フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

都知事選の「投票立会人余話」

2016-07-31 22:32:45 | 日記

   今日は東京都知事選挙の投票日。3週間前の参院選で投票立会人を務めた体験記を「参院選立合人余話」として投稿したが、今回の選挙でも委嘱を受けて立会人を務めた。
   7時の投票開始20分前に投票所に入ったが、投票開始時には10人近くが入場を待っていた。一番乗りの有権者と我々3人の立会人により投票箱が空であることを確認した後施錠するのだが、その一番乗りのご婦人は「やっと夢が叶った」と言った。何回もそれを狙っていたというのだ。前回の「余話」に書いたように立会人の主任務は公正な選挙が行われるよう、投票管理者の事務執行に必要な補助をしたり監督をすることであるが、有権者の投票に間違いがないよう投票所全体に目配りをすることも欠かせない。
   前回選挙では、投票所のエアコンの冷気がまともに立会人席に吹き付けて凍える思いをし、家にSOSの電話をして冬物の用意を頼み辛うじて凌いだのだが、今回は半袖のカッターシャツ以外ブレザーから靴下まで冬モードで身を固めて出かけた。その服装と投票会場側がエアコンの風向を調整したことで、ほぼ快適に務めることができた。
   前回の観測と合わせて、有権者の入場には時間的に3つのピークがあることが分かった。午前10時台、午後1時過ぎそして夕方6時以降である。朝の内に行って来ようというのが10時を目安にして、特に年配者が多い。次は「お昼を食べたら行こう」と1時過ぎにピークが来るが、これは子ども連れが多い。家族団らんの延長のような光景になる。そして最後に「夕食前に済ませてしまおう」という6時から7時くらいのピークができる。
   前回生理的に嫌いと紹介したヘップサンダルをカッタンカッタンさせて歩く女性、今回も「まじヤバイ。漢字が分からない、あ~あっ」と声を上げていた。いつも変わらぬお人柄なんでしょうね。

   午後8時に投票所が閉鎖されすぐ帰宅したところ、家では家内がテレビを観ていて「小池さんが当選した」と言う。「何で? まだ開票もしていないだろう」と思ったらNHKの速報で「開票率0% 小池百合子当確」と報じていた。出口調査だけで、開票を待たずに「当確」とは、今回の選挙でそれはなかろうと思っていたので気が抜けた。とりあえず今から開票の結果を見ていこうと思っているが、それにしても小池さん、安倍自民党の鼻を明かしたことはアッパレと思う。


 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明けるも水が心配/有名人に対するバッシングについて

2016-07-29 12:24:28 | 日記

   昨日東京地方は「梅雨明けしたらしい」と含みを持たせた梅雨明け宣言が出た。小中学校の夏休みに入って1週間以上経っており、例年より遅い真夏の到来である。ここまで我が家ではクーラーを入れずに過ごせた。多少の辛抱の日はあったが、それよりも乗り物やレストランなど外出先での寒いほど効き過ぎたクーラーの辛抱の方が酷い。
   それはともかくとして首都圏の水が心配である。これから使用量が増える時期にあって、利根川上流のダムをはじめ各ダムが軒並み貯水量が落ち危機的な状態が続いている。このことはこれまで何回か取り上げようと思っていたのだが、その時々のホットなニュースなどがあって後回しにし続けていた。八木沢、奈良俣、藤原などの利根川上流の各ダムは冬の降雪量が少なく、雪が解ける春になっても増水しなかった。その時点で水危機が報道されていたが、梅雨期の降水も期待外れに終わりいよいよ取水制限せざるを得なくなった。6月16日には第一次の10%制限が実施され、さらに20%に引き上げられよう(られた?)。
   八木沢ダムなどは貯水率10%ギリギリ、首都圏のダム合わせて37%ほどとか。平均年の半分以下で、この25年で最低の水量だそうだ。熊本大地震の被災地では望まぬ大雨が降る一方、雨が欲しい所には降らないという大自然の所業を恨むばかりある。この夏の水道水や農業用水はどうなるのであろうか。

   今日の朝日新聞では偶然なのか2つのページに、ネットを中心とする有名人等へのバッシングについての特集が組まれていた。
   オピニオン面での「耕論」というシリーズでは『それって不謹慎ですか』というタイトルで3人の筆者、文芸・文化面の『被災地支援 なぜいくのか』では2人の人気芸能人が論じている。
   私は最近のネットを利用した大衆の”非難の放言”の風潮が大嫌いなので、いずれも読んでいて得心がいった。非難する事案について何らの関係者でもなく、従って資格も権利もなく、深い思索を巡らすわけでもなく、顔を見せるわけでなく匿名で、放(ひ)っておしまいという無責任投稿が横行し過ぎている。それをまたメディアが面白おかしく取り上げたり、さも一般の人の声を代表しているみたいな扱いをしたりするものだから、その手の連中は錯覚したりつけあがったりするのだ。
   特に有名人や人気者に対するバッシングは常軌を逸していることが多い。私がもういい加減にしてよと思った「ベッキーちゃん」もそうだったし、今日の執筆者であるみのもんたさん、藤原紀香さん、杉良太郎さんもその被害者であった。みのさんは子息の不祥事(窃盗)を責められ、藤原さん、杉さんは東日本や熊本の被災地訪問について”売名行為”とバッシングを受けたそうだ。
   私は断言する。ツイッターなどネットでのバッシングの多くは「義を正す」意味合いは全くなく、有名人・人気者に対する単なるネタミの発露なのである。匿名をいいことに不見識な自分の恥をさらけ出しているだけだ。


  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

驚愕の殺人事件/ポケモンGO(その2)

2016-07-27 10:30:14 | 日記

   先日は、殺戮事件が相次ぐ現在人類は絶滅への道を突き進んでいるとの危惧をブログに書いたが、今度は日本で一人の人間が45人を殺傷(内19人が死亡)するという驚愕の事件が起き、昨日のニュースはそれ一点張りとなった。真夜中の2時ごろに神奈川県の障がい者福祉施設に元職員が忍び込み、寝ていた入居者を無差別にナイフで刺して回ったというのだ。相手は重度障がい者、しかも深夜で寝静まっている時間帯だ。管理棟にいた当直の職員らも犯行に気付かなかったという。元職員の犯人は施設に反感を抱き、また施設の内情をよく知っていたと思われる。事件後自ら警察に自首し、犯行を認めているという。この事件は治安のよい日本で起きた凶悪事件として海外でも大きくメディアに取り上げられているそうだ、しばらくはこれに関する報道が続くものと思われる。

 一昨日取り上げたスマホゲーム「ポケモンGO」の大フィーバー。その日の夕方に買い物の用があって井の頭公園を通って吉祥寺に出たところ、いるはいるはポケモン・プレイヤーのヒト、ヒト・・・。公園を歩く(自転車を含む)人の半分くらい、特に10代~20代の若者については3分の2はポケモン・プレイヤーと言えるほどであった。井の頭公園はポケモンやアイテムの出没するスポットなのだろう。いやはや、猫も杓子もポケモンGOなのである。横を歩いていた若い女性にポケモンが出たか声をかけてみたところ「ええ。捕まえました」と笑顔が返って来た。その後吉祥寺の街に出たが、”歩きスマホ”の姿は見られたものの、それがポケモン・プレイヤーなのかどうかは判然としなかった。 
(写真は夕暮れの井の頭公園でポケモンGOに興ずる人たち) 
       
   翌日(昨日)はやはり買い物で秋葉原に出たが、その晚の報道番組で映していたような秋葉原での危険な歩きスマホの姿はまあ思ったほどではなかった。           

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポケモンGO/横綱昇進またもならず

2016-07-25 14:12:52 | 日記

   日本列島は今や「ポケモンGO」の話題で沸騰、テレビではゲームプレーヤーがスマホ片手に街や公園などに出現するポケットモンスターを追って熱狂している姿を一日中報じている有様だ。
   「ポケモンGO」は他のゲームソフトと違って現実にある場所でプレーする点であろうか。スマホのGPS情報を利用して、プレーヤーが住んでいたり仕事や買い物をする場所の周辺でポケモンを探し、それを「モンスターボール」という玉を投げつけて捕えて自分のものにし、トレーナーとなって育てたり交換したり闘わせたりするのだそうだ。それらを通して他のプレーヤーとの出合いが生まれたりするというし、ゲームの展開を底なしに広げられるのだとか。
   日本でのアプリ公開は22日であったが、それに先駆けて7月6日に公開されたアメリカ、オーストラリアなどで爆発的な人気となり、意匠権を持つ任天堂の株価が急激な高騰を見せるなど大きな社会現象にまでなっていた。待ちかねた日本では公開と同時に異常なブームになっているわげである。 
   ただゲームが現実の場所で行われるため、プレーヤーが立ち入り禁止場所に入ったり、道路や人込みの中をスマホに見入ったっまま歩いたりして、ただでさえ問題になっている「歩きスマホ」の弊害が大きく広がる恐れがある。既にアメリカなどでそのための事故が起きていると報道されている。そのため『Pokémon GO』公式ホームページでは「安全に楽しむための5か条の注意」を載せて注意喚起を図っているが、歯止めになるかは疑問がある。多分早々に社会問題に発展するだろう。

   大関稀勢の里の横綱昇進はまた見送りになった。名古屋場所は昨日が千秋楽、優勝は13勝2敗の横綱日馬富士で、稀勢の里は12勝3敗の優勝次点に終わった。3月の大阪場所から2場所連続して13勝を挙げたが、横綱への昇進条件である「2場所連続優勝もしくはそれに準ずる成績」を満たさず、名古屋場所に綱取りをかけていた。私は10日目で2敗を喫した時点で望みなしと思った。14日目に白鵬を破ったものの、負け相撲だったのを土俵際で逆転したもので、横綱に堂々と勝ったものではなく、12勝止まりでは昇進の資格はないと思う。ところが今日の新聞を読むと「審判部では、結びで日馬富士が敗れ、優勝決定戦で勝ったら横綱昇進を進言すると決めた」とあった。馬鹿言いなさい。幾ら日本人横綱が待望されているとしても、横綱の安売りでは大相撲の権威が廃るというもんだ。この3場所、稀勢の里は十分その地力を発揮したので、来場所また振り出しに戻らないようにと願うのみである。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人類は絶滅に向かっている?/開催間際のリオ五輪が大揺れ

2016-07-24 12:36:05 | 日記

   明けても暮れても人類はどうして殺し合うのか。最近の相次ぐ爆弾テロや銃による無差別殺人、挙句は大型トラックで人込みの民衆に突っ込むなど、殺戮は場所と時を選ばない。加害者というのかどう呼べばいいか分からない人間側は「大儀」を叫ぶ者が多いが、殺される側には”大義”を受ける何の理由も原因もない。明日は我が身に降りかからないとは誰も言い切れない。こんなことのために宗教や政治があるのだろうか。
   話し変わって、地球の生物の歴史の中で恐竜時代があったことは誰でも知っている。さしもの全盛を誇った恐竜もある時代に絶滅した。原因は巨大隕石の衝突による気候の変動など諸説はあるが、地上から姿を消した。それからどれくらい経ったか、マンモスという強大な生き物が寒冷地の王者として君臨したが、これもその後絶滅した。
   数万年前に地上に姿を現した人類(ホモサピエンス)が知能と努力によって現在この地球を支配している。しかし、地球の歴史を見れば人類も必ずいつかは絶滅する。そしてその原因は自然や宇宙現象ではなく、人間そのものが作り出したもの、つまり自業自得によるだろうと私は考えている。既にその兆候は出ている。例えば地球温暖化
であり、人間が生息できないほどの気象変動を来すことが考えられる。そこへもって来て、冒頭に書いたように人類間の殺戮が激化している。つい最近2回の大戦で世界的な危機を経験したにも拘わらず、人類は性懲りもない。既に地球上の全生物を絶滅させるに十分な核兵器が蓄えられ、人類絶滅の準備は出来ている。しかもそれはボタン一つ押せばいいようになっているのだ。
   では人類が絶滅を防ぐために知恵を絞り、努力をする気持ちを持たせるためには、どうしたらよいのか。全ての人間が宇宙船に乗り、青い平和な地球をその目で見るしかないように思う。

    8月5日に開会のリオデジャネイロ五輪が、開催間際まで大きく揺れている。大会会場などの施設の完成に黄色信号が灯っていてヤキモキしたり、国外の出場選手や観客などがデング熱に不安を抱いていることなどで、前者の方は最近どうなっているのか余り報じられていないが、後者に関してはそれが原因でゴルフやテニスの有力選手が出場を辞退して話題になった。それらの競技のトッププレイヤーにとっては他に賞金が稼げる大きな競技会が幾つもあるので、五輪出場は大きなインセンティブにならないのが背景にあるようだ。そこへもって来て国家主導のドーピング問題でロシアの陸上チームが出場できなくなった。ロシアは金メダル有力候補を含めて男女計387人の陸上選手派遣を発表していたが、それにとどまらず今傍らのテレビでは全競技の出場停止になるかもしれないと伝えている。またパラリンピックでも陸上選手の出場停止に追い込まれそうである。国家の威信発揚と選手の栄誉獲得のために違法薬物の常習的な使用や不法な検査を続けて来た黒い影に世紀の祭典が覆われてしまった。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする