フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

この天候で2020年五輪?

2013-07-28 15:19:37 | 日記

   昨日、夕食しながら見ようと点けたテレビで東京の夏の華、隅田川花火が中継されていた。かつては浅草に住んでいた親友の招きでよく間近で見物させてもらったが、やはり花火は生で見るのとテレビとでは迫力がまるで違う。
   その内、中継現場のゲストの有名俳優が傘を差し始め、やがて花火は中止になってしまった。今朝の新聞には「関東・東北で大雨 混乱」という見出しとともに、激しい雨でびしょ濡れになった花火客の姿が写真で紹介されていた。 そして今テレビやネットのニュースは、今日山陰地方で「経験したことがない大雨」が降っていると伝えている。
  
   梅雨明けからの猛暑続き、そして激しい雨・・・異常な夏の天気を取り上げたい訳ではない。何の記事か忘れたけれど、2020年開催のオリンピックは7月下旬から競技開始が決まっている、と新聞にあった。テレビ放送の都合で他のメジャーな競技会がないこの時期は動かせないそうだ。
   さあそこで、もし丁度今の時期に東京でオリンピックが開催されたらどうなるのだろうか。空調の効いた屋内競技を除けば、選手は酷暑の中で競技をし、観客は炎天下で観戦する。さらには選手や観客が激しいゲリラ雨に襲われる可能性も大と考えざるを得ない。前回の東京五輪は最も気候のよい10月に行われ、好天の下で盛会裡に終わった。
   最近の天候を見ていて2020年五輪は他に譲った方がよいと思うようになったのだが、読者の方はいかが思われるでしょうか。

 

[灼熱の花ダリア]

   ダリア
(和名 天竺牡丹:キク科)の花言葉には「華麗」「優雅」などがあるが、原産国はメキシコと言い、照りつける太陽の下で観るダリアは「灼熱の花」と称してもよい

    
       
    
  

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いろいろあります参院選後

2013-07-26 23:20:58 | 時事トピックス

   「選挙」は決められた議席を奪い合う「戦挙」であり、当然勝者、敗者はついて回る。
   この参院選でも勝者、敗者が生まれ、勝者の方はめでたく万歳でよいが、敗者の方は執行部の責任を始めいろいろ問題が噴出するのが常である。
   
   今選挙で見るも無残な敗戦の民主党は海江田代表がいち早く続投を表明したが、細野幹事長が責任を取る形で辞表を提出。慰留にあって引っ込めかかったものの辞任が認められた。しかし、”敗戦”の禊ぎは納まらず党首選議論に発展している。おまけに、党の公認を下ろされた候補者を応援したカドで菅元首相と、尖閣問題で不穏当な発言をしたとして鳩山元首相の両首脳の除名問題でも揺れている。もはや終末期というべき様相だ。少なくとも昨年の今頃は政権党だったのに。
  
   ”旬”が過ぎてしまったか、ジリ貧の維新の会は橋下、石原両共同代表はひとまず留任・・・と思ったら、昨日橋下氏が辞任の意向を示した。石原共同代表などが思いとどまるよう説得に努めるそうだが、会にひびが入っていることは明らかである。
   
   長い退潮が続いて党の存在感がなくなってしまった社民党は福島党首が辞意を表明した。「ヤルっきゃない!」「山が動いた」の流行語を生み、カリスマ性があった土井前委員長から受け継いだタスキも10年で命運が尽きた。「ミセス九条」の退陣が憲法改正論議に弾みをつける、なんていうことはないだろうけど・・・。
 
   同じ惨敗組の生活の党は小沢氏に代わる党首もおらず、政界再編の仕掛け人を目指すとのことだ。

   そんな中で私の注目はみんなの党。それまでも伏線はあったのだろうけれど、ここに来て渡辺代表と江田幹事長の対立が鮮明になっている。昨年末の総選挙そして今参院選と党勢をじわじわ伸ばしているが、政界再編を巡ってお互いに激しく批判し合っているのだそうだ。
  国会の党派は「一強〇弱」になってしまったが、野党側がこれでは自民独裁の抑止力は生まれまい。
  
    最後にまた、東京選挙区で勝利した俳優のY。今週の総合週刊誌の新聞広告を見ると、いずれも小さからぬ扱いで、今選挙でトップの話題になっている。しかし、一旦議員になってしまうとあることないこと、いいように書きたてるのがマスコミだ。私としては一石を投じたつもりが、泥みどろにならなければいいがと老婆心ながらに心配をしているところである。

[今日の花]

    
       ヤブラン藪蘭:ユリ科)            ヤマユリ山百合:ユリ科)

    
     リュウノウギク竜脳菊:キク科)          ハナタデ花蓼:タデ科)

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参院選さなかのスポーツ

2013-07-23 09:08:41 | 日記

   今朝の新聞では参議院選挙の投票動向の詳しいデータが載っていた。その中で、東京選挙区で私が一票を投じた俳優Yはいわゆる”無党派層”と呼ばれる有権者から圧倒的1位の票を得たことが分かった。「インターネット選挙の成功例」とも評されているが、私は原発などの社会問題への発言・行動を圧殺する芸能界やそれを取り巻く風潮に対して一石を投じたつもりなのだ。さらには私の住む地域では全候補者中2番目の得票となっていて、思わぬ支持の広がりに正直びっくりしている。

   参院選の記事のアップロードを優先にしたため、タイミングが一日遅れてしまったのだけれど、以下スポーツの話題で。

   参院選の開票速報と時間的に並行してテレビ中継されていた全英オープン・ゴルフ大会の最終日。男子ゴルフの世界の4大メジャー大会の一つで、「The Open」と言えばこの大会を指すほどの伝統ある競技会だが、その全英オープンで日本の新人選手が世界の強豪に伍して6位タイに喰い込んだ。これまで私が何回も目を見張ってブログに取り上げて来た松山英樹選手である。その大物ぶりを改めて紹介するまでもないが、今シーズン、プロとしてデビューするや2試合目で早くも優勝。その後も常に優勝争いに絡み、現在新人にして賞金ランクトップにいる。
   5月には初めてのメジャー大会、全米オープンに出場してトップテンに入っただけでなく、最終日のベストスコアをマークした。そして今回2度目のメジャー大会で6位タイの成績。こうしたことは日本人プレイヤーとして初めてであり、新人としてとてつもない戦績である。
   テレビ画面で見る全英のコースは如何にもワイルドで、かつ海岸地帯特有の厳しい風が舞っている。タイガー・ウッズを始め名だたる世界の名手達がきりきり舞いさせられる難コースで、松山は憶することなくリーディング・ボード(上位選手のリアルタイムの成績表)に名前を載せ続けた。石川遼選手が高みに挑戦して壁にぶつかっている中、その活躍が日本中のゴルフ・ファンを熱くしている。

   大相撲名古屋場所が終った。白鵬が一人際立った強さで史上3位となる26回目の優勝を飾ったが、11・12日目に脇腹を痛めて顔をゆがめる場面があり、13日目で優勝を決めた後2連敗した。そのため連勝記録も43で止まったが、40連勝以上2回という未踏の記録を残した。
   一方、今場所横綱昇進がかかっていた稀勢の里が前半で早くも3敗し、興醒めであった。先場所12勝どまりなのに、13勝以上なら優勝でなくても横綱・・・と協会筋は大甘の条件を匂わせていたが、私は大反対であったのでむしろすっきりした。
   しかし、相撲は15日間終わってみないと分からないものだと思ったことがある。前半が終わって3敗の稀勢の里に対してクンロク大関の代表格琴欧洲が10日まで1敗で、全勝の白鵬を追っていた。長い眠りから目が覚めたのか、「なんだ、まだやれるじゃないか」と思っていたらその後5連敗して、”定席”のクンロクで終わった。逆に稀勢の里の方が後半勝ち続けて、来場所に繋がるかと思わせた。しかしこれも千秋楽で琴奨菊に完敗して完全に振り出しに戻った。
   私は今場所、上位陣ではない幕尻近くの蒼国来に注目していた。八百長疑惑で追放されたが、無実を認められて復帰して14場所ぶりの土俵である。6勝9敗だと十両に陥落してしまう位置におり、2年以上のブランクの後なので新聞で成績を見ながらハラハラして応援をしていた。敗け先行の一進一退の星だったが、6勝9敗で終わった。何とかまた幕内に戻って、失われた2年間の分も取り返して欲しいものである。

   今年のプロ野球オールスター戦は日本ハムの新人、大谷翔平選手に湧いた。投手と打者の二刀流に挑戦中であるが、第一戦ではまず投手として登板。2本のヒットを打たれたものの、1ニング5人の打者に全て150キロ以上の直球で勝負、最速157キロを出してスタンドを沸かせた。その後レフトの守備につき、ライナーを捕球した後2塁に矢のような送球をして敵味方の選手の目を見張らせた。第二戦では右翼手一番打者として出場し、1回の先頭打者として2塁打を放った。そして、第三戦では1点リードされた8回裏に同点タイムリーを打ち、勝ち越しのホームも踏んでパリーグの勝利の立役者になった。現在はまだ人気先行であるとしても、見ていて楽しく魅せるものを持っていることは間違いない。

[今日の花]

  左:ヘクソカズラ屁糞葛:アカネ科)=可憐な花だが名前が分からずボランティアスタッフに尋ねたら、言うのも憚れる名前です、と教えてくれた。触るとイヤな臭いがするのだそうだが、それにしても可哀そうな命名ではないか
   右&下段:ボタンクサギ牡丹臭木:クマツヅラ科)=遠目にはアジサイの様にも見える。こちらも葉に触ると臭いがするのでその名が付いたものだ

  

     開花前の状態          花が半開             満開となる
   

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参院選やじ馬批評

2013-07-22 11:11:44 | 日記

   昨日は参議院選挙の投票即開票が行われ、今日は眠い目で会社の仕事や家業に就いている人が多いのではなかろうか。私もテレビの開票速報に見入り、おまけに全英オープン・ゴルフの中継放送と”チャンネル・サーフィン”をして、午前2時過ぎまで起きていた。と言っても、零時過ぎからは床の中で横になって見ていたのだが・・・。
  その全英オープンでの松山英樹選手の活躍や千秋楽を終えた大相撲名古屋場所に思ったことは後回しにして、まずは参院選について書き留めねばなるまい。 

   選挙の結果の大勢は、前回取り上げたようにマスメディアの事前予測通りになった。
   自民党の圧勝、民主党の見る影もない惨敗、共産党の健闘、堅調な公明党、維新の会は伸び悩み、みんなの党がじわりと党勢拡大・・・といった結果である。民主党政権にイヤ気がして自民党への大雪崩を起こした昨年12月の衆議院総選挙であったが、その後の自民党安倍政権については、流行語にもなっている「アベノミクス」など一応有権者の信任を取りつけたということであろうか。民主党は失政の反省も出来ぬままボコボコの撃滅状態にまで陥った。これまでの民主党支持票は自民党に振れただけでなく、他の野党にも流れる結果となっている。

   まあマスコミで解説されているようなことは止めにして、私の感ずるところを言うとしよう。
   まずは投票率である。52.61%は参議院選挙としては戦後ワースト3番目の低さといい、前回2010年より5%以上も落ち込んだ。しかも、沖縄を除く46都道府県全てで前回割れしているのだ。これは何を意味しているのか? 政治にイヤが差している表れなのか、自民党にお任せしておこうという意味なのか、安倍政権も呵呵大笑しているばかりではなく、その分析は大事なことと心得るべきだ。

   各論になるが、今は「生活の党」とかいう名前になっているが民主党を大山鳴動して割って出た小沢新党は一体何だったのだろうか。先の総選挙でも議席を大幅に減らし、今回は現職6人を含む11人の候補者を立てて、当選者ゼロに終わった。特に絶対に落とせないお膝元の岩手県で、民主党を離党して無所属で出た候補に圧勝されている。剛腕とか選挙のプロと謳われる小沢党首の命運や如何に?と関心が募るのは私だけではなかろう。
   また、沖縄では社会大衆党の候補者が勝った。自民党が1人区で敗れたのである。全国の1人区で自民党が勝てなかったのはここだけのようだが、これをどう捉えるか? 明らかに沖縄県民の反乱であると私には思える。それは自民党に対してだけではない、内地の人間に対しての怨念と捉えるべきだろう。内地目線の為政者のノド元に突きつけられた刃(やいば)と解釈すべきではないか。
  
   最後に私の投票を。昨日の9時前に投票所に行って投票を済ませた。前号で胸の内を書いたように比例区で「投票用紙には〇〇〇子と名前を書いてください」と言うだけのポスターの候補者には絶体入れなかった。東京選挙区の方だが、私は某俳優に一票を投じた。俳優として彼のファンでも何でもなかったが、原発に反対する考えを持っているというだけで彼はたちまち芸能界で干されてしまった。誠実そうな彼はむしろそれをバネにして声を上げたのだ。しかも既成の政党などの支援を断り、文字通り一人で立ち上がったその姿に共感をした。大して名の通った俳優でもなかったので、当選するなど思いもよらなかったのだが、今の飽き足らぬ政治に一石を投じたかった。開票速報で「当確」が出た時には、思わずガッツポーズをしてしまった。しかし、当選はしたものの国会は会派に所属しないと考えや行動が反映できない所と言われており、今の所信をどのような形で実現させていけるのか気になるところだ。

[今日の花]  ムクゲ木槿:アオイ科)=盛夏の花を代表する一つ

    

   

       

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参議院選に感ず

2013-07-19 22:39:12 | 日記

   いよいよ今度の日曜は参議院選挙投票日である。アンケートなどによるマスコミの予測が先に立って、既に大勢が決しているようだ。何かこれでは投票の意欲も削がれそうである。そこまでマスコミが総力戦で予測を競う必要があるのかと思う。
  
   選挙区の候補者のポスターは掲示板に貼られていて目立つが、比例区の候補者のポスターはどこにあるのだろうかと思うほど目に付かない。そんな中で通りがかりに、名の知れた自民党のベテラン女性現職のポスターが目に入った。候補者名と顔写真のほかは「比例区の投票用紙には〇〇〇子と名前を記入してください」の文字があるだけ。政見やメッセージなど何もなし。ただ「〇〇〇子の名前を書け」という。これが現職参議員の見識なのか?これが国民の税金で賄っている選挙ポスターなのか?  こんなポスターを堂々と貼っている候補者には絶対尊い一票を投じる気にならない。ほかには元スケート選手の自民現職のポスターも見かけたが、やはり「△△△子の名前を記入してください」とあったが、まあ多少のポリシーは掲げてあった。
   比例区はほかの候補者も似たり寄ったりなのだろうか。
  
   ところで候補者は元職、現職、新人として仕分けられるが、時に新人は「新顔」などとと表現されることがある。これまで立候補したことのない候補者ならそれでも違和感がないのだが、例えばあらゆる選挙に立候補している某発明家のドクターN氏などを「新顔」と表現するのは如何なものであろうか。当選はしていないものの候補者の”常連”なのである。それに近い候補者も少なくはないと思うが、違和感を抱くのは私だけであろうか。

[今日の花]

コスモス
(別名 アキザクラ:キク科)

    

    

   

      
                    アベリア(別名 ハナゾノツクバネウツギ:スイカズラ科)

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