前回のブログ投稿は21日であり、それは9日振りという間隔の空いた更新であった。その後もパソコンの前に座ってブログ更新が出来ずに一週間を過ごしてしまった。この間、いろいろ新聞やテレビにブログ種(ネタ)が行き交った。
◎民間企業の経営者人事に喰い込む国交省OBと省管理職職員とのズブズブの情報交換。こうした土壌のもとで高級官僚の民間企業の天下りルートを獲得・温存して来たことが露わになっている。
◎岸田首相の政務秘書官となった実の長男。先の首相の欧米訪問時には公用車を使って私的な観光をしていたり、首相の帰国お土産を買いに走ったことが明るみになってまだ日が経たずして、今度は公邸内で知人らと私的な忘年会をしたり、悪ふざけして写真を撮ったりなどの公私混同が報じられている。
舞い上がって俺は首相秘書官で偉いんだ、首相公邸は自分家(じぶんち)なんだと錯覚しているのだろう。親の岸田首相から厳しい叱責の話しは伝わって来ない。広島開催のG7で少し支持率が上がったのを自爆で失いたくないのであろう。
◎自公連立破綻の兆候? 公明党東京支部が自民党に啖呵を切った。次回総選挙で東京選挙区では自民党の表割案に真っ向から反対し、「東京地区に限って」と注を付けながら自公連立を切ることを『宣言』した。
選挙では自民党票より公明党(=創価学会)票の方が堅いということは誰しも知っていること。自公共闘ができない自民党候補の打撃は大きかろう。
◎何かマイナポイントの付与で間違いが起きているようだ。関係のない他人にポイント付与されたと、現在全国で90地方自治体から113件が報告されている由。政府の先走り過ぎによるトラブルとの批判が渦巻いている。「ミスター・マイナポイント」の河野デジタル大臣の顔が一層赤らんでいるに違いない。
◎そして現在は、のどかな光景が目に入る長野県某市で市議会議長の息子が4人を殺害し、逮捕されたという事件の報道が連日続いているところである。犯人は日頃凶暴性があったわけではなく、周囲からは「大人しい」と見られていたようだ。そのような外見や行動から「自分は偏見の目で見られている」との思い込み、その反感から近所の知り合いの女性を刃物で刺し、駆け付けた警察官などに趣味の狩猟用の銃で殺害を重ねた・・・ということのようだが、明らかになるのはこれからの取り調べにかかっている。
昨日、中国で日本語教師を勤めた大学の教え子を東京見物に案内をした。
彼は大学では一年生の入学時点でもう相当日本語が達者であった。私が直接教えたのは一年の後期だったが、前期を教えていたもう一人の日本人教師と彼を含めた学生との交流があってよく一緒に過ごしたので、日本語のレベルは直ぐに分かった。聞くところによると高級地方官僚の家で育ち、小学校時代から日本の人気漫画「名探偵コナン」のファンとなって日本語を勉強して全巻を読み通したと言う。私がその学年を担当した時は他の学生との仲介役を担わせた。
私が日本帰国後、教え子達を訪ねて中国を旅行する時は彼の住地(青島市)で空港への送り迎えをしてくれ、ホテルの予約や食事の世話もしてくれた。
そして数年前に日本でのコンピュータ関係の仕事に就き、その身元保証人を私が引き受けた。今は名古屋在住で、今回は出張で上京。幾つかの東京見物の案の中から、アメ横や御徒町の賑わいの中を歩いて中国料理の店で昼食、行楽気候の中を上野公園などにも足を伸ばして、新幹線の予約時間まで過ごした。
現在私的には時期が悪く、頭の中が梅雨の空模様以上に鬱陶しいものがあるのだが、彼が「会社の信頼厚く、中国人であるのに東京に出張して仕事」をする姿が見られてよかったと思う。