福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

制度設計

2022-05-25 05:43:45 | 日記
看護大学の学生さんが研修にみえる。
商店街のいくつかの店舗でヒヤリング。
前日聞いていた予定時間が、どうも間違っていたらしく、外テーブルで待っていてもみえない。
同じように待機するお隣さんに時間を尋ねると、どうも1時間の誤差。
マスクのせいにしているけれど、聴力がちょっと低下気味。
ぼんやり、ゆっくり・・時間が経過をするのを待つ。
季節がジツに気持がいい。
やっと、研修生がみえる。
外テーブルに居合わせたご利用者さんが、普段聞くこともないお母さんを介護した当時のお話をされる。
介護保険制度がまだ成立する前らしく、今のようには制限のないケアをしてくださり、どれだけ助かったか、
家族が外出の時も、ケアしつつ留守番をしてくださって、それが、どれだけありがたかったか・・などなど。
仕組、制度と整えれば、サービス内容も一律になる。制約も多くなりがち。
ケアの手が、誰にでも与えられるようになるとかえって偶然恵まれたケア、個人的な幸運から遠ざかってしまうこともあるのは、当たり前。
なかなか制度設計が難しい。
有償サービスとなれば、お金が予想以上に必要となる場合もある。
お金がないからと、行き届いたサービスを断られ、なんとか自立できたご利用者さんも中にはおられる。
老いの暮らし、どの道を辿ればいいのか。
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来ない!

2022-05-24 07:12:59 | 日記
福祉亭を運営していて、何度、もう来ない!やそれに類する言葉を聞いてきたことか。
運営の中核にいると直接的に聞くこともあれば、風のように耳に入ることも。
ただ申し訳ないと思う。
起きてしまったこと、起こしてしまったこと、様々な状況が背後に。
感情を害する時、害させてしまった時、修復の糸口が見つかる時は、幸い。
見つからない時も、時に。
苦しい。
穏やかにとは、思うけれど、感情が沸き立つ時もある。
様々な経験をしていると、人間が好きと、他愛なく運営を手がけ始めた頃とは、全く正反対の感情に支配されてしまうことも。
なんと変化自在、なんと理解を超える、なんと不明・・なんと!が数えきれずに浮かぶつらさ。
でも、日々の空模様。
晴れる日、初夏の風が爽やかに吹く日、笑い合える日、そんな日がやがて来ることを待つことにする。


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申請

2022-05-23 06:25:32 | 日記
やっと日曜日。
補助金の申請を控えている。
平日は、申請書類に向き合うゆとりが起きないので、休みの日に。
福祉亭の一日一日の積み重ね。
修正が必要だった報告書もありながら、なんとか前年度の報告は、無事受理された。
さあて・・の新年度。
暦は、すでに5月も後半。
来月初めに新年度分の申請。
手慣れた作業とも言えるけれど、ファイルの整理が十分でないこともあって、まず、一通り目を通す。
前年度の報告をなんとか終えた時、新年度のためのファイルを準備しておいてある。
それはそれで有効。そうは言っても、十分ではない。
改めて、向き合う。
もうちょっと整理しないとなあ。
でも、報告が終わり、申請が終わると、やれやれの気分が大きく、また、そのまま放置。
毎年これの繰り返し。
報告書のフォームが時折、変更になる。
手慣れた頃に、新しい職員の手で、修正フォームが届く。
フォームは、より合理的に。
慣れてくれば、細部にまで行き届くフォームの合理性に納得感も生まれる。
そこに辿り着くまでが難儀。
フォームに盛り込まれている箇所や項目で、求められているコトを読み解けるまでが。
フォームの向こうの頭脳の読み取り。
分かってくれば、ジツにおもしろい。
ただ、そこに辿り着くまでが。
こちらの頭脳のへたりまでが、投影されてしまう。

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外テーブル

2022-05-22 06:43:55 | 日記
夏日に近づく外気温。
新緑が徐々に若葉色に。
ジツに気持がいい季節。
亭内には、もう誰も居なくなるような閉店時間が近づいた時間。
最近息子さんを亡くされたというかたの近況を折々伝えてくださるご利用者さん。
数日前には、元気で明るい声だったとうれしげ。
でも、前日電話してみると鼻声。
泣いていたのかと尋ねるとそう・・と。
どんなに明るい声でも、悲しくないはずはない。痛みがないはずがない。
必ず落ち込む時があるから気をつけてあげてと、情報交換を兼ねながら伝えていた数日前。
やっぱりグランマの言う通りだったと。
ワタシのことをいつ頃からか、グランマと言ってくださる。ふふふ・・です。ありがたい。
グランマかあ。
なんとか孫という存在に会えて、親としての役割からババの役割をやらせてもらっている。
ばあば、とか、おばあちゃんとか、孫が言ってくれる。
ワタシは、ババと短く自分のことを言う。
老いることに不安はないかと言えば、ないはずない。
でも、それぞれのステージで、それぞれの経験を積んで今があるご利用者さんたちの姿を拝見していると、
くよくよするまいと思う。
失敗は多い。老いを自覚することも多くなった。
でも、先輩たちに日々接していると、こんなふうに日々を凌いで、こんなふうに語らい合って、こんなふうな日々をつくっていけばいい・・と教えられる。気づかされる。
昨日は、大事に思っている先輩諸姉たちが、外テーブルの緑の光が降り注ぐ中、楽しげになにやら談笑しているのを亭内から眺めていた。
日々いろいろあるけれど、そんな瞬間が見えた時、福祉亭に自分の時間を費やしてきたことを悔いる気持はない。

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害虫?

2022-05-21 05:50:54 | 日記
福祉亭裏の植栽に亡くなった人の化身と聞いた揚げ羽蝶が来ていたのは、春の初め。
追い払うことなく眺めていたら、ひらひら舞いながら玉子を産み付ける動作。
それからひと月ほど経った昨日。
いるいる・・・のボラさんの声。
見に行くとぷっくり丸々とした幼虫が、青々とした若い葉っぱの上に。
サンショウとレモンの木にそれぞれ。
放っておけば、幼虫のオオセイな食欲に丸坊主にされてしまう。
即刻退治となる。
みんなでわいわいやっていると、害虫なの?の声。
うん??いや害虫じゃないでしょ。それは、わかる。
でも、木を大事に育てようと思えば、取り除かざるをえないし。
幼虫を大事にしようと思えば、そのまま見守るということになる。
おや?意外と難しい判断だということに気がつく。
食物連鎖の難しさ。
春が来たことを告げるように、明るい陽ざしの下ひらひらと舞う揚げ羽蝶のお母さんの姿が目に焼き付いているのに。
輪廻転生。




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