フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

迷走台風と異常な気象/体育館で開いた盆踊り/子の不祥事に親の責任は?

2016-08-29 21:52:18 | 日記

   迷走台風10号の影響か、このところすっきりしない不安定な天気が続いていたが、進路の向きが変ってどうやら明日東北地方辺りに接近ないし上陸する見通しという。今年は台風がめったに通らない北海道に8月だけで3回立て続けに上陸したし、今回東北地方に太平洋側から上陸するというのも珍しいことなのだそうだ。とにかく最近は気象現象が尋常ではない。もっと大きな異常、それこそ「想定外」の異変が起こるのかもしれない。  

   一昨日は所属する地域団体が主催する最寄り小学校の「親子夏まつり」が開催されたが、折からの雨で校庭での会場を体育館に変更せねばならなかった。「夏まつり」は盆踊りをメインイベントにして、「ヨーヨーつり」や「輪投げ」、「缶積み」などのゲームと「焼きそば」や「くし団子」、「じゃがバタ」などの屋台の食べ物を楽しんでもらうもので、300円の入場券で児童たちはそれら全てが楽しめる。付き添いの保護者も4種の食べ物をいただける。
   今年22回目のこのイベントも雨天で場所を体育館にした記憶がないそうだが、少々の雨では中止に出来ない事情がある。4種の食べ物それぞれ約1000食分の材料は全て発注してあり、ほとんどがキャンセルがきかないものにて廃棄するわけにもいかないのだ。ともあれ広い校庭で行われるものが体育館の中で実行され、大変密集した夏まつりになった。
 
おなじみの焼きそば作り 輪投げゲーム  児童たちの盆踊り 大勢の人と踊りの輪

   女優高畑淳子さんの息子である俳優が婦女暴行の疑いで逮捕され、高畑さんが謝罪の記者会見を開いた。神妙な面持ちで涙ながらに息子や自身の至らなさを詫びていたが、さて、子どもの不祥事や犯罪について親はどこまで責任を負って詫びなくてはいけないのであろうか。有名人や人気芸能人などの子どもの不祥事は後を絶たないが、特に人気商売の親は矢面に立たされバッシングを受ける。
   窃盗だったか息子の不祥事でバッシングを受けて人気絶頂から奈落の底に突き落とされた”みのもんたさん”の例がまだ記憶に新しい。子の教育や躾は親の責任ではあろうが、一体いつまで責任を負わなければならないのか定説はなさそうである。50歳を過ぎた我が子が放火で捕まったとして、80歳に近い親が責め立てられるのであろうか。どこかに線引きが存在するのか物知りの方に教えを乞うたいものだ。

 

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72歳の誕生月に体のオーバーホール

2016-08-26 11:23:06 | 日記

 私は1944年8月の生まれ。今年はえと(十二支)6巡目を迎える誕生月に体のオーバーホールをすることを思い立った。本来なら古希を迎えた2年前にしたらよかったようなものだが、その時は思いつかず今年免許証の更新年であったので体の検査もしようと思った次第。免許証の方は事前に高齢者講習を受けており、形通りに新しい免許証を交付してもらった。
   歯の検査も虫歯等はなく、歯石を取ってもらって終わり。若い時に親知らずを3本強制的に抜いた(1本だけ抜ききれず)以外は、ポロリと抜けた歯が1本あっただけで幸い自前の歯28本が健全だ。
   続いて目の検査。この半年で視界が滲んだようで急速に見にくくなっていたが、予想の通り白内障との診断であった。私は以前から白内障手術の願望症。私の裸眼は相当強い近視で、白内障手術の際に入れる眼内レンズで近視の矯正をしたかったのだ。一昨年の検査では時期尚早と言われたが、10月に”晴れて”手術を受けることになった。
   2ケ月待ちだった胃と大腸の内視鏡検査が先週終わった。軽い麻酔をかけて寝ている間に両方一遍に検査が済んでしまう。検査前の絶食も1回だけでいいので大変楽な検査なのだ。結果、大腸に3つのポリーブが見つかりそれを切除して、現在飲食を少し控えめにしているところである。
   市の特定健診が65歳以上の高齢者に対して毎年誕生月を期して行われるが、今年は先週の金曜日に受診、今日その結果が出た。毎年同じ病院で受診して同じドクターから結果報告と指導を受けるのだが 、今年は厳しい表情で申し渡された。糖尿病予備軍のデータが出ており、動脈硬化も進んでいる由。これ以上の進行を防ぐためには飲酒およびカロリーのコントロール、運動の励行などが必須だが、私の場合動脈硬化を考えると心拍数が上がるような水泳練習は禁物とのこと。
   加齢により体にサビやガタが来るのは仕方がないことで、まあ生活習慣を見直すよい機会にすることとしよう。

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リオ五輪閉幕・私の感動ベスト10

2016-08-22 21:50:38 | 日記

   南米初の開催で史上最多の国・地域が参加して熱戦が繰り広げられていたリオデジャネイロ・オリンピックが日本時間の今日閉幕した。施設の完工遅れや政情不安、治安の悪さや蚊によるジカ熱伝染病など幾つもの不安が交差する中での開催であったが、開会式から各競技、そして先ほど行われた閉会式に至るまで盛況裡に執り行われた。・・とまあ、オリンピックのメダル数が史上最多の41個を獲得できた日本からはそう見えたのかもしれない。
   でも今大会は私にとっても1964年の東京オリンピックと並ぶほど印象の強い五輪となった。それらの中で、順位はつけ難いが感動ベスト10を挙げてみたい。(選手名は呼び捨て)

1位:競泳男子個人400mメドレーで萩野公介が金、瀬戸大也が銅
     この種目は競泳の王者とも言うべきもので、ワンツーフィニッシュが期待された両選手の快挙により大会幕開け早々の暗雲を一気に吹き払い、その後の日本選手の活躍に弾みをつけたと言ってよい。

2位:柔道男子全6階級でメダル
     かつてはお家芸と言われた柔道も国際化が浸透した近年ではメダル獲得が簡単ではなくなった。日本柔道の立て直しを託された井上康生監督により、柔道本来の「組んで投げる」基本に立ち返り、見事世界にその姿を見せつけた。女子も5階級でメダルを取って「柔道ニッポン」の名を高めてくれた。

3位:体操男子団体及び個人総合で金
  個人では「絶対王者」とも称される内村航平を中心に新しいひねり技では世界一級にのし上がった新進白井健三、堅実な演技の加藤凌平などの5人が見事なチームワークで3大会ぶりに金メダルに輝き、内村の悲願を果たした。内村は既に体調的には限界に達していたがその後の個人総合では文字通りの死力を振り絞って逆転の金メダルを獲得した。

4位:女子レスリングの快進撃
    女子レスリングは日本期待の種目ではあったが48キロー58キロー69キロと一日で金メダル3連取は圧巻であり、強烈なインパクトであった。しかも3者とも終了寸前での逆転勝ちで、見ている方も胃がキリキリする展開であった。中で伊調馨が女子としては初めての五輪4連覇を達成。同じく4連覇を目指した吉田沙保里は惜しくも決勝戦で敗れ大泣きに泣いたが、長い間日本の女子レスリングを牽引して来た功績は絶大である。その後も金を一つ追加し、4つの金と銀1つでメダルを量産した。

5位:陸上男子400mリレーで銀メダル
    大会も終盤、世界最速の男たちがバトンを繋ぐ400mリレーで勝ち取った銀メダルは凄いの一言だ。日本の4選手に100m9秒台やファイナリスト(決勝戦進出者)の選手は一人もいない。単純に4人のベストタイムを足し合わせればメダルは絶対にあり得ない。それを日本独特のバトントスを完成させてスピードと距離を稼ぎ、陸上王国のアメリカを抜き、ウサイン・ボルトのジャマイカに迫った堂々のレース。4人のコンビネーションとバトン技術は世界の目を見開かせたのである。

6位:女子バドミントンのダブルス金とシングルスの銅
    女子バドミントンは高橋礼華・松友美佐記のダブルスが前回ロンドンで獲った銀を上回って初めて世界の頂点に。特にファイナルゲームで5ポイント連取して逆転勝ちしたシーンはしびれた。またシングルスでは奥原希望が日本人初のメダル(銅)を獲った。ずっと中国勢に後れを取っていたが、日本バドミントンを世界レベルに引き上げてくれた。

7位:卓球男子の快挙と女子の健闘
    卓球も中国が世界を牛耳る競技だが、男子団体で中国に次ぐ銀メダル。それに先立ち日本のエース水谷隼がシングルスで銅メダルを獲得した。
    女子はシングルスではメダルに手が届かなかったものの、団体では福原愛、石川佳純それに15歳の伊藤美誠で銅メダルを手にした。苦戦の原因となった愛ちゃんが責任を感じて涙に暮れていたが、3人揃っての祝福のインタビューでやっと愛ちゃんらしい笑顔を見せたことにほっとした。

8位:シンクロナイズド・スイミングの復活
    井村雅代コーチによってメダルの常連国になっていたシンクロ。同コーチが去るとともに低迷に陥っていたが、2年前に再度コーチに復帰して立て直しが始まった。そして迎えたリオ大会で乾友起子・三井梨沙子のデュエットとチームでそれぞれ銅メダルを獲得、早速井村効果を出してくれた。「地獄の練習」と選手が口々に語るように生半可な指導ではないようだが、如何にしたらメダルを獲って選手が喜ぶかに徹したコーチである。

9位:男子テニスで錦織圭が初の銅メダル
    世界のトーナメントで活躍している錦織圭が、オリンピックで初めてのメダルを獲得した。テニスはアマチュアスポーツの祭典であるオリンピックの中では数少ないプロ選手に出場権がある競技だが、錦織はプロ・アマを越えた日本の人気選手でテレビ前で感動したファンも多かったと思う。

10位:その他
      「その他」で括ってしまうのは申し訳ないが、複数に亘るので許されたい。先ずは女子重量挙げの三宅宏実。体調的にも年齢的にも余り大きな期待はされなかったが、勝負どころで銅メダルという結果を出した。少し幼な顔でインタビューなどがとても可愛らしかった。続いてカヌー・スラロームの羽根田卓也。日本では競技人口が少なく練習場所や競技会など海外へ自力で求めて実力を養って来たという。マイナー競技でのメダル(銅)に目を覚まされた。50キロ競歩の荒井広宙は大会前から期待が持たれていたが、オリンピックならではの中継放映で目の前の銅メダルはやはり感動ものであった。
   以上メダリストばかりだが、メダリスト以外でも高校1年生の池江璃佳子のように泳ぐ度に日本記録を更新して感動を呼んだ選手もいた。
    

 

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熊本地震最後の行方不明者の発見/別府警察による盗撮事件

2016-08-21 22:19:30 | 日記

   連日、リオ五輪での日本選手の活躍で沸いていてそれに話題が集中しがちだが、少し話題を変えたい。

   4月の熊本大地震で最後まで行方の分からなかった大学生(当時)がご両親の執念により発見され、遺体としてではあったが自宅に戻って”晴れて”告別式が営まれた。このニュースは多くの国民の感動と哀悼の念を呼んだことと思う。
   地震後消息を絶った当時22歳のAさん、熊本県警などの懸命な行方捜索にも拘わらず発見に至らず、5月1日に捜索は打ち切りとなった。しかし、ご両親は遺体でもよいからAさんを我が手に取り戻したいとの一心で、二人で我が子の捜索を決意。Aさんが車に乗っていて国道沿いの土砂崩れに巻き込まれたのではないかと、土砂崩れ現場の川の下流を諦めずに捜し続け 、とうとう8月10日に石に埋まった車の発見に至った。警察に車の引き上げを要請し、車の中の遺体がDNA鑑定でAさんと判明したという。18日、4ヵ月ぶりに「我が子」と対面、親の情念が晴れて果たされたのであった。

   もう一つ、これは旧聞に属するような事案だが、大分県警の別府署が連合大分や社民党の支部などが入っている建物の敷地内に隠しカメラを設置して、建物に出入りする人たちの写真を隠し撮りしていたことが分かって問題になった。これに対して先日連合大分は県警に被害届を提出したという。直接の問題は令状もなく勝手に他人の敷地に侵入したことなのだが、そのことより隠しカメラで特定の人たちを監視していることの方が重大だと私は思う。参院選挙中この建物には革新系候補の多くの支援者たちが出入りしていたが、「何者かに監視されている」と別府署に通報したことから事が明るみになった。警察側は私有地とは思わず 選挙違反の事案調査のためカメラを設置したと弁明していたが、私は別府署のみならずそれが警察の体質なのだと思う。
   私の経験で恐縮だが、大分県内の工場に勤務していた時のこと。そこで市長選があり、革新系の候補者選考の過程で私の名前も挙がったそうなのだ。当時私は工場幹部、それが保守系の方ではなく革新系候補の方だったのだが、若い時分の勤務時に労働組合幹部としてその土地に名前を知られていたためであった。まあ名前が挙がったに過ぎないと思うのだが、選挙が済んで数か月後のこと、警察暑の警備課長とその部下と共にプライベートで小さな集落の祭りに招かれた時、候補者の名に挙がった私を警察がマークしていたことを知らされたのだ。その時にはもう警戒は解かれていたと思うが、要は警察は革新系の人間は危険、だからマークする・・・それが今回の別府事件でも露呈したということなのだ。

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リオ五輪 卓球女子&男子 レスリングの金メダルラッシュ

2016-08-18 11:13:57 | 日記

   台風7号が本州の太平洋側を通過、一昨日夕から夜にかけて東京地方にも強い雨が降った。買い物に出た私もショッピングどころではなかった。 

  リオ五輪で卓球女子団体が銅メダルを獲得し、福原愛、石川佳純、伊藤美誠の3人が日本のテレビ各局に引っ張りだこ。どこを回しても笑顔いっぱいのインタビュー映像が流れていたが、特に愛ちゃんの笑顔には救われた思いがした。個人戦の準決勝に負け、団体の準決勝、3位決定戦でも調子が上がらずに眉間にシワを寄せ涙ぐんでいたが、重荷から解放され、3人の強い絆に満面の笑みを取り戻した。やはり愛ちゃんは笑顔が似合い、可愛らしい。力強さを発揮した佳純ちゃん、天真爛漫で恐れ知らずの15歳美誠ちゃんとともに日本に爽やかな五輪の空気を送ってくれた。

   日本のテレビがその余韻に浸っていた今日の朝、レスリングの女子フリーで48Kgー58Kgー69Kgの3階級立て続けに金メダルというニュースが飛び込んで来た。登坂絵梨、伊調馨、土性沙羅の3選手による快挙だが、いずれも決勝は試合終了寸前での逆転勝利であった。私が枕元のテレビにスイッチを入れたら丁度伊調選手の決勝が始まるところで、本当にハラハラ、ドキドキの観戦になった。伊調選手はこれでオリンピック4連覇、女性としては史上初めての記録となった。試合直後のインタビューでは「もっといい試合をしたかった」と反省顔であったが、表彰台でのエクボの笑顔が本当に素敵であった。
   メダルラッシュで沸く日本だが、金メダルは11日(日本時間12日朝)の競泳女子200平泳ぎの金藤選手以来6日ぶりのことである。

   今傍らのテレビでは卓球男子団体決勝戦が終わったところで、日本は中国に敗れたものの銀メダルを獲得、先に行われた個人戦では水谷隼選手が銅メダルを取っており、中国にはまだ追いつかないが男女とも卓球ニッポンの名が復興した気がする。

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