁当をおいしい!!ありがとう!!と言って頂いて、こちらこそ、ありがとうございます!!
それが、ボラさんの励みになり、運営側に立った時、励みにも、喜びにもなります。
でも、福祉亭の能力を超えた時は、ただ苦しい。
このバランスが難しい。

お断りで有名なものは、京都にある「一見さんお断り」
やっと、この意味がわかってきたように思います。
気位の高さ・・とずっと、思っていました。
でも、食を気持ちよく提供することの願いがこめられているのです。
だからと言って、福祉亭が、一見さんなどと言うことは、ありません。
一見さんも大歓迎!!

福祉亭では、食材が山と残る日もあれば、
数人であれお断りする日も、どうしてもあります。
普段毎日みえているかたは、特に、お断りしずらい。
ボラさんがご利用者として見えた時は、もっと、お断りしずらい。
でも、否応ない時があるのです。
めったにないことですし、そうならないように、気を付けてはいるのですが。

食材が山になって残らないための厨房でのいくつかのコツがあります。
その食材をいくつで提供すればいいのか、調理前の数のカウントが必要。
それから、食数全体のマーカーになるものが必要。
どれもこれも経験からですが、シェフさんによっては、とにかく作る・・あとは、ご自分の勘でというかたも。
この結果が、忙しい日の割に、残ってしまう・・ということの予防になります。
ボラさんは、指示どおりにしか動けないものです。
気働きや、能力の問題では、ありません。
残った食材を、ザンネンに思うのは、誰しも同じです。
疲れがドッと出るものです。
食材が足りず、お断りした時も、ドライに忘れてしまう・・ということには、ジツは、ないのです。
いつまでも、その時のお相手の表情が、記憶の片隅にあって、じわじわとストレス。
食をお預かりする・・この山の頂は、高いです。





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