今日(30日)は車の免許更新のための「高齢者講習」に出かけた。最近、75歳以上の高齢者の免許更新が面倒になった。3年前に、88歳の元高級官僚の暴走運転で大きな事故が起きたことなどがあり、高齢者の免許更新の見直しが行われたためであろう。
まずは「認知機能検査」を受検する。これが4月4日。一応認知度には問題なく、次が今日の「高齢者講習」。視野、動態視力、夜間視力など視覚機能の検査を受け、実車で教習場を試走する。こうしてまあ運転についての機能はまだ十分なレベルと確認されて、ようやく免許更新の手続きとなった。こちらは誕生日の前後1ケ月間ということで、まだ6週間先のことだが、免許更新も結構手間とコストがかかるものだ。
国家的あるいは国民的祭典の開会セレモニーで必ずと言ってよいほど歌われる”国歌”「君が代」。
昨日行われた競馬の国民的祭典レース「日本ダービー」の出走前セレモニーでも歌われたが、私は「君が代」を聞く時には「さざれ石の~」のフレーズの息継ぎを妙に注た意して聞く癖がある。小さい時に「さざれ石」は一つの単語だからそこを切って(=息継ぎをして)歌ってはいけないと教わったからだが、昨年の東京五輪でもそうだったように、大概息継ぎをせずに歌っている。因みに大相撲千秋楽の表彰式前の「国歌斉唱」の伴奏音も音を切らない。私が教わったことが普通に歌われていることをうなづきながら聞いて来た。
ところが昨日のダービーでは、知らない人がいないくらいの有名女性歌手が「さざれ~ v いしの~」(vは息継ぎ)と歌った。 ありゃ、歌を命にしているこの人が国歌の歌い方を知らないんだ、と幻滅した。
というかのか、息継ぎを知らない人はたくさんいるが、リハーサルなどの場で直されて、本番ではちゃんと歌っているのかもしれない。私の思い込み自体が間違っていたのか、どこかネットにでもそのことを説いたものがないか検索してみたところ「小さいときにそう教わった」というそんな記事が見当たったのだが・・・。