まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

ふたたび紅葉を求めて、『大万木山から琴引山縦走」

2023-11-06 11:00:11 | 日常

(大万木山の象徴、[タコブナ」ブナの巨木です。)

令和5年11月4日
前回(6月18日)このコースを行ったとき稜線を覆うブナ林に癒されました。
これらが紅葉した時はさぞ素晴らしいだろうと再び来ました。
参加者は12名、琴引山スキー場、6時集合予定ですから私は前夜着で来て車中泊しました。
福山の皆様は3時30分集合してこられましたからこれも朝が早いので大変です。
位出谷駐車場が出発点。今回も直登する権現コースです。
前回と全く時間も変わりません。8時10分に頂上着。
有名なブナの巨木「タコブナ」も、周辺のブナ林もすっかり箒木状態です。
分厚い落ち葉のじゅうたんをかき分けながら歩きます。
掻き分ける葉音が亡き友のにぎやかな声のように感じます。
304段の急階段を下ります。標高差は約80m、意外と少ないですね。
標高が下がるにつれブナの紅葉に出会いました。
赤や黄色のもみじが鮮やかです。

(心地よいもみじの絨毯ロード)、
草峠(さんだわ)は山並みを切り開いた峠で滑りやすい草付きの急斜面を登らねばなりません。
ここと和恵展望台への下り道が悪路で滑りやすく、止めの段木がありません。
私も登山道整備をしていますので何とかしたい気になりますが材料集めが大変です。・・・間を飛ばして1mに1本設置しても200本、鉄筋丸棒15㎜、長さ500㎜が600本と大変な数量が必要です。個人ではとても無理ですね。
この辺り以外の登山道はよく整備されていますからご安心ください。
大万木山(1218m)と琴引山(1014m)の山頂間は約10キロ余り、草峠(さんだわ)、草ノ城山などいくつもの山々の登ったり、くだったりが6時間余り続きます。
忍耐力を要する歩きごたえのあるコースです。
(後半になると筋肉が固くなります。ストレッチをしましょう。)
登山道も落ち葉で心地よい。ブナやモミジが美しい。自然に溶け込んで無我の心境になり休憩時間を忘れるほどの楽な登山でつい長時間の歩行になり休憩するようご注意を受けました。
最後の琴引山への急坂を登ればなぜか招き猫のおかれた山頂。目の前にどっしりとした三瓶山が見える。いつかまた昇りましょう。
厳かな岩戸に囲まれた琴弾山神社に拝殿し、琴引山スキー場に16時15分下りました。
初めての方もおられましたが皆さん本当によく歩かれました。
紅葉を満喫した楽しい登山で皆さんご満足の様子でした。
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