最近”雨”と言えばほとんどゲリラ豪雨を意味する。とにかく降り方が尋常ではない。昨日は中国人の留学生と会った帰り際にその雨に見舞われた。私の北京での日本語の教え子R君は現在東洋大学に留学中で、とにかくアクティブに大学生活を謳歌している。久し振りに会って彼に大学のキャンパスを案内してもらった後、近くにある私の出身中学や高校などを連れて歩いたり、最後に高校時代に馴染んだ名勝六義園の庭園を散歩した。疲れ癒しに手近な所で生ビールでノドを潤している間に外では稲光がして激しい雨が降り出した。通りには傘を持たない人も歩いていて、狼狽したり近くの建屋の庇などに逃げ込む姿が見られ、中には雨宿り方々店に飛び込んで来る客もいた。R君と私は傘を持っていたので雨を突いて近くのJR駒込駅に走り込んだが、ズボンの膝から下はずぶ濡れである。駅の入口には傘を持っていない人や持っていても出られない人達で溢れていた。三鷹駅に着くと雨は上がっていて駅前駐輪場からは自転車で帰宅できたので、被害は最小で済んだと言うべきか。その晩のニュースでは家屋の浸水や道路の冠水に沈むタクシーの姿などが放映されていた。
写真下左=ガイドの案内で六義園庭園を歩いている時は日傘が要るほどの陽が射していた。右=R君と出口でこの記念写真を撮った3,40分後には激しい雨が降り出した。
昨日の購読紙の読者投書欄で長年の疑問が解けた。テレビを観ている時、CMに変わると途端に音が大きくなって、リモコンでボリュームを下げることがよくある。「CMの時だけ何で音を大きくするんだ」と苦々しく思っていたところ、「それは気のせいで、CMの時だけ音量を上げることはない」と何かで聞いたことがあった。もう10年も前のことだろうか。
それが『CMの大音量にはからくりがある』という見出しの投書で、疑問が解けたのだ。”からくり”というのは、番組やCMには音量の基準値があり、平均値がそれ以下ならOKということ、つまり1本のCMの中で音の小さい時間があればその分音量を上げられるということなのだそうだ。それで大手を振って大音量が流せるという訳だ。それにしても大きな音のコマーシャルには不快にさせられる。
私が最近ヤキモキしていたことがある。大リーグ・ヤンキースのイチローの今シーズンの打率のことで、シーズン初めは3割台後半の高打率だったのだが、その後少しずつ低下して行って3割ラインすれすれまで落ちていた。それが今朝の新聞(昨日の成績)ではとうとう3割を切ってしまった。大リーグで第一線を張るには年齢的にピークを過ぎているが、イチローにはいつも常人にはできないスーパープレイヤーでいて欲しいと期待しているものだから・・・。
一方鳴物入りの高額契約金でヤンキース入りしたマー君こと田中将大投手は私の予想を超える活躍で、脱帽している。新人ながら両リーグトップの勝ち星(11)を上げていることもすごいが、先発投手の責任ともいうべきQS(6回以上を3失点以内に抑えるクオリティースタート)を16試合100%果たしていることだ。つまり負け(3)はあっても、一度もKOされていない。日本での昨年の快記録はフロックではないことが立証された形である。
[今日の花]
ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙) ヤブミョウガ(藪茗荷)
オカトラノオ(岡虎の尾) ノウゼンカズラ(凌霄花)
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