お若いみなさん

昨日は、包括のボラさんがみえ、どういうハナシの流れか肩もみをしてもらうことに。
気持ちいい。
気持ち良さと、おしゃべりができるところが、いい。
にこにこ明るい笑顔が、癒しを倍増。
資格をもちながら、アルバイトしている・・とか。
へ～～～・・
居場所づくりしたいんだって・・と傍らのご利用者さん情報。

先月初めてお招きした訪問マッサージ師さんも、若く同年代。
2歳の時、脳腫瘍の手術で、視力を失ったと。
いろいろな人生があるけれど、やっぱりなあ・・・、
痛ましく思ってしまうのは、失礼かなあ。
マッサージの腕の確かさと、そこに至る若い努力に、ココロが反応。

仕事の合間をぬって、福祉亭にボランティアに来てくれるもう一人の若者もいる。
北海道から沖縄まで、ジブン探ししていたようで、なんとか落ち着き先を確保した。
でも、福祉亭のような空間をつくりたい・・とみえている。
いい子ですよ～～～。

若い層の働き方が変わってきている・・と、つい先日も耳にした。
その訪問客さんのお一人は、国立大卒で、大手一流会社を数年で退職して、今は、福島の復興支援の居場所づくりをしている・・・と。
全国の居場所をまとめた立派な報告書を頂いた。
もちろん、現在も所属している大学院は、ある様子。
10数年前、当時の院の時、福祉亭を担当教授と訪れている・・と。
へ～～・・
記憶の隅っこにはあるご訪問。
でも、4人のうち3人までは記憶にあるけれど、その院生さんが4人目の人物。
びっくり。
千里の街角広場の当時の理事長さんとご一緒だった。
立ち上げられた理事長さんは引っ越しされたので、べつのかたの運営となっている・・と。
へ～～・・そうだったのか～・・
ワタシの千里訪問は、二度ほど。
福祉亭を立ち上げた頃の担当職員と・・と、べつの用事で立ち寄った時と。
居場所に長い時間が流れたことを、あらてめて知った再会。

若いみなさんが、居場所を運営するには、暮らしが成り立つ手立てが必要。
福祉亭の隠れた大きな課題の一つ。

エール

福祉亭のボラさんたちが、80代の塊を一部形成している。
80になったから・・と、ボラ参加をご遠慮なさるかたも、これまでにはあった。
ワタシもジツは、どこか、その言葉をいつわらざる声として、受け止めていた。
しかし！！
80という大きなハードルを楽々と超えていくかたたちがいる！！
もちろん、ボラさんの中にも。
大きな驚き。

エールを送りたくなる。
エールは、10代や20代の若い存在だけでなく、80代90代のご高齢のかたにも！！
若い時と違って、迷いがない・・そのことに対しても。

昨日も、福祉亭を、ちょっとのぞかれる女性。
たまたまフロントに出ていて、その姿をお見かけしたので、玄関に。
ここは、どういうところですか？
市民のボランティァで運営しているんですよ・・と。
包括に行きたいのですが？のお尋ね。
包括は、商店街のあの辺り・・と指さす。
直感で、転居されてこられたのですか？とお尋ねすると、
そうです・・と。
即、ボランティァしませんか？とお尋ねする。
だって、十分お誘いしたいような感じのかたなんです。
その問いに対してのおしゃべりにびっくり！！
今までは、単車に乗って、ご奉仕していたのですが、もう無理です・・と。
食器洗いぐらいですから、いかがですか？と、さらに。
とうとう、失礼を省みず、お歳を伺うと、なあんと！！
84歳です・・と。
び～～くり。
お化粧もされ、お身体もシャンとされ、とても80代には見えないのです。
福祉亭にも、同じお歳のかたがおられ、ボランティァをされています。
みごと！！

外に出ようよ・・

ラウンジを終え、明日の食材調達・・と自転車を借りに福祉亭に。
お隣で、骨密度測定をしているから・・とラウンジのお仲間が測定を勧める。

福祉亭も、毎月、骨密度測定をしている。
でも、忙しくてワタシが、測定してみる時間がなかなかない。
今月、久しぶりに測定してみた。
一年前に比べ、骨密度が改善していた。
ジツは、その測定の結果の信頼度を確認したかった。
だから、おじゃまかなと思いつつ測定して頂く。
103％

その意味は、年齢の平均値に比べ3％骨密度が多い・・と。
やれやれ、ひとまず安心。
ただ、20代の平均値に比べると70％程度のもの・・と。
数値の説明と、対応策を丁寧に説明してくださる。
カルシユムを定着させるには、ビタミンDの働きが必要・・・と。
うんうん・・
身体の全体運動の必要性も。

分かっていたつもりのハナシ。
でも、いつものことながら、知識がどこか欠けている。
片手落ち。
若い頃の勉強に似て。
覚えることが多くて、頭が満杯。
身近に教えてくださる専門職がいると、ありがたい。
知識の欠け・・が、すぐ修正できる。

素人の知識は、まさに骨密度と同じ。
歳とともにスカスカ・・
手を打っていかないと。
高齢期の知識は、入れてもすぐ抜ける。
でも、外に出て、いろいろなハナシを聞かせてもらうと、とてもいい。
TVの知識もありがたいけれど、やっぱり外に出ようよ。

楽観

市民評価のほうは、答申書最終チェック。
神経がざわつく作業を終えて、福祉亭に戻る。
客人。
○○平和財団のみなさん。

アジアのみなさんに、福祉亭の活動をベースに高齢化の対処を・・・と。
何をアドバイスできるか・・迷う。
お一人は、復興支援の東北で居場所づくりをされているという。
福祉亭が掲げるコミュ二ティの再生。
その到達点。
到達点が見えた・・と思うと、すっと蜃気楼のように消えていく日々。
立ち上げ当初の濃霧の中を四つん這いで進むような気持ちは、さすがに、今はもうないけれど・・。
視界が開けたというわけでもない。
相変わらず、ボラさん探しをしているし。

ひと・もの・かね。
三種の神器の重みを語ればいいのか。
答えのみえない選択のおもしろさを語ればいいのか。
時代は、常に動き、地域の諸相も、常に変わっていく。
その中の何を切り取ってお話しさせて頂けばいいのか。
迷いつつハナシを進めていくうちに、ふっと楽観的になる。
年とれば、間違いなくあちらの世界に行く。
間違いなく。
だから、2025年問題なんて構えないで、いいかもしれない・・。
みんなで一日一日を楽しみながら暮らすだけで。

のんびり

のんびり休日・・じゃなく、のんびりカラオケ。
ぼちぼちのお集まり。
空模様を考えて、食数を減らしていたので、それぞれ完売。
だから、のんびり・・できてよかった。
いやいや、ワタシは、のんびり・・でも、ほかのみなさんは、ずっと働きっぱなし。
ありがとう！！と、
すみませんね！！

元気なご高齢者が、地域でいろいろご活躍。
のんびり遊んでいるだけや、
ぼんやりしているだけ・・のかたも中にはおられるけれど、
はるかにご活躍のかたが増えている。
でも、ご活躍には、もめごとも発生しがち・・・なんですよね。

プチ騒動が、厨房にまで持ち込まれて、当惑。
福祉亭のハナシでもない。
言ってみれば、普段からちょっとこだわり個性派同士。
一生懸命言い分を教えてくださるけれど、だからって関係ないし。
早く終わってよ・・だけ。
もともとが、ただのお遊び・・でしょ？

みんなで笑っているうちに、なんとかモノゴトは、動いていく。
ま～～しょうがいないか～～って。
誰しものココロの中に、それが芽生えれば、なんとかダイジョウブなもの。
だって、絶対の正しさや、絶対の真理・・なんてものは、地域にはないんじゃないかなあ。
こだわりがあるだけでしょ。
ふつうの普段着の暮らしには、あれもいい、これもいい・・でないと。

そうそう、先日のパトカー騒ぎの103歳さんが、一生懸命に向かった先は、福祉亭のボラさんのお宅でした。
それが、昨日わかりました。
ボラさんが困った・・って言っておられました。
でも、福祉亭の安心感の賜物ですよね。

お弁当づくり

つい、引き受けてしまったお弁当づくり。
30。
ジツは、ず～っと以前は、お断りしていた。
なんでお引き受けしてしまったのかなあ？？
ふらッと。

でも、お弁当容器は、すぐ対応してくださったし。
前々日には、た～～くさん枝豆のご寄贈があったし。
気分は、上げ調子。
10数年の運営の中で印象的なお赤飯200個注文やら、なにやらがあった。
周囲の友人たちのなにかお手伝いしたいなあ・・のお気持ちから。
ありがたい！！
でも、もともとお弁当屋・・でもないので、結局、失敗もあれば・・の数々。

昨日は、なんとかみなさんの強力サポートで、無事11時30分には配達に出るという大成功・・
と、思っていたのは、ワタシ。
注文者が、お誕生会も終え、支払にみえた。
フルーツが入っていなかったじゃない・・と、ご叱責。
うん？？
定食より100円お高い値段の注文でしたから、フルーツでも入れましょうか？とお尋ねした。
注文者は、そうね・・と。
じゃあ入れましょうか・・と。
でも、その会の会長さんに、その後でお尋ねすると、いらないでしょう、フルーツなんて・・というお返事だったんです。
その経緯をおはなしすると、あのヒトは、いい加減だから・・と注文者はお譲りにならない。
ぷふふッ・・内輪もめ。

でも、です！！
次のお誕生会のお弁当もよろしく・・が、夕方に。
お褒め頂き、ありがたいことです。
しかし、さらに、
今度は、豆ご飯は、ないなあ・・と会長さん。
あッ、栗ご飯かあ！！と、にっこりされました。

げえ～～～ッ！！
それは、大変ですゾ！！

行方知れず

○○さん今日来ていませんか？
その一言から始まった。

○○さんがどこかに行ってしまった・・
関わりのある専門職のみなさんが、ばたばた・・
福祉亭は、素人集団。
ですから、来ているか来ていないか・・だけ。
その後も、○○さんの写真がありませんか・・
写真探しをしていると、見つかったらしい・・の情報。
それから数時間後。
もう閉店。終いの作業。
隣のお兄さんが、ワタシを呼ぶ。
は～～い。
どうしました・・と、のん気な声。
ちょっと来てください・・・と幾分の切迫感。
外に出てみると、○○さんがそこに。
び～～くり！！
福祉亭と間違えたらしくて、お隣に・・と。
よかったねえ・・と手をつなぐ。
後から専門職さんが・・
話しかけても、その言葉には従わない。
手をつないだまま、一緒に歩く。
事態は、深刻度を増してしまったようで、パトカーとおまわりさんの姿まで。
公園のベンチまで行って、ちょっと休憩。
周囲には、何人も、何があったの？の視線。

○○さんは、何か怖い思いをしたようで、その話しばかり。
思い出せない人の名前をしきりに聞きたがる。
ほら・・最近、福祉亭に来るようになった背の高い人・・と。
でも、ワタシも、見当がつかない。

専門職のみなさん、おまわりさんに囲まれ、安心するように言われても、○○さんは、ご自分の意思を通す。
とことことまた、歩きはじめるので、それに付き合う。
○○さんの頭の中の怖い思いの状況が、ワタシにもわからない。
お水飲もうか・・
お腹は、すいていない？と、問っても無言。
坂道を一緒にあがるうち、疲れたようで、立ち止まり、アンタは、帰りな・・と。
同じ仲間と思われるから、帰りな・・と。
後を振り返ると、10メートルほど離れて、おまわりさんと専門職さんが、素知らぬ感じで後ろ向きに立っている。

第三者的に言ってしまうと、うふッとおかしい。
帰りなって言われたからワタシは、帰りますとみなさんに言って、福祉亭に。
素人が口を出す場面でもなさげだし。

困った・・より、お可哀そうに・・の思い。
103歳さんのお一人暮らしは、限界に近づいておられる。
人生100歳！をめざしているワタシにも、いつか必ず訪れるその日・・。
これまで、3人ほど認知症のかたと関わりました。
どのかたも女性です。
心寂しく、不安感を覚えます。

大賑わい

なんだか一日が晴れやかに過ぎた。
あッ！！
そうだ！！
大雨の次の晴れ日。
これでしょう。

雨も雨、みごとな大雨！！で、往生した前日。
でも、ボラさんたちの会話に、どしゃぶりの中、私も用事があって出かけていたんだけれど、歩いているのは、高齢者ばかりだったわよ・・と。
もちろん、ボラさんも70代。
戦中戦後を経て、長い人生を送られているみなさんは、強い！！
逞しい！！！
いでたちも、長靴とレインコートと雨傘。
それと帽子。
みごと！！です。

晴れた昨日は、一日大賑わい。
雨にもマケズ・・・と言っても、晴れの日は、身体が軽い。
ココロも晴れ晴れ。
賑やかな女性だけの一団が、狭い福祉亭を半分埋める。
楽しげな笑い声を福祉亭一杯に広げてくださる。
残り半分の普段からご利用のみなさんが、心なし縮こまっておられる空気。
その気配に、ほらほら、がんばって！！とエールを送る。
負けないで！！と。
みなさん、二コッ。
地獄に仏・・のようなお顔になる。
うん、うん、そうそう。
賑やか女性たちは、そのエールを聞いてまた、一段と大きな笑い声。
まあ、明るい！！

夕方の木曜会のじじさまたちも、負けていませんでしたね。
ラジオ体操の歌が早くに飛び出して、全員合唱。
傍らから拍手。
歌の二番は？とエールも。
賑やか、晴れやか。

大忙しの一日でした。

ケース会議

サポートの必要な存在のネットワーク。
マップづくりが、すんでいる地区があるという。
うまく機能しているのだろうか？

福祉亭界隈は、気遣いが強い。
知らんぷりは、どなたもなさらない。
そこで、現実的にサポート側が複数人となってしまっている。
それぞれお役を担っている。
だから、つい、心配ごとがあると、それぞれ走り出してしまう。
お互いに関わりがある。
心配のしかたもある。
ケース会議が、そろそろ必要。
そのかたのためになりそうで、ためにならない気遣いは、おせっかい。
昨日は、ワタシが勝手に走ったのかなあ・・
どしゃぶりの中、みえないご利用者さんと、お弁当の電話をいれても出てみえないご利用者さん。
つい・・

なかなか難しい。

センサー

地域のたわいない会話。
風のように流れる。
だから風評・・って言葉もある。
コトの真偽は、たいてい不明。

入院中のかたが、亡くなったって・・と。
うん？
ほんと？
待って・・
そう言えば・・うんぬんかんぬん。
でも、明日確かめてみるね。
○○さんも入院しているのよね？
うん。
でも、一週間ぐらいで退院できるって・・
そう。
○○○さんも入院したみたいよ・・
○○○さん？
知らないかた。

福祉亭にお弁当をとりに。
ぶらぶらぶらつくご利用者を見かける。
目が合わないように、歩く。
だって、ちょっと、福祉亭には、手に余る存在。
さわらぬ神さま。

レジで、お弁当の代金を払う。
支払をしたいという別のご利用者。
いくぶん歳若い。
伝票ある？と問われる。
あります。
650円です。
高いなあ・・と。
ふっと、微かに黄色センサーが点滅。
ほんの微かな不安感。
でも、ふりきる。
お弁当を受け取って出る。
関わらない。
センサーだけで、判断できない。

安心感で、関わりを持てる存在と、微かにセンサーが働く存在と。
あまりセンサーに頼ってはいけない・・と、思いつつ。
10年前には、ヘンな・・と表現されていたかたと、今、楽しく、ありがたく、お付き合いさせて頂いている。
そのセンサーは、間違いだった・・ということです。
お顔やお身体全体から立ち上るオーラ。
歳とともに、固有のオーラが強くなる「人」という存在。
それを感じ取るセンサー。
みんないい人・・・それが前提。

う～～～む？？？

おいおい今日は、どんな日？と、とうとう途中カレンダーを確認に。
先負と読めた。
前日仏滅で。
そうか、仏滅の影響が残っているのか・・と納得し、厨房ボラさんに伝えもする。
あまりのヒマさに。
それから、午前お一人、午後お一人と、ボラさんがお休み。
厨房は、手配がつかず3人体制。
でも、手際のいいみなさんで、定刻にはお弁当もでき、さあて・・と。
そこで気が付いた。
なあんとこのヒマ・・どうしたの？と。

同じ商店街のスーパーに買い物に。
スーパーも客足が、少ない。
レジで、今日はヒマ？と尋ねると、はい・・と。
うちもヒマなのよ・・と言う。
すると返ってきた言葉に驚く。
今日は、○○の日なの。この間より、まだ今日はいい・・と。
え？ほんとに？
影響があるの？・・とワタシ。
あります・・と、レジのお姉さんたちが、ちょっと浮かないお顔で。
びっくり。

○○の日は、駅前のスーパーの大売出し日。
福祉亭も毎日のように使ってはいますが。
駅前のスーパーの売り出し日に団地のみなさんがお出かけなさる・・・
これは、確かにごく普通の日常風景。
でも、こんなにはっきり影響があるなんて！！
福祉亭が、スーパーの安売りに影響される・・この意味を考えないと！！
おいおい・・・
掲げるコミュ二テイ再生の薄っぺらさ・・とでも言うのですかね？？
アタマの中が、ぐるぐる超速回転。

いやいや、スーパーの安売りって、ずっと昔から生活を支える庶民の知恵。
庶民は、賢いです。
よくよく暮らし向きを考えて、生活しておいでです。
賢さを誉めてさしあげないと。
しかも、お天気は、梅雨というのに、気持ちよく晴れ・・の空模様。
お出かけしたくなって、当たり前。
お買いもの楽しかった？って、言ってさしあげないと。
変化が乏しくなりがちな高齢期の生活。
その彩・・
と、ここまで書いて、おいおい・・とまた思う。

スーパーの安売りにお出かけが、彩じゃあ、何かちょっと、サビシイかも・・じゃあないですか？
福祉亭でランチ・・が、彩だったらいいのか？？・・です。
そこに横たわる意味をよ～～く、考えて運営に当たらないと。

地域で

3.11の後、取り壊しが決まった高層棟がある。
その棟にお住まいのかたが、退去されず、困っていると・・
耳に入ってくる。
取り壊し等の時のニュースとしては、そんな事例が時折あることは、承知してはいる。
この永山で・・
なかなかやっかいなことが持ち上がっている。

どの部屋も退去された後、どなたも住んでいない棟で、お一人でがんばる気持ちを思うと、ちょっと暗い。
呼び鈴には一切応じない・・らしい。
ご親族でも応じられないのだと。
お買いものも、夜にでもなさっておられるのか・・
いやいや・・・
もしかして・・
悪いほうへと考えが向いていく。
テレビがあれば一日暮らせるのだろうか。
一切口もきかずに。
ご自分の出す音しか聞こえない部屋の中で。

引っ越し先がご不満なら、それ・・を言えばいいのに。
引っ越し費用がないというのであれば、それ・・を言えばいいのに。
頑なな沈黙は、何も生まないのにねえ。

テイショク

ふっと、傍らからスタッフさんが教えてくださった。
土曜日は、忙しいですね・・
定食と定植で・・と。
あれ、あれ、ほんとだ・・と、気が付く。

定食づくりのほうをお任せして、7時から定植準備。
陽射しは、まだ、幾分柔らかいとはいえ、暑い。
とにかく大仕事。
でも、花苗を種から準備する鶴牧西通いは、すべて友人まかせ。
定植準備の花壇整備も。
だから、せめて、この本番だけでも・・とマナジリを決したのです。

準備していると、ボラさんとばったり。
厨房で見るボラさんと別人か？の爽やかさで。
半袖姿。
お手伝いに来てくださる・・と。
うれしい。
おかげさまで、今回の定植は、4人編成。
なあんとうれしい！！
定植にあたって丁寧なご指導・・がジツは、あったのですが、そよ風のように聞きながしつつ、とにかくはいつくばって作業を遂行。
暑い。
途中、知り合いさんたちがいたわりの声かけをしてくださりながら見学に立ち寄られる。
ただ黙々と。
数時間の格闘。

途中抜けさせてもらって、HP更新のうちあわせに。
庭仕事の疲労感から、神経が極度に尖っていることに気が付く。
気が付きながら、うちあわせの席に。
ついつい言葉数が多くなる。
言わなくてもいいことを言ってしまったかも・・・です。
大変失礼いたしました。
若いHPデザイナーさんたちに、まず、感謝！！です。
よくできていますよ～～！！
若々しいセンスがとても新鮮。

早い！！

梅雨とはいえ、雨も降らず・・。

シェフさんの実力が遺憾なく発揮され、チームワークもよろしく次々とお料理ができていく。
お弁当の準備も、手際よく進む。
準備がしあがった頃には、三々五々ご利用の姿。
そこから脱兎のごとく・・スタート。
どんどん出る。
どんどん対応していく。
どんどんトレーが戻る。
どんどん洗う。
途中、ちょっと、食器洗いトレーが一つ二つ溜まっても、すぐ解消。
なあんと手際がいい・・
内心、にこッ！！
すごいでしょ？・・と。
しかし、シェフさんは、一言。
この程度の食器洗いの様子では、大したことないです・・と、たずなを締められる。
でも、なにもかもスムーズって、気持ちいい。
12時半には、ほぼ大波が落ち着いて、ゆとりの空気が厨房に。
早い！！
1時半には、まかないに。
なあんと早い。

日によって、いろいろな表情。
前日は、準備もでき、12時になってもご利用があまりなくゆとり。
これは、ジツは、さびしい。
気をもむ。
でも、ちょっと遅れたタイミングで、大波が。
そのまま、ずっと。
とうとう用意したもやしとキャベツがなくなり、買いに走ったり・・だったのです。
そんなに出たのかなあ・・の感じで、完売。

一日、曜日ごとの個性・・というようなものです。
地域に鍛えて頂いている福祉亭です。
保健所の「野菜メニュー店」への登録もできました。
イモ類、海藻類、きのこ類は、野菜の中にいれず、野菜が120g以上になっていること・・・が条件。
都民の6割が生活習慣病予防のためにとりたい野菜の量350gが、とれていない・・ということの取り組みです。
各野菜の重量を出すのに、ちょっと慣れが必要。
ちょっと難しい。
野菜の全量を調理しないうちに算出するのです。
やりかたのコツを早く見つけないと。

料理の名前

料理は、難しい。
やってもやっても、その先がある。
だいたい、出された料理に名前をつけなくても、家族は、食べてくれる。
福祉亭は、そうはいかない。
出す予定の料理に、名前がなければ、メニューの表示に窮する。
以前から、そのことでは四苦八苦。

愉快なボラさんシェフがいらした頃、今日のメニューは？と、問われてワタシが答えていくと、
「それは、食材の名前でしょ・・」と。
あはッ・・
そうです、そうです、そうでした。

メニューは、料理の名前をあげていくところ。
言ってくださっていることは、理解できても、肝心要の料理の名前というものが出てこない。
く・くるし～～い。
もう少し、外界に目を注いで、料理の名前というものを学び直さないと。

出される料理のイメージが、ご利用者に伝わるような料理の名前。
おいしそうなイメージで伝わるように。
名前だけでなく、おいしい料理づくりは、日々の研鑽。
工夫と努力。
久しぶりにガス台の前に立つと、料理づくりの難しさがよ～～くわかる。
これでいい・・がない仕事。
ボラさんシェフの努力の結晶。