フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

としまえん閉園ー小さい頃の思い出/ポスト安倍・後任総理選びが急を告げる

2020-08-31 18:52:41 | 日記

今日(8月31日)を以ってとしまえんが閉園し、昭和の初めからの94年の歴史の幕を閉じたことを惜しんで購読紙(朝日)が朝刊、夕刊で報じていた。
私がとしまえんを覚えているのは60年以上も前のことである。家に同居していた叔父(当時独身)が勤めていた造船会社の運動会が毎年豊島園で行われ、叔父がそれに連れて行ってくれたのだ。2年か3年行ったように思う。運動会そのものには興味はなかったが、お菓子などのいろいろなお土産が楽しみだった。
当時のアトラクションは余りよく覚えていないが、ウオーターシュートはよく記憶している。スキーのジャンプ台のような急斜面を客を乗せた船が滑り降り、池に着水した時に大きな水しぶきを上げるとともに、舳先に立っていた”船頭”が高くジャンプするのが見どころであり、船に乗った客から大きな歓声が上がった。。
その後1,2度行ったようにも思うのだがこれもハッキリした記憶がない。今は波が出るプールや流れるプールなどのある”豊島園プール”というのが人気のようだ。
ところで「としまえん」というのは豊島区にあるからと勘違いしやすいが、実は練馬区にあることに改めて気がついた。かつて練馬城のあった跡に、「練馬城址豊島園」として開発されたものとネットに載っていた。コロナ禍のさ中で幕を閉じるというのも、歴史ある東京のふる里テーマパークとしては寂しいタイミングである。


安倍総理大臣が持病の再発に伴う健康を理由に辞任することを受けて後任選びが急を告げている。これまで 次期総理候補としては石破茂元幹事長と岸田文雄政調会長の本命争いに加え、河野太郎防衛相あるいは次世代の旗手小泉進次郎環境相などの名が挙がっていたが、ここに来て菅義偉官房長官が急浮上して来た。安倍首相の在任7年8月を支えて来た実績に対するが評価が俄かに高まり、本人もその意向を示したため今日あたりは”本命”の空気が漂い出した。魑魅魍魎の政治の世界、果たしてどんな展開になるのか。

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安倍首相難病で再び辞任/静寂な図書館でコロナ感染対策のアナウンス

2020-08-30 15:27:16 | 日記

   安倍首相が28日の記者会見で自らの辞任を表明した。今日はそれから3日目、この間テレビも新聞もそのニュース一色である。つい4日前には2799日という首相在任の最長記録をつくったばかりであったが、1年以上ある自民党総裁としての任期を残しての途中退任である。退任の理由は潰瘍性大腸炎という持病の再発で、総理としての任に堪えられないからだという。安倍首相は全く同じ病気で前に、それもたった1年で途中リタイアしてしまったことがある。
    その時に私は「潰瘍性大腸炎」という根治の難しい難病の名を知った。そしてその時、今でも親しくしている会社の2級先輩がそれで苦しんでいることを知った。急性で直ちに命にかかわる病気ではないが、とにかくいつ便意を催すか分からないので外出したり人前に出ることが辛いそうだ。他にも症状を聞いたが、その先輩は人と接するのが好きで毎月の集まり(カラオケ店での飲み会)を楽しみにしている。
    安倍首相の政治上の功罪については私もいろいろ意見はあるが、難病のために2度も途中リタイアするという不様で本人にとって無念の思いは如何ばかりかと思う。


   昨日は調べごとがあって市立図書館に行った。33年前の新聞記事で資料室の縮刷版を繰った。図書館には朝日、毎日、読売、日経の各縮刷版が揃っているが、書架には2000年以降のものしか並んでおらず、係員に頼んで希望の年月版を出して来ていただいた。縮刷版は新聞1頁をA4サイズに縮尺したもので実に小さな字体になっている。目が痛くなるような記事を丹念に探したが結局見当たらなかった。
   図書館は空調がよく快適な空間で結構多くの利用者がいたが、ソーシャルディスタンスや、短時間利用、手の殺菌などコロナ感染対策マナーについて館内放送で頻繁にアナウンスされていた。日頃は静寂な場所であるだけにアナウンスが耳についた。

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河井議員夫妻被告ー政権の捨て犬の闘いに/海外から入って来ない日本人選手の活躍

2020-08-27 18:59:15 | 日記

   夫の衆院議員・妻の参院議員、河井夫妻の公職選挙法違反事件の公判が始まった。
   昨年7月の参院選で夫婦して違法な金をばらまいて当選した結果を問われる裁判である。夫婦両者から金を受け取った広島県内の100人以上に上る自治体の長や議員の大半は「河井案里候補に対する選挙資金」との認識を自白しているのに対して、夫妻は「党勢拡大のための正当な活動費」と主張し、「検察は違法な取引で議員らの自白を導いた」としている。『火のない所に煙は立たぬ』という諺があるが、煙の数は100ケ所以上に上っているのだ。
   容疑者夫婦がここまで「シロ」と強弁しているのは、もはや夫婦の名誉の問題ではない。1億5千万円という異例の巨額な選挙資金を供与した政権首脳部にダメージが及ぶことを何がなんでも避けねばならないのだ。”夫婦で国会議員”の栄華の夢が、今や政権の捨て犬の闘いを強いられているのだ。


   米大リーグの日本選手の活躍が低調だ。ダルビッシュ有や田中将大、前田健太らの投手陣はまずまずとしても打者は目も当てられない。期待の二刀流・大谷翔平は右ひじの故障の手術からの回復が期待されたが、シーズン早々に投手は断念。打撃の方もホームランの散発だけで打率は2割にも満たない。今シーズン勇躍メジャー参戦した筒香(元横浜)や秋山(元西武)なども2割そこそこで低迷している。

   またゴルフの方も昨年の全英女子オープンで優勝し「スマイルシンデレラ」として一躍人気スターになった渋野日名子は今年は連続優勝どころか大不調で予選落ち。その前哨戦のツアーでも振るわなかった。今や男女を通じてトップの人気スターの不振はゴルフファンを失望させている。
   テニスも錦織圭や大坂ナオミが優勝に絡む戦績を残していない。世界的に新型コロナウィルス感染が広がる中、海外からスポーツの明るい話題が入らない昨今である。

 

 

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今年のブドウ狩り/思い出に残る航空機YS-11

2020-08-24 17:39:35 | 日記

毎年8月になると市内の果樹園から「ブドウもぎ取り」の案内状が来て、指定の日にブドウ狩りに行くのだが、今年はコロナ感染の状況下で顧客によるもぎ取りは中止となり、希望の品種と数を注文して宅配する形式となった。例年当日は長蛇の列を成して並ぶのだが手数が省けたとはいえ、自分の手でもぎ取り出来ないのは味気ない。
ここ15年ほど同じ果樹園でブドウ狩りをしているが、品種改良が年々進んで糖度が増して甘くなり、粒も大型化している。おまけに皮ごと食べられるようになった。小粒で甘酢っぱいかつての品種では一房150円とか200円位だったものが、今や人気のシャインマスカットなどはスーパーでも一房1500円前後、果物屋に行けば3000~4000円もする。
イチゴも同様だし、果物は概して甘く大きくなって行く宿命にあるようだ。


今朝の新聞に、戦後初の国産旅客機であるYS-11の記事が載った。戦後復興の象徴として観光施設で一般の人向けに展示する準備が進められているとの記事だが、私にとっては思い出深い飛行機である。生まれて初めて乗った飛行機がYS-11機であった。
それは大学3年生の夏休みに一人で東北地方を旅行して回った時のことだ。「東北周遊きっぷ」という、12日間国鉄(今のJR)乗り放題(但し特急は不可)の切符で猪苗代湖を皮切りに仙台の七夕や松島、牡鹿半島、平泉・中尊寺、花巻温泉、宮古・浄土ヶ浜、龍泉洞、八幡平、奥入瀬渓流、十和田湖と回り12日間の期限が切れたので帰りは三沢空港からYS-11で帰京した。
その時、松島や磐梯山が眼下にハッキリと見えた。ジェット機と違ってYS-11は飛行高度がずっと低いので天気がよければ正に観光飛行になるのだ。続いて驚いたのは羽田上空で旋回して着陸態勢に入る時、地面がひっくり返るように回って見えたことだ。乗っている本人は旋回している感覚は全くなく、地球が回っているという奇妙な感覚なのであった。
それから5年後、結婚式のため勤務地の大分から東京に帰る時に乗ったのもYS-11。妻となる彼女が同乗したが、天候が悪くて飛行機は揺れに揺れ、彼女は体をこわばらせて肘掛けにしがみついていた。
乗った回数は多くないが思い出多いYS-11機であった。

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深刻な景気後退・ガラガラの新幹線/政治と科学のせめぎあい&「にわか専門家」

2020-08-20 11:30:04 | 日記

    今さら景気後退などと言っても何の驚きでもない。「異次元の金融緩和」だの「黒田バズーカ」などと囃し立てた景気浮揚策に陰りが見えていた中、コロナ禍に遭ってはひとたまりもなかった。先日(17日)「20年4ー6月気のGDPは前年比27.8%減」と速報が発表された。落ち込み幅は、リーマンショックによる世界金融危機時(09年1-3月期)の17.8%減をはるかに超えた、戦後最大の減少とされている。
    景気の応急回復策としてGo To キャンペーンが華々しく打ち上げられたものの、コロナの感染再拡大でしぼんでしまい、JR6社のお盆期間(7~17日)の利用者は昨年の4分の1に激減したという。JR東海では「Go To トラベル開始後も乗客数は変わらない」と昨日の新聞にあった。
    私も最近講習会の仕事で新幹線によく乗るが、3月からは(講習会が中止された4,5月を除き)はいつも客席はガラガラであった。背もたれは大きく倒して足を伸ばせるし乗客にとっては有り難いが、一方では寂しい。じつは今日午後から名古屋・静岡へ出かけるところであるが、状況に変わりはないだろう。


    今日(20日)の朝日新聞のインタビュー記事が興味深かった。福島原発事故後、初代の原子力規制委員長に就任したTさんへのインタビュー記事で、紙面1ページの6割を占めている。原子力規制委員会では科学は政治から独立を堅持できたと自負するTさんは「今のコロナ識者会議は政治に絡め取られて専門家が大きな方向性を示せていない」と明言する。「それはメディアの責任も大きく、メディアが引っ張り出した『にわか専門家』たちが根拠もないことを言っている」と続ける。「専門家と政治がそれぞれ役割を果たすには透明性を徹底することが肝要。議事録も残さないコロナ識者会議では無責任がはびこる」と言うのである。
     テレビのチャンネルを回すと見慣れた顔の『専門家』があちこちの番組で”解説”をしている。メディアがコロナの核心を握っている、というようなスタンスである。Tさんの自己の成功談もきついが、今のコロナ専門家への批判も傾聴に値するところがありそうだ。


  

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