福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

傾聴

2019-09-06 05:39:16 | 日記
そろそろ夏の疲れが出てくる時期に。
そのせいか、ご利用は、低調。
低調は、運営上は、ちょっとサビシイなあ・・と拍子抜けではありますが、
ご利用のみなさんは、なんだか、せかされることもなく、の~~んびり。
おしゃべりされたり、新聞読んだり。

ご利用が少ないと、入ってみえるかたもおられます。
久しぶりにお目にかかったかたも。

スタッフもなんだか手持ち無沙汰。
そんな一日が終わる頃、
ご自宅の階下からの振動で、体調を崩している・・というご利用者さんがみえました。
どれだけの振動か・・どれだけの苦痛となっているか・・を一生懸命お話してくださいます。
ずっと続き、長いので、身を入れて聞いていられなくなりました。
何度も、時計を見ては、閉店時間ですから・・と告げられるかどうか迷いました。

そのかたの苦痛のお話は、聞いている側にも、ジツは、クツウを覚えるもの。
お相手の目の中に、吸い込まれるような感覚。
次第に、微かな吐き気。
もう限界・・と思えて、終いの作業を始めて、どうぞ、閉店ですから・・の合図をさりげに送ってみたり。
でも、お相手のエネルギーは、落ちず、立ち上がってからも、ずっと、お話が続くのです。

傾聴ボラが、苦手。
聞いてさしあげたい気持ちは、あるのですが、身体が、反応してしまいます。
どうやって、相談業務に当たられているのか、今度、ご専門のかたに聞いてみないと。
そよ風のように聞き流す・・とか、よく聞いてはきましたが、とてもとても。
病んでいる心の苦しさは、わかるのですが、そんなかたほど、眼力(メジカラ)が強いのも、聞く側を疲れさせます。

コメント
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