支え合う

社会貢献と事業・・この両立は、難問。
福祉亭は、もともと事業そのものが、社会貢献。
ただ昨今の子ども支援策は、社会貢献だけが全面に出る。
子どもとのふれ合い、子育てファミリーとのふれ合いは、楽しい。
ただ、ものすごい勢いで、福祉亭がなんとか持っているかのよに思う事業部分に食い込んでくる。
高齢化する地域だけをみているより、はるかに、子育て支援は、気持は弾む。
でも、ただただ地域への物量の投下・・？？
無料配布という事業の光と影。
光を浴びる側にとっては、豊かさというぬくもりに少しは、つながっているのかもしれない。
影を支える側にとっては、ただただ労力の増加。
今は。
光を支えるのが、いやだと言っているのではない。

福祉亭が目指す地域の場づくりというテーマにどう位置づけすることが、良いのか。
子ども支援が、こんな風に消費、消耗・・そんな姿になるとは、夢にも考えなかった。
20年という時間と多くの労力を得て、なんとかたどり着いている今の”福祉亭”。
三世代が行き交い、支え合う地域像・・それを夢みてはきた。
ただ、それに向かう端緒と思って始めた事業が、想定を超えている。
高齢者の側にも、ただ支えられる世代ではない・・という思いもあった。
手を差し伸べる側と差し伸べられる側。
筋肉を持つ側と既に脆弱な筋肉しかない側。
伸びる力を持つ側と力を使い切っている側。
現状では、お互いが、それぞれの姿が視野に入っている、捉え合っている・・とも思えない。
見えているのは、支え合う、コミュニティを支え合う・・姿ではなく、荒々しい消費文化そのもの・・今は。
なんとか、次ぎのステージに。

大変ですね、何かお手伝いさせてください・・
この時なら時間つくりますよ・・
夏ボラやりますよ・・
こんな言葉を待っている福祉亭です。