福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

ハロウィン

2016-10-31 02:03:21 | 日記
世の中は、金曜日から3日連続のハロウィンとか。
ニュース映像は、楽しげな、そして、ちょっと、気持ちワル~~のみなさんが。
仮装は、楽しそう。

むか~~し・・・高校時代。
運動会で、仮装行列をやったのが唯一の仮装。
アメリカ映画のヒロインだったなあ・・
力が入ってたなあ・・・
同学年の女子31名の仮装。
男子校が門戸を開いての女子組。
だから総勢600人ほどの一学年の中の少数派。
大事にされたか?って問われれば、わが高校の運動場をはさんで、その向こうには、女子高がド~~ンとそびえ立つ配置。
だから、バ~~ツ!!
学校祭の時には、女子高と化していました~~。

福祉亭も、ハロウィンにすればよかったかなあ・・。
なんだか、どうも勢いに欠ける不発のカラオケ。
でも、なんとか三々五々お集まり。
亭内の人が増えてくると、室温もあがり、盛り上がってきました。
用意した食事も、ほぼ、完売。
メニューは、おでん。

寒くなってきましたねえ。
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トツゲキ

2016-10-30 07:12:41 | 日記
今日は、なんだかヒマですねえ・・・
そう言いつつ、ファサード側を眺める。
うん??
ぞろぞろ・・と、女子の列。
うん??
首を伸ばして見る。
その列が、福祉亭前に止まる。
あっ!!
気が付く。
毎年、この時期、トツゲキで、福祉亭を訪問される女子大のみなさんが、おられる。
あわてて、玄関に出ると、案の定、列の先頭には、旧知の先生のにこにこ顔。

昼時。
チャンス!!
お食事を勧める。
はい!!
人数は?
13で・・と。
お~~~!!
厨房に引き換えし、定食の残り数を確認。
十分あるという。
そこで、どうぞ、どうぞ!!

店内は、三々五々のご利用。
一テーブルに、まとめるには、ちょっと難儀。
外で・・と、瞬時の判断。
出してあったフリマ用のテーブルの品物を片づけ、さらに、ぼろいテーブルを二つ。
椅子は、店内のものを運びだす。
なんとか、完了。

大学2年生のニュータウン巡検だそうです。
へ~~!!
巡検ですか~~!!
食事のあと、ちょっと、おせっかい。
学生さんたちの出身地をそれぞれお尋ねすると、新潟から、香川、茨城、群馬と多彩。
近隣は、相模原、川崎、それから23区のいろいろ。
大学というところの良さの一つ。
明るい表情のみなさんに、心底、がんばって!!のエール。
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接点

2016-10-29 06:07:05 | 日記
高齢期ひきこもらないように・・って、福祉亭は、居場所づくり。
でも、やがてその先には、お身体の不調による外出がままならない暮らしが待ち構える。

雨で出足があまりよろしくなかった定食時間帯。
夜になって、電話。
いきいき新聞の原稿のこと。
近頃、外出ができていないご利用者さん。
80代。
あいにく来客中。
かけ直しします。すみません・・と詫び、一端電話を切る。
なんとか、一つの生きがいとしてなってくださるようにと、ずっと励ましつつきている。
ワタシたちの気持ちを汲んでくださって、毎月、俳句をお寄せくださる。

来客とのお話もすみ、みなさんお帰りに。
遠く仙台から。
加齢経済学がご専門の大学の先生。
お~~~!!
かれいけいざいがく・・・かあ!!と、その言葉を反芻しつつ、知らなかった用語に出会って心底驚く。

次の日の食材の調達がまだ。
雨足が激しくなって、訪問客さんの車で出かける。
高級車。
食材の値打ちがあがりそう・・でしたよ。

福祉亭に戻ると、電話がちょうど切れる。
しばらくすると、また、電話。
数日前の頭痛薬のお礼。
騒ぎ立て、申し訳なかったです・・って。
福祉亭の常備薬が効いた・・と。
それは、よかった。
外出ができなくなっておられる90代さん。
唯一のチャンネルが、電話。

社会との接点の保持。
大事。
ボランティアなんて・・そんなこと・・と思うみなさんもおられるでしょう。
でも、活動に参加するってことは、社会との接点なのです。
どれだけ、人という存在が、社会的な存在であるかを実感する意味で、大変大事。
そして、その接点を失いつつあるみなさんが地域におられることを知る・・ってことも、ボランティアのありがたさです。


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職場体験

2016-10-28 05:35:31 | 日記
の~~んびりした中2の3人組。
職場体験中。
のんびりが、かわいい。
それでも、職場体験となれば、遊ばせていては・・
気を使いつつ、ボラさんたちにも、気を使う。

手慣れたボラさんがおやめになり、木曜チームがまだ、こなれていない。
ワタシのお役は、結局、総監督兼シェフ・・これは、ちょっと難儀。
途中で、シェフ役を交代させて頂く。
やっと、やれやれ。
心に余裕。
しかし!!
途中交代だったのが、やっぱり定食の出来上がりに影響。
しょっぱ~~い!!
煮物が・・
せっかく、群馬から送ってくださったこんにゃくが。
それから、かぼちゃが。
ざ~~んねん!!
醤油も変わったしなあ。
かぼちゃは、しかも、柔らかいと固いが、入り混じって煮あがってしまった。

色をみて気になりながら、確認しているゆとりがありませんでしたね。
忙しさで、盛り付けのかたも気付かずじまい。
ボラさんの小鉢にたまたまついていたかぼちゃだったのが、幾分幸い。
お箸が、通らない!!
え~~!!
つまり、その一かけは、煮汁に浸っていなかった・・ということです。
いや~~、すみませんでした!!ねえ。

中学生の職場体験ではなく、ワタシの職場体験・・・では、10年選手失格。
O型の大雑把だからねえ・・って、言い訳すると、なあ~~んと、ボラお姉さまたちもみなさんO型。
O型のせいにしないで!!って逆襲がありました~~。




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早朝

2016-10-27 06:46:59 | 日記
両親がそれぞれいき、早朝の電話コールにびくつくこともなくなった。
ところが、今朝、コール。
外は、まだ、明けきっていない。
半分眠った頭のまま電話をとる。
ショートから戻られた90代さん。
お嫁さんに電話して欲しいと、かぼそい声。
どうしました?って、尋ねても、電話して欲しいと言われる。
身支度して伺う。
昨日の福祉亭のお弁当が手つかず。
昨日から頭痛がして・・
薬がない・・と。
福祉亭に家庭薬がある。
それをとりに。
オブラートに包んで・・と。
なんとか飲まれる。

オブラートは、昔のまま。
子ども時代、オブラートに包んで苦い薬を飲んだこと・・
オブラートで遊んで、しかられてしまったこと・・
思い出しながら、目の前の状況を見守る。

結局、ケアが、24H体制になっていない。
紙おむつもぬれてしまっている・・と。
さてさて、ワタシができるか??
パジャマと、紙おむつを、所在を伺いながら、揃える。
おむつ交換なんてことは、もちろん、ご本人が遠慮される。
また、電話して・・と。
時計を見ると、最初の電話から1時間経過。
でも、まだ、早い。
でも、出勤してしまうから、電話して・・と。
もちろん、結局、電話。
ここで、ワタシのお役は、おしまい。

学ぶことが多い。



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圧迫骨折

2016-10-26 06:01:50 | 日記
ボラさんが圧迫骨折。
背中が少し曲がり始めたなあ・・って、ちょっと前から思ってはいた。
同世代のボラさんからも、言われたって、その時は、にこにこしながらお話してくださった。
穏やかなご性格。
福祉亭の最初期の頃からのおつきあい。
週2日午後の片づけにみえておられた。
シフトの手当もしないとなあ・・

火曜日チームに、お弁当をつくってもらって、夕方、お見舞いに。
チャイムを鳴らしても出てみえない。
うん??
ベランダ側に回ると、洗濯物が干してある。
とりこんでない・・
量が少し多いなあ・・
でも、小雨模様だから、戻られるおつもりだよねえ・・などと、憶測。
もう一度、伺うのは、無理かなあ・・と、お弁当をドアのノブに。
ノブには、もう、別のレジ袋がぶら下がっていた。

福祉亭に戻って、電話番号を確認。
夜、電話。
でも、出られない。
念のために・・と娘さんのところに電話。
明るい声。
お母さん思い・・って、以前から伺っていた。
年のせいです。
圧迫骨折って、知らない間骨折ですよ・・って言ってくださる。
洗濯物のことを伺うと、午前中見舞った時に、私が洗濯をして、その後、干したのは、母です・・と。
腰から膝辺りまでの痛み・・と。
様子が分かって、少し安堵。
お弁当のこと、保険対応か??のこと・・などお話しさせて頂く。
大した保険ではなく、通院手当程度のもの・・ということも。

圧迫で、2度入院されても、お元気なかたもおられるけれど。
ラウンジのメンバーも、圧迫だし。
近頃、圧迫骨折で・・って、聞くことが、多くなっている。
女性ばかり。

11月の第2週土曜日、骨密度測定を福祉亭でやりますよ~~!!
ころばぬ先の杖・・で、測定してみましょうね。









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つぶやき

2016-10-25 06:19:24 | 日記
10数年の歩みの中で、的確な有識のアドバイスもあり、なんとか力がついてきた市民評価。
答申書の報告に出向くと、市民目線という点では、専門的過ぎるのでは??と質問が出る・・・という報告が委員会で。
このご指摘は、これで、2度目。
市民が、いつも下位に位置していなければいけない・・ということでもないとは、思うのですが。
専門となると、間違いは許されない世界・・ですよね。
でも、委員会のまとめ段階では、かなり、初歩的なミスの指摘が続くし、感想レベルの意見が並ぶ。
なんとか、答申の形がとられている程度のもの。
使う用語がちょっと、一般的な目からみると、聞きなれない・・とは、言えるのですが。
ここは、確かにカイゼンの余地ありでしょうかね。
しかし!!
世の中には、しっかり意見ってあるものです。
市民に欠けがちな分析能力の視点から言えば、的確な作業工程と言える・・という意見も出されたという。
そして、インフォーマルサービスの活用の位置づけをしっかりしていくよう提言する・・と。
やった~~!!
小さなつぶやきが、届けられていく場面だったのです。

もっと地域に、得たものを、広めるように・・という意見もあったそうです。
これは、まったく、そのとおり。

インフォーマルサービスの担い手養成は、地域にとっても、喫緊の課題。
担い手の主役は、市民なんですよね。
ぼんやりしていては、お役が務まりません。
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休日

2016-10-24 03:36:55 | 日記
月曜の準備に出かける。

近隣公園には、親子づれが一杯!!
休日を楽しんでいる。
お~~~・・・!!
すごいじゃない!!

そお言えば・・
スポーツ公園って言っていた号棟側のミニ公園。
ここにも、朝から子どもの声。
遊具は、ブランコだけなのに。
楽しそうな声と笑い声が響いてくる。
スーパー裏手の黄色の滑り台。
これも、人気。
よく子どもの姿を見かける。
数年前の大規模団地の再生会議で、オアシスって、表現されていたその絵姿が、そのまま地域にできあがっている。

若い世帯が増えているのですかねえ・・???
団塊の子育て期に比べれば、どこか迫力に欠ける子ども人数ではありますが、なかなかのもの。
近隣の幼稚園の運動会の時の見物人の輪は、びっくりするほど多かったですよ。
トラックの後方の校庭には、テント村が出現していましたし。
へ~~・・・
若い世帯の楽しみかたが、変わってきているのでしょう。

そう言えば、オリンピック・豊洲騒ぎで、いつの間にか、再生や建て替えバナシは、影を潜めてしまっていますねえ。
結局のところ今、どうなっているのやら。
建て替え予定地は、雑草と溜まり水。
誰も気にも留めていない??ような空き地と化しています。
建て替えバナシと共に、一時転居の障害者団体のスタッフは、すっかり新天地の環境に慣れて、このままでも・・などと冗談言ってます。
期限は、オリンピックまでに・・だったんですがねえ。




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笑顔

2016-10-23 06:51:26 | 日記
商店街のお姉さんと一緒に、前日、むくれたご利用者さんが顔をみせてくださる。
お姉さんにご馳走するから・・と。
でも、お姉さんは、仕事中・・と帰られる。
お姉さんには、目で合図。
ありがとう!!って。

この支え、連携があると、地域は、気持ちのいいものになるのですよね。
高齢期のココロの筋肉は、いつの間にか、固くなって、柔軟さを無くしておられます。
そして、なんだか、人生の様々なご経験は、いつのまにか、どこかに遠のいてしまって、子ども時代に戻られています。
そんな高齢期のみなさんを支える最強の・・いや、最強じゃあないかもしれませんが、心強いメンバーが商店街に到着。
引っ越してこられました。
包括の若手。

前日やっと内装が終わったばかり。
昨日は、朝早くから、掃除に入っておられた。
お弁当の注文を頂いて、福祉亭も大張り切り。
ちょっと、実は、色味が出なかったのですが、小豆ご飯で、お祝いの気持ちをお届けさせていただきました。
めったに小豆ご飯をしないので、お米の量と小豆の量のあんばいがうまくいかなかったのです。
ごめん!!

厨房は、時間に間に合わせなくてはいけないので、いつも以上に、一生懸命。
お弁当づくりは、手がかかるのです。
やれやれ・・と、できあがって、お弁当をスタッフと一緒にお届けする。
商店街を並んで歩くと、自然に、気持ちは、浮き浮き。
高級とりさんたちに、500円じゃあ、安すぎるんじゃないの?などと、軽口も。
あはは・・
到着。

初めてみる店構えは、木をたくさん使ったつくり。
へ~~・・素敵!!
包括さんたちは、フローリングの床に座り込んで、どのかたも開店準備に懸命。
常日頃から見慣れたお顔ぶれ。
これから、毎日会える。
うれしいなあ・・・


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おっと~~・・

2016-10-22 06:21:48 | 日記
一気にご利用がピークになる昼ごはん時。
厨房は、ひたすら追われる。
ふっと気が付くと、ファサード側から手をふって、来い・・と合図。
うん??
店内を抜けて外に。
ご利用者さんが、むくれている・・と。
うん??
どうしました?

目を三角にして、お怒り。
聞いてみると、おやおや・・・
なだめる。
でも、ダメ。
何事か?と、商店街のみなさんも注目。
私に、席を譲ってくれなかった・・
私には、定食が出てこなかった・・と。
そして、私は、普段から、他のかたには、こう対している・・・
それなのに・・・と。
そんなこと言ってないで・・・と、慰めつつ、お詫びしつつ・・どうぞ、どうぞ、ご用意しますよ・・と言う。
いくら言ってもダメ。

実際は、そのかたの定食は、いったんご用意したのですが、とりけし・・として、フロントからまわってきていた。
その原因を究明しているほど、ゆとりのない厨房でしたから、そのまま止め置かれたのです。
それを話してみても、ウソ・ウソ・・と言われる。
なんで、ここで、ウソを言うのかと思いつつも、手を焼く。
いくらなだめても、もういい・・と、おっしゃるので、ご気分が変わられたら、定食をご用意しておきますので、いらしてくださいね・・と言って戻る。

福祉亭の10数年の運営の中で、この誤解からくる噂が飛び交う。
そして、福祉亭に対するネグレクトだったり、個人の中傷だったり・・が時折発生してしまう。
まったく、ねえ・・
人間世界には、つきもの・・と言えば、そうなのですがねえ。



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疲れました・・

2016-10-21 06:21:34 | 日記
12時15分前になっても、ぼちぼちのご利用。
この調子なら、ちょっと、夜の野菜を駅前に買いに行っていい?とボラさんたちに尋ねる。
野菜の高値に、ついつい、財布をしめて、結局、夜の分の野菜が調達できていなかったのです。
いいですよ・・って言ってくださる。
とにかく、ゆるぎなく信頼できるお三人衆。
チャリを飛ばす。

比較的手ごろな値段の野菜を探し、つい、うろうろ。
三軒も結局回ってしまう。
ということは、時間がかかっている・・っていうことです。

戻った福祉亭は、大賑わい。
出かけた直後から大変なんです・・と。
大賑わいに喜んで、また、出かけなくちゃ・・って言ってしまう。
すると、やめてください、もう・・って。

大賑わいは、おお忙し・・って、こと。
カンジンの定食時間。
それを一人欠いて回していくのは、ただでさえ難事業。
誰だって、できかねます。
黙々とこなしてくださるボラさんたちは、立派です。
感謝。

大忙しの余波は、夕方のデリバリーづくりの配置ボラさんたちがみえた2時すぎでも、山盛りの食器洗いの真っ最中。
てんやわんやの真っ最中。
でも、さすが、ベテランボラさん。
食器は、一つも割れません。
追いまくられる慌ただしさと、気が付かない疲労で、よく食器を割ってしまうのです。

夕方のシェフさんに厨房をバトンタッチして、やれやれ。
どのボラさんも、疲れました~~・・って口に出されてお帰りでした。






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申請

2016-10-20 05:39:04 | 日記
福祉亭が、今、なんとか稼働している大きな要因に、東京都と多摩市の二分の一ずつの補助金がある。
福祉亭全体の比率から言えば、1%にもならない0・0いくつかの額の。
初めて聞くかたは、その額に驚かれる。
多さではなく、少なさに。
立ち上げ当初の大きな額の補助金は3年間のみ。
それは、店舗内装費や、厨房機器のしつらえに消え、当初の人件費などに投入し・・
2年間分は、あっと言う間に、費やされてしまいました。
2年目は、そのために議論につぐ、議論の一年間でした。
市民の手に任されたものの行方に対して、喧々諤々。
3年目の補助金は、私たち市民の手に委ねられました。
今のボランティア運営に移行した年です。

ボランティアでは、できない・・と、立ち去られたかたもおられました。
ボランティアでは、限界があるでしょう・・と、懸念してくださるかたもおられました。
振りかえれば、どれだけ、様々な言葉が福祉亭界隈で囁かれたことか。
数年が経過すると今度は、あれだけの補助金があれば、誰でもできるでしょう・・とも言われたのです。
誰でも?

そういう言葉で言われるほど3年目の補助金は、大きな額だったのか??とも思いますが。
今の福祉亭の年間予算の半分。
その程度。
でも、それがなければ、福祉亭は、構想だけに終わって、仲間うちのぐちで、霧散霧消だったでしょう・・ということだけは言えますね。
福祉亭の一日一日、一歩一歩が、様々な言葉に対する答えとなっていったのは、そのためです。
よく投げ出すことなく素人集団が、ここまできました。
根底にあって、今も胆に銘じているのは、補助金は、税ということです。
都知事がいうパブリックマネー。
タックスって言わないのですね。
そんなことも知らない素人集団が、福祉亭を担っています。
鍛えてもらいました。
行政にも、ご利用のみなさんにも。
最大の鍛え手は、実は、身近に。

そんなこんなでやってきた福祉亭が、今年も、なんとか、仮払い申請を昨日、出させて頂きました。
マネーは、パワーそのもの。
いかんなく、その威力を発揮するものです。
それが、つくづく骨身にしみた運営の日々です。






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誕生会

2016-10-19 06:01:20 | 日記
ラウンジのお仲間さんが、お誕生会をやろう・・って、急に。
お誕生会用のホールのいちごのショートケーキを持参される。
え~~~!!
そして、ハッピーバースデイの歌。
実は、月曜日に、こっそり、内緒にしきれず、ニコニコ顔で報告してくださっていた。
いつもに増して、くりくりお目目で、ワタシの誕生会って。
発案は、おばあちゃん。
その血のつながらないお孫ちゃん。
軽い障がいを持っておられる。
本当にいい子。
囲碁が大好きで、大人たちに混じって、週3・4回囲碁をなさりにみえる。
はるばる。
電車とバスに乗って。

ラウンジには、先週娘さんを亡くされたかたがおられる。
しょげてはおられないけれど、どこか元気がいまいち。
歌が大好き。
おしゃべりも一段落して、歌をみんなで歌う頃には、お顔も明るくなられる。
ワタシも、最近ちょっと、ココロにかすり傷。
みなさんと大きな声で歌ったり、みなさんの歌う声を聞いたりしているうちに、そのかすり傷が、少しずつとれていくのを実感。
特別、上手さんがいるわけでもなく、ただ、ふつうにみんなで好きな歌を歌いあう。
心地よい。
和やかな人の声は、本当に、気持ちがよく、いやされる。
みなさんに、心より感謝でした。
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在宅生活支援

2016-10-18 07:01:21 | 日記
この6文字。
どこまでを、支援ということでサポートしていくのか、ちょっと、弱気。
特に、独居で、周辺に確たるキーパーソンになる存在がおられないケースの場合。
都会暮らしは、そんなみなさんも、なんとか、自立され、経済が許していれば、持続可能。
これが、一番、実は、総体的には望ましい。

でも、いったんフレイル状態になられた時、持続できるような人との関わりや、環境づくりを前もって、備えてお過ごし頂いてきたかたは、どのくらいおられるのですかね?

明日がわからない・・・高齢者の暮らし。
それを、頭で理解していても、生活の隅々にまで、そんな明日に備えておられるかたは、たぶん、ごく少数でしょう。
まあ、なんとかするよ・・など淡い、不確かな希望のようなもので、過ごされているのが、たぶん、ふつう。
ワタシだって、同じ。
部屋を見回してみても、いつ、ワタシのために、ヘルパーさんという存在が訪問されたとしてもなんの気遣いもせず、サポートを受けられるか?って問われれば、できませ~~ん!!ダメ!!ゼッタイ!!って、言うしかない。
明日に・・や、後でね・・やの集積が、現在の部屋の様子。
このわが家が、突然、在宅生活・・という4文字で、表現される場に急展開する時がやがて、訪れるというのですよ。
はあ~~・・・・
自信ないです。

昨日も、ドアが開かない、すぐ来て・・と緊急SOSが福祉亭に入った。
名前も名乗らず。
うん??
ジブンを落ち着け、耳を傾ける。
じきに、フレイル状態になられているかたとわかる。
幸い、すぐ出向けるスタッフがいて、出向ける状況だったので、ご自宅に行って頂く。
ドアに立てかけてあった傘をはさんでしまって、蝶番を壊してしまった・・らしいのです。
修理のかたがすぐ来てくださり、やれやれ・・で、なんとか終息したのですが。
頻繁に発生してしまうこの類の騒動。

これを、在宅生活支援・・という6文字に押し込めていくのですかね・・
地域住民の支え合い・・という言葉の中に。

ほんの偶然の出会いです。
福祉亭とは。
ご縁があったのでしょう。
福祉亭は、誠実です。
できることは、やらせて頂いてきました。
これからも。
それは、確か。
でも、いくらなんでも・・・の状況が進行中。

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布団干し

2016-10-17 07:12:09 | 日記
今朝は、寒い!!
11月初旬の・・と予報どおり。

布団干ししたい・・と言っていると。
今度一緒に・・と。
うん。
認知症スケールでは、特に問題ない・・とされながら、日常の様々な動作に不自由されておられる。
うん・・と言ってみたものの、家事支援のヘルパーさんが入っているのに??
う~~ん??どうしたものか??
結局、土曜日の晴天を利用して、思い切って、布団干しに出向いた。
土曜日にさせて頂いてよかった。
日曜日も曇りで、干すには向かず、今日・・なんて言ったら完全にバツ。

やってみてわかった。
いくら家事援助のサービス内容に組み込まれていたとしても、空模様次第・・という大前提。
布団を出す・・取り込む・・の二工程。
しかも、1時間の支援時間内、あるいは、保険制度内だったら、45分の支援時間。
これでは、干す時間が限られてしまう。
しかも、ひょいと覗いたベランダには、鉢の土が散乱。
これをまず、掃除。
それから手すりを拭いて・・
布団も現代風。
木綿布団のようには、すぐには、3つ折りできない反発クッション入り。
布団ばさみもなく、シーツ類を分解して、洗濯バサミでとめる。

家事支援のむずかしさ。
人間の個性そのままに、家事は、家庭・家族という枠の中で、自由に行われていて、ふつう。
たかが・・が、難事業になるのが、このあたり。
つくづく、数年にわたって、家事支援を有償でやられていた福祉亭のボラさんたちに敬意。
わたしたちに、やらせるの?・・とか、
訪問Bに対して、そちらは、高級な仕事・・などと、ただ驚くばかりの、理解できない言葉をずっと、投げかけられてきていた。
適切にサービスを使えていないケースの家事支援は、ジブンのココロと目の前の家事と、正に格闘状態となるということが、よ~~く、分かった。

でも、家事支援が適切になんとか回って行けば、自立して過ごされるみなさんなのです。
そこ・・なのです。





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