フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

今年もあと数時間 内外に問題山積で年越し

2018-12-31 18:00:52 | 日記

   今年2018年はあと数時間で幕が下りる。年末の数日、外の風は冷たかったが幸い好天気に恵まれた。
   
   今年一年をじっくり振り返って新年を迎えたいところだが、大分市に住む三男が家族連れで我が家に正月帰省していて、孫の相手や部屋の中がヒッチャカメッチャカになっているので落ち着いて考えてもいられないのだが・・・。
  
   私自身のことでは新しい取り組みとして4月から厚生労働省認可の「外国人技能実習養成講習」の講師となったのだが、その矢先に少子高齢社会化による労働力不足対策としての「出入国管理法」改正の国会審議に大いに関係し、講師としては対応に苦慮する境地となって来た。
   また、再々このブログに投稿して来た小学校の見守り当番役の「学校安全推進員」。12月からは我が小学校でのマネージャーに任じられ、自分の当番だけでなく7人のメンバーの勤務管理をしなくてはならなくなった。これも結構気を使い、また事務局(全15小学校の統括)への報告事務など面倒で気が重いのだ。

   我が身はそんなところなのだが、国内外の政治・社会は問題山積で年を越す。
   連日報じられているゴーン前日産会長の逮捕・取り調べの行く方、くすぶり続けるモリ・カケ(森友・加計)問題、複雑な綱引きと権謀術策の米中・米朝の関係、日韓・日中関係の外交、米軍普天間基地の辺野古移設の強行、目に余る安倍一強の独裁化、秋篠宮眞子さま婚因問題、北方領土問題、実施迫る消費増税、中国の覇権主義の増長、パワハラの蔓延と自殺、傍若無人のトランプ政治と人事、曲がり角のEU情勢・・等々。余り良い年は期待出来そうもない。

   皆さまには良い一年となりますように。

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あと3日で紅白、知らない歌手・知らない歌ばかり/外国人労働力の拡大政策で困惑

2018-12-28 15:31:15 | 日記

   大晦日恒例の紅白歌合戦の曲名と曲順がNHKから発表されたが、年々紅白との馴染みが薄くなって行くのを感じる。
   毎年そんなことを書いているのではないかと思い昨年の投稿記事を探してみたら、次のように書いていた。「今朝(昨年の12月18日)の朝日川柳に『老化度の  テストみたいな  紅白表』というのがあった。そして選句評で「何人わかる?」としていた。私は膝を叩いて「まさにその通り」と感じ入った。改めて出場者の表を眺めて数えてみたら、初出場10組については名前を聞いたことすらない。逆に私が知っていると言える歌手は20組足らずに過ぎなかった。出場経験者を含めても知らない出場者の方がずっと多い。そして年々その傾向が大きくなるように感じる。ホント、紅白出場の表は老化度のバロメーターになっていると言える。」
   さて、今年の紅白出場者(グループ)49組の名前を見て「知っている」と言えるのは21組ほどで、割合にして43%というところだ。曲名に至ってはほとんど知らない。そんなことだから初出場組は名前も曲名も全く知らない。
   そして前に書いた記憶があるが、最近はカメラをやたらに振り回し、とても落ち着いて視ていられない。じっくりと歌を中心に視せて欲しいものであるが、視るこちらもじっくりは視ていない。大概は歳取りの宴の延長線上で視るともなく視ているといった格好なので余り言えた義理ではないのかも知れない。今年もあと3日で紅白となる。


   外国人労働力受け入れ拡大策の出入国管理法改正。その法案が熟議とはほど遠い国会審議で内容が生煮えのまま4月1日に施行となったのだが、私はこの法案と非常にかかわりの深い「外国人技能実習制度」に基づいた、実習生受け入れ企業の担当者に対する講習の講師を勤めている。今般の国会審議において「技能実習法」への疑義が表面化し、この問題の法令を説くのに大きな重圧を感じる。我々は厚生労働省の指針に基づいた講習を行う訳だが、受講者の方は複雑な認識を抱いて講習会の席に着くことは間違いない。講習準備に戸惑いを感じている歳の暮れである。



  

 

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在任最後の天皇誕生日/伊調選手の復活劇/女子フィギュア―のハイレベルな争い

2018-12-24 13:37:31 | 日記

   昨日(24日)は天皇誕生日。来年4月末の退位が決まっている天皇にとって85歳、最後の誕生日であり、一般参賀者は平成時代として最多の8万人が訪れたという。そして万感の思いが募ったお言葉とともに、平成の30年間の天皇・皇后両陛下の歩みがテレビ放送に流された。

 この日のスポーツでは女子の競技が大きな話題になった。
   その一つ、オリンピックで4連覇して国民栄誉賞に輝いた伊調馨選手がレスリング全日本選手権で優勝し、復活ぶりを示した。リオ五輪以降公式競技会から遠のき、そんな中で世間を揺るがしたパワハラ被害問題が起こり、東京オリンピックへの出場にも黄色信号が灯っていた。そして迎えた全日本選手権。予選リーグでリオ五輪の金メダリストの川合梨紗子選手に国内大会では17年ぶり井の敗戦を喫した。もう年齢も34歳、「伊調もこれまでか」と思わせもしたが、すぐ翌日の決勝リーグでは勝ち上がって再び川合選手と対戦。1-2の劣勢から残り10秒で逆転して優勝した。東京五輪への代表決定にはまだステップがありこれで出場が確定したわけではないが、テレビでは昨日から今日にかけてその試合の勝利の模様を繰り返し報道されている。パワハラ問題で心配をしていたファンには待ちに待った勝利だったと思う。

   もう一つがフィギュアスケートの全日本選手権。一昨日のショートプログラムでは期待の彗星紀平梨花選手が失敗の演技で5位に沈むという波乱で、宮原知子選手に次いで2位につけた坂本花織選手が、フリーで高得点を上げて初優勝した。紀平選手はフリーでトップの得点で巻き返して2位につけたのは”さすが”の感がある。宮原選手も3位ではあったが高い得点であり、坂本、紀平、宮原3選手の争いがそのまま国際大会で優勝を争えそうなハイレベルの高得点である。日本のフィギュアスケート陣は羽生結弦選手、宇野昌磨選手の男子とともに女子も頼もしい限りである。

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ゴーン氏を追い詰める日産と地検特捜、そこには日本政府の思惑が/青山の住民エゴ?

2018-12-21 18:19:14 | 日記

 日産元会長のゴーン氏再逮捕のニュースが驚きをもって報じられている。ゴーン氏を巡る逮捕劇の経緯を見ると、最初に11月19日、2010~14年度分の報酬過少申告による金融商品取引法違反容疑で逮捕。次いで12月10日に2015~17年度分の同容疑で再逮捕。再逮捕の拘留期間が切れるので検察側が拘留延長を申請したが、昨日(20日)東京地裁がこれを却下したため、「今日にもゴーン氏が保釈されるのでは」と報道陣は色めき立っていた。そこへ今度は「ゴーン氏が私的な損失を日産に付け替えて損害を与えた」という特別背任容疑で再逮捕・・・という流れだったのだが、元々日産では①役員報酬の過少記載②目的を偽った投資資金の支出③私的な目的での会社経費の不正使用、という「重大な3つの不正」を確認したと言っており、容疑を小出しして逮捕・拘留を繰り返しゴーン氏を締め上げる考えなのであろう。日産側も経営責任が問われているが、今は検察に全面的に協力して元会長を葬り去る考えと見える。まだ日産が言うところの「ゴーン氏の3悪」は出尽くしておらずに残っている。
   ここでもう少し視野を広げてみたい。日産における失脚後も親会社ルノーはゴーン氏を擁護し、日産を支配下に置こうと血道をあげている。それはフランス政府そのものの方針なのだが、当然日本政府としては日産がフランスの支配下に置かれることは是が非でも避けたい。そこで特捜によるゴーン潰し(=ルノー・仏政府の目論み潰し)に期待していると思う。検察もそれを背中に感じて長期拘留に対する国際世論の逆風にも逆らって強引に捜査を進めているのだ・・・と考えているのだが。


   南青山に児童相談所と関連施設を建設するにあたり、地元住民が猛反発している姿がテレビのワイドショーで取り上げられている。地元住民の主張は「我々は青山というブランド住居区に住んでおり、得体も知れないような者が来る所ではない」「高いお金を出して家(マンション)を買ったのに、そんな人たちが住民になるなんて真っ平だ」「子どもが通っている良い環境の学校に馴染まないような児童が困るだけだ」「地価が下がってしまう。何で青山なんだ。他の地域になぜ行かないんだ」等々の声がボイスチェンジャーを通して聞こえて来る。まあ凄いセレブ意識、エリート意識であるのだが、例えばごみ焼却施設建設、原発事故の汚染物処理場、沖縄の米軍基地の内地への移設など「何も自分の所に持って来なくても・・・」という似たようなエゴは日本中に溢れていそうである。

 

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ウィンタースポーツ真っ盛り/アメフト事件後の選手の活躍に安堵/難病に倒れた元気者の訃報

2018-12-18 18:04:17 | 日記

   ウィンタースポーツが佳境に入っている。先のフィギュア―スケートのグランプリ・ファイナルで優勝した紀平梨花選手の優勝や男子宇野昌磨選手の2位など記憶鮮明な中で、スピードスケート女子の小平奈緒選手や高木菜那・美保姉妹の活躍やスキージャンプでの小林陵侑選手の快進撃が続いている。
  
   そうした氷上・雪上の競技のほかアメリカンフットボールの記事に目が止まった。今年の大学日本一を決める甲子園ボウルで関学大が優勝したニュースである。強豪校の関学大が2年ぶりで29回目の優勝を飾ったことはニュースでもない。この試合の甲子園ボウル最優秀選手と併せて年間最優秀選手に選ばれたのが関学大のQBで2年生の奥野選手、なんと日大との試合で悪質なタックルを受けて負傷したあの選手なのだ。5月の”事件”後日大側の加害選手や監督・コーチの名が全国に知れ渡ったが、被害選手の名は伏せられていた。初めて目にする名前であるが、事件後は身体的な負傷だけでなく精神的にも傷つき、二人の4年生QBの支えで復活を遂げたと記事にはあった。タックルした側の日大選手も部の練習に戻ったとのことで、両選手が挫折せずに成長する姿に期待を寄せたい。


   私が長く勤務した大分県の工場幹部から訃報が届いた。長年寝たきりの闘病を続けていた元従業員がついに息を引き取ったと言う。その男は工場地元採用者で、歯に衣着せぬ物言いや行動力などで若くして人望を得、将来の工場幹部として嘱望されていた。それが40代にして「筋萎縮性側索硬化症」という難病にかかってしまい、症状が進んでついに体中の筋肉が動かなくなり寝たきりになってしまった。彼を知る誰しもが「あんな元気者が何でよりによって・・」の思いであった。私が本社勤務時に入院、出張等で見舞いに訪ねた時は献身的に看病する奥さんが指し示す文字盤の文字に反応して瞼の開け閉じで意志を伝えた。発症から19年、寝たきりになってから16年という長い闘病であったことを工場からの第二報は伝えて来た。

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