大掃除って捨てるってことでしたね。福祉亭関連の記録として何を残していくか。考えている時間がないので、そのまま数年。時間とともに価値を失う情報と、その時はさほと重要とも思っていなかったぺーパーが輝きを増すことも。とはいえ、廃棄処分はどこかすっきりするからいけない。やり過ぎもよくない。一枚のペーパー、一通のメール、一冊の報告書・・それ自体と、それに繋がるもろもろに価値を付加する。最後はいつも時間ぎれか、投げやりになるか。今日は一年の時間ぎれ、大晦日。これがあるから、どれだけ救われるか。
いきいき新聞1月号の原稿づくりは担当のみなさんのご努力で進めて頂いている。あと残っているのは・・、日々の福祉亭記録づくり。毎年どうも越年仕事にして頂いているようす。理事長さま、ありがとうございます。これが大仕事なのです。それから、利用調査の下データづくり。これは、お正月休みの大仕事で、余さんが。後は会計の整理と、謝金の一覧づくり。こちらは、とりかかればなんとか一日仕事なのですが・・。丑年もあと残り2日。TVはもう、さかんにお正月モード。なかなかそれに乗れないワタクシたち。それでも、自分の気力さえフルイ立たせれば、なんとかなるのが日常とのチガイ。
大掃除のゴミ処理と年末最終のゴミ収集に合わせて福祉亭に。まだご用納めでない事業所や用件の電話が入ってくる。まだ、まだ、仕事中。生活サポート隊も在宅の大掃除に入って仕事中。ご依頼者がなんとか寝られる空間ができたとか。それって?ハナシを聞くとプロの清掃業者が入ったが、なにもかもやりっ放しの状態で終わった様子。清掃代も高額。関わった民生委員さんもご心労。包括が最近、介護保険関連だけではなく、ご高齢者の生活全般のご相談に応じます。24時間対応します。と聞いたばかりだが、どうも、不慣れで、十分お役に立っていないよう。スタッフが3人しかいない包括に総てを任せるのも無理な話だが。地域のご高齢者の生活は多様で、良質な情報をどれだけ持ち、良心的な事業者とどう連携するかでしか、お一人お一人のご相談ごとは解決できない。地域も事業者も、それからご家族も、ご高齢者のつぶやきにもう少し注意を注がないと。それぞれの限界とできることの持ち寄り。連携しかない。
お天気に恵まれ、なんとか大掃除を終えた。福祉亭のありとあらゆるものが外に出された。トラック何トンぐらいになるのか。生活サポート隊を中心に学芸大の4年生、地域のお手伝い2名、理事長。そのうち若いグミは2人。ワックスがけのかたも普段は6丁目で飲食業。素人ばかりの集団で取り組んだ一日。様々なものが磨き上げられる。昨年はできなかった壁も。たいしたもの。午前ぐみがにぎやかに帰宅すると、午後も予定より早く作業が進み、入れ込みは地域の体育会系。走友会、テニス、サッカー。テーブルの上に荷物が置かれていても2人で運び入れてしまう。しかも、ご自分の荷物は背中に背負ったまま。身体も普段接しているご高齢者に比べると、ひとまわりもふたまわりも大きい。みごと!でした。その後の片付けも駆けつけてくれたご利用者や友人で手際よく進んだ。友人は最近呼び寄せたお母さまの引越しの経験を問わず語りに。それは、こちらの要領の悪さのハンセイにもなる。経験を重ねることがどのくらい大事か。仕事もそろそろ終わる頃、いつもこの時期に届けて頂く年越しのお蕎麦も忍野八海から運んでくださり、感謝と共に頂戴。クタクタという言葉でしか表せない一日が、どこか満足感と幸福感。
今日で最終営業。明日は大掃除。8時には集合してくださるサポート隊のみなさん。午前担当。店内の大荷物を詰めたり、運び出したり、それから厨房の大掃除に取り掛かってくださる。ワックスがけが始まると、午後はずーと待ちが続き、早ければ3時半頃には大荷物を入れられる。例年のことで、オオザッパなシミュレーションはできてはいるが、とにかくお若い集団ではない。なんとか無事に怪我のないように。それだけが気がかり。年の暮れの天候はいろいろで、雪の日もあったり。おもしろいのは店内の荷物が総て商店街のアーケードに出るので、フリマですか?と尋ねられたり、閉店するのか?と尋ねられたり。慣れない通行人はみなイブカシゲ。慌しい中でのひと時の笑いを提供してくださる。いろいろイザコザの起こる福祉亭だが、大掃除の日はなぜか、みな、明るい。おもしろいのかなあ。些細なことをウダウダ言ってられない日だからかなあ。だからと言って、一年中大掃除しているわけにもいかないのですが。お手伝い大募集中ですよ~!
弱々しい声の電話。風邪でも引いたのかと不安になると左腕を骨折!と。え~!暮れの掃除をしていて落ちて骨折し、7針ぬったという連絡。あららら・・。ず~と週三日もお手伝いしてくださっている。誠実な働きぶりと穏やかなお人柄でどの曜日でも波風を立てたことがない。常日頃から「あんな方は願っても他にはいない。大事にするように」と言われていた。みな甘えてしまって、大事のしかたがどうだったのか。最近、別の腰痛もちのかたが再発し、どうかなあと思っていたら、そちらは大丈夫となり、安堵した矢先。○○長さまも歯を抜いてから治療が進まず・・・。ワタクシは膝痛。インフルエンザはまだまだ、これからだろうが、みなさん注意に注意をしていてかかってはいない様子なのに。寒い時期は故障が多く、コタエル。今年の冬はまた、例年になく寒い。温暖化じゃあなかったの?
さあ今年もあと3日。早い早い。昨日は福祉亭はちょ~満員!みんなで盛り上げ、楽しんだ。理事長は準備やら挨拶やら、スタッフへの気配りやらで大忙し。福祉亭3姉妹は朝の買出しやら、室内の飾りつけやら、司会やら、挨拶やら、指示やら。毎年50個ほどのプレゼントをひとりで袋詰めしてくれるスタッフ。室内の電飾をハデ~に飾りつけ、その後はサンタさんに変身するカラオケボラさん。いつも赤字になってフ~の会計さん。今年はどう?チョウでかいケーキをマックス48に切り分ける名人さん。コーヒーは任せろと構えを崩さないボラさん。美人ぞろいで働きもののサポート隊も裏かたで大活躍。高事協の助っ人はいつもながら写真班。てんやわんやの福祉亭。みんなで大慌て、みんなで大笑いの一日でした。
今日はクリスマス会と誕生会。誕生会は年2回。高事協からのクウキ盛り上げ組みのお笑い系や演奏系やら、普段の成果を披露される。福祉亭で企画する唱歌やフラの参加者も参加される。みなさんと盛り上げつつ、交流を楽しむ。発表エリアも作るので、いつもより狭い空間となって30~40人のお客さまでいっぱい。スタッフは壁にぴたっと張り付かなければ立つ場所もない。でも、それがおもしろい。日常の抱える仕事をひと時忘れる。ところがそれで大失敗した年もあった。もう亡くなられた方たちの思い出も折々よぎる。よい年越し。
福祉亭に海外からの視察があるって言ったら驚きますか。記憶の中では中国2例、アメリカ2例。昨日はタイから。モチロン福祉亭だけのためにということではない。タイと交流のある恵泉のみなさんと。「福祉亭」というものが海外の研究者たちのお役にたつのかどうか。チェンマイ大の研究者で、ご自分もNPO活動をしていると。やりとりの中で、高齢者というものに対する認識が「豊かな生活の知恵を持つ存在」「若い世代と交流することによって生かせる」と。通訳を介しての会話と、寒さもあってお疲れの様子で、やや無表情な印象を受けたが、ご自分のお母さんのお話も出された。お母さんの話でなにか先生につながるタイという国とみなさんの生活がフッと引き寄せられた。
福祉亭の現状を把握する作業に取り掛かることに。積み上げる項目はほぼ決まったのだが、慌しい日常をどうやって記録していくのか、難解。感覚的にとらえている日常の数値化。オオザッパな数字は既に記録しているが、細部になるとたじろぐ。日常をどう意味のある記録とするか。福祉亭としても取り組み、積み上げたいものではあるけれど、福祉亭の一日はひとり一人のご利用。一日50人程度のものではあるが、スタッフの動きはめまぐるしく、多様。しかも、ご利用者から求められれば即、対応しないわけにはいかない接客業。今あるものの集約程度のものでなければ続かない。無い知恵の絞りどころ。
12月はお酒がいつもにまして友となる。毎月開いているお酒の会が昨夜はダンスパーテイ。ギターとハーモニカを演奏されるかたが「ひとりバンド」。洋物から和物までレパートリーが広い。その伴奏でみなさん日頃ご趣味のダンスを披露される。80代は4人。福祉亭開設前からお付き合いのある80代。いつも会の中の若ぐみの女性を横に、楽しまれる。ワインがお好きでこの会のワインを調達される80代。ご夫婦で80代。もうお一人は初参加。奥さまと地域でダンスを楽しんでいらっしゃる。昨夜は体調がお悪いとかでおひとりで参加。それぞれ、見事な年の重ねかた。後を追う70代60代も元気づけられ、勇気づけられる。日頃は体調が・・とヘボヘボされたり、グチっぽくなられたり。昨夜はどのかたもイキイキ。いつもの12月のようにダンスパーテイができてよかった。
何か課題があり、やる気、タイミング、人に恵まれた場合、様々な補助金へのチャレンジが続く。福祉亭も数年前はドンドン(?)いこうかと。幸か不幸か、東京都いきいき事業と東京都ミニデイ事業、市民提案まちづくり以外は選外。その意味を時々振り返り、選に入った活動に注目したりもする。優れた社会実験と報告があがっていく。が、地域はその後が気になる。実験の後のカタチ。カタチをフウケイにまで成長ないし、持続させるにはエネルギーと時間がいる。福祉亭の強みでもあり、弱みの、人件費がかからない、かけられないが良くも悪くも事を左右する。しかも、それぞれの補助金の要綱の中で、人件費の位置づけは低い。せいぜい講師料程度。組織の外に補助金をまわす仕組み。そこがクルシイ。そこをバネにできる事業が成果として地域、或いは、世の中に残るようなカンジ。昨日もその関連のご相談があった。う~む!ただ、相談業務でみえて、一緒にお話を聞かれた民生委員長さんの提案「条例づくり」は興味深かった。
未明の栃木の地震。じっと治まるのを待つ数秒か数分が長い。新宿ホームレスの歳末支援物資。それを必要とするみなさんが100人を越えるとか。毎週増えていくと。なんとか暖かいところでみなさんと一緒に過ごせていることがありがたい。「夢」ではなく、「希望」が語れる日本がいい。地域を耕し、種を蒔き続けることが重みを増している。昨夜は小さなクリスマスの集まり。集うみなさんはどなたも明るい笑顔。福祉亭で初めてつながったみなさん。二ュータウンは街並が画一、人は千差万別。あまりに「ちがい」があり、それを越えられる者と越えられない者が。「小さな輪がいくつも」が結局のところ気持ちのよい地域、集まりとなるよう。それがいいかどうかは別。現実はそう語る。ただ小さな輪を行き来するかたも。確実にクウキをかき混ぜてくれている。その力に頼る非力な福祉亭。
寒い。暮れが近い。知ってますか?カブは土から出ているということ。白菜は細かいトゲを持つということ。9月に開墾して、蒔いた種がそれぞれ収穫期。昨日は落ち葉を集め、堆肥づくりも。参加者の笑顔が明るい畑づくり。堆肥づくりには枯れススキが大事で、イチョウの葉は窒素が多く向かないけれど、でもね・・云々かんぬん。花の世界とは全然ちがう野菜づくりのおもしろさ。ブームらしいけれど、これなら、みんなハマッテしまう。ちょっぴり収穫も。カブも白菜も大根もみんな豊かに個性的。大根は頭、真ん中、しっぽと味がそれぞれ。白菜も白い茎は甘みがあり葉っぱは苦味。葉はまだ巻かないけれど味はイチニンマエ。農作業とまでもいかない作業の後はみんなでお茶。ゆったり流れるイヤシの時間。