雨の宵宮とは、うって変わり晴天の日曜
30℃越えを覚悟し、日焼け止めを顔に塗り、いざ出陣!
集合場所は聞いていませんでしたが、おそらくここだろうということで・・・
塚沢地区構造改善センター・・・旧塚沢小学校
午前10時、集まった神楽の皆さんと地域の小中高生が一緒に権現様に礼をし、出発
まずは近場から
以前、同行した時には、もう少し人数が多かったが、時代の流行にのっているようです
塚沢の中でも、今回は、国道396号線から北側の地域
流石の私も、未踏の地です 笑
第一印象は坂だらけ
そして、家の廻りや山には、ヤマユリが沢山咲く里
行く先々でひと踊り
子供たちは元気です
途中、見かけた空家
興味深く観察していると、神楽の方々から、塚沢早池峰神楽の元祖の家だとのこと
寛政年間(1789~1801)辺りから踊り継がれる早池峰嶽神楽の流れをくみ、
中でも児野の門兵衛・深治両人は名神楽衆で、
飢饉で嶽神楽が人手不足になった折には、馳せ参じたと言い伝えられているそうです。
依頼があれば、釜石まで踊りに行ったようなので、宵宮で脇に張られた幕に記された釜石の人々は、
それが縁で幕製作に一役かったものと想像
廻り始めて1時間半も過ぎると、体力に年齢差が生じます
会長の目線は地面に・・・
御花がはずむと、権現舞も・・・笑
お昼頃、あと数件で終わりだと聞き間違いをした私に、あと十数件回るとのお言葉
南無阿弥陀仏、金毘羅大権現の他に、はじめてみる石碑、級長津彦神・級長戸辺神
地元では「風と雨の神」として拝んでいるそうです
この地域、家のある場所には水があり、珍しいものを教えて頂く
現在休眠中の土塗壁の水車小屋、水車自体は鉄製で、修繕が必要の様子
これが動くようになれば、カメラマンの餌食になること間違いなしです 笑
門打ちは、まだ続きます
真ん中の山のふもとから、こんなに登ってきました 車で 笑
一番高い位置にある家で最後
午後1時を回っていましたが、子供たちは嫌な顔ひとつしていませんでした
私は、途中から風景撮りとなりましたが・・・ 笑
この地域には先にも記したようにヤマユリが多く見られますが、家々にはご覧のようなものも・・・
どこかの風景コンテストに、案外いい地域なのではと、密かに思った笛吹です 笑
塚沢早池峰神楽の皆さん、お世話になりました!
追伸
最後に門打ちをした家の近くには休石と言われるその昔徳の高い坊さんが達曽部に越える際だかに休んだとされる石があるとかと昔の広報みやもりで読んだ事がありました
本番を迎えるまでは、さぞかし大変だったと想像します。
お疲れ様でした。
門打ちでは胴の音を聞きながら、お供させて頂きましたが、音の強弱とリズムが心地よい半日でした。
なかなか本業でも足を運ぶ機会の少ない宮守では、行く先々で新たな発見があり、風景撮りにはいいところが沢山あると思います。
刈山、田下と宮守時代は地名も覚えさせられたものでした。
皆さんが撮る遠野な里山風景、此処からみる風景もまた一興という雰囲気、盲点だと思います。
そういえば菊しんさんには内緒だけどМ子さんの嫁ぎ先もあったような?・・・(-_-;)笑
一番上の家まで行きました。
車でもセンターまでしか行ったことがなかったので新鮮でした。
内緒話の件、すっかり忘れていました。笑