フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

昨日の東京マラソン/ネット通販便利さの陰で

2017-02-27 16:18:34 | 日記

   昨日晴天の下で東京マラソンが開催された。夏の世界選手権男子代表選考会を兼ねての大会だが、参加者数3万6千人という国内最大のマラソン大会である。一部海岸沿いを通っていたコースを変更して比較的平坦なルートを辿り、ゴールも東京駅前に変えた。 
   結果としてはケニアのキプサング選手が2時間3分58秒で優勝、日本国内の大会では初めての2時間3分台を記録した。私がテレビを点けた時はレースの後半になっていたが、世界記録が期待できる展開でアナウンサーも解説の瀬古俊彦さんも興奮気味に中継していた。終盤は少しペースダウンし、あとは日本国内で初の2時間3分台の記録が見られるかで時計と睨めっこになり、その2秒前にテープを切った時は私もホッとした。
   テレビに映るゴールはレンガ色の東京駅舎が背景に映えてきれいな絵になっており、選手にとっては皇居の美しい景観に向かってゴールするという、なかなか演出効果の高いコース設定になった。今日の新聞を見ると小池知事がそのことを東京五輪に向けて世界にアピールできたと自賛していた。
   一方記録の方に目をやると、ケニア勢が1位から6位までを占める圧倒ぶり。日本勢最高は井上大任選手がやっとの8位だ。それでも2時間8分台の記録が”健闘”を称えられる日本マラソン界である。なお優勝のキプサング選手はコースは走りやすいと言い、東京が気に入ったので滞在を2日延ばすとコメントしていた。
   そんなことはよそに3万5千人を越える市民ランナーは、好天気の下晴れの舞台でのランニングを満喫したことであろう。  

 

 最近私も遅ればせながらネット通販をよく利用するようになった。大概のものが手数料も不要で家に居ながらパソコン一つで買い物が出来る。おまけに送料無料のものが多く、思わず頭か下がってしまう。更に配達日・時間帯指定も当たり前になり、当日配達までOKという。買う方にとってはいいことづくめで、ネット通販が急成長していることは納得がいく。ところがそのしわ寄せを受けている人達がいる。
 宅配業者の配送運転手たちである。荷物量が急増しただけでなく、配達が同じような時間帯に集中して走り回るようになったという。宅配業者最大手のヤマト運輸の労組は、今春闘では昇給より優先して荷物の減量を会社側に要求するということが話題になっている。顧客をトップにした流通の構造の中で商品の配達を担う運転手がそのボトムにあって、ネット時代の波をかぶっているということだろうか。

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疑惑満載の国有地払い下げ問題/愛子さまの痩身に/井の頭公園の春

2017-02-25 18:51:10 | 日記

   大阪府豊中市の国有地が「森友学園」という学校法人へ異常に安い価格で払い下げられたことが明らかになり、更にその学園は安倍首相夫人が名誉校長に就いていること、「安倍晋三記念小学校」設立の名で寄付金集めをしていたことなどが判明したことが国会でも議論を呼んでいる。同学園が設立している幼稚園では教育勅語を唱和させたり、露骨な反中・反韓のトラブルを起こしたり右翼教育をうかがわせるが、それに対して安倍夫人は「主人(安倍首相)も学園長の教育方針を高く評価している」と何かで述べていることも分かった。
   その学校法人への国有地払い下げ価格は、9億5600万円の鑑定価格に対して1億3400万円。土地に埋もれているごみの撤去費8億強という買い手側の言い分を認めた結果だといい、実際に国が精査算定はしておらず、また撤去工事の結果も把握していないという。おまけにこの払い下げ価格は官報に載せていないことも分かった。何から何まで疑惑に満ちた払い下げ案件ではないか。

   一昨日は皇太子さま57歳の誕生日。新聞には天皇陛下の退位に関しての感慨等、会見要旨とともにご家族の写真が掲載された。私はその写真を見て愛子さまがスマートになっておられるのにびっくりしたのだが、その日の女性週刊誌の新聞広告には『愛子さま激やせ! 拒食の危険水域』の見出しが躍っていた。週刊誌の見出しではあるが、雅子妃と愛子さまの健康の安定を祈らざるを得ない。  

   同じ一昨日、自転車で井の頭公園を通って吉祥寺へ買い物に出た。井の頭公園の一角に咲くカワヅザクラ、カンヒザクラやマンサクなどの様子は既に紹介済みだが、吉祥寺通りでは歩道の植え込みのヂンチョウゲが一部開花を始め芳香を漂わせていた(写真上左)。園内に入ると、やはり香りのよい花であるミツマタもボチボチと蕾が開き出した(上右)。花としては余り鑑賞の対象にならないヒイラギナンテンが花の少ない冬場には貴重な存在で今や満開といったところだ(下左)。年末頃から咲いているカンツバキが昼下がりの陽光を浴びながら水辺を彩っている(下中)し、園内各所のツバキもまだまだ見頃が続く(下右)。
        

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文科省の天下り斡旋問題/大臣の答弁に思う/京都府立医大学長

2017-02-22 11:28:10 | 日記

   文科省の組織的な「天下り斡旋」については、内閣府の監視委員会の調査結果や斡旋役の中心的存在である同省元人事課長S氏とか元高官等が証言に立って次々と実態(実績?)が明るみになって来ている。一方この種の違法天下りは文科省にとどまらず他の省庁でも行われているのではないかという疑惑については一向に伝わって来ないが、これはどうしたことであろうか。

   私は国会中継などのテレビをよく見ているわけではないが、ニュースなどでごく断片的に見るこの問題に対しての松野文科大臣の答弁は概ね信用して見ている。しかし、最近の大臣の国会答弁でいうと金田法務大臣は如何なものだろうか。「テロ防止法案」について質問を受けても全く大臣としての見識がなく、素人丸出しで官僚の用意した書面を頼りなく棒読みするだけだ。とてもではないが法相の器でないことは明々白々である。
   また何かと物議を醸す稲田防衛大臣は陸上自衛隊のPKO派遣での「戦闘状態」に対する答弁などシドロモドロで、隠し事が透けて見える。元々いけ好かない閣僚だったので、もう辞めてくれという思いでいっぱいである。

    暴力団組長の収監を免れさせる目的で偽りの診断書を作成したとされている京都府立医大病院。その取り調べの中で同医大の学長自身が組長と食事を重ねていた事が分かったという。メディアに登場することになった大学長Y氏とは私は会社時代に仕事を通じて面識があった。アンチエイジングの分野ではやり手の研究家であったが、輪に巻き込まれるのを危惧して深入りはしなかった。彼を紹介してくれた私の親友に電話したら、何か水面下の事情もあるような話をしていた。奇々怪々の世界なのか。

 

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一人花見酒/予備校の新聞チラシの不思議

2017-02-20 09:21:20 | 日記

   昨日、朝からの用事を終えての帰りに寄った井の頭公園の一角では桜の早咲き種のカワヅザクラが7,8分咲き(写真左)、カンヒザクラが4、5分咲き(同中)、マンサクが満開(同右)となっていた。天気もよく近くのコンビニへ缶ビールを買いに走り一人で花見をした。メジロが一羽お付き合いしてくれて、昼下がりの一人花見酒もケッコーなものであった。
     


   以前に紹介したが、私は今ある不動産会社の依頼で広告のモニターになっている。新聞折り込みと郵便受けに入って来る各社の不動産チラシをまとめて月に2回返送するので毎日のチラシが見逃せない。それで初めて気が付いたのだが進学予備校や学習塾の新聞折り込みチラシはどういう訳か同じ日に足並み揃えて入る。不動産はもとよりスーパーや電器量販店のチラシが日を揃えるなんていうことはないのに何故なんだろうと思う。時期としては入学試験前の冬休みの特別講座、今なら新学年・新学期に向けての受験生獲得広告だが、そういう時期に各校が三々五々広告を打つということではなく協定したかのように同じ日にチラシが入るのだ。新聞販売店の都合でまとめるのだろうか。因みに日頃は見かけぬチラシが10日か2週間前に10校、今日は9校が入っていた。フシギ・・・ 
   今日の各校の折り込みチラシを並べたもの

 

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ストップ・ザ・花粉症?/金正男殺害の真相は?/沙羅ちゃん可愛い?

2017-02-18 18:06:32 | 日記

   昨日は「春一番」が吹いた。午後からの小学校の見守り当番では気温は高かったが強い風に見舞われ、校庭に舞う砂ぼこりを浴びた。この時期のこの風そして砂ぼこり・・・・こう来ると私は間違いなく花粉症を発症する。ところが例年のようにはくしゃみ、鼻水が出なかった。そして今朝は水泳の練習会。いつもならこれで花粉症の鼻炎が増幅されるのだが今現在それもわずかなものである。実にありがたいのだが、それには訳がある。1週間ほど前に視たテレビ番組で、レンコンは花粉症に効果があり、その成分は皮の部分に多いので料理では皮ごと使うことが望ましいとの紹介があったので、早速翌日から家内にレンコン料理を作ってもらい毎日食べていた。わずか4,5日のことなのだが、その効果があったのだと私は思っているのだ。一方家内は冬の間の毎晩の「ゆず風呂」が花粉症に効果があると言っている。まあどちらでもよいが、毎年春先に律儀にやって来る招かざる客がこのまま大人しくしていてくれればありがたいことである。楽観せずにしばらく様子を見ることにする。

   マレーシアのクアラルンプール空港で殺害された金正男氏については同氏の異母弟で北朝鮮の独裁者である金正恩委員長の差し金で暗殺された、というのが既定の事実になっているが、連日報道が飛び交う中で未だに殺害実行の指示者や実行犯の身分や殺害方法などが明らかにされていない。金委員長や北朝鮮国民にとって重大な関心事であるはずだが、北朝鮮内での反応や報道なども全く伝わって来ない。秘密のベールに包まれた暗黒の帝国らしい。

   スキー・ジャンプの高梨沙羅選手(沙羅ちゃん)がW杯の16日の大会で今季8勝目をあげ、通算記録で男女通じて歴代最多の53勝に並んだ。男子と女子では選手層や試合数など同一には比較できないが、男子でこれまでの記録保持者は2014年12月以来勝利がなく、一方沙羅ちゃんは余程の故障がない限りハイペースで優勝を重ねていきそうな勢いである。
   「鳥人」と呼ばれ絶対的な強さを誇ったポーランドのニッカネン選手が46勝止まりだったことを考えても、沙羅ちゃんはとてつもない記録をつくりそうだ。
   ところで、沙羅ちゃんが奇麗になったことについて目元などが人工的な違和感があると前に書いたが、以後もどうもしっくりしない。本人はメークによってテンションが高くなり、競技にも好影響があると言っているのでそれはそれとするが、以前の方が可愛いと思うのは家内と私だけだろうか。

  

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