福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

明けましておめでとうございます。

2011-12-31 21:59:13 | 日記
新しい年が、みなさんによりよく、豊かな年となりますことを、心からお祈りいたします。

よい年にしましょうね。

紅白の幸子さん、獅子舞に乗って。
福祉亭も、ちょっと、まねしてみました。
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新しい企画

2011-12-31 10:02:08 | 日記
暮れの家事を手抜きしながら、福祉亭でうちあわせ。
新年早々の14日、土曜日の午後15時30分から「大人とこどもの笑顔のひととき」をすることに。
紙芝居とピアノ。

はじめての顔合わせ。
お互いの呼吸をつかむまでに、しばらく、時間がかかる。
少しずつ持っているものを出し合っていく。
福祉亭として一番出しにくいものが、出演料。
もともとボランテイアベースでの依頼。
それでもなあ・・と、何度も、胸の中で、出演料のことが、浮かんでは消える。
お若いお二人には、「出演料は、出せても数千円です」と、伝える。
不甲斐ない福祉亭。
数千円の額でも、迷う。
その日のパッとしない売上から数千円を出費する困難さを、思う。
日々の運営費の赤をさらに拡大するものでは、成り立たないし、周囲への説得力に欠ける。
それでいて、ポスター、チラシにワンドリンクと書くべきかどうかでさえ、迷う。
う~~ん。
当日、口頭で、ワンドリンクのお願いをする・・・で、軟弱なワタシは、手をうちたいところ。
それでも、なんとか、話はまとまっていき、それぞれ当日までの準備を確認。

それにしても・・と、一番気にかかったお二人の生業。
それぞれ、な~~んとか、暮らしはなりたっている様子。
それで、ひとまず安堵。

地域は、若い世代のお手伝いは、喉から手が出るほど欲しい。
でも、とにかく、生産労働世代には、最優先で、暮らし向きをがんばってもらいたい。
そうなると、時間とお金がなんとかやりくりがつく大学生か・・ということになる。
卒論ぐみさんでも、就職先がまだ・・という場合は、どうも、躊躇するものを感じるし、お相手の気分もどこか落ち着かない。

来年は、みなが笑顔でいられる年になるといいなあ~~
もともと、そのための企画。
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片付けしごと

2011-12-30 08:23:23 | 日記
大掃除の後、シランプリもできず、ぼちぼち片付けしごとをする。
毎年のこと。
午後福祉亭に。

もう、先にテーブルかけが新しくなっている!!
やらなくてはいけないことの一つでした。
いつも、いつも、黙ってやってくださり、感謝。
やるべきことが、きちんと、お分かりです。

シンク回りのアルミテープの張替え。
いつも、やってくださっていたかたが、ボラさんをやめられ何年ぶりかで、とりかかる。
なんとかでき、アルミテープを捨てに厨房外に。
「○○さ~~ん!よかった~~!!」と声が。
うん?
振り返ると、なかなか会えない知り合い。
にこにこと後ろで立っている。
手土産まで頂く。
四方山話が、ひとくぎりつく。
話をしながら、思いついたことがあり、さっそく、こちらの用向きを切り出す。
「いいわよ~~!!」と、また、にこにこしてくださる。

2月に予定している福島支援の余興。
「何かないかしら・・」
すると、出てくる、出てくる・・
民謡で、まとめてくださるという。
くれぐれも、余興が、メインでないと、念を押す。
少しでも、みなさんのお気持ちが晴れれば・・

気にかかっていたことが、一気に解決。
よかった。
年内最終の可燃ごみも出すことができました。
福祉亭裏が、ちょっと、すっきり。
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大掃除

2011-12-29 09:41:13 | 日記
朝7時から準備。
前日何も、できていない。
幾分のあせり。
福祉亭にとってと、ジブンにとって大事なものを2階へ。
えっこらしょ・・の、大型電子調理器。
これが、大仕事でした。
ダンボールの組み立てのメドがつく頃、お手伝いのみなさんがみえてくださる。
本当に、ありがたい。

お手伝いチームを、事前に編成しきらない福祉亭。
毎年、足腰がなんとかなりそうな心当たりに、声かけはすます。
高齢期のみなさん
健康に左右されがち。
随分、お断りもある。
毎年、ドキドキもの。
当日、お顔を拝見するまで、薄氷を踏む思い。
大掃除の午前を受け持つサポート隊のみなさんの心強さだけでも、本当に、ありがたいのですが、午後の入れ込みの手当ても必要。
大掃除だけは、いつものキアイだけでは、成り立ちません。

手際よく、運び出しが終わったのを見届け、サポート隊にバトンタッチ。
ワックスがけ、厨房大掃除が午前の主な大仕事。

12時再度、出向く。
厨房裏にみなさんが、出ておられ、なんとか、順調に推移しているのが伝わってくる。
よい天候に恵まれたのが、一番。
雪が降り、石油ストーブをたきながらの作業になった年もあった。
今年は、お隣のお豆腐屋さんも、同じ日の大掃除。
若い男性中心の編成。

入れ込みの予定時間にしていた3時前には、また、お手伝いのみなさんが、みえてくださる。
ふっと、孤独死されたかたの話となっていた。
第一通報者となったかた。
シルバーの仕事で、ACTAを各戸配布をしていると、異臭に気づき、念のため・・と、親しくされていた様子の、商店街のかたに、連絡されたとか。
体調が悪いと、亡くなられた2週間前くらいに、鍵をお預けに来られたそうです。
せわしなさに、3週間もたってしまったことに、気がつかなかったようです。
お知り合いの自治会のかたと一緒に、みにいかれ、警察に通報となったようです。

やっと、見えなかった部分が見えてきて、なんだか、ほっとしました。
第一通報者となられたかたも、異臭の感じを、やっぱり、表現できないでいました。
そうそう表現できる臭いでは、ありません。

なんとか、入れ込みを終え、みなさんと、ささやかな、おつかれさま。
飛び入りでみえてくださったご主人の介護をされているかたのお話で、盛り上がる。
病院の対応、担当医の一言ひとこと。
認知症のご主人との日々。
他人事ではすまされないお話に、高齢期の男性たちは、言葉少な。
ご家族が、明るく対処されている様子は、かえって、胸に響くものがあります。
言葉は力を持っています。

どのかたにとっても、幸せな新しい年がくるといいですね。
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小さな研究者と

2011-12-28 05:44:23 | 日記
ラウンジは賑やかにすみ、卒論ぐみさんと一緒。
話が途切れず、駅まで送る。
社会学ということで、様々な人間行動の分析をされている・・・らしいです。
卒論の中間提出が今週末ということで、最後の考察に取り掛かっているとか。
考察は、
福祉亭が入りにくい・・は何故か
その解決の糸口は何か
だそうです。

たまたま、前日、ボラさんと、たわいなく、入りにくいというお友だちが、同じ商店街の別の店では、元気よく、なじまれているという話となり、ワタシでも、用事があれば別ですが、ただ、コーヒーを飲む、定食を食べる・・というには、福祉亭は入りにくいという話になった。
もっとも、飲食系の店にワタシはそもそも、一人で入ることに慣れていない。
しかたなく、必要に迫られ入る時は、まず、先に、この店・・と、ジブンで、選んでいる。
普通の店は、誰に対しても、無関心なので、ボンヤリしていてもいいし、頭に入らない資料でも読んでいれば、じきに、飲食が出てきて、支払いをすませ、出ることができる。
お一人さま席というものもある。

福祉亭は、お友だちづくりを掲げているので、全体の空気がオープン。
それでいて、気が合うの、合わないの、
今日は、体調がどうも・・・、
落ち着く席はどこで、
あの席は寒い・・
と、いくらでも、理由が生まれくる空間。

かわいく手のかからない子ども好きだし、
キレイで、上品で、素敵で、お話のおもしろいかたが、好き。
辛いのはダメ、
甘いのはダメ、
硬いのはダメ、
食べにくい料理はいや
魚はダメ
肉はダメ・・と、ありとあらゆる言い分を、自由にして頂いている。

ボラさんも、ただ、料理をつくる、運ぶ・・だけでもなく、
お話に加わったり、
お酒のお相手もしたり・・・と、役割が多彩。
しかも、役割には、得意不得意もある。
その曜日のメインシェフさんもおられ、
理事さんが料理もつくり、皿洗い、食材の買出しも。
理事長さんがコーヒーもいれ、コップも洗い、お酒の買出しもされ、レジもし・・と、一人が担う役割まで多彩。

あ~~あ、よく、こんなしちめんどくさい福祉亭を10年もみなさんと一緒にやってきたもの!!
楽しい!!というかたは、役割をみつけてのびのびされている。
いったいぜんたい、肝心要のコミュニテイの再生は進んでいるのかどうか・・・というところで起きたボラさんの孤独死。
ショックでした。
発見まで、1週間は許容範囲。
それが、3週間あまりでは・・・

なんとでも言ってくれ~~!!です。

小さな研究者が、どう、この状況を整理し、新しい道筋を示してくださるのか、期待は大きいです。
でも、夜の道を歩きながら、ワタシの胸に浮かんでいたことは、何もかも、なるべくしてなっている!!という感慨でした。
流行の「想定外」を口にしてはいけませんが、描いた構想を現実の地域に投影させれば、こうなるのは、必然・・・ということばかりです。

さあて、分かることがまず、第一段階です。
福祉亭の新しい一歩は、どう踏み出せばいいのか、よ~~く、考えないと。
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パブコメ

2011-12-27 07:13:38 | 日記
パブコメが進化しているかも。
パブコメが取り入れられ、様々な施策に、市民の意見関与が、許されるようになって来ましたね。
ワタシは、まだ、パブコメで、意見を述べることは、個人では、やったことはありません。
市民目線で、語るには、なかなか難解なテーマばかりで、ふ~~~ん??と、頭がまわりきらず、終わってしまっていました。
周囲のかたのご意見は、パブコメを出しても、結局、一つずつには、お答えがないので、どうも、意見の扱われかたが、よくわからない・・そうです。
今、福祉亭前の公園の改修関連で、パブコメを出されたチームの、ほんの端っこに、加わっています。そのパブコメの募集期間はもう、終わってしまっていますが。
なんとか、パブコメに盛り込んだ市民意見の反映が少しでも、実現できるように、チームで、模索中です。
非公式のやりとりの中で、行政側のかたが、「みなさんにも、汗を流して頂かないと・・」と、たくさんの言葉の中のほんの一つのように、ぽろッと、もらされていました。

これこれ・・・
行政も言いたいことがあるようですよ。
行政の考える「汗のかきかた論」もあるかもしれません。
市民側にも、もちろん、ありますよね。

大規模団地再生のパブコメ募集が、昨日、出されましたよ。

ちょうど、ぴったりのタイミングのように、今朝の朝刊には、「全体像を見る視点の欠如」が福島原発事故調で、指摘されたと論調がのっていますね。
専門分野別に極めていくことが、時代の流れでしたが、その先にあるものを見る目が大事だったということですかね。

たかだか福祉亭の運営に手を焼く立場にいる人間が、何を寝言を!!でしたね。
今朝は快晴です。
年内最終日となる今日です。
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くるしみます??

2011-12-26 07:39:33 | 日記
自治会の歳末の資源回収が昨日。
今月は忙しく、月初めの回収日に出し忘れ。
2ヶ月分の資源が山積み。
クリスマスの日曜日。
家族とささやかなクリスマスの食事をすます。
月曜日朝には、朝で、やりたいことがある。
午後遅く、福祉亭に出かける。
駐車場の鍵を、まず、忘れないよう回す。

さてと、山積みの新聞、古紙、雑誌を運び始める。
ステーションには、まだ、少しの資源ごみ。
福祉亭から何度も往復しているうちに、他の資源ごみも出され、次第に増えてくる。
大掃除を28日に控えているので、段ボールは、とっておくことに。
2階からも、古着やなにやら。
ここ数日は、ヒタスラ、ゴミ出しをしないといけません。

ためないで、手順よくやればいいものを!!
毎年、その反省。
時々、胸に湧き上がるものもある・・・
でも、これを複数人でやるには、事前の準備がもっと必要。
準備は、それぞれが、できるところをやってくださっている。
その姿と、気配をずっと、横目でみてきたんだから、仕方がありません。
それぞれの資源を、さらに、判断して、ステーションに運ぶ。
資源が山に。
最後の牛乳やら、お酒やらのパックを開く仕事が、なかなかの難儀。
モクモクとやっていると、お隣の車の中から、
「クリスマスに、『くるしみます』をやっているの?」と声がかかる。
うるさいなあ・・
「しかたがないでしょ!」
言葉少なく、不機嫌に返事。
ほとんど無視!!
ところが、ちょっと、福祉亭の中に入ると、入り口に、当のお兄さん。
黙って、何か差し出している。
「な~に?」
「うちは、もう、いらないからさッ!!」と、頂きものらしいりんごを2個くださる。
ごめん。
不機嫌さを気遣って、りんごのさし入れ。
ふてくされているわけには、いきません。
「ありがとう!!」
やっぱり、気遣いはうれしい。
ありがとうございます。

だいたい、今年も、いろいろなかたから、随分、お気遣いを頂きました。
本当に、感謝です。
それなのに、つい、つい、ふてくされ。
なんとか、ふてくされの回数を減らします。
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地には平和を

2011-12-25 07:04:39 | 日記
クリスマスソングと共にあるイブ。
ずっと、無意識に口づさんでいた。
今年は、初めて気づいたかもしれません。
祈りの言葉にも、賛美歌にも、「平和」があることに、ふっと・・・。
「平和」と「平安」
キリスト教が誕生した時から、数千年、ずっと、「平和」と「平安」が祈のり続けられ、それがもたらされるよう、神の加護を願ってきた「世界」と「ひとびと」。
若い時は、ただ、うきうき気分。
子育て中は、ひたすら、子どもたちへのプレゼントやらなにやらに気をとられていた。
今は、「平和」と「平安」の大切さをことのほか、しみじみ実感。
歳をとるって、そう悪くはありません。

イブの土曜日。
普段は、どこか孤独を保つかのように、どちらかと言えば、挑戦的な、他のかたを寄せ付けない雰囲気のご利用者。
そのかたから、約束どおり、池上の町のくず餅が届けられた。
これを渡してくれ・・と。
それが、どのボラさんかわからない。
最初にワタシが思いついた、そのかたが出てみえる時間をお話してあった。
でも、違った。

「全然、違うじゃないか」と、責められる。
「何曜日のかたですか?」
う~~ん??と、思い出せないでいらっしゃる。
ボラさんの特徴を尋ねる。
「小さくて、にこにこしている」
小柄で、にこにこされているボラさんは、大勢いらっしゃる。
男性がプレゼントしたい・・というのだから、べっぴんさんでしょうと、こちらも、福祉亭のべっぴんボラさんを、次ぎ次ぎと、頭に描く。
でも、どうも、ちがう様子。
さらに、特徴を尋ねる。
「ほていさまみたい」と。
布袋さま??
布袋さまは、七福神の、おひとり。
???
「あの時、3人で話したじゃないか」
「あの時??3人で??」
「池上の・・・」
これで、やっと、分かりました。

いつも、控えめで、小柄なお体を、惜しみなく動かされ、つまらない噂ばなしなどせず、にこにことされているボラさん。
「あの時」は、ちょうど、もう閉店間際で、ご利用者さんもそのかた以外には、みえない時、3人で、出身地のはなしをした。
結婚されてから池上に住んでいらしたボラさんと、くず餅の、ご利用者さんが育った、昔の池上の町の話になった。
かなり、細かい描写となって、ワタシは、まったく、ついていけない話だった。
でも、ヒゲずらのご利用者さんが、思いがけず、本当に柔らかい笑顔で、楽しげにボラさんと、お話をされた。
その時、駅前の有名な、くず餅屋さんが遠いご親戚とかで、おみやげを約束された。
その約束を違えることなく。

「賞味期限が今日までだぞ!!」と、おっしゃるので、夜のニュータウンを貝取まで、向いました。
イブの夜は、こんな風に過ごしました。
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クリスマス会

2011-12-24 07:17:22 | 日記
クリスマス会と誕生会を毎年兼ねてしている福祉亭。
風も出て、寒く、みなさんの出足を気遣う。
朝早くからお料理づくり担当のサポート隊のみなさんがみえる。
飾りつけのカラオケボラさんが奥さまとみえる。
みなさん、どこかウキウキ気分。
よかった。
ワタシは、生ビールタンクの買出しやら、行方不明とわかり、そのマイクの手当て・・と、とにかく、なんとか片付けたい仕事を、すましに出かける。
福祉亭に戻ると飾りつけも、お料理づくりも、ちゃくちゃく・・・
一呼吸おくと、すぐ、三々五々出演者も兼ねるご参加のみなさんもみえ始める。

漫談、福祉亭のコーラスグループのハッピークワイア、アムールの会(男性コーラスのロマンの会に女性が加わって)、サンポーニャと鼻笛の演奏・・・と盛りだくさんの学芸会。
みんなで出て、みんなでお役のクリスマス会。
サンタさん、トナカイさんも。
写真班も。
全体を回すほうも、お料理をつくったり、司会をしたり、指示をしたり・・
右往左往。
賑やかに進行する。
♪しあわせなら、手を握ろう!!♪が一番楽しかった!!・・・そうです。
60代の男性と手をつないだ80代の女性のつぶやき♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

半期分のお誕生日のかたには、プレゼントも。
ワタシも10月なので、元気よく手をあげる。
出演者の漫談のかたも、10月生まれということで、喜んでくださる。
誰もが持つ、お誕生日。
素朴な平等感。
ささやかなプレゼントに、笑顔があふれる。

みなさんが帰られると、舞台を紙テープでとめてしまっていた!!というので、何人かが、這い蹲るようにして、はがしてくださる。
大仕事。
数年前と同じ光景。
その時、テープはがしに大活躍してくれ、その数ヶ月後、60歳で、亡くなってしまったかたを、みな、思い出していた。
きっと、また、天国から参加したくて、イタズラをしたのでしょう。
オーイ!!俺のこと覚えているか~~??って。
他にも、本当に珍しいかたも、みえていて、びっくりもしました。
なごやかな会でした。

無事終えることができました。
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すべての時は、神が・・・

2011-12-23 05:54:00 | 日記
すべての時は、神が定める・・・
突然、聖書の言葉が脳裏に浮かんだのは、卒論の大学生のヒヤリングの最中。
コミュニテイの再生の話にからんで、最近、福祉亭のボラさんが孤独死されたという話から。
人が亡くなる、その時も、すでに定められているということになります。

木曜日という日を担当しているけれど、どうも、売り上げが伸びない低空飛行の木曜日の昨今。
理事会では、曜日ごとの売上のグラフづくりを・・などと言う意見も出た。
それは、売上に責めを負わない位置にいるかたの言葉。
それに曝される位置にいれば、そんなことは、とてもじゅあ、ありません。

ゴミ出しから、トイレ掃除、床掃除、換気扇掃除、食材の買出し、諸々の会計処理から、ご利用者の苦情処理や、安否確認、シフトの全体の見渡し、ボラさんからの一言ひとことの対応・・・
ただ、ひたすら、みなさんに気持ちのよい福祉亭づくり。
これに加え、担当曜日の売上は、曜日ごとの責任・・
現実は、「責任」にはなっているのですが、数字で示し、理事会で・・となると、とてもじゃあ、ありません。

でも、やっぱり、不調のご利用に、ふっと、スタッフから
「今日も、やっぱり・・」と、弱気の一言がもれる。
「いいんです。すべて神さまがお決めになられることですから、いいのです」と、その空気を押し戻す。
傍らの牧師さんのボラさんが、苦笑い。

空気を、押し戻しながら、ジブンの慰めにしていることにも、気づくのですが。
言われるまでもなく、前日からずっと、気にしていること。
でも、それを口に出して、みなさんのお気持ちを更に、萎えさすことは、許されない。木曜日に課せられていることがあるはずだから、いいの・・・と。

忙しければ、ご利用者にも、ボラさんにも、気配りするヒマもない。
たわいない無駄話をしているゆとりもない。
珍しく、ご利用にみえた地域のお知り合いに、お声かけしているヒマもない。
だから、いいの!!・・・
すべての時は、神が定める・・なんですよ~~。
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計画づくり

2011-12-22 07:22:03 | 日記
どこの自治体も、それぞれ、決められた計画づくりや、独自の計画づくりをしている。
事業評価や、事業仕分けで、その成果が問われていく。
市民の参加ということで、委員会そのものにも、市民の参加が許される。
パブコメというもので、計画に意見が述べられる。
周囲の力のある皆さんは、パブコメに挑戦される。
委員会にも参加される。
ここ数年求められ、語られている地方自治、地方分権が、どのくらい進んだかは、ニュータウンの片隅からは、よくは、分からないけれど、情報開示は、随分進んできたのかなあ・・・?
原発がらみでは、開示不十分として、市民側の動きも活発。

スタートした福祉計画づくりの委員会での話題が、個人情報の保護のありかた。
福祉分野では、個人情報保護が、必須。
でも、それがあるばかりに、手をこまねくケースが増えてきている。
情報開示と、個人情報保護。
開示と保護。
ほぼ、同時期に、それぞれの必要から、生まれたもの。
このバランスと、運用のありかたが、地域でも、悩ましい。
匿名性の高いニュータウン暮らし。
「知る」と「隠す」
守秘義務というものもある。
『「プライバシー」の保護』は、間違いで、『「個人の尊厳」をどう守るか』が、正しい・・・と、ワタシは思う。
だからって「尊厳」って??
人としてのありよう・・・なんじゃないですかね。

お金は、暮らしが成り立つほどには、必要。
そのほかは、まずは、健康。
豊かな人間関係。
これだけ、なんとかそろえば、開示も保護も、そうそう神経質にならなくて良さそうな気がするのですが、単純な図式ですかね。
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女たち

2011-12-21 05:38:03 | 日記
70代から80代のお元気な集まりとなったラウンジ。
それぞれご主人は先に逝かれ、お一人暮らしとなられている。
いつものように、手料理で、賑やか。
手ぶらでいいのですが、頂きものがあれば、みなさんと分け合う。
余りがちなものがあれば、みなさんと頂く。

戦争の話で、また、盛り上がる。
「戦争の話はまかせて!!」と、それぞれが言う。
「終戦の時、あなたはどうしていたの?」
何度も、何度も、尋ねられる。
何度も、何度も、答える。
「まだ、生まれていません」
「あ~~、ほんと~~」と、毎回、毎回、楽しそうに笑われる。
そのやりとりの繰り返しは、また、他のみなさんの笑いを誘う。

女たちは、むか~~しから、こんな風に、たわいない話で、その日、その日を過ごして元気をもらい、元気をさしあげて、言葉にはせずとも、お互いに励ましあって暮らしていたのでしょうね。
女は、一人になっても元気・・とは、よく言われる。
でも、それぞれが、少しずつ元気を出し合っているだけ。
一人暮らしの寂しさは、お話の端はしに、伺える。
寂しさに捕まえられたら、怖い・・・だけ。
そっちを、見ないようにしているだけ・・じゃないですかね。

おしゃべりをして、それを、笑ってくれる人がいることが、どんなにいいか、何度も、何度も、手振り身振りで、話される。
良くできた娘さんも、息子さんもおられたとしても、一人暮らしの寂しさの隙間は、なかなか埋められない。
今をよしとして、もてあますような自分の時間を、なんとか過ごしていくより、しかたがないだけなのです。

ラウンジも、そろそろ終わる頃・・
花苗を家計費からやりくりし、土と触れること、花を育てること、少しでも、地域のみなさんに楽しんで欲しい・・とされている花壇がある。
お花が少しでも見栄えがするようにと、これも、家計費からやりくりされて、つい最近、ガーデニングレンガで、花壇を飾られた。
その花壇のレンガが、倒されているの!!と、悲鳴のような声の報告が入った。
もう、すっかり、日も落ちている。
明日にしたら・・・
うん、明日にする・・と。

ラウンジが終わって、レンガを見に行く。
あ~あ~あ~・・
手で、うまくはいかないけれど、応急処置。
少しでも、心の痛みが軽くなるように。

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まなざし

2011-12-20 06:47:23 | 日記
午前は、市民評価。午後は、べるぶゼミ・・と、お留守番役が若人塾だったので、なんとか、大事な一日を、過ごすことができました。
その後、ゼミのみなさんと忘年会。
本当は、忘年会も失礼したいぐらい、夜は、大事な仕事を抱えていた。
関わる会議の素案の修正締め切り日。
でも、締切日と指定された日は、あと数時間ある・・と、誠実な友人たちとの会に、かなり遅れて、出かける。
80歳の友人が、さらに、2次会にと。
「話がしたい」と。
誠実な友人たちは、ほとんど残られ、2次会に。

こんな一日を過ごすうちに、福祉亭で、育てられた「人」というものに対する「まなざし」が、以前とは大きく変化していることに気づかされた。
以前は、好きか嫌いか・・それが、最大のものさしだった。
ずっと、以前は、キライなら、その後は、ず~と、さりげに避け続けて過ごしていれば地域での暮らしは、平穏に流れていた。
福祉亭は、キライでも、ニガテでも、その人とおつきあいをせざるを得ない空間。
しかも、ほんの一瞬でも、表情に否定的な影を出してしまうと、大騒動になってしまうので、「一瞬」に神経を払う。
一瞬の自分の感情に負け、失敗も多い。
そんな福祉亭と、手がけている市民評価は、「人」という存在へのまなざしを、大きく鍛えてくれた。
哲学書のワンフレーズ、宗教講話のワンフレーズ、民間にある様々な教訓、ふっと、もれ聞く大先輩たちの言葉と姿・・・それぞれが「人」というものをよく表現していた。

福祉亭は大したところです。

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本門寺のまち

2011-12-19 06:10:17 | 日記
日曜朝からの講座。
しかも、10時開講と思って、ふっと、気づくと、9時。
ヒエ~~!!
家事も放ったらかしのまま、出かける。

数年前、一度受けたもの。
とにかく、ワタシの脳みそには、なかなか落ちない難解な話。
内容がどのくらい変わったかと、現状がどうなのかを、知りたい・・ということもあって受講。

相変わらず、ワタシには難解な講義内容。
でも、事例を頭に浮かべながら聞くと、幾分、理解が進む。
講義録は、立派なもの。
現場で、携わる社会福祉士さんの講義は、午後ということもあって、途中眠気に襲われたりなんだり。
でも、最後の頃に、「達成感を求める傾向の強い人は、向かない仕事です」「ずっと、関係が終わってからも、あれで良かったのかと、自分に問い続ける仕事です」と、生の声。
そのかたの権利と日常を支え、そのかたの望む暮らしを地域で、構築し、そして、見送る仕事。
そのかたの尊厳を守るもの。
なかなかの仕事です。
それでもこの10年近くの間に、40例経験されたということです。

福祉亭にみえるかたのハナシということになると、蓄えは、老後のなにかしらの安心のためのもの。
それをどう、バランスよく使い、望む暮らしを地域で、送って頂くか・・・
今も、これからも、なかなか・・・ですね。

出かけたまちは、本門寺を控える。
お寺を中心に広がる様子が伺える。
昭和レトロ。
記憶の中の街の本屋さんや、コーヒー屋さん、お煎餅やさん、蕎麦やさん・・・
懐かし~~い。
そんな街に住むみなさんは、ニュータウンより、ゆったり歩いていらっしゃいました。
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福島支援

2011-12-18 06:31:45 | 日記
八王子の学園都市。
な・なんですか・・それって??
「学園都市」そんなことも知らない多摩のおばさん暮らし。

さわやか財団がずっと、都内で、福島支援を行っておられる。
多摩地域でも、是非!!ということで、八王子まで出かける。
覚束ないカン?を頼りに、なんとか辿り着く。
八王子が、「都会」で、びっくり!!
学園都市は、東急スクエアの上階にあった。
まだ、9時前なので、スクエアみたいな商業施設は、閉まっている時間だから・・・どこから入るの??と、うろうろ。
閉まっていると思った入り口に入って行くみなさんがいて、なるほど・・と、同じように。
12階。
それも、どうやって行くの??
守衛さんに尋ねる。

もう、関係者は、お集まりで、会場設定中。
復興支援機構の職員・弁護士・行政書士・技術士・・・・と、専門家集団。
ワタシは、はしっこで、お手伝い。
時間になると、三々五々、福島からの避難家族のみなさんが、みえる。
子どもさんから、ご高齢者まで。
行政市は、様々。
八王子市に避難ご家族の人数が固まっているようなのですが、意外と、近隣市からのご参加が多い。
復興関連の様々な書類提出と、そのお手伝いの話。
除汚の話。
その後、専門家のみなさんが、ご相談に応じる。
それと平行して、茶話会。

ご高齢のかたとお話する。
震災の時、持って出たのは、携帯だけ・・と。
娘さんのところにご夫婦で、身を寄せておられるという。
「女房は、認知症なんだよ」と。
年金機構で、身分証明を出してもらい、助かった・・と。
別のかたは、
毎日、毎日、やることがない。
窓の外を見ると、故郷と同じような畑の風景。
かえって、それが、寂しい。
散歩に出ても、人に会わない。
畑仕事がしたい。
でも、いつ、戻るかもわからないので、畑を借りるということもできない・・と。
また、別のかたは、
団地のみなさんが、大変よくしてくださり、ありがたい。
なにもかも、平等なの・・と。
ただ、やっぱり、何もやることがなくて・・・
○○の町の人と会えるかと思って出てきたんだけれど、いないね。
お父さんが、やることがなくて、毎日、落ち葉を掃いていた。
でも、落ち葉も、近頃は無くなって・・何も、やることがない。
なんとか、最近、仕事が見つかったから、よかったけれど・・・と。
その傍らで、何も、おっしゃらない「お父さん」が、ケーキをうつむき加減に、めしあがっておられました。
こんな風にも、
「都会のみなさんは、挨拶しないのね」
「田舎では、会えば、どの人とも挨拶するのが、当たり前だったのに」と。

学ぶことが多い。
コミュニテイというものが、どう形成されていくものか・・が、よ~~く、わかります。
そして、暮らしの平安というものが、どこにあるのかも。







コメント
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